ラピュタの道の現在は?熊本地震による現状や震災以前の絶景も
人気アニメ「天空の城ラピュタ」の世界を感じることができる絶景が楽しめると評判であった「ラピュタの道」でしたが、2016年に起きた熊本地震の影響により大きな被害を受けました。「ラピュタの道」の現在の様子や地震前の絶景について触れていきます。
目次
熊本の名所【ラピュタの道】を紹介!
スタジオジブリの人気映画ラピュタの城の世界観が楽しめるといったことで知られる「ラピュタの道」の現在の様子やかつての絶景について触れていきます。参考にしてみてください。
正式名称は「阿蘇市道狩尾幹線」で、県道149号線のある熊本県阿蘇市より、阿蘇外輪山の上を走っているミルクロードと呼ばれる県道339号を結んでいるおよそ6kmほどの道路になります。熊本地震の被害によって現在は通行できません。
熊本地震によってラピュタの道も崩壊
2016年年4月14日21時26分以以後、熊本県や大分県の各地で発生した熊本地震により、多大な影響を受けました。震度7といった規模の地震や震度6の余震が続いたこともより、甚大な被害を受けています。ラピュタの道も熊本地震により大きな影響を受けました。
現在はアクセスができない状態となっており、映画の世界観を楽しむことができない状態となっています。復旧が待ちこがれる状態となっています。
ラピュタの道の被害
震災直後に県道149号線側にある「長寿が丘つつじ公園」方面からのルートは通行止めになり、県道339号線のミルクロード側についても通行禁止となっています。
ラピュタの道の入口にはバリケードが設置されており、ラピュタの道の先にある展望台へのアクセスが現在もできない状況となっています。そういったことから、どちらのルートからもアクセスができない状態です。
現在は通行止め
現在も地震の影響により、道路には亀裂が入り、斜面を支える地盤がもろくなっています。地震後の安全確認が現在もできていないことといったこともあり、熊本地震発生以後4年近く経過した今もなお、ラピュタの道は立入禁止の状態となっています。
ミルクロード先にある入り口付近にはバリケードがあり、先に進めない状態となっています。復旧が待たれる状態となっています。
復旧の目処は?
熊本地震の影響によりラピュタの道も被災してしまいました。現在においても道路には亀裂が入っており、地盤ももろくなっているといった状態です。2016年4月14日に起きた今も、 復旧の目途が立っていないといった状態です。
とくに長寿ヶ丘つつじ公園よりも先の区間についての被害が大きく、復旧が困難となっています。素敵な光景が眺められる日が再び来ることを多くの人が待ち望んでいます。
【熊本】ラピュタの道のかつての魅力
現在は熊本地震の被害により、立入禁止となっていますが、地震前は神秘的な光景が広がる絶景が楽しめる人気スポットとなっていました。ラピュタの道の魅力や見どころについて振り返ってみましょう。たくさんのおすすめポイントがありました。
また、ラピュタの道の美しい光景を眺めることができる日が来ることを多くの人が願っています。かつての絶景を楽しんでみませんか。復興が待ちこがれます。
息を飲む断崖絶壁
雲海が辺りに広がる光景とともに、空へ突き出しているかのような道がひろがるといったような、幻想的な絶景を楽しむことができる人気スポットです。外輪山を曲がりながら進むコースはツーリングコースやサイクリングコースとしても絶大な人気がありました。
神秘的な雰囲気が漂う断崖絶壁は、天空まで続いているといったような感じがあり、ふもとの狩尾地区より山頂までの標高差は200mほどとなっています。
映画の世界そのものの天空の道
交通アクセスは不便であるものの、阿蘇カルデラを見下ろす立地にあることから、美しい絶景が楽しめると評判のスポットでした。早朝にかけてみられる雲海により覆われた光景はまるで「天空の城ラピュタ」の世界観を彷彿させる絶景が望めると評判になっていました。
ペルーにあるマチュピチュのような光景が熊本県にもあります。現在は絶景を眺めることができませんが、再び眺められる日が来ることが期待されています。
