熊本の心霊スポットランキング！最恐スポットや有名な病院を紹介

全国にはたくさんの心霊スポットが存在しますが、熊本にも身の毛もよだつ不気味な雰囲気が漂う、有名心霊スポットがたくさんあります。

この記事では、熊本の心霊スポットをランキング形式でご紹介していきます。ぜひ、心してお目通しいただくことをおすすめします。

まずは、第19位から第17位までの心霊スポットをご紹介します。無念の死を遂げたキリシタンの霊が眠る心霊スポットや、多くの自殺者が発生する心霊スポットなど、いずれも有名な場所です。

あなたならどの場所に興味がありますか。決して遊び半分では足を運べない心霊スポットばかりです。

臼内切（うすねぎり）は、江戸時代末期に異教徒として江戸幕府から討伐命令が下され殺害された隠れキリシタンの千人塚がある場所です。

ここ臼内切には12個もの塚があり、それぞれの塚には首と胴体を切り離された家族のしかばねが眠っています。夕方にはおどろおどろしい空気が漂い、あまりの不気味さに地元の人さえ近づくことがない有名な熊本の心霊スポットです。

新堀橋は、県道１号線に架かる県道303号線の橋です。ここはかつて自殺の名所として知られ、この世をはかなんだ多くの人が高さ約40mの新堀橋から飛び降り自殺を試みていました。

現在では橋の両側には高い柵が設けられ、以前のように自殺をする人が激減しました。そして、橋のたもとにある救命地蔵が、自殺をして命を落とした人の霊を供養するかのように立てられています。

娑婆神峠の石畳は、干し柿やブドウの産地として知られる熊本県宇城市豊野町にある心霊スポットです。昔は多くの人が往来していましたが、現在では倒木が見られたり滑りやすくなって歩くのが険しく細い山道です。

西南の役では戦場になったことから、戦争で命を落とした侍たちと思われる男性の幽霊の目撃情報が相次いでいます。もし出かける際は、足元に十分気をつけていただくことをおすすめします。

第16位から第13位には、老婆の幽霊が現れたり、殺人事件が発生して不気味な雰囲気に包まれる廃墟など、恐ろしい体験ができる心霊スポットが並んでいます。安易な気持ちで足を運ぶと怖い目にあうかもしれない心霊スポットばかりです。

松風洞は、熊本県玉名郡南関町にある心霊スポットです。こちらでは、5回クラクションを鳴らすと老婆の幽霊が現れるという不思議な噂があります。

松風洞の上には、1600年に加藤清正の家臣・加藤正次が築城したと伝えられる南関城址（鷹ノ原城址）があり、そこには、西南戦争で犠牲になった77名の戦士が眠る官軍墓地があります。

松風洞で出現する幽霊とその場所との因果関係ははっきりしていません。何故なら、出現すると噂される幽霊は、男性ではなく老婆だからです。夜になると辺りは暗く、道幅が狭いので、出かけるなら昼間がおすすめです。

金峰山は、昼間は登山やドライブ、サイクリング、夜は美しい夜景が一望できるスポットとして有名な標高665mの山です。かつては姥捨山だったという説があり、数々の心霊現象が発生するスポットとして知られています。

金峰山では、老婆や首無しのライダー、無灯火のバイクなど、身の毛がよだつ不思議な体験情報が挙げられています。また、それらの心霊現象に惑わされて、カーブを曲がりきれずに命を落とすライダーもあるとのことです。

吉次峠(きちじとうげ)は、西南戦争の激戦地として知られる熊本の心霊スポットです。熊本城へと通じる要所であることから、西郷隆盛率いる薩軍が、官軍との激戦により必死で守ろうとした場所です。

吉次峠では、薩軍と官軍の幽霊が現れることで知られていますが、10〜13歳の少年で編成された薩軍少年抜刀隊の霊が多く目撃されています。無念な気持ちで若くして命を落としたため、成仏できずに今もこの地をさまよっているかのようです。

