ラオスの首都ヴィエンチャン！おすすめ観光スポットやホテルなどを紹介

東南アジアにあるラオスは、タイの北側に隣接する国です。首都のヴィエンチャンは、たくさんの観光客が訪れる人気の観光スポットでありながら、のんびり、ゆったりとしたローカルな空気が流れ、訪れる人の心を癒します。

ラオスは、1975年12月にできたばかりの、世界でも比較的新しい国です。

ラオスの始まりは、14世紀頃のラーンサーン王国にあります。16世紀頃に絶頂期を迎え、ヨーロッパとの交易も盛んにおこなわれるなど、大変賑わいを見せていましたが、王国が分裂したり、ベトナムの内戦に巻き込まれたりなどするうちにダメージを受け、政治的な混乱が続くようになります。

今から約45年前にラオス人民革命党によって王制が廃止されたことで、ラオス共和国が誕生し、今に至ります。

ラオスの首都であるヴィエンチャンは、ラオスの首都で国内最大の町。メコン川沿いに発展し、人口も最も多く、街のマーケットはたくさんの人たちで活気づいています。

歴史的な建物や有名な人気の観光スポット、ショッピングスポットなどはほとんどがヴィエンチャンに集まっており、人気のヴィエンチャンを観光すれば、ラオスの良さを存分に堪能することができるでしょう。

ヴィエンチャンの中心部には、日本でおなじみの人気100円均一ショップ「ダイソー」があります。そのほか、日本製品専門店の「J MART」があったり、ラーメンなど日本食を食べられるお店があったりと、親しみのある光景にホッとすることができるでしょう。

ラオスでは、日本製品や日本食が人気で、ブームになっているということもあり、街中で人気の日本製品を扱うお店もチラホラ見かけます。

ラオスの通貨はKIP（キープ）です。日本円に換算すると、1キープはおよそ0.012 円（2020年3月現在）です。

ヴィエンチャンに観光で訪れた際にぜひ立ち寄りたい、おすすめの人気観光スポットを4つご紹介します。

フランスのパリにある有名な凱旋門をモチーフにして作られたパトゥーサイ。門には8時から5時までの間は上ることができ、街並みを一望することができます。

凱旋門の中にはお店があり、お土産を購入するにもおすすめです。

門の真下から見上げると、天井にはラオスの典型的なモチーフ、神々などが描かれています。美しい色彩と、ラオスならではのモチーフ、タッチなど、文化を感じられるスポットです。

メコン川の左岸に位置するヴィエンチャンは、メコン川に沿って発展した都市。メコン川に隣接しているので、市内のいたるところでメコン川を目にすることができます。

雄大な流れに沿って広がるのどかな風景が、ゆったりとしたヴィエンチャンの雰囲気を作り出しています。

たくさんの仏像が並ぶカオスなテーマパーク。目の前に大きく鎮座する仏像は、さまざまなポーズをしていてとてもユニークです。敷地内にある土手からは、メコン川を見渡すことができます。

ベトナム戦争に巻き込まれた歴史のあるラオス。その時の爆弾や資料などを展示しており、当時の様子について知ることができる場所です。洞窟シネマやカフェ、ギフトショップが併設されています。

ヴィエンチャンには、ワットと呼ばれる寺院がたくさんあります。ここでは、特に観光で訪れてほしいおすすめの寺院を3つご紹介します。

タートルアンは、「大きな塔」という意味のある名称で、ラオス佛教において最高の寺院とされています。ラオスの国章や通貨に印刷されているなど、国民に広く親しまれている、ラオスを象徴する存在です。

タンクトップやキャミソール、短パンなど、露出が多いと入場を断られることがあるので注意しましょう。

タートルアンのすぐ隣には、ワット タートルアン ヌア（Wat That Luang Neua）という、最高位の僧がいる宮殿があり、美しい建物の様子もまた見どころです。

1818年にできた、ラオスで最も古い寺院の一つで、風情のある佇まい寺院内には7,000体以上のも古い仏像が安置されています。

一つ一つの仏像に違う表情があり、見比べながら拝観することでより楽しめるでしょう。

ワット・ホー・プラケオは、ワット・ホー・パケオと呼ばれることもあります。ラオスの最高位の寺院で、エメラルドの仏像があり、持ち去られてしまったことでも有名です。

シーサケット寺院の向かいにあり、合わせて観光したいスポットです。

ヴィエンチャン観光の拠点にしたい、おすすめのホテルをご紹介します。

市街地に近く、ナイトマーケットにも徒歩で行くことができる便利な立地が人気。ホテルの部屋がきれいで食事が美味しいと、口コミでの評判も高いホテルです。

ラオスの3つ星ホテル。 ビエンチャンのビジネス地区にあり、市内中心部や各観光地へのアクセスの良いと評判です。リーズナブルに宿泊できるコスパの良さも人気です。

ゆとりをもって使える広い部屋で、旅の疲れを癒しながら快適に過ごすことができます。Wi－Fiが使えるので、情報収集にも便利。

ホー・プラ・ケオやワット・ホーパケオが徒歩圏で、観光にも便利です。

ラオスのヴィエンチャンでおすすめのグルメ店を3つご紹介します。

イタリア人のオーナーシェフが作るピザやパスタが評判のお店。特にピザが本格的で美味しいと大人気で、お店に入った人のほとんどがオーダーします。

日本人夫婦が経営する、日本食カフェ。和のお惣菜や抹茶やあんこを使った和スイーツなど、日本人にとって懐かしい気持ちにさせてくれるお店です。店内のいたるところに日本語があるので、なんだか心が落ち着きます。

スパイスやハーブたっぷりのラオス料理を食べられるお店。タイ料理と近いラオス料理は特に女性に大人気で、店内にも女性のお客さんが目立ちます。

日本からラオスに行く場合、飛行機の直行便が就航していないので、ほかの空港を経由して入国します。

ラオスに入国する経由地として使われるのが、タイの東北部にあるウドンタニ空港です。

ウドンタニ空港からラオスのヴィエンチャンの中心部までは車でおよそ1時間30分ほどの距離なので、リムジンバスやタクシーで移動することができます。

ワットタイ空港は、ヴィエンチャンにある空港です。飛行機でラオスに行く場合、 ベトナムのハノイか、タイのバンコクを経由してワットタイ空港を目指します。

日本からハノイまでは5時間30分、バンコクまでは6時間30分のフライト。航空会社は、ハノイ経由での場合ベトナム航空、バンコク経由の場合はタイ国際航空です。

ハノイからもバンコクからも、ヴィエンチャンまでは1時間10分程度のフライトで到着します。

自然が豊かで歴史のある街並みが魅力のラオスは、都会の喧騒を忘れてのんびりと過ごしたい人におすすめの国です。

現地でしか体感することのできない文化やグルメなど見どころも多いので、ぜひ一度訪れてみてください。