ラナイ島(ハワイ)を観光!おすすめのスポットや見どころを紹介
”ハワイ最後の楽園”ラナイ島。ここには私たちがまだ知らない自然と癒しが広がっています。この記事では、ラナイ島の観光スポットや世界最高級のホテルをご紹介します!かつてパイナップル産業で栄えた島が、今は手付かずの自然と美しいビーチが残るハワイ最後の秘境へ。
ハワイ諸島の1つ「ラナイ島」について紹介!
世界ナンバーワンリゾート地ハワイ。どこまでも続く海、真っ赤な太陽!フレンドリーなハワイの人々がいつだって私たちを明るく出迎えてくれます。時間がゆっくり流れていて、悩みなんて全部吹っ飛んでいきそうなくらい。
今回はそんなハワイの数ある島々の中でもまだ未開拓の島、”ハワイ最後の楽園”と言われているラナイ島をみなさんにご紹介します。ハワイ通の中でもまだあまり知られていない、だからこそ秘境の魅力がたっぷり詰まったラナイ島へ、みなさんをご案内します。
ラナイ島ってどんなところ?
”ハワイ最後の楽園”ラナイ島。信号も踏切もない、まだまだ未開拓の島です。この島は、東京都の1/6の大きさで、約3000人のハワイアンが暮らしています。
この島の歴史から振り返っていきます。1500年代まで無人島だったラナイ島。1810年にカメハメハ大王がハワイの島々を統一してからは、ラナイ島はカメハメハ大王の避暑地であり、釣りや海水浴を楽しむリゾート地でした。今、そのラナイ島南部にあるカウノルは国定歴史建造物に指定され、後世に受け継がれています。
近年では、ドール・フード・カンパニーがこの島でパイナップルの栽培を開始し、”パイナップルアイランド”と呼ばれるようにまで、この島でのパイナップル輸出は成長しました。この島の自然は、現在世界の大富豪ラリー・エリソンが私有地として保護に力を注いでいます。
ラナイ島でおすすめの観光スポット
手付かずの自然がたくさん残る中、それとは正反対に世界でも有数のゴルフコースや、最高級リゾートホテルがある、まさに知る人ぞ知るリゾート地なんです!
公共交通機関などがないため、観光には車が不可欠!舗装されていない道もたくさんあるので、乗り物酔いする方はお薬を持っておくことをおすすめします。また、車もそんなにたくさんあるわけではないので、あらかじめご予約してください。
それではまず、ラナイ島の観光スポットをご紹介していきます。自然を心行くまで感じられる場所がたくさんありますよ!
一年中シュノーケリングが楽しめる「フロポエ湾」
全米のベストビーチに選ばれたフロポエ湾!真っ白な砂浜に真っ青な海、さらに手付かずの大自然の緑のコントラストが、言葉も出ないほど美しいビーチです。ハワイと言えば絶対外せないのはやっぱりビーチですよね!
ここはフェリーから降りて、車で5分ほど。飛行機の長旅で疲れた体を癒してくれる場所です。ここにはちゃんとBBQグリルやシャワールーム、お手洗いも完備されています。
たくさんのイルカが私たちをラナイ島へ出迎えてくれます。波も穏やかで、フロポエ湾の東にある潮だまり”天然プール”では1年中シュノーケリングが楽しめます。ヤドカリやヒトデ、小さな魚たちが住んでいて、とってもかわいいです!
