畑トンネルは事故があった心霊スポット！AKB48のロケ地は現在通行止め？

埼玉県にある畑トンネル。幽霊が出たという話が後を絶たず、埼玉県内でも有数の心霊スポットとなっています。この畑トンネルが心霊スポットになったのは、ある事故の影響だという噂も。

そこで今回はそんな畑トンネルについて詳しく調べてみました。畑トンネルで起こった心霊現象や過去の事故・怖い噂、現在の状況などについてまとめていますので、是非チェックしてみてください。

ではまずは畑トンネルがどのような場所なのかをご紹介しておきましょう。心霊スポットとして有名になるまでは、普通のトンネルとして利用されていた畑トンネル。

過去にはアイドルのPVロケ地として利用されていたことも。そんな魅力的な場所だった畑トンネルの過去についてみてみましょう。

畑トンネルは1910年に埼玉県飯能市に作られた歴史の古いトンネルです。東京都道・埼玉県道28号青梅飯能線の旧道（現・市道4-540-1号線）にあり、埼玉県で初となる煉瓦巻のトンネルとしても有名です。

飯能と青梅との経済発展のために、1897年からトンネル作りの依頼がされましたが、日露戦争の影響で一時中止に。その後の1908年に再度着工となり、1910年に完成しました。

そしてこのトンネルはAKB48のPVロケ地としても有名な場所。2007年1月31日に発売されたセカンドシングル「制服が邪魔をする」の撮影の際に使用されました。

このPVは畑トンネルの中で撮影されているもの。トンネルの前ではなく、内部に入っているので、心霊スポットと知っている人の間では話題になったようです。

また、畑トンネルでPVを撮影した影響かはわかりませんが、「制服が邪魔をする」の２番のサビのところで男性のうめき声がするというのは有名な話。2分50秒のあたりにはっきりと男性の声が入っていますので、注意深く聞いてみてください。

そんな様々な心霊現象が起こっている畑トンネルですが、現在では通行止になっています。1910年からたくさんの人に利用されてきた畑トンネルですが、1996年ごろから不法投棄が多くなり問題視されていました。その対処法として、畑トンネルを含む一部道路は通行止に。

そしてその2年後の1998年、大雨のせいで土砂崩れが起こるという事故がありました。対処はしましたが、その翌年の1999年の大雨でも再度土砂崩れが発生。危険だということで旧道の両側にバリケードが敷かれ、車が通れないようになりました。

バリケードがある状態でも人は通れましたが、トンネルの老朽化を理由に通行道路としての使用も禁止に。これによって全区間が通行止になり、トンネルとしての役目を終えたようです。今現在でも通行止は続いており、立ち入り禁止ですので注意しましょう。

では続いては、畑トンネルで有名な心霊現象についてご紹介していきましょう。埼玉県の有名な心霊スポットである畑トンネルでは様々な心霊現象が起こっていますが、その中でも特に有名な話について調べてみました。

畑トンネルでよく聞かれる心霊現象の一つに、幽霊の目撃情報があります。この畑トンネルでは自動車での事故や自殺が起こった過去があるようです。

まずよく見かけられているのが事故で亡くなった親子の霊。畑トンネルを訪れた人の前によく姿を現しているようで、自分たちが事故で死んだということにまだ気づいていないという声もよく聞かれます。

またそれ以外にもよく目撃情報があるのが、白いワンピースを着ている女の人の霊です。こちらはこの畑トンネルの中で自殺をした女の人の霊だそうで、見かけたという体験談も多く聞かれます。

身につけている白いワンピースはかなり古いデザインのようで、見かけた瞬間に「何かおかしい」という違和感を覚えるそう。自殺した人の霊は、他の人を自分のところに引き込もうとする習性があるようですので、事故が起こる前にすぐ立ち去るようにしましょう。

続いて有名なのは老婆の幽霊の話。この老霊は出口付近で振り返る人がいると、その人を目がけて追いかけてくるという恐ろしいもの。それだけでも十分怖いのですが、四つん這いの状態でものすごい速さ・形相で追いかけてくるそうです。

中には大人の男性が全速力で走っても追いつかれてしまうスピードだったという話もありますので、遭遇したくない人は絶対に出口で振り返らないようにしましょう。

続いての有名な心霊現象は、笑い声が聞こえるというものです。これは畑トンネルの中から小さい女の子の笑い声が聞こえてくるというもの。通行止になっている畑トンネルのなかに女の子が一人でいることなど、どう考えてもあり得ません。

幽霊が引き起こしている現象だと考える方がつじつまが合う現象ですので、むやみに関わろうとせず、速やかにその場から立ち去るようにしましょう。

では続いては、畑トンネルで有名な怖い噂3選についてご紹介しましょう。ここまでだけでも十分に怖い心霊現象が確認されている畑トンネル。

しかしそれ以外にもまだ恐怖体験をした人がたくさんいます。そこでここでは数ある心霊体験の中でも、特に怖い噂についてまとめてみました。

まず最初にご紹介する噂は「カーブミラーに何かが必ず映っている」というものです。畑トンネルに向かい途中の道には、カーブミラーが設置されています。

行き道にそのミラーを確認しても何も起こらないのですが、帰りに覗くとみてはいけない物が映り込むと言われています。

さらに一度カーブミラーでその「みてはいけない物」を見てしまうと、どこまでもついてきてしまうという噂まで。事故に遭ったり恐ろしい体験をしたくないのならば、帰り道でカーブミラーを絶対に覗かないようにしましょう。

続いての恐ろしい噂は「首なしライダーが出現する」というものです。現在通行止になっている畑トンネル。トンネル内をバイクが走っているだけでも十分におかしいのですが、さらにそのバイクに首のないライダーが乗っているというのです。

畑トンネルの周辺でバイクの音が聞こえたら要注意。すぐにその場所から離れて事故に巻き込まれないようにしましょう。

最後にご紹介する噂は「トンネルの天井にある笑った顔のシミを見ると危険」というものです。畑トンネルの天井には大きな白いシミがあるのですが、このシミの中には無数に苦しそうな顔をしているものがあるそうです。

しかし本当に怖いのはその中に一つだけある「笑っている顔のシミ」。このシミを見つけてしまうと、その人は狂い死んでしまうという噂があります。真偽のほどはわかりませんが、実際に死んでしまった人がいるという噂も。

どちらにせよ恐ろしい噂であることには違いないので、畑トンネルのなかのシミには十分注意しないといけません。

では最後は、畑トンネルの場所とアクセス方法についてご紹介しておきましょう。アクセス方法をご紹介していますが、現在でも通行止になっていますので事故などには十分に注意してください。

今回は埼玉県にある有名な心霊スポット「畑トンネル」についてご紹介しました。事故にあった親子の幽霊や自殺した女性の霊、追いかけてくる老婆や首なしライダーなど、聞いただけでも恐ろしくなる噂がたくさんある畑トンネル。

現在は通行止になっているので中に入ることができませんが、幽霊がそこからいなくなったわけではありません。いまだに畑トンネル周辺では心霊現象や事故が起こる可能性がありますので、興味本位でむやみに近寄らないよう注意してください。