宇土殺は、かつて殺人事件が発生した熊本県宇土市の心霊スポットです。1982年、この家に住む宇土市議の未亡人が、家に押し入った犯人により惨殺されるという痛ましい事件が発生、犯人は逮捕されることなく事件は時効となりました。

その後も建物は残されていましたが、2016年の熊本地震の影響で建物が損壊したため門を残して解体されました。それでも、あたりには不気味な雰囲気が立ち込め、今でも全国の幽霊マニアや廃墟マニアなどが訪れています。

有名な観光地や普通の公園が、夜になると不思議な現象が起きる心霊スポットとなる場所があります。また、幽霊が描かれた掛け軸が見られる寺院もあります。第12位から第９位ではそのような心霊スポットが含まれています。

白糸の滝は、昼間はカップルや家族連れなどが訪れる熊本県の景勝地です。落差約20mある滝からはマイナスイオンが降り注ぎ、都会の喧騒から離れた豊かな自然の中で、気分がリフレッシュできる観光スポットとして知られています。

しかし、ここには寄媛伝説という言い伝えがあり、女性や蛇の霊を見かけたという話が耐えません。また、カップルで訪れると別れてしまったり、女性が足を運ぶと悪いことが起きるなどの噂話が耐えない心霊スポットでもあります。

永国寺は、1408年に創建された曹洞宗の寺院です。永国寺の住職であった実底超真和尚が池に現れた幽霊を掛け軸に描き、その幽霊を成仏させたと伝えられ、別名幽霊寺とも呼ばれています。また、西南戦争の西郷軍の本陣でもありました。

その西南戦争の際に永国寺が全焼したにもかかわらず、その掛け軸だけは無事だったという不思議な話が伝えられています。掛け軸は毎年8月に行われる幽霊祭りで公開されますが、レプリカなら通年見ることができます。

高島公園は、熊本県八代市にある都市公園です。子供用の遊具や野球場などのスポーツ施設があり、地元の小学生の遠足場所としても使われています。このように、どこにでもある公園ですが、地元では自殺の名所として知られています。

小高い丘の頂上にある展望台を兼ねた貯水タンクで世をはかなんだ人が自殺し、さらに、近くの岩肌には自殺者の顔が浮かび上がると伝えられています。そして、それらの顔を全て確認すると呪われるという噂があります。

内大臣橋は、熊本県下益城郡美里町と山都町を結ぶ、長さ約199m・高さ約80mの橋です。美しいアーチ橋ですが、昔から地元では、飛び降り自殺や転落事故が耐えない場所として知られ、昼間でも人通りが少ない寂しい場所です。

名前は、壇ノ浦で敗れた平家の落ち武者が逃げ込んだことが由来です。誰もいないのに人の声がしたり、登ることが不可能な場所に人の足跡がついていたりと、不気味な現象が後を絶たない心霊スポットです。

続いて、第8位から第5位の心霊スポットをご紹介します。さまざまな心霊現象が起きる廃墟になった病院や、本当に幽霊が現れると噂される遊園地にある幽霊屋敷などのスポットがあります。果たしてあなたはどの心霊スポットに興味を抱きますか。

水俣城跡は、水俣市の標高約30mの小高い丘の上に築かれた水俣城の城跡です。現在では公園として整備され、ソフトボールができるグランドや、市内を一望できる展望所などがあります。

ここは西南戦争の際に、約3000人にも及ぶ多くの戦死者を出した場所として知られ、夜中になると馬の鳴き声や足音が聞こえたり、あたりをうろつく兵士の姿などを見かける噂が絶えません。

三井グリーンランドは、熊本県荒尾市にある九州最大級の遊園地で、休日には多くのカップルや家族連れなどで賑わいます。ここにある「ホラータワー・廃校への招待状」という名のお化け屋敷では、本物の幽霊が出没したという口コミが絶えません。