12-3月は比較的、波が荒いこともあるのでご注意を。冬には運が良ければザトウクジラにも会えるかもしれません。
住所 | hulopoe beach, hulopoe beach, HI 96763 |
電話番号 | なし |
営業時間・定休日 | なし |
アクセス | マネレハーバーから車で5分 |
公式URL | https://www.gohawaii.com/lanai/regions-neighborhoods/south-lanai/hulopoe-bay |
悲恋の伝説が残る「プウぺへ」
プウぺへ、英語になすと”Sweet Rock”。この石にまつわるあるカップルの伝説が今でも言い伝えられています。先ほど紹介したフロポエ湾からあるいて15分ほどのぼっていくと、ちょうどキレイにこの石を見下ろせる場所に着きます。
むかし、この島に戦士マカケハウという男がいました。彼には愛する女性がいました。その名はぺへ。あまりにも彼女を愛しすぎたマカケハウはペペをマネレの崖の下の海食洞に閉じ込めてしまいました。ある日、島をひどい嵐が襲います。
慌ててぺへの元に駆けつけるマカケハウ、しかし時すでに遅し・・・海食洞では溺れてこの世を去ったぺへの亡骸が。マカケハウは彼女をこの石の下に埋めた後、自分も彼女の元へと海に身を投げたのです。つまりここは愛し合う2人が眠る場所なんですね。
太陽に照らされたプウぺへはハートの形に見えます。悲しくもロマンチックな恋物語がこもった伝説の石です。
住所 | Puupehe, Puupehe, HI 96763 |
電話番号 | なし |
営業時間・定休日 | なし |
アクセス | フォーシーズンズ・リゾート・ラナイ・アット・マネレベイ からハイキングコースで15分 |
公式URL | https://www.gohawaii.com/islands/lanai/regions/south-lanai/puu-pehe |
ショッピングも楽しめる「ラナイ・シティ」
ラナイ島1番の繁華街、ラナイ・シティ!ここにはラナイ島の全てが集まっています。ショッピングセンター、レストラン、カフェ、ホテル、銀行、警察・・・地元のアーティストの個展やギャラリーまであります。歩いて十分まわれるくらいの広さなので、ラナイ島の空気を感じながらゆっくり観光してみてください!
町を見渡すと、至ところにノーフォークパインツリーがたくさん。実は1900年初頭に、このラナイ島はパイナップルの世界シェアNo.1!世界に出回っている75%のパイナップルはラナイ島で育ったものだったのです。その名残で今でもパイナップルはこの町のシンボルです。
ラナイ・シティのすぐそばには、まっすぐ伸びた無数のノーフォークパインツリーのトンネルもありますよ!
住所 | 456 7th St, Lanai City, HI 96763 |
電話番号 | なし |
営業時間・定休日 | なし |
アクセス | フォーシーズンズ・リゾート・ラナイ・アット・マネレベイ から車で15分 |
公式URL | https://www.allhawaii.jp/spot/1084/ |
荒涼とした景観が広がる「ケアヒアカヴェロ(神々の庭園)」
本当に手付かずの自然が残るケアヒアカヴェロ。舗装されていないままのでこぼこ道を抜けると、真っ赤な大地が!!ケアヒアカヴェロは”カヴェロが付けた火”という意味で、神々の庭園とも呼ばれています。
その由来は、昔、モロカイ島とラナイ島の神官の争いの中で、ラナイ島の神官カフナ・カヴェロがこの地に火を放ち、モロカイ島の神官の持っているものを全て燃やし尽くして、ここでその戦いは集結したのです。
ラナイ島の人々にとってとても神聖な場所。まるで火山の麓のように大小さまざまの岩が転がっていて、不思議なパワーが感じられる場所です。
観光で行ったみなさんは岩を持ち帰ったり、植物を踏んだりしないように気を付けてくださいね!
住所 | Keahiakawelo, Lanai City, HI 96763 |
電話番号 | (808)5656979 |
営業時間・定休日 | なし |
アクセス | 4WDでポリファ・ロードより |
公式URL | https://www.allhawaii.jp/spot/654/ |
ラナイ島でおすすめのホテル
ラナイ島には、世界でもトップクラスの最高級ホテルがあります。ここでさらにワンランク上のゆったりとした優雅で上質な時間をお過ごしください!
フロポエ湾に面した「フォーシーズンズ・リゾート・ラナイ・アット・マネレベイ」
真っ赤な溶岩でできた崖の上に建てられてたホテル。先ほどご紹介したフロポエ湾に面しているので、全米ベストビーチからのオーシャンビューを独り占めできます!ラナイ島の観光スポットは全てここから徒歩圏内や4WDですぐの場所に位置していて、観光客にぴったりのホテルです。
このホテルは独自のプライベートゴルフ場も管理していて、ゴルフコース「ザ・チャレンジ・アット・マネレ」は、全メジャーを唯一制覇したジャック・ニクラウスがこの島の自然を活かしたコースにするために設計したそうです。
ゴルフの他にもスリル満点のアドレナリン全開のドライブや、ヨットに乗ってプライベートクルージング、神話の聖地巡りなど、このホテルでしか経験できないアクティビティがたくさんあります。
ホテル内で受けられるスパはハワイ伝統のトロピカルフルーツや植物を使ったハワイアンマッサージで贅沢な至福の時間を過ごすことができます。こだわりの2つのメニューをご紹介!
