茨城県の心霊スポットランキング！トンネルや水戸市などの怖い場所も紹介

皆さまは茨城県にどのようなイメージをお持ちでしょうか？　「水戸納豆」、「水戸黄門」、「魅力度ランキング最下位の県」などでしょうか？　確かに有名なものは少ない県かもしれませんが、実は知る人ぞ知る「心霊スポット銀座」がこの茨城県なのです。

そんな茨城県の、本当に怖い心霊スポットをまとめてご紹介しましょう。消化しておいてなんですが…決して遊び半分で行かないようにしてください。

県の魅力度ランキングでは下位に低迷する茨城県ですが、心霊スポット怖い場所ランキングがあれば全国でも上位に食い込む可能性も。そんな茨城県の本当に怖い心霊スポットをご紹介しましょう。

1993年にわずか4年で閉園したテーマパーク「アリスの森」。その跡地は現在廃墟となり、心霊スポットとなっています。廃墟の中では少女の霊が多く目撃されており、その少女は母親を探していると言われています。

心霊スポットと呼ばれる廃墟の多くは、病院かホテルですが、ここは珍しい結婚式場の廃墟。霊が多く目撃されているのは2階の結婚式場のバージンロード付近。花嫁を妬むかのように、女性の霊が出没するとか。

茨城県の最北部、福島県との県境にも近い海岸が五浦海岸。ここではかつて集団自殺があったそうで、集団の霊が出没するという噂があります。この例の集団に声をかけてしまうと、海に引きずり込まれるという話があり、地元では夜この海岸に近づく人はいないそうです。

「日本三大ホワイトハウス」のひとつ、茨城県ひたちなか市にあるホワイトハウス。千葉県、新潟県のホワイトハウス同様、この廃墟ではかつて一家惨殺事件があったと言われています。

さらに興味深いのが、3ヵ所ともに少女の霊が出るということ。このホワイトハウスでも、ランドセルを背負った少女が目撃されるようです。

心霊スポットというよりは、夜見つけると非常に怖いのがこの一本杉。県道36号線の真ん中に突然1本だけの骨底®だけに、暗い時間だと、いきなり道路の真ん中に大きな杉があるので、知らない人は驚くはずです。

道路開通の際この杉を伐ろうとしたところ、作業人が次々に事故に遭うなど不思議な現象が相次いだため、現状のように残されたとか。

茨城県笠間市にある笠間城跡。現在は自然公園なども整備されており、観光地としても知られています。しかし、こちら、なかなか濃厚な心霊スポットで、笠間城跡に至る途中にあるトンネルには、武士の霊が出没するとか。

さらにこの城跡には怖い噂話が…。

この城跡にある古井戸。今はもちろん使われていません。

かつてこの周辺で女性が暴行を受け、さらにこの井戸に被害女性が投げ込まれるという事件があったとか。今でも井戸を覗き込むと、井戸の中から女性の霊が外を恨めしそうに見上げているとか。

ちなみにこの事件が、あの有名なホラー小説『リング』の元ネタになったとの噂もあります。

こちらの建物は別名「トランプ城」と呼ばれるソープランドの廃墟になります。この廃墟の怖いところは、この廃墟が残されている場所。なんとJR水戸駅から車で5分、徒歩でも30分かからないような場所であるということです。

茨城県の中心街ともいえる水戸駅からさほど遠くない場所に、この迫力十分の廃墟、しかもソープランドの廃墟ということもあり、茨城県民には有名な心霊スポットになります。

この廃墟周辺では多くの女性の霊が目撃されており、この世に未練を残して死んでいった女性の霊を惹き付けるスポットともいわれています。

水戸市の北側にある多良崎城跡。ここは城跡に至る道路からして怖いスポットになっています。城跡に至る道にはガードレールがあるものの、そのガードレールが変形しているのが分かるかと思います。

このガードレールは、ここを通たバイクなどが事故を起こした証拠。ガードレールを交換してもすぐにボコボコになってしまうそうです。バイクで事故を起こした人は、この道で何を見たのでしょう？

ここは元々、東京医科歯科大学の霞ケ浦分院として開業していた病院跡の廃墟です。さらに病院になる前は、日本帝国海軍の基地だったというのがこの廃墟。病院の廃墟であり、元軍関係の施設という、非常に珍しい廃墟になっています。

帝国軍の基地跡で病院跡となると、この廃墟で何も起きないと考える方が難しいほど。廃墟内はもちろん、廃墟周辺でも多数の霊の目撃情報があり、霊感のない人でも何かが見えてしまうほど強力なスポットと言われています。

茨城県最恐の心霊スポットであり、また関東屈指の怖い廃墟としても有名な小川脳病院。ここは本当に気軽に行くと大変な目に遭うと言われています。

かつて精神病院であったこの廃墟には、今でも入院患者が書いたと思われる奇妙な絵や文書が散乱しており、いかにも何かが出る雰囲気に満ち溢れています。

実際行った方の体験談を見ると、怖いのは地価の鉄格子付近と独房と思しき小さな部屋。鉄格子の先には遺体を保存するためのホルマリン風呂があると言われており、ここに行くと女性のうめき声が聞こえるとか。

独房周辺では、何もないかと思っていると、突然耳元でささやき声が聞こえ、生暖かい吐息を感じるとか。今でも独房から出たい霊があなたに出してほしいとお願いしているのかもしれません。

