姫路城周辺のおすすめ観光スポット！人気･穴場スポットやお土産も紹介

姫路というと姫路城しか観光地がないと思われがちですが、姫路城以外でも姫路観光を楽しめるスポットがたくさんあります。この記事では姫路城周辺で楽しめるおすすめの観光スポットを幅広くご紹介します。次回の姫路観光計画の参考にしてみてください。

姫路城含め姫路城周辺で必ず訪問すべき定番の人気観光スポットをご紹介します。まずは姫路城と合わせてどのような場所なのかを押さえておきましょう。

姫路城は言わずと知れた日本を代表する観光スポットです。シラサギが羽を広げたような姿から別名を白鷺城とも言われています。1993年に世界文化遺産に登録されました。日本の木造城郭建造物の中で最高と評されており、白漆喰の城壁の美しさは必見のポイントです。

廣峯神社は廣峯山山頂にある神社で、全国にある牛頭天王の総本宮と言われています。本殿は拝殿とともに国の重要文化財に指定されており、国内最大級の大きさを誇ります。山頂にあるため、眺望の良さも見どころの一つです。黒田官兵衛ゆかりの神社とも言われているため、歴史ファンに人気です。

書寫山圓教寺は書写山にある天台宗の寺院です。西国三十三所の中で最大規模の寺院で、中世には比叡山・大山とともに天台宗の三大道場と称されました。最近はロケ地に利用されることが多く、ハリウッド映画「ラストサムライ」・大河ドラマ「軍師官兵衛」・映画「本能寺ホテル」「3月のライオン」などが有名です。

姫路市立水族館は日本の水族館では珍しく、山の上にあるため「山の上の水族館」とも呼ばれています。播磨地方の里地・里海で見られる身近な生き物を中心に展示しています。タッチプールではサメやエイにタッチができるため人気エリアになっています。

姫路市立美術館は姫路公園にある美術館で、1983年開館しました。赤レンガ造りの建物が有名で、1905年に姫路陸軍兵器支廠の西倉庫として建てられた施設を利用しています。館内は姫路ゆかりの美術品・日本の近現代美術・ベルギーを中心とした海外近現代美術を展示しています。

日本玩具博物館は日本を代表する玩具博物館として世界的にも有名です。日本の郷土玩具を中心に世界140ヶ国80000点のコレクションを展示しています。玩具や遊びの文化をテーマにした講座やワークショップも開催されており人気です。白壁土蔵造りの6棟の建物も見どころの一つです。

明石海峡大橋は兵庫県神戸市と淡路市の間の明石海峡に掛けられた世界最大の吊り橋で、全長は3911mです。夜のライトアップが美しく、真珠を連ねたように見えることからパールブリッジとも呼ばれています。ライトアップの色の組み合わせは28パターンあり、季節によって変わります。

姫路城周辺のおすすめ穴場観光スポットをご紹介します。姫路城周辺にはあまりメジャーではありませんが、実は楽しいスポットがあります。穴場スポットなので、新しい姫路を楽しめること間違いなしです。

姫路セントラルパークは「姫セン」の名で親しまれるテーマパークで、サファリ・遊園地、夏はプール、冬はアイススケートと1日中楽しめます。遊園地はスリル満点の絶叫アトラクションが揃っています。サファリは自由に歩いて間近に動物と接せるウォーキングサファリや猛獣を間近で見られるサファリバスツアーが人気です。

太陽公園は峰相山の山麓に位置するテーマパークです。石のエリアと城のエリアで構成されており、石のエリアは万里の長城やピラミッドなど世界中の石の建築物を再現しており、城のエリアは太陽公園のシンボルとなる白鳥城をメインに構成しています。白鳥城の中にある西日本最大級の視覚トリック3Dアートが人気です。

御着城址は赤松氏の一族である小寺政隆によって築かれた城ですが、秀吉の播磨平定の際に落城し、現在は御着城跡公園となっています。本丸跡には天守を模して建てられた姫路市東出張所があります。

黒田官兵衛が家老として御着城にいたことでも知られ、大河ドラマ「軍師官兵衛」が放送されたことで黒田官兵衛ゆかりの地として人気を集めています。

姫路文学館は播磨地方ゆかりの文学者の資料収集を目的に1991年北館が開館しました。その後1996年に南館が開館し、現在は「北館・南館・望景亭」の3つの建物があります。安藤忠雄が設計した施設は、現代建築の秀作として知られています。

