菊名神社の御朱印の受付時間や場所は?限定の御朱印や料金についても紹介
横浜にある菊名神社は、限定のレア御朱印や色彩豊かな御朱印などで、多数の御朱印ファンから注目されている神社です。今回は、そんな菊名神社の名物御朱印の料金や種類などの情報を中心に、神社の見どころや基本情報などについて、確認していきましょう。
目次
横浜の「菊名神社」について紹介!
パワースポットとして大注目される神社が多数ある横浜。横浜市港北区にある菊名神社は、ご利益だけでなく、色鮮やかな可愛い御朱印でも全国のパワースポット好きから愛されています。
今回は、そんな菊名神社の御朱印や見どころなどを、しっかり確認していきましょう。
菊名神社ってどんなところ?
個性的な御朱印で、参拝客が増えている菊名神社。そんな菊名神社とは、一体どのような神社なのでしょうか?以下では、横浜屈指のパワースポット菊名神社の歴史や、御祭神などについて、細かく紹介しましょう。
菊名神社の御祭神
横浜の菊名神社では、日本神話でも有名な神々を祀っています。主な御祭神は「誉田別命 」と「天照皇大神」、「日本武尊」と「木花咲耶姫命」、「武内宿禰命」の5柱です。
歴史上、実際に存在していたと考えられる最初の天皇「応仁天皇」である「誉田別命」は、現在の奈良に当たる大和国を治めました。優れた政治を行った応神天皇は、没後に文武両道を司る神として、各地で祀られるようになったのです。
また、弟のスサノオの行動に怒り、岩戸に隠れて太陽が昇らなくなってしまったという有名なエピソードに登場する「天照皇大神」は、太陽や農耕、織物などを司っています。また、12代天皇景行天皇の息子の「日本武尊」は、東国征討や熊襲征討などの武勇伝のある神です。
「木花咲耶姫命」は「邇邇芸命」と夫婦神となり、「火照命」と「火須勢理命」、「火遠理命」の炎を司る神を産み落としました。大和朝廷に仕えていた「武内宿禰命」は、多くの豪族のリーダーとして活躍し、死後に勇猛な男神として祀られるようになったのです。
菊名神社の歴史
多数の強力な神を祀っている菊名神社は、1935年に地域に存在していた5社が合祀されたことで、創建された神社です。
その5社とは、天照皇大神を祀る「神明社」と日本武尊を祀る「杉山神社」、木花咲耶姫命を御祭神とした「浅間神社」と譽田別命を祀った「八幡神社」、武内宿禰命を祀る「阿府神社」でした。
9世紀ごろから周辺地域を守っていたこの5社は、地域の人々から大切に守られていたのです。1935年に杉山神社に他の4社が統合されることとなり、その名称は「菊名神社」に変更されました。
奇跡的に第二次世界大戦の被害を受けなった菊名神社は、八幡神社に移設され、現在まで静かに地域を見守る神社として存在し続けてきたのです。移設後は、社務所や神楽殿、三種殿などが建設され、美しい天井画も描かれました。
菊名神社の御朱印の種類や料金
御朱印集めが流行している昨今、菊名神社はカラフルでキュートな御朱印で話題となりました。菊名神社の御朱印をぜひ手に入れたいと思っている人は多いでしょう。
そこで、以下では、菊名神社の気になる御朱印の種類や、その料金などについて、詳しく取り上げたいと思います。
通常の御朱印
菊名神社では、通常「開運招福」や「がまんさま」の印字が右下に押された御朱印を提供しています。中央に神社名が大きく書かれており、上部には「日本武尊」や「木花咲耶姫命」といった御祭神の名が印字されているのです。
御祭神の印字は鮮やかな紫色で、美しい菊の模様も描かれています。中央に大きく押されている朱色の神社印にも、菊のマークがあり、全体的にエレガントな印象の御朱印となっているのです。
料金は約500円で、他の特別な御朱印よりも割安となっています。
季節限定の御朱印
菊名神社では、季節毎に特別なデザインの御朱印も提供しています。2月頃にはその年の干支の印とピンク色の可愛い梅印、ウグイスを肩に乗せているグリーンカラーの「がまんさま」の印が押されているのです。
