犬鳴山トンネルの心霊現象！大阪最恐スポットの場所や噂を紹介

暑い時期になると、特に各地の心霊スポットにまつわる怖い噂話が話題に挙がりやすくなるでしょう。大阪にも、怖い噂が多数報告されている心霊スポットがたくさんあります。

今回は、大阪の有名心霊スポットの中でも、多くの人を恐怖に陥れている最恐心霊トンネル「犬鳴山トンネル」のうわさや場所など、取り上げましょう。

大阪屈指の心霊スポット「犬鳴山トンネル」は、1975年に開通したトンネルです。開通した当時から様々な心霊現象の噂が流れ出し、凄惨な事件が起きたという噂もあったことから、現在も大阪の特に怖い心霊スポットと囁かれているのです。

以下では、犬鳴山トンネルの気になる場所や福岡のよく似た名前のトンネルとの違いなどについて、細かく紹介しましょう。

「犬鳴山トンネル」と聞くと、福岡の有名心霊スポット「犬鳴トンネル」を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、大坂の犬鳴山トンネルと福岡の犬鳴トンネルは全くの別物なので、混同してしまわないように注意してください。

福岡の心霊スポット「犬鳴トンネル」は、 宮若市と糟屋郡久山町の間にある「犬鳴峠」の中にあるトンネルです。旧犬鳴トンネルが特に怖いと噂されており、トンネルを抜けた先には、現在では地図に載っていない不気味な村「犬鳴村」があるという噂も流行しました。

一方で、大坂の「犬鳴山トンネル」は、大阪泉佐野市にある霊山犬鳴山の中にあるトンネルのことを指します。この二つのトンネルは、名前が似ているだけでなく、ほぼ同時期に開通しているため、特に間違われやすいトンネルとなっているのです。

少女少女の霊の目撃談や、不気味な人の声の噂などが多数報告されている「犬鳴山トンネル」は、大阪泉佐野市の「犬鳴山」と呼ばれる霊山にあります。実は「犬鳴山」は正式名称ではなく、犬鳴川の渓谷から広がる燈明ヶ岳が「犬鳴山」と称されるようになったのです。

修験道の開祖「役小角」が、修行のために開いた霊山であり、古くから真言宗犬鳴派「七宝滝寺」が山を守護していました。そのお寺の称号名が「いぬなきさん」であったことが、「犬鳴山」の由来となったのです。

本堂は豊臣秀吉によって一度消失させられたものの、その後に見事な復興を遂げました。トンネルには怖い噂があるものの、現在も景色が素晴らしい神聖な場所として多くの人々から親しまれている犬鳴山。

犬鳴川の渓谷沿いから望める山々の雄大な景色は、大阪府が選定する「緑の百選」に選ばれています。山中には48ヶ所もの名瀑布があり、特に7つの滝が密集している「七飛瀑」は、人気の観光スポットとなっているのです。

神聖な雰囲気を纏う場所にある犬鳴山トンネルは、現在では大阪屈指の肝試しスポットとなっています。犬鳴山トンネルは、夜になるとその昼間の長閑な雰囲気を一変させます。不気味で陰鬱とした雰囲気に変貌し、その二面性でも多くの心霊ファンを惹きつけているのです。

現在までにトンネル内での肝試しで、恐ろしい心霊体験をした人が多数発見されており、本物の霊が出る怖い場所と各地で噂されています。

大阪の名心霊スポット「犬鳴山トンネル」には、どのような歴史があるのでしょうか？以下では、霊山犬鳴山にある犬鳴山トンネルが辿ってきた歴史について、詳しく取り上げましょう。

犬鳴山トンネルのある犬鳴山は、自然の中で厳しい修行を行う修験者たちの修行場所でした。7世紀頃に修験道の基礎を築いた伝説的人物役小角が、修行に適した犬鳴川や深い渓谷のある犬鳴山に注目し、自身や弟子たちのための修行の場所としたのです。