阿蘇五岳を望む絶景
駐車場のある場所の近くには、草原の中を進む脇道があり、約5分ほど歩いた先には阿蘇五岳を望むことができます。阿蘇谷を見下ろす光景はまさに絶景となっています。展望スペースがあり、ラピュタの道の神秘的な光景を眺めることができます。
ラピュタの道や遠方にある田園を背景にインスタ映えする素敵な光景を望むことができました。神秘的な光景に出会うことのできる人気スポットでした。
【熊本】ラピュタの道のかつての絶景
ラピュタの道は、もともとは農道として作られたといったこともあり、道幅も狭いといったこともあり、乗用車同士がすれ違うことも難しいといったこともあります。上空より眺めるといったことがおすすめの鑑賞方法となっています。
美しい絶景がまた眺められる日を多くの人が望んでいます。復旧が待ち遠しいと思っている人がたくさんいます。かつての絶景を懐かしんでみましょう。
雲海が広がる風景
雄大な光景が広がる阿蘇五岳であったり、阿蘇谷を覆いつくすほどの美しい水田が眼下に望むことができます。ラピュタの道と呼ばれるようになった理由としては、雲海の中にまるで天空に浮かんでいるかのような光景が望めるといったところにあります。
阿蘇盆地に雲海が発生した際には、道が空に浮かんでいるかのような「天空の城ラピュタ」の世界観が広がります。現在は絶景を眺めることが困難となっています。
季節ごとの美しい景色
阿蘇の雲海は秋や冬といった時期だけではなく、梅雨時期であったり夏場でも眺めることができるといったところも特徴となっています。日の出より朝9時頃までに変えての時間で眺めることができます。季節ごとに違った光景を光景が楽しめます。
雲海が発生する条件には、朝晩で温度差が少ないといったことや、適度な水分があり、風がないといった3つの条件があります。秋から初冬にかけてがベストシーズンとされています。
目印の
ラピュタの道への目印は 「かぶと岩展望所」となっており、さらに進んで行くと「ラピュタの道」への分岐点にぶつかります。その先には駐車場があり、脇道を登ると展望台スペースに出ることができます。足元に気を付けながら進みましょう。
山麓側からアクセスする場合には県道149号河陰阿蘇線より進み、尾ヶ石郵便局やつつじ公園へ向かう看板が目印となっています。2つの方法でアクセスができました。
【熊本】ラピュタの道の場所は?
現在は通行止めとなっている、ラピュタの道ですが基本情報についても紹介していきます。復旧のめどはたっていませんが、地震前はラピュタの道付近は公共交通機関もあまり発達しておらず、車もしくは自転車もしくは徒歩でアクセスする形となっていました。
現地の道は狭いといったこともあり、乗用車がすれ違うにも難しいほどとなっています。頂上付近より見下ろすといったスタイルがおすすめです。
ラピュタの道の基本情報
絶景が望める人気スポットでしたが、サイクリングコースとしても有名な場所となっており、標高479m位置の山麓より標高940mにある山頂までの高低差のある461mの距離をひたすら登り続けるといった過酷なコースでサイクリストの間でも評判となっていました。
人それぞれの楽しみ方ができるといったところも特徴となっていました。絶景を再び眺めてみたいといった思いのある方が多くいます。
住所 | 熊本県阿蘇市狩尾 |
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電話番号 | 0967-32-1960 |
アクセス | 阿蘇熊本空港より車で90分、大観峰より車で20分 |
公式URL |
多くの人がラピュタの道や熊本の復興を願う
熊本地震前は、天空の城ラピュタの世界観を楽しむことができるといったことから、全国各地より多くの人が観光に訪れました。現在は、地震の影響により影響ができて、復旧見込みが立っていません。かつての絶景を楽しんでいた方がたくさんいます。
熊本県民のみならず、多くの人たちから早期の復旧が望める望まれる観光名所です。絶景をまた眺めてみたいと思っている方も多いはずです。