ハワイ旅行におすすめの山!絶景スポットや標高世界一の山も紹介
ハワイ旅行におすすめのトレッキング・絶景スポットとして定番のダイヤモンドヘッドなどハワイの美しい山を紹介しますご紹介します。火山島の多いハワイ諸島には絶景をみれる山がたくさんあるんですよ。山頂からみれるハワイの美しい景色やサンセットは必見です。
目次
ハワイには美しい山がたくさんある!
ハワイにはダイヤモンドヘッドをはじめとする美しい山々がたくさんあります。ハワイ諸島は8つの島と100以上の離島で成り立っており、富士山よりも1000m近く標高が高い山や、360度の星空を眺められる山、美しい滝が見れる山までさまざまなおすすめ人気スポットがあります。
また、主要の8つの島にはそれぞれの島を象徴する山があり、ハワイ出身の人は「ハワイ島の出身」とは言わず「カウアイ島の出身」というくらい島の人たちは出身地への誇りと愛情をもっているんですよ。
海だけじゃないハワイの山々の魅力
ハワイといえばビーチを思い浮かべるかもしれませんが、実はビーチに負けないくらいに沢山の山があります。
標高が高い山から低い山まで様々あり、その数は130以上と言われています。高い山に登れば涼しく、火山島ならではの活火山を見学することもできます。昔から神聖とされてきた場所や、気軽にウォーキングで登れる山などおすすめスポットがたくさんありますよ。
ハワイで観光に人気の有名な山
ハワイで観光に人気の有名な山をまずはご紹介していきます。ハワイで登山をしてみたいけど、どこにいこうと悩まれたらこのスポットにいけば間違いなしというおすすめトレイルコースをご案内します。
満点の星空が広がる「マウナケア(Mauna Kea)」
マウナケア(Mauna Kea)は、満点の星空が広がる人気のスポットです。この山はハワイ諸島の中で一番高く、標高は4205m、富士山よりも1000m近く高い山なんです。ですが、マウナケアは山頂まで車でいけるので歩いて登山する必要がなく楽にいくことができますよ。
そんな、ハワイ島で一番高いマウナケアは、標高の高さから山頂付近では積雪をみることもできます。温かいイメージが強いハワイで雪が積もっているところが見れるのは意外ですが、積雪量もおおく、スキーやスノーボードと常夏の島にいながらウィンタースポーツを楽しめるおすすめの山です。
マウナケア山頂にはハワイ観測所もあます。世界最大級の口径8.2メートルを誇る光学赤外望遠鏡「すばる望遠鏡」を間近でみることができる「すばる天文台内部の見学」ができるますので、貴重な体験をしてみてはいかがでしょうか。(※2020年2月現在、 観測所を取り巻く諸事情に鑑み、すばる望遠鏡山頂施設の一般見学プログラムは当面休止となっています。)
住所 | Mauna Kea Access Rd., Hilo. |
電話番号 | 808-961-2180 |
開園時間 | 随時 |
料金 | 無料 |
駐車場有無 | 無料駐車場あり |
公式ウェッブサイト | マウナケア公式ウェッブサイト(英語) |
ハワイの山と言えばここ!「ダイヤモンドヘッド(Diamond Head)」
ハワイの山といえば「ダイヤモンドヘッド(Diamond Head)」は必ず訪れておきたいハワイを代表する山です。標高は232mと東京都にある高尾山の標高599mと比べると半分以下、山頂へは約30分くらいゆっくりと歩いても1時間ほで到着することができるので、気軽なハイキングスポットとして人気の観光スポットです。
ダイヤモンドヘッドの山頂には約30万年前の噴火でできた大きなクレーターがあり、日本ではみることのできないスケールの大きい大自然を体感することができます。登頂するとワイキキビーチや街並みを眺めることができ、美しい青い海に癒されること間違いなしです。
住所 | Diamond Head Road and 18th Avenue, Honolulu, HI |
電話番号 | 808-587-0300 |
開園時間 | 06時00分~18時00分(最終入山時間16時30分) |
料金 | 1人1$、車での入園は駐車料金を含めた1台5$ |
駐車場有無 | 駐車場あり |
公式ウェッブサイト | ダイヤモンドヘッド公式ウェブサイト(英語) |
世界遺産の活火山「キラウエア(Kilauea)」
キラウエア(Kilauea)火山は、ハワイ諸島の活火山で標高は1247m、世界遺産に認定されている山です。活火山ですので、今でも溶岩は流れ出ていますが、安全な場所であれば溶岩ウォークができるので普段体験できない溶岩ウォークはおすすめです。
火の女神ペレを信仰している山であり、ハレマウマウ火口の近くには女神ペレが住んでいるとも言われています。
昔からハワイの人々は、度重なる噴火を女神ペレの怒りと考えられていて、火口に祈りや供え物を捧げてきました。流れ出る溶岩はペレの体の一部といわれ、持ち帰ると災いが降りかかるという言い伝えがあるんですよ。