親子の幽霊を見たとか、身体を触れられた、足を引っ張られたなどのさまざまな体験談が寄せられています。遊園地のホームページにも心霊スポットとして紹介され、全国放送にも取り上げられるほど多くの人に知られています。

旧佐敷トンネルは、1903年に開通した熊本県芦北町にある煉瓦造りのトンネルです。登録有形文化財に指定された知る人ぞ知るトンネルですが、さまざまな怪奇現象が発生する心霊スポットとしても有名です。

実は、工事中に落盤事故が発生し、多くの人が犠牲になったという噂があります。その後無事トンネルは開通したものの幽霊が現れたり、不慮の事故が多発する、自殺願望者が死に場所を求めてやってくるなどの不気味な話題が絶えません。

信愛病院は、熊本県熊本市にある廃墟になった病院です。多くの入院患者の自殺などにより閉鎖されたという噂があるものの建物はそのまま残され、立ち入り禁止にもかかわらず、肝試しツアーなどで立ち入る人が後を絶たないようです。

看護婦さんや患者と思われる老人が歩く姿が目撃されたり、天井から女性の笑い声が聞こえたりといった怪奇現象をはじめ、さまざまな不気味な現象が発生する心霊スポットとして知られています。

いよいよ熊本の心霊スポットランキング第4位から第1位までをご紹介します。自殺者が多発したり、西南戦争で無念の死を遂げた兵士たちが眠るスポットなどが含まれています。

いづれも上位にふさわしい不気味な心霊スポットばかりです。出かける際には十分心して足を運ぶことをおすすめします。

水俣エコパークは、水俣湾を埋め立ててつくられた都市公園です。58haの広大な敷地には、花や緑が豊かなエリアやたくさんの竹が植えられる和風庭園、バラ園を有する道の駅などさまざまな施設が充実しています。

しかし、公園内にあるトイレでの首吊り自殺や、岸壁からの飛び込み自殺が多発しています。そして、夜中になると海からずぶ濡れの女性がよじ登るなど、夜な夜な幽霊が出没するという恐ろしい話が出回っています。

田原坂公園は、激しい戦争が繰り広げられた西南戦争の跡地に整備された公園です。園内には四季折々の美しい草花が咲き誇り、休日のひと時を過ごす家族連れやカップルなどで賑わいます。

しかし、夜になると熊本で有名な心霊スポットへと一変。兵隊の幽霊や剣がぶつかる音、鳴き声やうめき声といった怪奇現象が後を絶ちません。西南戦争で命を落とした人は約１４０００人。今でも成仏しない霊がさまよっているといわれています。

富岡吉利支丹供養碑は、1637年に起きた天草・島原の乱で犠牲になったキリシタンの首が葬られた供養碑です。約１万のキリシタンの首を３分割にして埋葬し、そのひとつがこちらで、千人塚や首塚などど呼ばれています。

熊本では有名な観光地ですが、夜になると不気味な雰囲気に包まれ、女性や子供の泣き叫ぶ声や兵士の声などが聞こえてくるといわれています。訪れる際には、供養碑の前で手を合わせて、魂を慰めることをおすすめします。

阿蘇大橋は、自殺の名所として知られる熊本で最も有名な心霊スポットです。1970年に完成しましたが、2016年の熊本大地震の際に崩落してしまい、２０２０年をめどに新しい橋をかける工事が続いています。

かつてあった高さ76mの橋は、開通当初から投身自殺が後を絶ちませんでした。そのため、フェンスを高くしたり色を塗り替えたりして自殺を防ぐ工夫がされ、その甲斐あって自殺が激減しました。

いかがでしたか。熊本には全国的にも有名な最恐心霊スポットがたくさんあります。とは言っても気軽な気持ちで訪れることはおすすめしません。そこに行くまで危険な道を通らなければたどり着けない場所もあります。

できれば、実際に訪れた人の体験談に耳を傾けたり、ユーチューブなどの画像を見て楽しむ程度にとどめていることをおすすめします。