北館には播磨曼荼羅と9人の文人を紹介する文人展示室があり、南館には司馬遼太郎記念室、臨場感あふれる映像が楽しめる映像展示室等があります。 

あずきミュージアムはあずきをテーマにした世界初の博物館です。姫路で回転焼の老舗として知られる和菓子メーカー「御座候」が、餡の主原料であるあずき文化の伝承と創造活動の拠点とするために開設しました。

博物館内部の外壁はあずき色に施され、吹き抜けの展示室には実物の10倍模型「10倍あずき」が置かれ、あずきへの拘りとユニークな展示方法が評価されています。あずき料理を提供するレストラン、あずきの調理体験などもあります。

姫路城周辺の季節を楽しめる観光スポットをご紹介します。姫路城周辺には季節ごとの素晴らしい風景を見せてくれるスポットがあるので、訪れる四季に合わせた見学スポットとして取り入れてみてください。

姫路市立動物園は姫路城三の丸広場に隣接する動物園です。1951年サンフランシスコ講和条約調印の記念に開園しました。現在では120種400点の動物を飼育・展示しています。開園当初の様子を残したレトロな雰囲気が人気です。

大きい動物園ではないですが、動物を身近に感じられる工夫がされており、子供を中心に楽しめるスポットです。動物園の中に「城見橋」という姫路城を見られるポイントがあり、動物園に入園した人だけが見られる絶景スポットです。春になると桜が咲き誇り、カメラを持って来場する方がたくさんいます。

好古園は姫路城内にある池泉回遊式の日本庭園です。江戸時代に現在の庭園入口付近に存在した藩校「好古堂」に因んでいます。門や塀をくぐるごとに９つの趣が異なった庭園を楽しめることで人気です。江戸の情緒を醸し出しており、映画やドラマのロケ地としても利用されています。

イロハモミジやヤマモミジが色づく秋の紅葉が素晴らしいと有名で、「紅葉会」開催日には日暮れから園内をライトアップするため、さらに美しく一見の価値があります。

書写山ロープウェイは書写山に設置されたロープウェイで、約4分で書写山山頂まで行けます。1958年に設置され、設置当初は30人乗りのゴンドラでしたが、現在は大型化されワイドに視界が広がる客車に生まれ変わっています。

上り便では山上・圓教寺の参拝案内を、下り便では姫路市内の観光施設案内を四季折々のイベントに合わせて案内しています。ロープウェイからの見晴らしがよく、四季折々で変わる書写山の風景は見どころの一つです。

姫路城周辺の観光でおすすめのお土産をご紹介します。旅行にはお土産がつきものですが、姫路城周辺にも姫路ならではのお土産があります。喜ばれるお土産選びの参考にしてみてください。

千年杉は杵屋で販売しているバームクーヘンで、書写山圓教寺の境内にある千年杉をイメージして造られており、杵屋の一番人気商品です。長細い形状でアーモンドスライスを表面に施し、杉の木の表面を表現しています。圓教寺の住職が監修したパッケージも高級感があり、お土産に最適です。

鶏卵饅頭は一色堂で販売しているお饅頭です。姫路の地元だけで親しまれている名物の焼饅頭なので、お土産に買って帰るととても喜ばれます。ベビーカステラのような生地の中に白あんをたっぷり入れた一口サイズで、可愛い形も人気です。一色堂では作っているところを間近に見られるので、より美味しさが増します。

玉椿は姫路の銘菓で、伊勢屋本店で販売しています。薄紅色の椿の花に見立てた上品な和菓子で、原材料には希少な小豆で知られる白小豆を使用しています。しっとりとした黄身餡を薄紅色の求肥 で包み、口当たりの良い食感が人気です。

姫路城周辺の観光を楽しんだ後の宿泊は、姫路市内のホテルもいいですが、有馬温泉もおすすめです。姫路からは有馬温泉行の高速バスが出ており、毎日姫路駅を15:00に出発し有馬温泉へは16:20に到着します。

有馬温泉は日本最古の温泉として知られ、江戸時代の温泉番付では当時の最高位・西大関に格付けされました。現在も関西の奥座敷として大人気の温泉です。

姫路城周辺には歴史ファンにはたまらない観光スポットがたくさんあり、またエンターテインメント性もあるため、子供から大人まで楽しめる施設が多いです。姫路城だけではなく、周辺のスポットにも目を向けて、目いっぱい姫路城周辺の観光を楽しんでみてください。