かつて犬鳴山は周囲の和泉山と共に「葛城」と呼ばれており、犬鳴山は「葛城」の中でも特に重要な修行場所として、大切に管理されてきました。

現在も犬鳴山の中には、修験道の修行として滝行を行える滝が多数のこっています。塔の滝と布引の滝、弁天の滝と古津喜の滝、行者の滝と千寿の滝、両界の滝の7つの神聖な滝が結集した「七飛瀑」は、特に人気の滝行場所となっているのです。

気軽に滝行体験ができるサービスもあるので、犬鳴山の神聖さを滝行で感じてみたい人は、ぜひチャレンジしてみてください。

若者からも人気の犬鳴山のトンネルは、若いドライバーやバイク乗りたちの間で「犬鳴の化けトン」とも呼ばれ、恐れられています。しかし、元々は歴史の長い修験道の霊山として有名な山であり、現在も修行に訪れる人も多いスポットなのです。

豊かな自然から放たれる癒しのパワーを求めて、修験者以外の観光客も集まるようになっています。戦後から大阪の絶景スポットとしても注目されるようになった犬鳴山は、現在では「金剛生駒紀泉国定公園」として認められ、貴重な自然が保護されています。

関西国際空港が登場して以降は、空港からアクセスしやすい位置にある「犬鳴山温泉」にも注目が集まり、リラクゼーションスポットとしても人気なのです。

最近話題となっている大阪の心霊スポット犬鳴トンネルでは、具体的にどような怖い心霊現象が起きているのか、気になってしまう人は多いでしょう。以下では、犬鳴山トンネルで特に多数報告されている、声に関する心霊現象を詳しく紹介したいと思います。

犬鳴山トンネルには、様々な不思議な声が聞こえるという怖い噂があります。中でも、トンネルの入り口付近から遠くまで響く、か細い女性の声を聴いたという人が多いようです。

トンネルの入り口付近は、特に怖く寂しい雰囲気を感じ取る人が多いことから、その女性の霊の犬鳴山トンネルに対する念が強いことが窺えます。女性の声はうめき声のように聞こえることもあれば、だれかを読んでいるような声に聞こえることもあるようです。

また、トンネルの入り口の近くで車を停め、車の中に長時間いると女性が車に乗せて欲しいとはっきり声をかけてくるという噂もあります。その女性を車に乗せてしまうと、さらに恐ろしい現象が起きるとも囁かれているので、車には乗せずにすぐにその場を去りましょう。

犬鳴山トンネルにまつわる怖い声の噂話には、トンネルの中で響き渡る笑い声という噂も挙げられます。トンネルの中に入ると、子供や女性のような高い声の笑い声がどこからともなく聞こえてくるという噂が、たくさん報告されているのです。

トンネルの入り口付近では、女性や子供の幽霊が出没するという噂もあることから、入り口付近にいた女性や子供たちの霊による悪戯と考えられます。

明るい笑い声であっても、暗いトンネルの中で聞こえると、かなり怖く感じられるでしょう。笑い声がした場合は、後ろを振り向かずに一直線にトンネルの出口に向かうことをおすすめします。

犬鳴山トンネルの入り口や内部で、呼びかけてくるような男性の声を聴いたという怖い体験談も多数確認されています。トンネルの中で静かにしていると、この男性の声の心霊現象が起きやすいようです。

助けを求めるような男性の声は、それほど大きくないものの、どうしても耳に残ってしまうでしょう。声の主である男性は、このトンネルで自殺したという噂も流れています。

男性の声がした時には、声に過剰反応せず、冷静に出口に向かって進みましょう。

犬鳴山トンネルには、声以外の心霊現象の噂もたくさん流れています。バックミラーやトンネルの入り口を見ただけで、その恐怖が蘇ってしまうような、かなり怖い噂も多数報告されているのです。

