坊勢島のおすすめ観光スポット！海鮮グルメなどの食事処も紹介

兵庫県にある坊瀬島は、おいしい海鮮グルメを味わうことができるスポット。また、自然が豊かで、瀬戸内海ならではの温暖な気候が過ごしやすく、観光にもおすすめです。

坊瀬島は、新鮮な魚介が豊富に揚がります。島に住む人の多くは漁業を生業としており、港にはたくさんの漁船がずらりと並びます。

坊勢島では、季節ごとにさまざまな魚介が揚がります。春には、アカシタビラメやシャコ、夏にはアナゴやハモ、秋にはアシアカエビが揚がり、夏と冬にはワタリガニと、バラエティ豊か。

3月頭には、瀬戸内海名物のイカナゴ漁が解禁され、5月にはシラス漁が始まるなど、港は一年中活気づいています。

食事処では、新鮮な魚介を調理して出してくれるお店がたくさんあります。

坊勢島のご当地サーモンが「坊勢サーモン」。一般的なサーモンよりも肥えていて、脂ののったまろやかな味わいが美味しいと人気です。坊勢島に訪れたなら、ぜひ味わってほしい名物です。

坊瀬島は、兵庫県姫路市沖の瀬戸内海に浮かぶ島です。姫路市に属し、姫路市から船で訪れることができます。

人口は3,000人程度。島は、大人が歩いて2時間弱あればぐるりと一周することができる大きさで、島の人ののんびりした雰囲気と、高い建物がない開けた空の気持ちよさを満喫することができます。

坊勢島の人の普段の移動手段は、主に原付です。それほど広くない島なので、小回りが利いて気楽に乗ることのできる原付が好まれているのだとか。

坊瀬島にはたくさんの見どころがあります。ここでは、坊瀬島でぜひ訪れてほしいおすすめのスポットを5つ厳選してご紹介します。

姫路港からフェリーで坊瀬島に訪れると、初めに目につくのが弁天島です。島にかかる赤い橋が海神社が目印で、坊瀬島のシンボル的な存在だともいえるでしょう。

地元の人たちには「権現さん」として親しまれ、弁天島にある海神社には弁財天がまつられ、漁師たちの安全を見守っています。

昔、掟破りばかりをしている漁師の男がいました。ある日その男が娘と漁に出たところ思いがけず大漁となり、喜んで港に帰ろうとしている途中で激しい風雨に見舞われ、転覆寸前の大変な事態に遭いました。

男の娘は「これは普段の行いに対する海の神の戒めではないか。」と父を説得するも聞き入れてもらえず、「私が身代わりに」と娘は海に身を投げてしまいます。

すると嵐がおさまり、水煙が寄せ集まるように固まって岩となり、海はすっかりもとの凪に。この娘の心が慈悲深い弁天様のようだと、「弁天島」という名前が付いたそうです。

古くから島民に氏神として崇められている神社です。毎年行われる「秋祭り」では、境内にたくさんの屋台が出たり、お神輿が練り歩いたりと、大変賑わいます。

神社の境内からは、瀬戸内海の美しい景色を眺めることができます。

坊勢島は、比叡山の高僧の覚円が地方に流されてたどり着いた場所であることから島の名がついたと言われています。覚円が開いたのが坊勢寺で、覚円を慕い、若い僧が多く島に訪れたそう。

ここにたたずむことで、島の歴史を感じることができるスポットです。

地元の人たちに親しまれる海水浴場。夏には家族連れやカップルなど、多くの島民でにぎわいます。

サラサラとした白砂で、透明度の高い海水が特徴。大混雑するようなスポットではないので、夏のひとときをゆっくり楽しめるスポットです。

かしわ山の山頂にある展望台からは、坊勢島の美しい景色を一望することができます。島ののんびりとした雰囲気と、自然あふれる景色に心が癒されます。

続いては、坊勢島の美味しいグルメスポットについてご紹介します。どれも、坊勢島でしか食べることのできない絶品グルメばかり。ぜひご覧ください。

とれたての新鮮な魚介を使った和食料理がおいしいお店です。リーズナブルにおいしい料理を食べることができると人気で、刺身や煮つけなど、さまざまな児者との味を楽しむことができます。

宿泊できるので、島内観光の拠点としてもおすすめ。定宿として通い続けるリピーターも多いお店です。

新鮮なネタを使った鮨や、旬の食材を使った季節料理を食べられるお店です。島で最もメジャーなお店の一つで、味には定評があり、地元の人や観光客など多くの人が訪れます。

「ちらしずし」には、たくさんの新鮮魚介がのっています。

兵庫の名産品「いかなごのくぎ煮」は、しょうがの効いた甘辛いたれが食欲をそそる味。「天然の漁場」とも呼ばれるプランクトン豊富な瀬戸内海で獲れるいかなごは春の訪れを告げる風物詩です。春先に坊勢島を訪れたならぜひ味わってほしい名物です。

みなとから歩いて行けるほど近く、アクセスが便利な旅館です。宿泊は一泊二食付きで、食事はその時の旬のものを食べることができます。美味しい料理と快適な部屋で、居心地のいい旅館です。

坊勢島へのアクセスは、フェリーです。姫路港からフェリーが出ており、坊勢島までは約30分。船から見える瀬戸内海のゆったりとした景色を眺めながら、到着を待ちます。

坊勢島へのフェリー料金は、大人1,100円です。チケットを買って乗船しましょう。

観光で訪れる場合、自家用車で島に入ることはできません。島がそれほど広くなく、駐車場の確保ができないことや、多くの車が乗り入れることで島民に迷惑がかかるからです。

姫路港周辺に車を停めて島に渡りましょう。

坊勢島での移動手段は、徒歩かレンタサイクル(自転車）が主になります。定期船の乗船場から各スポットへは、歩いて15分程度のところがほとんどです。

姫路市沖にある坊勢島は、たくさんの見どころのあるおすすめの観光スポットです。港で揚がる新鮮な魚介料理など、島ならではのグルメも楽しめます。

瀬戸内海に浮かぶ島ならではの自然の恵みや、都会の喧騒から離れてのんびりとした空気を感じられることなど、旅行者たちの心を癒してくれるでしょう。

関西を訪れたら、ぜひ坊勢島まで足を延ばしてみてください。