どうしてもこの廃墟を見たいという方は、少なくとも昼間の明るい時間に行ってください。日が落ちた後では、何が起きるか分からないスポットとだけお伝えしておきましょう。

茨城県の心霊スポットはまだまだこんなものではありません。まずは廃墟編から見ていきましょう。

茨城町の国道6号線沿いにあるパチンコホールの廃墟。閉店から10年以上そのままの形で放置されており、その不気味な佇まいは迫力十分です。

この廃墟では2005年。肝試しで侵入した男性が、ホール2階で白骨化した人間の腕を発見。捜査の結果、このホールに棲みついていたホームレスの遺体であることが分かっています。

多くの人間がギャンブルに興じた場所、そして一人のホームレスが最後を迎えた場所。そんな場所に霊が居つくのは全く不思議ではありません。

現在は取り壊されましたが、数年前までは茨城県内でも有名な廃墟。この廃墟ではときおり老人の声が聞こえてきたり、心霊写真が撮れたりしていました。今は更地になっているようですが、建物が無くなっても居つくものが消えるわけではありませんので、気軽に出かけるのはお勧めできません。

茨城県民、特に土浦市民にとっては、心霊スポットといえばここ。この心霊スポットは別名「終わらない葬式の家」とも呼ばれています。その理由はこの廃墟の2階に、葬式中のような黒い布がかかった男性の遺影があることから。

この廃墟周辺では、夜な夜なお経が聞こえたり、木魚の音が聞こえたりなどという噂も。

茨城県の心霊スポット、トンネル編を見ていきましょう

大洗町の中央あたり。国道51号線の下を通る高架下のトンネルが件のトンネル。地元では幽霊トンネルとも呼ばれており、あまり利用する人も多くありません。

トンネルの周辺にはなぜか鳥居があり、心霊写真のスポットとして有名です。

茨城県日立市の県道36号線にある本山トンネル。かつてこのトンネルではバイク事故がある、バイクに乗っていた男性は首から上が切れて亡くなってしまったとか。そのため今でもトンネル内で「首無しのライダー」を見たという目撃情報が多数あります。

また、女性の霊が出たという情報も多く、走っていると誰もいないはずの後部座席から「死んでしまえ！」などという女性の声が聞こえることがあるそうです。

茨城県で公園といえば水戸の偕楽園。日本三大庭園のひとつで、梅の名所でもあります。そんな観光名所がある中で、当然のようにあるのが心霊が出ると言われる怖い公園。そんな公園やマンションをご紹介しましょう。

鹿嶋市角折海岸近くにある潮騒はまなす公園は、緑が多く吊り橋などもあり、地域住民にとっては憩いのオアシスとなっています。

一方深い緑の中では自殺者も多く、そんな自殺者の霊がよく目撃されるようです。

茨城県つくば市にある公務員住宅。その外壁には「姉さん」と読める模様があり、姉さんマンションとして多くのメディアに取り上げられました。

一説によると過去にこのマンションに住んでいた男の子が、お姉さんにあうために道路を横切ったところ交通事故に遭い亡くなってしまったとか。以降、突然この外壁に姉さんの文字が浮かび上がったという話があります。

この文字外壁塗装をしても、外壁補修をしても、何度も浮かび上がってくると言われており、地域の人は好んで近づく人はいません。

最後に茨城県の忘れてはいけない、そして聞くだけでも十分怖い心霊スポットをご紹介します。

滝の心霊現象と言えばやはり心霊写真。そんな心霊写真が撮れると言われているのが袋田の滝です。古くは自殺の名所として知られた滝だけに、今でも多くの霊が漂っているのかもしれません。

茨城県ひたちなか市を通る国道6号線。この国道6号線の「ヤマダ電機テックランドひたちなか店」があり、さらに大型パチンコ店「ビッグアーチひたちなか店」がありますが、この大型2店舗の間に、不自然な雑木林の一角があります。

この雑木林こそが田彦原刑場跡地。夏場は緑が生い茂り内部を確認するのも難しくなります。この雑木林に近づくと、尋常ではない妖気を感じるかもしれません。それもそのはず周辺は大型店舗や病院があり、非常に近代的な街並みなのですが、この刑場跡だけ手付かずのまま。

とはいえ跡地としてきっちり整備されているわけでもないというのが非常に奇妙な空間になっています。

第二次世界大戦の戦没者を慰霊するために建てられた慰霊塔。特にビルマ戦線で戦死された方を慰霊する塔ですが、ここではやはり戦士をされた兵士の方、またはその遺族と思われる霊の目撃談が多く寄せられています。

塔に祈りをささげる老婆や、傷ついた兵士の霊が出没すると言われており、面白半分で近寄れない心霊スポットといえるでしょう。

茨城県水戸市内を流れる新川。その新川沿いにある緑地が渋井町緑地です。この緑地、近所の子どもが遊べそうな公園になっていますが、過去を振り返ると少々怖い歴史を持つ場所になっています。

江戸時代、藩内で起きた争乱で罪人たちが処刑されこの緑地に骸が埋葬されました。つまりこの緑地の地下には多くの在任が埋められており、深夜この緑地に近づくと、無念の死を遂げた武士の霊が出没すると言われています。

他にも戦の時も鬨の声のようさ叫び声を聞いたり、心霊写真が撮れたりと、この事実を知っている近所の親たちは、この緑地では遊ばないように子どもたちに教えると言われています。

つくばエキスプレスの開通以来、都心へのアクセスも飛躍的に向上し、沿線では人口も増加傾向です。人が増えるということは、それだけ事件や事故が増えるということに。事件や事故が増えると、当然ながら無念の死を迎える人も増えるということになります。

茨城県では現在どんどん都市開発が進んでいますが、それは裏を返せば新たな心霊スポットが増えていくことを意味しています。

これまではトンネルや峠、城跡に廃墟などが心霊スポットの中心でしたが、数年後には都市部にも心霊スポットは増加するでしょう。