旧生駒トンネルは大阪の心霊スポット!過去の事故や歴史を紹介
旧生駒トンネルは大阪と奈良を隔てる生駒山にあるトンネルです。旧生駒トンネルは関西でも知る人ぞ知る心霊スポットで、心霊現象が映った写真など報告されています。トンネルを掘る時に落盤事故が発生し、開通後も事故が続いた曰く付きのトンネルです。写真など紹介します。
目次
大阪・奈良を繋ぐ心霊スポット「旧生駒トンネル」を紹介!
旧生駒トンネルは大正3年(1914年)に、近畿日本鉄道になる前の大阪電気軌道により開通しました。近鉄線は旧生駒トンネルによって、大阪と奈良を短距離で結んでいます。
大阪・奈良を繋ぐ心霊スポット「旧生駒トンネル」を紹介します。
心霊スポットの旧生駒トンネルとはどんなトンネル?
旧生駒トンネルは1911年から3年掛かりで開通したトンネルで、工事は難航でした。1913年に地盤が緩く湧き水が出ていたため、落盤事故が起きて20人が犠牲となりました。
その後1946年にトンネル内で車両が炎上し、75名が負傷23名が脂肪する事故が起こり、その翌年にも火災が発生し40名が負傷しました。その翌年にも急行列車の追突事故が発生し、負傷者282名49名が犠牲となりました。
旧生駒トンネルは事故が続く曰く付きのトンネルです。
過去に事故が起こった心霊スポット
数々の事故が起き人の命が奪われた場所なので、昼間でもどこか寒い雰囲気が漂っています。時々近寄ることを拒むかのような空気です。
現在は柵が設置されているので入ることはできませんが、人影が旧生駒トンネルに入っては姿を消すといいう目撃談もあります。一番多いのがトンネル付近で白い影の幽霊を見たという証言です。
現在トンネルは使われていない
現在生駒トンネルは全長3494メートルの新生駒トンネル、全長4737メートルの生駒トンネル、全長3388メートルの旧生駒トンネルの3つのトンネルがあります。1964年に新生駒トンネルが開通したために旧生駒トンネルは使われなくなりました。
トンネルの内部へは立ち入り禁止で大阪側の坑口は管理が厳重です。
心霊スポットの旧生駒トンネルで起こった事故3選
心霊スポットで知られる旧生駒トンネルで起こった事故についてみていきましょう。
①難工事の末に落盤事故が起こった
旧生駒トンネルの工事は1911年(明治44年)に大林組が着工を請け負いました。地質の変化や湧き水が発生し、予想外の難工事だったといわれています。
難工事だったため工事費用が予想以上に上回り、当時大軌社長岩下清周が私財を叩いて工事を続行させましたが、大正2年1月26日に落盤事故が発生しました。落盤事故では朝鮮半島からの出稼ぎ労働者も犠牲になったになり、トンネルか開通後も大事故が続いて幽霊が出ると噂されるようになりました。
②車両火災の事故が起こった
1947年4月16日大阪上六(うえろく)行の普通列車の床下から出火し、車両火災が発生しました。この火災事故で58人が負傷、28人が亡くなるという大惨事の事故です。
火災事故の原因は抵抗器が燃えたことによって起きた事故になります。
③走行中にブレーキが破損
1948年3月31日ほぼ満員状態の時間帯に生駒トンネル内でブレーキが壊れる事故です。生駒トンネル内で上六行の急行電車の空気ブレーキが壊れ、ブレーキが効かないまま急な下り坂を暴走し河内花園駅に停車中の普通電車に約80キロで衝突しました。
282人が負傷し49人が亡くなる事故で、現在の河内花園駅は高架となり、踏切の近くには大きなお地蔵様が置かれています。
旧生駒トンネルで起こった心霊現象4選
旧生駒トンネルで起こった数々の心霊現象をみていきましょう。
①ホームに大勢の幽霊が立っている
廃墟となったトンネルの坑口やホームには幽霊を見たという噂が囁かれるようになりました。使われなくなった列車のホームには、人が佇んでいるといいます。
旧生駒トンネルの出口からすぐ近くの駅で、ホームからトンネルの出口が見えるほどです。
②最終電車が満員電車になる
石切駅を出発した最終列車は乗っている人もまばらです。山の斜面を登るため勾配にさしかかると突然満員列車に変わります。
列車の窓にはたくさんの人影が映り、車外からも人がまばらなはずなのに何故か満員状態になっている様子の目撃談もある心霊幽霊スポットです。あまりにも幽霊の目撃談が多いので、最終列車の後にもう一本電車を走らせるようにしました。
