ハギアソフィア(アヤソフィア)の見どころ!聖堂内の観光ポイントを紹介
ハギアソフィアはキリスト教の総主教座があり、イスラムモスクとして利用された歴的な建造物です。イスタンブールを語る上で欠かすことのできない世界遺産です。ハギアソフィアの見どころについて紹介していきます。素敵な光景を楽しみましょう。
目次
トルコにあるハギアソフィアの見どころを紹介!
ハギアソフィアはビザンティン建築においても、最高傑作とも称されるほどの建築美があります。大きなドームであったり、ミナレットと呼ばれる部分には迫力があります。ライトアップも行われ、幻想的な雰囲気に包まれた光景もおすすめで圧巻です。イスタンブールでも人気のおすすめスポットです。
ハギアソフィアの観光情報やおすすめのポイントについても触れていきますので、ハギアソフィアの観光の際の参考にしてみてください。ハギアソフィアの神秘的な光景や幻想的な雰囲気も楽しむことができるのも人気の理由です。
そもそもハギアソフィアとは?
ハギアソフィアはスルタンアフメット・ジャミイにトプカプ宮殿との中間に位置している、博物館でイスタンブールを代表する観光名所となっています。世界遺産ともなっていることから、世界各地より観光客が訪れます。見どころが満載ですのでおすすめです。チェックしてみましょう。
建物の中央には聖堂があり、四隅には4本の石塔で囲まれています。イスラム教とキリスト教の両方の特徴を併せ持った建物です。世界的にも珍しい建築物です。
ビザンツ様式のキリスト教聖堂
ハギアソフィアはビザンチン帝国時代にコンスタンティヌス帝により、教会として建てられたことが、歴史のはじまりとなります。火災で建物が焼失したり、反乱で崩落されたりといった具合に幾度となく建て直しが行われました。長い年月を経て現在に至っています。
かつてキリスト教においてもキリストは描いてはならないといった決まりがありました。 当初はキリストにまつわる絵画は存在していませんでした。歴史を感じさせてくれる場所です。
現在は博物館になっている
1985年には「イスタンブルの歴史地区」を構成する一部として世界遺産にも登録され、多くの人でにぎわう人気のおすすめ観光名所となっています。現在は博物館となっており、聖母マリアやヨハネなどとともに描かれているキリストのモザイク画などがあります。
1931年に壁の中よりモザイク画が発見されたことがきっかけとなり、アタテュルク大統領により、一般公開されました。インスタ映えする人気の高い場所です。
ハギアソフィア観光の見どころを紹介!
ハギアソフィアの観光のおすすめのポイントを様々な観点から紹介していきます。建物の内部には、多くのモザイク画が残されており、ビザンツ文化を象徴する建物のとなっています。イスタンブールにおいても人気の観光名所になります。見どころに触れていきます。
元々はキリスト教の教会といったこともあり、イスラム教でのメッカの方向を示しているとされるミフラーブが若干ずれているといったところも特徴となっています。
天井にある「巨大なドーム」
天井にある大きなドームの内側には、円形の部分に40個の窓があり、中央には太陽が描かれており、黒地で金色の飾り文字が刻まてれいるといった美しいデザイン美となっています。幻想的な感じがあります。 壮大な光景を眺めることのできる場所です。
中央に位置する大きなドームの高さは56mで円の直径は30mとなっています。ロードス島で焼いた軽いレンガを使っているといったところが特徴となっています。
ドームを支える「天使画」
キリスト教聖堂時代に描かれたモザイク画が最大の見どころとなっています。キリストを囲むような感じで描かれており、大天使とともに聖母マリアが描かれており、礼拝を来なっている様子となっています。神秘的な感じがあります。
聖マリアのモザイク画については9世紀、天使ゼラフィムのモザイク画は14世紀に描かれとされています。美しい壁画も眺めてみましょう。
装飾が美しい聖域「アプシス」
