ラオスの治安は悪い?女性が観光や旅行で気をつける点や危険な場所を紹介

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タイとの戦争が起きていたラオスも、今は観光できる都市があります。1997年にASEANに正式加盟したラオスの現在の治安は安全なのか危険なのかをまとめました。女性にとっても安心できる治安かチェックし、ラオスで快適に過ごすことを目指しましょう。

ラオスの治安は悪い?女性が観光や旅行で気をつける点や危険な場所を紹介

目次

  1. ラオスへの旅行前に知っておきたい治安状況
  2. ラオスとはどんな国?
  3. 外務省発表によるラオスの危険度
  4. ラオスの治安が悪い危険な地域
  5. ラオスでの観光客をターゲットにした犯罪
  6. ラオスを安全に旅行するための注意点
  7. ラオスでは治安に注意して過ごそう!

ラオスへの旅行前に知っておきたい治安状況

ラオス
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ラオスと聞くと、「どこにある?」とか「小さな国」というイメージを持つ人も昔は多くいました。現在は、ラオスはとても注目されており、世界遺産もある国です。

近年では、行くべき国の1つとしてラオスが挙げられています。ただ、心配なのが治安でしょう。ラオスを旅行したり観光する上で危険な場所や基本的な治安は抑えておくべきです。

今回は、ラオスの全体的な治安と、危険エリアや犯罪の種類などについて見ていきましょう。

ラオスとはどんな国?

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正式には「ラオス人民民主共和国」と言う国です。首都はビエンチャン、最大都市もビエンチャンです。人口は約690万人で公用語はラーオ語です。日本語や英語はなかなか通じないことが多いですが、観光地なら英語が通じる可能性もあります。

ラオスは、かつてはフランスの植民地でした。その後、独立しましたが、内戦やタイとの国境紛争が起きています。内陸地であり、タイやベトナム、カンボジア、中国、ミャンマーが隣国です。

面積は日本よりも小さく高原や山岳地帯が多い地形です。歴史ある仏像や寺院があるため、神秘的な魅力も持っています。

外務省発表によるラオスの危険度

危険
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2019年11月現在は、危険レベル1と危険レベル2の都市ばかりで危険レベルがない都市はありません。旅行や観光ができない国ではないですが、危険に出くわす可能性もあり、治安には不安もあります。

ラオスでは、爆発事件や襲撃事件が過去に起きているため、危険度や治安の心配もそれだけ高くなっているのです。また、2019年11月には、車上荒らしが多発しているため注意喚起が出ました。

感染症危険情報は現在はありません。しかし、風疹やはしか、デング熱が流行する可能性があります。渡航する場合は、治安情報と一緒に、感染症情報も確認してください。また2019年11月21日に地震も起きているので災害にも気をつけましょう。

ラオスは女性が一人旅をしても大丈夫?

旅行
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ラオスの人は、強引さがないため、何か言われてもはっきりと断ることでついてこないという情報があります。そのため、女性が一人で旅行しても安全な面もあるのです。

例えば、観光地となっている場所で、夜遅くに出歩かないなど危険な状況に足を踏み入れなければ大丈夫でしょう。しかし、女性の一人旅は目立ちます。また、女性だからこそ犯罪に巻き込まれることもあります。

ただ、実際に女性の一人旅でラオスを満喫した人もいます。万が一、一人旅を考えているのなら、ラオスでの女性一人旅経験者の情報も取り入れてください。注意すべきことも把握しましょう。

ラオスの治安が悪い危険な地域

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ラオスは、基本的には全体に危険レベル1、一部には危険レベル2がある国です。治安が良いとは言えないので、常に警戒を持つべきです。

そのラオスの中でも、特に治安が悪いと言われている地域を紹介します。その地域では、注意をより深めて行動してください。

ラオスの治安が悪いと言われる原因や、ラオスの発展に足を止めている実情が現実にあります。

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サイソンブン県

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2019年11月現在、危険レベル2がついているので治安が悪い都市です。旅行や観光にはまず向いていません。ここでは、反政府勢力が政府軍とぶつかったり、襲撃事件や爆発事件が起きています。

外国人職員が襲撃を受けたり、道路に地雷が仕掛けられていたりなど危険ばかりがあります。現地に在住している民間人でさえ命を落とした事件もあるのです。

また、経済が遅れていたり、貧困が問題にもなっています。ラオスで1番治安が悪い場所のため、治安が改善されるまでは興味があっても行かないようにしてください。特に山岳地帯は危険です。