以下では、犬鳴山で多くの人を恐怖に陥れてる噂について、具体的に取り上げましょう。

犬鳴山トンネルに関しては、トンネルの中を車で通っている時には、絶対にバックミラーを除いてはいけないという噂もあります。犬鳴山トンネルを車で通行していると、バックミラーに見知らぬ少年が写るという怖い噂があるためです。

犬鳴山トンネルには、子供の幽霊に関する怖い噂が特に多いため、バックミラーに写り込む少年の噂の信憑性も高いといえるでしょう。バックミラーの写る少年は、出口が近づくにつれ消えていくので、それほど凶悪な幽霊ではないようです。

また、トンネル入り口にいた少年の幽霊と、バックミラーに写った少年の幽霊が同じだったという体験談もあります。

トンネルの入り口に少年と少女が立っているという不気味な噂も、犬鳴山トンネルの有名な心霊現象の噂の1つです。真冬でも夏服のままの少年や少女が、トンネルの入り口近くに佇んでいるという目撃談は、多くのドライバ―から報告されています。

トンネルの開通直後から、少年少女の幽霊が入り口付近にいるという噂が多数流れているため、犬鳴山には本物の子供の幽霊がいると囁かれるようになったのです。

長い黒々とした髪の毛が、手に絡みつくという恐ろしい噂も、犬鳴山トンネルに訪れた人々の間で有名です。特に幽霊が出没しやすいとされる夜間に、トンネル内で長時間過ごしていると、この恐ろしい心霊現象に出くわしやすいとされています。

トンネルの中でふと手を見ると、両手または片手に黒く長い女性のものと思われる髪の毛が、びっしりと絡みついているといるようです。すぐに出口から外に出て、女性の幽霊を振り切るようにしましょう。

犬鳴山トンネルを訪れる前には、しっかりアクセスルートや住所などの基本情報を把握しておきましょう。以下では、犬鳴山トンネルのアクセス方法や基本的な方法を、確認していきたいと思います。

犬鳴山トンネルに行ってみたい人は、ぜひ以下の情報を参考にしてみてください。

大阪泉佐野市にある犬鳴山トンネルには、車でのアクセスがおすすめです。まず、阪和自動車道の新前川橋近くのICから、府道62号線に降りてまっすぐ進みましょう。

「犬鳴山不動尊本堂七宝滝寺」の案内看板が見えてきたら、その看板の案内に従って、山の奥へと進んでいきます。七宝滝寺に続く分かれ道に差し掛かったら、お寺に向かわない方の道を選び、さらに進むと犬鳴山トンネルに到着するでしょう。

また、天王寺駅から日根野駅まで移動し、日根駅から犬鳴山方面行のバスを利用しても、スムーズに犬鳴山トンネルにアクセスできます。さらに、泉佐野駅からも犬鳴山に直行できるバスが出ているので、車を利用できない場合はぜひ利用してみてください。

犬鳴山トンネルは、神聖な気が集まる修験者の修行場所「犬鳴山」にあるトンネルです。昼間には修行やハイキングなどのために訪れる人もいるので、あまり騒がないようにしましょう。

犬鳴山トンネルには怖い噂がたくさんありますが、トンネル内は定期的に清掃されており、壁には落書が少ない状態が保たれています。そのため、昼間のトンネル内では、地元の人々から大切にされている神聖な場所であることを実感んできるでしょう。

夜間になると肝だめしスポットとなりますが、多くの人から愛される神聖な山の中にいること忘れず、トンネルを破損させたり過度に騒いだりしないように注意してください。

今回は、大阪の人気心霊スポット犬鳴山トンネルに関する噂や、基本情報などについて紹介しました。犬鳴山トンネルには、五感に訴えかける怖い心霊現象の噂がたくさんあります。

犬鳴山トンネルに肝試しに行く予定がある人は、くれぐれも今回取り上げた心霊現象への注意を怠らないようにしてください。