キラウエア火山は活火山のため、行くタイミングによっては立ち入り禁止になってるくいきもありますので訪れる前に公式ウェッブサイトなどで情報を一度確認しましょう。
住所 | Hawaii Volcanoes National Park, hawaii, HI 96718 |
電話番号 | 808-985-6000 |
開園時間 | 終日( ビジターセンターは7時45分から17時00分まで) |
料金 | 車の場合1台$30、バイク$25、歩行者・自転車$15 |
駐車場有無 | 駐車場あり |
公式ウェッブサイト | ハワイ火山国立公園公式ウェッブサイト(英語) |
ハワイのオアフ島にあるトレッキングにおすすめの山
オアフ島はハワイ諸島の中で最も観光客が訪れる人気の観光スポットです。オアフ島にはダイヤモンドヘッドの他にもトレッキング初心者の方から上級者の方までおすすめの山を紹介していきます。
海沿いをハイキング「マカプウ・トレイル(Makapuu Trail)」
マカプウ・トレイル(Makapuu Trail)はオアフ島の東海岸にある標高約200mの山でダイヤモンドヘッドと同じくらい初心者向けで気軽に登ることができる人気のトレイルスポットです。
本来は灯台を管理する沿岸警備隊の車が通るために作られた道路のため、コンクリートで舗装されているので、ベビーカーでの通行もでき、大人の足で約40分ほどで登ることができるので小さいお子さんがいてもおすすめできるトレイルコースです。
ホエール・ウォッチングができることでも有名なマカプウ・トレイルは4月~11月ごろに運がよければザトウクジラを見ることができるんです。クジラのヒレが間近にみることができ、尾を海にたたきつける音が響いたりと神秘的な景色を楽しむことができます。
住所 | Makapuu Lighthouse Rd, Honolulu, HI 96825 |
電話番号 | 808-768-3003(ホノルル市郡公園およびレクリエーション課) |
開園時間 | 07時00分~18時45分 |
料金 | 無料 |
駐車場有無 | 無料駐車場あり |
公式ウェッブサイト | マカウプトレイル公式ウェッブサイト(英語) |
別名は虹の谷「マノア・フォールズ・トレイル(Manoa Falls Trail)」
マノア・フォールズ・トレイル(Manoa Falls Trail)は片道約30分と初心者でも楽しめるトレイルです。コオラウ山脈の麓にあり、気候は熱帯雨林のためジャングルのような雰囲気を楽しむことができます。
マノア・フォールズ・トレイルはゴールに 約46メートルの高さのマノアの滝があります。トレイルで大きな滝がみれるスポットは他にもありますが、この滝はアクセスがしやすくトレイル自体も難易度が低いので人気のトレイルスポットとなっています。
道中はぬかるみが多く、木や川、水たまりが多いことから蚊も多いので虫よけスプレーを忘れないようにしましょう。
住所 | 3860 Manoa Road, Honolulu, HI 96822 |
電話番号 | 877-415-0058 |
開園時間 | 日の出から日没まで |
料金 | 無料 |
駐車場有無 | 有料駐車場あり |
公式ウェッブサイト | マノア・フォールズ・トレイル公式ウェッブサイト(英語) |
SNS映え最強「カイヴァリッジ・トレイル(Kaiwa Ridge Trail)」
カイヴァリッジ・トレイル(Kaiwa Ridge Trail)は ラニカイ・ピルボックス・トレイルとも近年では呼ばれています。その理由はSNSなどで人気のスポットとなっているピルボックスがあるからです。終点までいかなくても10分ほど登ればラニカイの別荘地やビーチを展望することができます。
カリヴァリッジ・トレイルの登山道は急な斜面が多く、土もサラサラしていて滑りやすいので注意が必要です。また、進んでいくと土に混ざって石が混ざった道になるため徐々に景色は良くなりますが、景色に気を取られて転ばないように気をつけましょう。
ピルボックスがカリヴァリッジ・トレイルには二か所あり、一か所目までは約10分と早くつきます、頂上にある二か所目のピルボックスはそこからさらに10分~15分ほどで到着できるので時間としては短く初心者向きとはいわれていますが、登山道が整備されていないため行く場合にはスニーカーで行きましょう。
住所 | 382-498 Kaelepulu Dr. Kailua |
電話番号 | なし |
開園時間 | 終日 |
料金 | 無料 |
駐車場有無 | 駐車場なし |
ハワイの絶景が素晴らしい山
ハワイは各所で絶景が見れる場所がありますが、その中でも厳選した二か所を紹介します。2つの山は登頂するには上級者向けのスポットですが途中までは登山初心者の方でも靴などある程度の装備を整えれば登ることができますよ。