印はそれぞれ異なる色になっているので、通常よりも少しポップな印象のする可愛らしい御朱印となっています。また、6月頃には傘を持った「がまんさま」の印と、色とりどりのアジサイの印が押された、梅雨バージョンの美麗な御朱印がゲットできるのです。
季節限定の御朱印の提供時期は定まっていないので、見つけた時にはぜひ頂いてみてください。ちなみに、料金は約1,000円となっています。
イベント限定の御朱印
特に多くの御朱印コレクターの間で話題となっているのは、菊名神社のレアなイベント限定御朱印です。ひな祭りや七夕、神社の行事「夏越大祓」などをテーマにした、イベント限定の御朱印が不定期で提供されています。
ひな祭りのイベント御朱印には、お内裏様とお雛様のキュートなピンクと青の印が押されるのです。また、七夕限定の御朱印には織姫と彦星、大きな星マークと笹を持つ「がまんさま」の可愛い印が押されます。
これらのイベント限定の御朱印の提供期間は、1週間から2週間と短いので、事前にしっかり目当ての御朱印が提供されているか確認するようにしましょう。イベント限定の御朱印の料金は、約1000円です。
菊名神社の御朱印帳の種類や料金
御朱印集めには、各神社で販売している御朱印帳が欠かせません。菊名神社でも、オリジナルデザインの魅力的な御朱印帳を販売しています。1つは黄色と紫のカラーデザインとなっている御朱印帳で、「がまんさま」と神々しい菊のマーク、菊守りのマークが入っています。
また、菊名神社の美しい天井画が、表紙全体に印刷された荘厳な印象の御朱印帳も用意されているのです。さらに、モノクロカラーの表紙に、カラフルな菊の小紋と「がまんさま」のマークが入っている、モダンデザインの御朱印帳もあります。
ちなみに、菊名神社の御朱印入りの御朱印帳の料金は約1,500円~2,000円です。
菊名神社の御朱印の受付時間や場所について
御朱印を頂き慣れていない人は、菊名神社でどのように御朱印を頂くべきなのか迷ってしまいがちでしょう。そこで、以下では菊名神社の御朱印を受け付けている時間や場所と共に、御朱印を頂くまでの一連の流れを紹介しましょう。
御朱印を頂く流れ
菊名神社では、午前9時から午後5時まで御朱印の希望を受け付けています。拝殿のすぐ横に設置されている社務所で、御朱印希望の受付手続きが可能です。御朱印帳を持参している場合は、受付時に御朱印帳を預けるようにしましょう。
その後は、御朱印ができ上がるまでしばらく待ち、御朱印帳を受け取ります。
希望者が多い場合は、御朱印が完成するまでにかなり時間がかかることもあるのです。そのため、神社に到着したらすぐに御朱印の受付を済ませ、神社内を散策して空き時間を有効活用することをおすすめします。
菊名神社の見どころ
菊名神社には、御朱印以外の見どころもたくさんあります。以下では、菊名神社に訪れた時には、絶対によく観ておきたい見どころを、3つ詳しく取り上げましょう。
社頭にある「黒い鳥居」
菊名神社を初めて訪れた人は、まず目に入る大きな黒い鳥居に驚かされるでしょう。スタイリッシュな印象の珍しい黒い鳥居は、最近インスタグラマーからも注目されています。
平成23年に大規模な改装工事が行われた菊名神社では、厄除け効果が強いとされる黒色の鳥居を建てたのです。独特のメタリックな質感もおしゃれなので、ぜひ鳥居をくぐる前にじっくり鳥居全体を眺めてみてください。
手水鉢の四方の支柱になっている「がまんさま」
菊名神社の黒い鳥居をくぐった先にある、手水鉢を4隅で支えている石像「がまんさま」も、菊名神社の見どころです。200年もの長い間、重い手水鉢を支え続けている「がまんさま」は、辛抱や努力の大切さを教えてくれる鬼とされています。
拝殿近くにも安置されている「がまんさま」の石像は、顔をなでることで忍耐力が増すご利益に与れるとされているのです。境内にある「がまんさま」の石像は、それぞれ微妙に異なる表情をしているので、ぜひその表情に注目してみてください。