首都ビエンチャン

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首都であり、最大都市でもあるため観光客も集まります。ビエンチャンを中心に旅行を計画している人も多いでしょう。危険レベル1なので渡航できない場所ではありません。東南アジアの良さが詰まった人気の観光地です。

しかし、人が混雑するからこそ、スリやひったくりが起きやすくなっています。また、銃器が規制されているにも関わらず、数多く出回っており銃器による犯罪も起きています。

女性でも子供でも誰でも犯罪の被害者になる可能性があるので、観光地ではあるものの気を抜くことができません。人が多いだけに犯罪者も多ければ犯罪のターゲットになる人も多いのでしょう。

古都ルアンパバーン

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ラオスで最も行きたい場所として人気があります。街そのものが世界遺産になり注目度も上がっています。とてものんびりしていて、訪れると羽を伸ばしたくなるでしょう。小さな街なので観光のしやすさもメリットとして挙げられます。

しかし、ここも観光客が多いためスリやひったくり、置き引き、ぼったくり、薬物などの犯罪が起きています。また、道路事情が悪く、夜行バスが落下した事故も起きました。毎年転落事故があるものの、未だに道路は改善されていません。

さらに、ダム建設のためにいた中国人キャンプが襲撃された事件もあります。この事件では、亡くなった被害者もいました。確かに、のんびりした良い街ではありますが、度々治安を揺るがす事件が勃発しています。

ラオスでの観光客をターゲットにした犯罪

犯罪
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ラオスの現状の治安の中で旅行や観光をするためには、巻き込まれる可能性がある犯罪について把握しておくべきでしょう。

日本人被害者もいる犯罪や、観光客がターゲットになっている犯罪をまとめました。海外旅行のときに、基本的に気をつけたいことばかりです。

ラオスでは、どこでも起きやすい犯罪が多発しているということです。常日頃から気をつけておくことも大事です。

スリ・置き引き

財布
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人が多い場所を狙って起きているのがスリです。貴重品をバッグから抜き取られた被害に遭った人はとても多くいます。海外に行くと必ずと言っていいほど聞くスリ被害ですが、ラオスも例外にはなれていません。

また、レストランやカフェで休憩したときや、トイレに立ったときなどに荷物を置きっぱなしにしておくと瞬時に盗られるという置き引き被害もあります。日本人は荷物を置きっぱなしにする傾向があるので最初から狙われることもあるでしょう。

さらに、バスでの長距離移動で寝ていたら荷物がなかったなんてこともあり得るため、荷物への意識を高めてください。長距離移動を万が一するときはワイヤーロックを使うなどの対策も必要でしょう。

ひったくり

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StockSnap

人が多く集まる都市部で起きているのがひったくりです。ビエンチャンではより注意してください。ひったくりは、歩いているときに後ろからバイクで近づかれ、追い抜かれながら盗られるケースが多くあります。

盗られないように抵抗しても、あらゆる手段を使ってひったくります。荷物を守ったまま引きずられたり、荷物を離すまで殴られたという事件もあります。銃で撃たれた事件もあったのでとても危険です。

特にこのひったくりは、力が弱い女性が狙われることもあります。最近では日本人女性がターゲットになることが多いでしょう。ひったくられてもいいように最低限の持ち物にし、できるだけ抵抗しないことも大切です。

いかさま賭博

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英語や片言の日本語で親しげに話しかけてきて、仲良くなるふりをしながら騙してきます。仲良くなったら共犯者がいるアジトに招かれ、一緒に食事をしますが、その後、トランプゲームに発展します。

相手が現金を持ってくるため、現金を用意することを求められます。ATMや質屋に連れていかれ、上限額のキャッシングやカード決済での金の購入をさせられます。

この時の金品は、「預かる」と言われるのですが、そのまま持ち逃げされます。断っても、強要される賭博なので、親しくなってしまったらアウトです。

睡眠薬強盗

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食事をしている日本人に声をかけ、親しくなって一緒に食事をしようと誘われます。あまり人が多くないレストランに入り、途中までは普通に食事をします。

しかし、トイレに立ったときに睡眠薬を飲み物に入れられ、その後、寝てしまい起きたら貴重品がなくなっているという犯罪が起きています。

夕食での時間帯が狙われやすいことと、単独行動をしている日本人が狙われやすいことが分かっています。犯人は自称外国人でイラン人とかトルコ人を名乗ります。

薬物

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薬物が多く流通しているラオスでは、歩いているだけで「ハッパ!」などのように声をかけられたり薬物を勧められることがあります。薬物の値段も安いため、手を染める人もいます。