伝説の巨人を望む「スリーピングジャイアント(Sleeping Giant Mt)
スリーピングジャイアント(Sleeping Giant T)とは、カウアイ島のの東部に位置する スリーピングジャイアント州立公園から行ける、ノウノウの山(Nounou Mountain)が正式名称です。ノウノウ山は形がSleeping Giant Mt.(スリーピングジャイアンツ:眠る巨人)として呼ばれていて、山頂部分はちょうど巨人の頭の部分になります。
ノウノウ山の標高は300m、距離にして4-5mとなりますが、登山者の大半は山頂まで登らずに途中の展望台のピクニックエリアで絶景を満喫して下山していきます。
下山していく理由は、山頂を目指すには狭い尾根と足場の悪い急勾配の岩肌を登らないといけないためです。このトレイルでは毎年事故が発生しているので、無理に登頂はせずに下山することをおすすめします。
住所 | Haleilio Road, Nonou West Trail, Kapaa, Kauai, HI 96747 |
電話番号 | 808-464-0840 |
開園時間 | 07時00分~19時00分 |
料金 | 無料 |
駐車場有無 | 駐車場あり |
公式ウェッブサイト | スリーピング・ジャイアント公式ウェッブサイト(英語) |
寝袋必須の上級者向け!「カララウ トレイル(Kalalau Trail)」
カララウ・トレイルは 世界一美しく、最も危険なトレッキングコースです。 カウアイ島にある切り立った崖が海面から何百メートルもの高さがそびえるナパリ・コーストです。約18kmの起伏が激しいトレイルは、訪れる人が後を絶たない人気のスポットです。
カララウ・トレイルは全長は長いですが、ビギナーコースとしてハナカアイ・ビーチまで往復で3~4時間ほどのビギナーコースがあるので、初めて行く場合はビギナーコースから行くことをおすすめします。トレイルコースの道は整えられておらず地面がぬかるんでいるので、ビギナーコースでもトレッキング装備はしっかりと整えていきましょう。
ビギナーコースは登りきるとナパリコーストの絶景を見ることができます。ナパリコーストは切り立った崖がすぐなので、足元には充分注意をしてくださいね。切り立った山々と海の壮大さは見た人にしかわからないくらいの素晴らしいものです。
下山後にはすぐ近くのケエ・ビーチで泳ぐこともでき、ビーチにはシャワーもあるので汗を流すこともできますよ。
住所 | Kalalau Trail, Kapaa, HI 96746 |
電話番号 | 808-587-0400 |
開園時間 | 08時30分~17時00分 |
料金 | 無料 |
駐車場有無 | 駐車場あり(ケエ・ビーチのを利用) |
公式ウェッブサイト | カララウトレイル公式ウェッブサイト(英語) |
ハワイの標高が高い山
ハワイには標高が高い山がいくつか存在し、高い山だと富士山を超える高さの山もあります。ここではそんな標高が高い山を3つご紹介します。車で山頂に行ける山から、上級者向けの山までありますので、気になる山があったら観光プランに加えてみてはいかがでしょうか。
隠れた標高世界一「マウナ ロア(Mauna Loa)」
マウナ・ロア(Mauna Loa)は、標高は4169mとハワイ諸島の中ではマウナ・ケアの次に高い山です。ハワイ語でマウナは「山」、ロアは「長い」という意味があり「長い山」と呼ばれています。その由来は山の見た目が体積が大きく、斜面もなだらかで大きく長いからといわれています。
マウナ・ロアはその体積の大きさから「世界一重い山」なんです。その山の重さはマウナ・ロアの裾野はハワイ島の半分を占めるほど大きく体積は75000立方キロメートル 、富士山の約50倍以上も大きく重たいとされています。
また、マウナ・ロアは地殻がマントルに沈んでいるため沈んだ部分も含めると実は、標高17,170mにもなりエベレストを凌ぐ世界一高い山になるんです。
マウナ・ロアは途中までは車で登れますが、そこから6時間歩いて山頂に向かうという、上級者向けのトレイルとなります。
住所 | Hawaii Volcanoes National Park, hawaii, HI 96718 |
電話番号 | 808-985-6000 |
開園時間 | 終日( ビジターセンターは7時45分から17時00分まで) |
料金 | 車の場合1台$30、バイク$25、歩行者・自転車$15 |
駐車場有無 | 駐車場あり |
公式ウェッブサイト | ハワイ火山国立公園公式ウェッブサイト(英語) |
車で山頂に行ける「ハレアカラ(Haleakala)」