電車を走らせるだけで乗客は乗らない回送列車です。誰も乗っていないのに回送列車が満員列車になっています。
③電車の窓から人影が見える
幽霊の目撃話に対応を余儀なくされた電鉄会社が、最終電車の後に回送電車を走らせましたが、この対応がさらに事態を悪化させることになってしまいました。誰も乗っていない列車が満員の人影の目撃されるようになりました。
実際に走ることのない最終列車を旧生駒トンネルに走らせると、それまで見られた奇妙な目撃談は聞かれなくなったといわれています。
④作業員の幽霊が見える
旧生駒ト作業員がンネルが封鎖されてから、すぐに幽霊が出ると噂されるようになりました。封鎖されて誰もいないはずのトンネルの中から足音が聞こえるという、作業員の幽霊の足音だといわれています。
トンネル内に高圧電流の設備があるので整備士さんが入る可能性もありますが、深夜だと考えにくいので幽霊だといわれています。
旧生駒トンネルの場所とアクセス
旧生駒トンネルは現在はもう使用されていないトンネルで、すぐ近くには近鉄奈良線の石切駅があります。旧生駒トンネルには石切駅からが一番近く、行き方も迷うことなく行くことが可能です。
石切駅の改札を出て右へ右に進んでいきます。山へ向かう道を進んで行くと変電所があります。変電所を裏側に廻ると、旧生駒トンネルの入り口が見えます。
建物は所有者が管理しているので、無断侵入は法律で禁止されているのでご注意ください。また近隣住民の迷惑になるような行動は慎まれるようにお願いします。
住所 | 大阪府東大阪市上石切町2丁目1610 |
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アクセス | 近鉄石切駅から徒歩7分 近鉄石切駅改札出て右へ、二手に分かれ道を右の山の方に進む。 しばらく進むと変電所があって、その丁度裏側。 |
駐車場の有無 | 無 |
心霊スポットを訪れる前にお祓いを!
心霊スポットでは色々な念が渦巻いています。旧生駒トンネルではたくさんの人が亡くなった場所でもあります。
こういった心霊スポットに行くと、肩が重くなったり、気分が悪くなったりする人もいます。中には記事を読むだけでも気分がすぐれなくなったりする人もいるほどです。
インターネットの電波から恐ろしい念が飛んでこないように、「ひふみ祝詞」を奏上させていただきます。
ひふみ祝詞
「ひふみ祝詞」浄化力の最も強い祝詞の一つです。
ひ ふ み
よ い む な や
こ と も ち ろ ら ね
し き る
ゆ ゐ(い)つ わ ぬ
そ を た は く め か
う お え
に さ り へ て
の ま す あ せ ゑ (え)ほ れ- け-
意味を考えるのではなく、光をイメージしてください。
旧生駒トンネルには見学会がある
外から旧生駒トンネルを見ると厳重な鉄の扉で閉ざされた軍の施設のような雰囲気です。旧生駒トンネルは、一部分が現役の鉄道のトンネルと繋がっています。
入口から330メートル付近まで見学が可能です。旧生駒トンネル内は真夏でも気温が17度位で涼しく、なにか独特の冷気が感じられます。旧生駒トンネルは大正・昭和と生き抜いたとても価値のある産業遺産です。
見学会は近鉄の募集型企画旅行で、正式名を「"近鉄産業遺産"旧生駒トンネル見学ツアー」といいます。産業遺産の旧生駒トンネルに興味がある方はぜひご参加ください。
生駒山の本物の幽霊が出る噂
その昔生駒山には鬼が住んでいて役小角が鬼を捕られて改心させたという伝説が残されています。生駒山の山頂には昭和4年に建てられた遊園地があり、当時の鉄骨で組まれた高さ40メートルの飛行機型の乗り物が今も現役で活躍している日本で最も古い遊園地です。
人気だった遊園地も寂れてしまい、現在は冬の間は休業しています。遊園地にあるお化け屋敷も閉鎖になり、扉を閉ざしたお化け屋敷からは本物の幽霊がでるという噂です。
旧生駒トンネルは悲しい歴史のある心霊スポット!
旧生駒トンネルはとても悲しい歴史のあるトンネルです。工事の途中から事故に何回も事故に遭い、たくさんの人が亡くなりました。
事故の犠牲者の中には朝鮮から出稼ぎに来てた朝鮮人が犠牲になり、トンネルの側には慰霊碑が建てられています。今でも関西の有名な心霊スポットとして怖い噂が絶えない場所ですが、心霊スポットを訪れる前にはお祓いをし、慰霊碑に手を合わせていくことをおすすめします。