しかし、ラオスでは薬物に対する刑罰が重く、時には死刑判決もあるのです。これまでの外国人逮捕者の中には、日本人も含められています。

薬物目的でラオスに行く人もいるので、日本人であっても知らない人や怪しい人とは距離をとってください。また、薬物が入った荷物を預けられるという被害もあります。これはとても危険なので知らない人からは何も預からないでください。

ラオスを安全に旅行するための注意点

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治安が悪いと心配になるラオスですが、注意を高めることで安全に旅行や観光ができたという人も少なくありません。

知識なしでラオスに行くと、どんな犯罪に巻き込まれるか分かりません。しかし、どこに注意するといいのかを知ることで自分への犯罪率を下げることが可能でしょう。

ラオスで安全性を自ら高める方法を紹介します。

人気のない場所へは行かない

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確かに、観光客が多い場所ではスリやひったくり被害が相次いでいますが、人気のない場所はより危険です。ラオスで犯罪をする人はナイフや銃を持っている可能性があります。

人気がない場所で抵抗すると何をされるか分かりません。また、周りに人がいない場所のほうが犯人にとっては好都合です。夜間の外出も控えて、観光地で安全な観光ができるようにしてください。

特に、一人旅をする人はどんなときでも単独行動になります。予め、自分が行く場所のルートを調べておき、細い道などの迷いこまないようにしましょう。

高価な物は身に着けない

アクセサリー
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ラオスで注意を促されている犯罪に強盗があります。高価そうなものが目に入ると奪われる可能性があります。最近では、路上強盗も多発しています。

そのため、高価なものは身につけないようにしてください。派手な格好や派手なアクセサリーをつけていると、たとえそれが日本での価値が低いにしろ、強盗のターゲットになりかねません。

ラオスにいるときは、アクセサリーはつけないとか、安い時計を持っていくなどのように、自ら目立たないような工夫をしてください。

スマホ・カメラも見えないようにする

スマホ
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スマホやカメラなどの電化製品は高価なものと見られ盗られる可能性があります。路上でスマホを見て、そのスマホをバッグにしまうと、ひったくりやスリのターゲットになるでしょう。

スマホやカメラはなるべく路上で出さないようにし、人の目に触れないようにしましょう。いつ誰に見られているか分からないので、外で安易にスマホを使うのは控えてください。

また、対策として、盗られてもいい格安スマホを持っていくのもおすすめです。ラオスの旅行用にだけ使うものを準備すると、盗られてもダメージが少ないはずです。

ATMを利用する際は周りに注意

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ATMを利用してお金を引き出すときは、周りに怪しい人がいないか注意してください。こっそりカードの暗証番号を盗み見て、バッグをひったくったりスリで財布を奪われ、カードを使われることもあります。

また、スキミングをして現金が引き抜かれることもあるので注意しましょう。

見知らぬ人の言葉を信用しない

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現地の人でも、外国人でも知らない人から親しげに話しかけられたときは相手を簡単に信用しないでください。日本語で話しかけられても相手にしすぎないことです。たとえ、日本人であっても知らない人には警戒しましょう。

心を許すことで、つけこまれてしまい、いかさま賭博や睡眠薬強盗の被害に遭う可能性があります。現地の人の優しさに触れて嬉しいと感じると、その心の隙間に相手は入り込んできます。

信用されるように最初はいい人で近づいてくるのが当たり前です。被害に遭う前に、自分との境界線を引いてください。知らない人とは、話しこんだり目を合わせすぎたりしないのがコツです。

ラオスでは治安に注意して過ごそう!

ラオス
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ラオスの治安を見ると、ただただ悪いように感じてしまいませんか?しかし、ラオスを旅行した人の中には治安が悪いと感じなかったという人もいます。おそらく、治安の悪さを気にして警戒していたのでしょう。

警戒心をきちんと持ち、危険なことはせずに自分で注意を高めることができたら、ラオスが好きになれるほど良い旅行をすることができるはずです。とにかく、治安が悪い場所にはいかないようにしてください。

そして、観光地であっても注意して、荷物は身体から絶対に話さないようにしましょう。女性の一人旅を計画している人は、より気をつけてください。

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