ハレアカラ(Haleakala)はマウイ島で一番高い山で標高3055m、山頂まで道路が舗装されているので車で登ることができる人気の観光スポット。1790年ごろに噴火をしたのが最後で休火山とされていますが、今だ噴火する可能性があるといわれているんです。
ハレアカラは、ハワイ語で「太陽の家・太陽の住む家」という意味で、山頂からみるサンライズをみると人生観がかわるというくらい素晴らしい光景なんです。ハレアカラ山頂は星座観測としても人気のスポット、観測を邪魔する大気や水蒸気が少ないという好条件の世界一美しい星空がみえる場所なんです。
住所 | Haleakala National Park, Maui |
電話番号 | 808-572-4400 |
開園時間 | 08時00分~16時00分(天候により閉鎖あり)、03時00分~07時00分はウエッブサイトにて要予約 |
料金 | 車1台25$、徒歩・自転車1名10$ |
駐車場有無 | 無料駐車場あり |
公式ウェッブサイト | ハレアカラ国立公園公式ウェッブサイト(英語) |
カウアイ島で一番高い山「ワイアレアレ(Waialeale)」
ワイアレアレ(Waialeale)山はカウアイ島で一番標高が高く1569mです。 カイワレ島の中央にあり山頂部分は、世界有数の降雨量を誇り、この雨の恵みにより島へ圧倒的な緑を与えることからカウアイ島が「ガーデン・アイランド」とも呼ばれる由縁になっています。
ワイアレアレ(Waialeale)はハワイ語で「あふれ出る水、波打つ水」という意味をもち、山頂にある湖に与えられた名前が山の呼称になりました。年間を通じて山頂付近には雲がかかっている場合が多く、その全貌をみることはなかなかできませんが、もし見ることができたらそれはとても幸運かもしれませんよ。
ワイアレアレ山の中腹には、ワイメア渓谷州立公園があり「太平洋のグランドキャニオン」と呼ばれる人気スポットのワイメア渓谷へ行くこともできるので、こちらにも是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
住所 | Waimea Canyon Dr, Waimea, HI 96796 |
電話番号 | 808-274-3444 |
開園時間 | 日の出から日没まで |
料金 | 無料 |
駐車場有無 | 有料駐車場あり |
公式ウェッブサイト | ワイメア・キャニオン州立公園公式ウェッブサイト(英語) |
ハワイの山を観光する際の注意点
ハワイの山を観光する際にはいくつかの注意点があります。観光ツアーに申し込んでいればガイドからの案内がありますが、独自でスポットを決めていく人は特にこの注意点を読んでおくことをおすすめします。
服装や持ち物は万全に!
ハワイの山は観光で気軽に行ける場所から、難易度が高い場所とさまざまありますが、どんな山でも共通しているのが「スニーカー」でいくことです。車で山頂にいける山だと話は少し違いますが、山を登る際には怪我を防ぐためにも靴はきちんとしたものを履いていきましょう。
ほかには、ウェア、レインウェア、帽子、グローブ、着替え、飲み物、携帯食、スマートフォンや携帯電話、絆創膏などをコンパクトなバッグにいれておくと便利です。
ハワイは日差しが強いので日焼け止めは万全に準備をしている方がほとんどですが、標高が高い山を登る時は、山頂にむかって気温が低くなるので寒さをしのげるジャケットやマフラー、温かい靴下などが必要になります。
また、山によっては山頂付近には手を洗う場所がないためウェットティッシュが重宝されます、売店もない場所がほとんどなので飲食類は多少余裕をもっておきましょう。
山のマナーを守る
どんな観光地でもそうですが、必ずその場所のマナーを守りましょう。山のマナーとして、狭い山道の場合は基本的に上りが優先となります。他の登山者と声を掛け合い譲りましょう。山頂などで景色をみる場合、長時間滞在せず、ある程度景色をみたら他の登山者に場所を譲りみんなが楽しめるようにしてくださいね。
ほかにも、山のもの(植物や石など)は持ち帰らないのが登山での基本ルールです。その山独特のマナーもあるので観光をする際には必ず情報をチェックしましょう。
トレイルから外れない
山に登る時には、整備されたトレイルから外れた場所を歩かないようにしましょう。近道になりそうと、トレイルを外れると自然破壊や土砂崩れの原因になります。また、トレイルから外れたことで事故に繋がり怪我人が出ているケースもあるので、整備されたトレイルをきちんと歩いていきましょう。
ハワイの山で広大な絶景を眺めよう!
ハワイにはビーチに負けない魅力的な山がたくさんあります。訪れてみたいと思う山は見つかったでしょうか。サンライズやサンセットの美しさを楽しめることもそうですが、日中の広がる空を美しい青いハワイの海のコラボレーションはまさに絶景ですよ。
日本とは違うスケールの大きさを感じれるハワイの山を訪れるプランを組んでみてはいかがでしょうか。