また、社務所では「がまんさま」の形を模ったベビーカステラ「がまん焼き」を、お土産として購入することもできます。菊名神社の御朱印にも欠かせない存在である「がまんさま」は、その愛らしく健気な姿から人気のキャラクターとなっているのです。
菊名神社拝殿に飾られる24枚の美しい「天井画」
菊名神社でぜひじっくり見学した見どころには、拝殿の天井にダイナミックに描かれた「天井画」も挙げられます。合計24枚の天井画は、四季折々の草花や干支の動物、「がまんさま」や大きな菊のモチーフを、モダンなタッチでカラフルに描いた作品です。
4つの角には天井画を守護するように、「がまんさま」が描かれており、四季の草花や干支の動物たちがバランスよく配置されています。中央には、特別大きな菊を描いた天井画が配置されているのです。
平成23年に行われた改修工事において、作られた天井画には、開運招福の願いが込められています。神社に予約を入れておけば、間近で天井画を眺めることもできるので、興味がある人は、ぜひ神社に相談してみてください。
菊名神社へのアクセス方法
豪華でアーティスティックな天井画や、可愛い御朱印などの魅力がたっぷり詰まっている菊名神社。そんな菊名神社に実際に訪れたくなった人もいるでしょう。そこで、以下では菊名神社へのおすすめのアクセス方法を紹介します。
公共交通機関を利用する場合
菊名神社に公共交通機関でアクセスしたい場合は、最寄り駅の「菊名駅」を目指して移動し、「菊名駅」からは徒歩移動と言うアクセスルートがおすすめです。菊名駅には、東急東横線かJR横浜線でスムーズにアクセスできます。
菊名駅に到着した後は、東口から外に出ましょう。そして、網島街道に向かって進み、二股に分かれる箇所で右の道を選び、再び直進すると菊名神社に到着です。菊名駅からは、徒歩3分とかなり近い位置にあるので、子連れでもアクセスしやすいでしょう。
車で行く場合
菊名神社に車でアクセスしたい人には、高速道路を使うアクセスルートがおすすめです。首都高の神奈川1号横羽線を進み、「子安出入口」を目指します。「子安出入口」から一般道に降り、約10分ほど菊名駅方面に進むとっくな神社に辿り着くでしょう。
ちなみに、菊名神社には専用駐車場が無いため、周辺の有料駐車場を利用してください。菊名神社の近くで車を停めたい時には、24時間利用できる「シンコウパーク菊名」や「タイムズ菊名駅前第2」などの駐車場がおすすめです。
スペースが広めの「タイムズ菊名駅前第2」の利用可能時間は、8時から24時までとなっているので、注意してください。
住所 | 神奈川県横浜市港北区菊名6-5-14 |
---|---|
電話番号 | 045-431-9344 |
営業時間・定休日 | お守りお神札受付時間9:00~17:00 無休 |
アクセス | 菊名駅から徒歩3分 |
駐車場の有無 | 無し |
公式URL |
菊名神社周辺でおすすめの御朱印巡り
菊名神社近くにも、魅力的な御朱印のある神社仏閣がたくさんあります。菊名神社から徒歩30分ほどの位置にある「伊勢山皇大神宮」は、横浜全域を守護するエネルギッシュな神社です。
地元では「関東のお伊勢さん」という名でも親しまれている神社で、美しい朱色の桜の印が押された御朱印をゲットできます。さらに、菊名神社から徒歩25分の位置にある日蓮宗の寺「妙蓮寺」も、美しい御朱印が入手できるおすすめスポットです。
御朱印には、毎月異なる季節の花がグラデーションカラーで描かれています。御朱印集めが趣味という人は、ぜひ菊名神社近くで御朱印巡りを楽しんでみてください。
菊名神社で有名な可愛い御朱印をゲットしよう
今回は、可愛らしい御朱印が話題となっている横浜の菊名神社について、詳しく取り上げました。菊名神社の個性的かつポップでキュートな御朱印は、多くの御朱印ファンを惹きつけています。
菊名神社に訪れた際には、ぜひ天井画や漆黒の鳥居、周辺神社の御朱印などにも注目してみてください。