魔女の宅急便の舞台となった場所は?モデルとなった国や町・風景や街並みを紹介
スタジオジブリの人気名作映画「魔女の宅急便」、どの国や街が舞台となったのか気になりますよね。魔女の宅急便の大ファンの方なら、1度は訪れてみたいキキの舞台です。モデルとなった国や素晴らしい街並みをお伝えします。これを読んだらきっと、キキの世界へ行きたくなります!
目次
魔女の宅急便の舞台となった場所を紹介!
ジブリの人気映画「魔女の宅急便」、子供から大人まで大好きな映画となります。何年経っても色褪せることのない映画の1つです。主人公のキキが13歳の時に降り立った街は、まるでおとぎの世界のような国ばかりです。
魔女の宅急便のファンでなくとも1度は訪れてみたいスウェーデンやヨーロッパの国々です。石畳みの道に、狭い路地、キキが出てきそうな場所を散策するのは楽しみです。では気になる魔女の宅急便の舞台となった街をお伝えしていきます。
【公式】風景や街並みが「魔女の宅急便」のモデルとなった場所
スタジオジブリの公式サイトでは、魔女の宅急便の舞台となった街を「スウェーデン」と発表しています。北欧のスウェーデンは『水の都』『北のベニチア』と呼ばれ、美しい街並みにカラフルな建物が立ち並び、さらには壮大な大自然を満喫できる国の1つです。
ではキキの登場する街の舞台、スウェーデンのストックホルムと、ゴットランド島「ヴィスビュー」を詳しくみていきましょう。
スウェーデン・ゴットランド島の「ヴィスビュー」
ジブリのサイトで魔女の宅急便の舞台となった街と公式に公開されている場所は、北欧スウェーデンのゴットランド島「ヴィスビュー」となります。スウェーデンの中で最大の島となるヴィスビューは中世の雰囲気のある素敵な街です。
ヴィスビューは全長3.5kmの城壁に囲まれており、かつての中世ハンザ都市の面影を残しています。世界遺産に登録されているヴィスビュー、ジブリのファンの方なら訪れたい場所です。
ゴットランド島「ヴィスビュー」はキキの暮らす「コリコ」の舞台となった場所です。海の見える景色、古い街並みに数多くある教会や遺跡などはヴィスビューの旧市街地となります。
ヴィスビューには、「フィスカーグレン」と呼ばれる有名な観光スポットがあります。春から夏にかけてバラが咲き乱れとても美しいインスタ映えの場所です。フィスカーグレンは海沿いにあり、もしかするとキキの住んでいる家のモデル地かもしれません。
スウェーデンの「ストックホルム」
スウェーデンの首都ストックホルム、美しい街並みが素敵な観光都市です。魔女の宅急便の舞台に数多く使われています。映画のクライマックスに出てくる時計台は、ストックホルムにある市庁舎となります。
ストックホルムの歴史的地区は「ガムラスタン(Gamla Stan)」と呼ばれ、細い路地、古い教会、路面電車の景色などが楽しめます。ガムラスタンの細い路地からはクロネコのジジが出てきそうな、そしてキキが飛んでいるような風景が見られます。
スウェーデン・ゴットランド島の「ヴィスビュー」への行き方
魔女の宅急便、スウェーデンの首都ストックホルム同様に多くの舞台が出てくるゴットランド島のヴィスビュー、どうやってアクセスをするのかお伝えします。
日本からヴィスビューへの行き方
日本からスウェーデンのストックホルムまでの直行便は飛んでいないために、ヨーロッパにて乗り換えが必要となります。同じ北欧のフィンランドのヘルシンキですと、日本からの直行便があり最短距離でヨーロッパまで行くことができます。
ストックホルムからゴットランド島までは、国内線にて約45分となります。魔女の宅急便のファンの方なら1度は遠い島のヴィスビューまで訪れたいですね。ストックホルムとヴィスビューを巡る旅行を楽しみましょう。
魔女の宅急便の舞台のモデルといわれるその他の場所
ヨーロッパには魔女の宅急便の舞台と言われる場所が多くあります。公式に発表されたのは北欧のスウェーデンですが、ストックホルム以外にもキキ、トンボやジジのさまざまなシーンが重なって見える場所があります。