聖母子像のモザイク画が描かれている建物の東部分においては、 半円形に突き出した形状となっています。美しい装飾となっており、ハギアソフィアの見どころのひとつとなっています。美しい建築美も魅力的な場所です。
不思議な光景を眺めることができるので、ぜひ足を運んでみましょう。アプシスを囲んでいる部分についてが宗教上で重要とされた場所とされています。
聖堂内にある壁画「モザイク画」
建物内にあるギャラリーは、やや薄暗い感じがあります。日中にモザイク画を眺めるのがおすすめとなっています。イスラム教では、絵や彫刻によって信仰を表現する行為は禁止としているといったこともあり、大変貴重なモザイク画となっています。
本堂への中央入口の上部には「キリストと皇帝」が描かれたモザイク画があります。10世紀の初め頃に描かれたと言われています。大変貴重な資料になります。
聖地の場所を示す「ミフラーブ」
聖地メッカの方角を示しているとされるミフラーブが設置されていますが、教会であった建物をモスクへと変更したこともあり、若干の位置にずれを生じています。壁の一部にくぼみがあり、周囲には幾何学模様が施されています。
モスクを建築する際には、ミフラーブとして建築を進めていきますが、もともとあった キリスト教の大聖堂を改修しているので、ずれがあります。
字が描かれている「メダリオン」
メダリオンにはアラビア文字が刻まれており、金色に輝いています。直径は7.5mほどで、8枚ある円盤状の額が取り付けられています。美しい光景となっているので、ぜひ眺めてみましょう。ハギアソフィアの見どころのひとつになります。
ペンデンティヴには4人の天使が描かれていますが、メダリオンによって隠れるような感じとなっています。不思議な光景も眺めることができます。
願いが叶うと言われている「聖母マリアの手形」
1階から2階へ登って行く階段の途中には「聖母マリアの手形」と呼ばれる支柱があります。柱に指を入れて、水で濡れた場合には、子宝に恵まれたり、視力が回復するなどといった幸運に恵まれると言われています。たくさんの言い伝えがある場所です。
くぼみとなっている部分に親指を入れて、親指以外を柱につけたままの状態で腕を1回転させます。成功すると願いが叶うと伝えられています。観光の際には確かめてみませんか。
ハギアソフィア内には猫が住み着いている!
門番となっている「グリちゃん」といった猫も建物の内部で見かけることができます。 2009年にオバマ大統領が訪問した際に、メディアなどでも紹介されたことから有名となりました。下から照らされているライト付近に見かけることができます。
猫に姿を変えた神様とされており、神として崇拝していてきました。神秘的な建物にマッチしているといったところも人気となっている理由のひとつに挙げられます。
ハギアソフィアの場所はどこ?
館内は博物館となっており、所要時間120分程度となっています。トルコイスタンブールにあるハギアソフィアの住所や料金などといった基本情報について触れていきます。旧市街にあり、最寄り駅よち徒歩でアクセスができます。
1500年ほどの歴史があり、ドーム状の形状をした巨大な建築物となっています。キリスト教とイスラム教が混在する不思議な光景も楽しむことができます。
住所 | Sultan Ahmet Mahallesi, Ayasofya Meydanı, 34122 Fatih/İstanbul |
電話番号 | +90 212 522 17 50 |
営業時間・定休日 | 9時~17時・月曜日 |
料金 | 60トルコリラ(日本円で1,200円ほど) |
アクセス | スルタン・アフメット駅より徒歩4分 |
立派な建築物が残るハギアソフィアに訪れよう!
トルコのイスタンブールにあり、 聖母子像やモザイク画などといったたくさんの見どころがある観光名所で、世界遺産にもなっています。観光のおすすめポイントについても触れてきましたので、ぜひ参考にしてみてください。見どころも満載です。
イスタンブールを象徴する人気の建物のひとつとなっています。多くの観光客でにぎわうイスタンブールにおいても人気の観光名所となっています。この機会に観光に出かけてみませんか。