ラペスカは山梨の人気カフェ!桃をたっぷり使ったスイーツを紹介
山梨県山梨市で桃・ぶどうの通販や、ジェラート・桃ジュース・桃ジャムの通販を行っている農業生産法人「ピーチ専科ヤマシタ」が経営してるのが、桃農家カフェ「ラペスカ」です。「ラペスカ」は桃をたっぷり使ったスイーツをはじめ、フルーツのスイーツが人気です。
目次
ラペスカで山梨の美味しい桃を堪能しよう!
山梨県山梨市で経営されている桃農家カフェ「ラペスカ」は、山梨産の美味しい桃を使ったスイーツが楽しめます。「ラペスカ」で山梨の美味しい桃を堪能してみませんか。
フルーツ王国山梨の美味しいフルーツ
桃農家カフェ「ラペスカ」がある山梨県は、「フルーツ王国」と呼ばれるほど、たくさんの美味しいフルーツが栽培されていて、収穫されています。特に山梨県の中心の甲府盆地では、フルーツの栽培が盛んです。
山梨県でフルーツの栽培が盛んな理由としては、まずは昼と夜の寒暖差が大きいことが挙げられます。夜の気温が低いと、昼間につくった甘みの元となるでんぷんを消費せず蓄積することができ、甘いフルーツになります。
次に、年間日照時間が長いことが挙げられます。太陽光は、フルーツが光合成をして糖分を作り出す重要なもので長いとそれだけ光合成が行われます。
もう1つは、年間の降水量が少ないことです。降水量が少ないと、土壌の養分が流されず吸収率が上がります。また、降水量が少ないと言うことは、湿度も低くなり、病気のリスクも下がるので、フルーツの栽培に適しています。
このような環境に合わせて、山梨県ではフルーツの栽培が盛んになり、「フルーツ王国」と呼ばれるほどになりました。
ぶどうや桃は日本一の生産量
山梨県のフルーツ王国としての歴史は、江戸時代に遡ります。すでに江戸時代には、桃・ぶどう・梨・くり・柿・りんご・ザクロなどが栽培されていました。
明治になって、殖産興業の政策により製糸工場が相次いで建設され、養蚕に必要な桑が大量に植えられたり、戦争が始まると、食糧増産のために雑穀などの畑に切り替わったりしましたが、戦後の高度経済成長期による食生活の変化などもあって、フルーツの栽培がまた、盛んになりました。
現在では、ぶどう・もも・すももは、山梨県が国内最大の生産地になっています。山梨のぶどう、山梨の桃と言えば美味しいことでも有名ですね。
ラペスカの周辺は「桃源郷」とも呼ばれている
「桃源郷」とは「世俗を離れた別世界」のことを指す言葉です。わずらわしいことのない楽園のことです。「世俗」とは、世間一般の人が住むところを指す言葉で、「世俗を離れた別世界」とは、普段日常を過ごしている世界から離れた、理想的な世界のことです。
理想的な世界という意味から、完璧な世界と捉えられることもありますし、架空の場所という意味も含んで使うこともあります。
そのような意味から、「桃源郷」は、実際には存在しない架空の場所を指す言葉ですが、日常生活において、「現実に存在するのが不思議なほど素晴らしい場所」という意味のたとえで「桃源郷」と使うこともあります。
そうなんです。ラペスカの周辺は、春になると「現実に存在するのが不思議なほど素晴らしい場所」のようになるという意味で「桃源郷」と言われるのです。
ラペスカの周辺には、桃の木がたくさん植えられていて、春になるとピンクの花を咲かせます。桜や梅の花とはまた違った美しさです。咲き誇る桃の花の景色が、現実に存在するのが不思議なほど素晴らしい景色で、まさに「桃源郷」なのです。
ラペスカとは?