ジブリの魔女の宅急便ファンの方なら、ヨーロッパへキキ探しの旅に出かけませんか。舞台と言われる場所をお伝えします。
クロアチアの「ドブロヴニク」
魔女の宅急便の舞台の1つと言われている、クロアチアのドブロブニクはアドリア海の真珠と別名で呼ばれています。白い建物にオレンジ色の屋根が特徴的なドブロブニクは、コバルトブルーの海に、絵本のような世界の街並みの絶景が見られます。
世界遺産に登録されている旧市街の街並みには感動するでしょう。どこからかキキが飛び出してきそうなドブロブニクの景色です。
ジブリの人気映画「紅の豚」の舞台にもなったクロアチアのドブロブニクと言われています。ジブリファンなら1度は訪れたい美しい街のドブロブニクです。
ポルトガルの「ポルト」
ポルトガルの第2の都市の「ポルト」。ポルトガルはヨーロッパの中でも比較的に物価も安く中世の街並み、アズレージョなど見所満載です。魔女の宅急便の舞台の街になったとも噂されているポルトの街、キキを思い出しながら散策してみませんか。
ポルト歴史地区は世界遺産に登録されており、石畳の旧市街、細くて狭い路地にオレンジ色の屋根の景色たち。キキが飛んできそうな歴史地区を十分に満喫できますよ。
ポルトガルの首都リスボンと合わせて、魔女の宅急便の舞台を満喫してください。ポルトからリスボンへは電車で3時間ほどですので日帰り観光もできます。
イタリアの「シエナ」
歴史的にも古い街並みの残るイタリアのシエナ、フィレンツェから電車にて日帰りで観光もできます。シエナの旧市街の「カンボ広場」は魔女の宅急便の舞台になった場所と言われています。
イタリアの中でもっとも美しい広場と言われる、シエナのカンボ広場は扇型になったのが特徴的です。魔女の宅急便のキキと黒猫のジジが歩いていそうな中世のおとぎの世界どっぷりと浸かってみませんか。
エストニアの「タリン」
エストニアとはあまり聞きなれない名前でしょうか。バトル3国と言われる「エストニア・リトビア・ラトビア」の1つです。エストニアは北欧フィンランドの南に位置する国となっています。首都タリンは中世ハンザ都市の1つとしてもっとも栄えた国です。
歴史あるタリンにてジブリの名作映画「魔女の宅急便」がモデルの舞台になったと言われています。城壁に囲まれたタリン旧市街地は世界遺産に登録されており、中世の世界にタイムトリップした雰囲気が味わえます。
エストニアのタリン旧市街地は狭い路地、城壁に囲まれた場所などがあり、黒猫のジジが歩いていそうな雰囲気が散策で楽しめます。
まさに、キキの世界が垣間見れるエストニアのタリンへぜひ足を運んでみませんか。フィンランドから日帰りでボートにてアクセスができます。エストニアのタリンはとてもおすすめの観光名所です。
ポルトガルの「リスボン」
ヨーロッパの中でも人気あるポルトガルの首都リスボンは、「七つの丘の都」と呼ばれています。世界的にも古い歴史と、西ヨーロッパの中で最古の都市と言われるリスボンなのです。
リスボン名物といえば、狭い道にトラムが走る景色です。ジブリの映画「魔女の宅急便」の舞台になったと言われているリスボン、絵葉書のような世界を楽しめます。七つの丘と呼ばれるため、高台になった場所が多くあります。
高い場所からリスボンの街を見渡しましょう。青い海に快晴の空、オレンジ色の鮮やかな街並みがみられます。キキが飛んでくるような感覚が味わえます。坂が多いことで有名なリスボンでは自転車に乗ったトンボの映像を思い出す人も多いでしょう。
ポルトガルのリスボンとポルトの2つの都市で、魔女の宅急便の撮影が行われたと言われており、小さな国のポルトガルですのでキキの大ファンの方は1度は訪れたい場所です。
魔女の宅急便の舞台を満喫しよう
ジブリの人気アニメ映画「魔女の宅急便」の舞台、北欧のスウェーデンを始め、ヨーロッパ各地のモデル地。魔女の宅急便のファンでなくとも、街中は素敵な景色が広がりキキの世界に入り込んでしまいます。どうぞキキを巡る旅を楽しんでください。