「ラナイ・タイ・シグネチャースクラブ」は、ラナイ島の人々にとって特別な存在であるパイナップルを使ったスパ。抗酸化物質をたっぷり含んだパイナップル、はちみつ、砂糖をミックスしたスクラブで、その後も甘い香りがほのかに香るすべすべのお肌に。
「ティリーフ・リリーフ・ラップ」は、海藻・アロエ・緑茶を配合したジェルでひんやりとアロマラップをした後、新鮮でおっきなティリーフのパックで、ハワイの太陽で火照った肌を鎮静してくれます。
住所 | Lanai City, Hawaii 96763 U.S.A. |
電話番号 | (800) 321-4666 |
営業時間・定休日 | 年中無休 |
平均予算 | ゲストルーム$985~ |
アクセス | ラナイ空港から車で20分 |
公式URL | https://www.fourseasons.com/jp/lanai/ |
緑に囲まれた「フォーシーズンズ・リゾート・ラナイ・ザ・ロッジ・アット・コエレ」
もう一つはひっそりと緑の中にたたずむホテル。ラナイ・シティから松の木が並んだ並木道を進むと・・・さわやかな緑の高原に美しいホテルが見えます。
フォーシーズンズ・リゾート・ラナイ・アット・マネレベイよりこじんまりとしたホテルで、静かでゆったりと贅沢に過ごしたい方におすすめです。2015年から2019年末にかけて大幅リニューアル!
もちろんこのホテルでも、ミニゴルフ、ローンボーリング、乗馬などのアクティビティが楽しめます。超一流の人々が集まる場所であなたも上質な癒しを。
このホテル最大の特徴は、ここでしか体験できない特別なウェルネスフィットネス!ウェルネス企業Senseiと協力して、運動・栄養・休養をテーマに心も体もリラックスできる「Sensei Way」プログラムが用意されています。カウンセリングから始まり、一人一人にあったプランを提案してくれるので、3泊以上滞在する必要があります。
マッサージやメンテナンスで体のゆがみや痛みを和らげ、朝にハイキングやヨガなどのフィットネスでより美しい体へ。さらにスパ、食事、瞑想など、プロがお客様のコンディションを最高の状態に整えてくれます。
住所 | One Keomoku Highway, P.O. Box 631380, Lanai City, Hawaii 96763 U.S.A. |
電話番号 | (800) 505-2624 |
営業時間・定休日 | 年中無休 |
平均予算 | 最低3泊1人$2700~ |
アクセス | ラナイ・シティ空港から車で10分 |
公式URL | https://www.fourseasons.com/jp/koele/ |
ラナイ島へのアクセス方法
ラナイ島へのアクセス方法を見ていきましょう。
オアフ島から行く場合
オアフ島の南東に位置するラナイ島。オアフ島ホノルル国際空港からラナイ島南西部のラナイ空港へ!ハワイアン航空、アイランドエア、モクレレ航空の飛行機に乗り、約30分の空の旅で到着します。
マウイ島から行く場合
マウイ島カルフイ空港からモクレレ航空の飛行機で、ラナイ空港へ。
また、フェリーでもラナイ島に行くことができます。マウイ島ライハナ港とラナイ島マネレ・ベイを結ぶ約1時間の旅は1日に5往復運航しています。片道大人$30、子供$20です。
楽園で極上のヒーリングを
日常生活からかけ離れた癒しの時間を求めて人々はハワイを訪れます。世界屈指のリゾートです。そんなハワイももう知り尽くした!と思っている通のあなたに、ワンランク、ツーランク上の極上の時間をお過ごしいただける”ハワイ最後の楽園”ラナイ島をご紹介したいです。
オアフ島などとは違い観光客にあふれているわけでもなく、ラナイ島は静かで自然がどこまでも広がる不思議な空間です。元は無人島であったこともあり、先住民族の伝説や神々の伝説などがたくさん残っていて、至ところから神聖な力を感じることができます。
ラナイ島で、最高級の癒しを体験し、心も体も隅々までリフレッシュしてください。