「ラペスカ」とはどんなお店なのでしょうか。ここからは、「ラペスカ」について詳しく見ていきましょう。
桃農家が営むカフェ
「ラペスカ」は、山梨県山梨市で桃・ぶどうの通販やジェラート・桃ジュース・桃ジャムの通販を行っている農業生産法人「ピーチ専科ヤマシタ」が経営している桃農家カフェです。
店は2階建てで、店内では柔らかい照明と木製のテーブル・椅子が落ち着いた雰囲気を作っています。開放感のあるテラス席も用意されています。そんな素敵な空間の中で、桃農家が作る桃のスィーツ、さっき収獲したばかりのそのままのフルーツを味わえるのが、「ラペスカ」です。
6月の2階のデッキからの眺めや、9月の秋の風に吹かれながらのデッキでのひと時は、スィーツ以外のお奨め品だと「ラペスカ」は胸を張ります。
桃の収穫時期は桃づくしのメニューがたくさん
桃農家カフェと言われるだけあって、桃の収穫がスタートすると、カフェメニューは桃尽くしになります。
年中収穫できるものでないだけに、その収穫時にしか味わえないメニューがたくさん。「ピーチジュエル」「桃のサンドイッチ」「桃の紅茶・フルーツティー」 「桃のコンポート」 「桃ジュレ」「ピーチレモンミントソーダ」「桃のスムージー」「ピーチソレイユ」などなど、メニュー名を聞いただけでもワクワクしてきませんか。
そんな旬の時期だけのメニューに魅かれて、たくさんの人が「ラペスカ」を訪れることになります。
ぶどうや柿を使ったスイーツも
桃農家カフェといっても、桃に関するスイーツだけを出している訳ではありません。桃と同様、ぶどうや柿なども旬の時にスイーツにして提供してくれます。
「葡萄のパフェ」や「シャインマスカットのチーズケーキ」などは、ぶどうの季節の人気メニューです。
また、柿が旬の時期の人気は「柿パフェ」です。「柿パフェ」は、ほうじ茶ジュレ・あんぽ柿ペースト・柿・ほうじ茶ジェラート・抹茶ジェラート・あんぽ柿ミルクジェラート・ほうじ茶メレンゲが1つのグラスに入って出来上がるぜいたくさです。
ぶどうと柿が一緒に味わえる「秋のパブロバ」もあります。「秋のパブロバ」は、パブロバ(甘くないメレンゲ)・あんぽ柿・葡萄・オレンジチョコマーブルのジェラート・生クリームが下から重ねられていきます。全部を崩しながら食べてみて下さい。
桃をはじめ、ぶどうや柿など、旬のフルーツはそのままでももちろん美味しいのですが、更にひと手間かけてスイーツにすることで、よりおいしく頂くことができるのです。
ジェラートはお取り寄せもOK
桃農家カフェ「ラペスカ」のメニューは、基本お店に足を運ばなければ食べられません。しかし、嬉しいことに、ジェラートだけは、お取り寄せが可能です。
オンラインショップでご注文ができます。『お得なお試しジェラートセット12個入り』をはじめ、『選べるジェラート6個入り』『選べるジェラート8個入り』などが用意されていて、好みのジェラートを好きな数だけ選んでお取り寄せできます。
お取り寄せは、オンラインショップでのご注文に限ります。電話での注文は受け付けていないので注意して下さい。
ラペスカのおすすめメニュー
それでは、桃農家カフェ「ラペスカ」のおすすめのメニューを紹介していきましょう。全部で4つ紹介します。
①ピーチジュエル
「ラペスカ」のおすすめメニュー1つ目は、「ピーチジュエル」です。
「ピーチジュエル」は、桃農家カフェ「ラペスカ」で一番人気の、宝石のような桃のパフェです。ジューシーで甘みのある新鮮な桃をまるまる1個以上使った贅沢な逸品で、見た目もインパクト抜群です。上に乗った完熟桃の下には、桃ジェラートと桃コンポートが入っていて、グラスの底までしっかり桃づくしです。
ジェラートにも、桃が50%以上入っており、山梨の桃を存分に楽しめる1品です。
②葡萄のパフェ
「ラペスカ」のおすすめメニュー2つ目は、「葡萄のパフェ」です。
「葡萄のパフェ」には、ピオーネ・クィーンニーナ・シャインマスカットの3種類の葡萄が使われています。その葡萄がヨーグルトクリームであえられていて、あじろんジェラートとあじろんマーブルの2種類のジェラートと紅茶のメレンゲが入っています。
ぶどうやジェラート・メレンゲとあえて食べてみて下さい。味も食感も楽しめる1品になります。
③ジェラート
「ラペスカ」のおすすめメニュー3つ目は、「ジェラート」です。
なんと「ラペスカ」の「ジェラート」は、 農園で育てている49品種の桃を使ったジェラートが用意されています。そして、桃だけでもそれだけの数のジェラートがあるのに、季節の果物を使った桃以外に、葡萄・イチゴ・林檎などのジェラートも並んでいます。また、ラムレーズン・干し柿みるく・チョコミントなどもあります。
桃以外のジェラートでは、ラムレーズンのジェラートがお店の一押しです。葡萄はシャインマスカットをラム漬けしてジェラートの中に入れてあります。
④ピーチパイ
「ラペスカ」のおすすめメニュー4つ目は、「ピーチパイ」です。
「ラペスカ」で1番人気のメニュー「ピーチジュエル」が終了しする頃に、入れ替わって店頭に出てくるのが、新たな看板商品「ピーチパイ」です。
こんがり焼き上がったパイをサクッと崩すと、中から柔らかく煮てある桃がトロンと出てきます。サクサクのパイと柔らかい桃の食感のコンビネーションが何とも言えず、楽しくて美味しいのです。
秋を感じ始める頃のピーチパイは、一緒にホットコーヒーと味わってみてはいかかでしょうか。
ラペスカの混雑状況
人気の桃農家カフェ「ラペスカ」。どれくらいの混雑状況なのでしょうか。
桃のシーズンは混雑必須!
桃農家カフェ「ラペスカ」へ足を運んだ人の話をまとめてみると、混雑状況は、次のようにまとめられます。
休日は、開店時間ですでに3~4時間待ちの時もあり、特に桃が旬の時期でかなり混んでいる場合は5時間待ちの場合もあります。だいたい待ち人数20組で30~40分くらい待たなければなりません。
平日は比較的すいていて、特に平日午後がすいています。
朝8時から予約表が出る
桃農家カフェ「ラペスカ」では、整理券配布などはありません。また、事前予約も不可能で、その場で並ぶことが必要です。順番が来たら電話で呼び出しなどのサービスももちろんありません。
お店のオープンは10時ですが、予約表(記名表)が店頭に8時に出されます。つまり、8時から当日の受付が始まる訳です。まずお店に入りたい時は、この予約表に名前を書くとこから始まるので、並ばなくても済むようにしたいのなら、オープンの10時ではなく、予約表が出される8時にはお店に行くようにしましょう。
人数にもよりますが、だいたい予約表の上から12組くらいが、お店のオープンの10時に入店できるようです。
もちろん、予約表に記名しても、席をはずしていて順番がきてもその場いなければ、順番は飛ばされます。ご注意ください。
ラペスカの店舗情報とアクセス方法
最後に桃農家カフェ「ラペスカ」の店舗情報とアクセス法を紹介しておきます。
春日居町駅から徒歩約15分
電車でのお店に向かう場合は、JR中央本線の「春日居町駅」から徒歩でだいたい15分かかります。また、JR中央本線「山梨市駅」からなら、徒歩21分程です。「山梨市駅」では、有料のレンタサイクルがあるので、天気が良ければ、「ラペスカ」まで、風を感じながらサイクリングもいいかもしれません。
車では、中央高速道路「一宮御坂IC」から石和方面へ約15分で到着です。
住所 | 山梨県山梨市正徳寺1131-1 |
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電話番号 | 0553-34-5359 |
営業時間・定休日 | 営業時間 10:00~17:00(L.O.16:30) 店頭にある予約表は8:00から利用可
定休日 6~8月:月曜(祝日の場合は翌日) |
平均予算 | ~2,000円 |
駐車場の有無 | あり |
アクセス | 中央高速道路「一宮御坂IC」から車で15分 JR中央本線「春日居町駅」から徒歩15分 JR中央本線「山梨市駅」から徒歩21分 |
公式URL |
ラスペカで美味しい桃のスイーツを食べよう!
フルーツが好きな人はもちろんのこと、そうでもない人でも、やはり旬のフルーツの美味しさはたまりませんね。
そんな旬の美味しさを丸ごと味わわせてくれるのが、桃農家カフェ「ラペスカ」です。見てきたように、桃農家カフェと言われるだけあって桃のデザートに力を入れていますが、それ以外にもぶどうや柿など旬の味が頂けるのです。
休日に混雑覚悟で行くのも良し。混雑を避けて平日に行くのも良し。とにかくフルーツの好きな人や、旬のフルーツの美味しさを味わいたい人は、 1度桃農家カフェ「ラペスカ」に足を運んでみて下さい。
フルーツの美味しさと共に、「桃源郷」と例えられる周りの景色にも癒されますよ。