冬の仙台観光スポット!おすすめの旅行地・モデルコースも紹介
杜の都としてしられる仙台は都心から気軽に行け、冬でも比較的温暖なため人気の観光地です。豊かな自然と文化、そして海の幸・山の幸に溢れるグルメと仙台に旅行に行く際は外せないものばかりです。そこで今日は冬の仙台の人気でおすすめ観光スポットやモデルコースも紹介します。
目次
冬の仙台観光は見どころがたくさんあって人気!
東京から新幹線で2時間弱、杜の都仙台は年間を通じて人気の観光地ですが、東北地方の中でも交通の便がよく、特に冬の旅行地として人気があります。
冬の仙台でおすすめの観光スポット3選!【定番人気編】
まずは冬の仙台旅行でおすすめの定番観光スポットから紹介していきます。
①仙台駅近くで観光客から大人気「仙台朝市」
仙台駅西口から徒歩5分の駅チカにある仙台朝市は昭和25年ごろに青空市場として誕生し、依頼発展してきた食の宝庫といわれる宮城野海の幸・山の幸に溢れる活気ある市場です。仙台市民の台所ではありますが、新鮮な食材を使った飲食店も点在しており、観光客にとっては絶好のグルメスポットでもあります。
名前こそ朝市ですが、ほとんどの店が夕方まで空いているので、旅行のスケジュールに無理なく立ち寄ることができるのも嬉しいものです。
住所 | 宮城県仙台市青葉区中央3丁目~4丁目 |
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アクセス | JR「仙台駅」西口より徒歩5分 |
②滝と雪のコラボは圧巻「秋保大滝」
名取川が幅6mとなって落ち込む豪壮雄大な滝として、日本三名瀑に数えられている名所です。通常滝は下から見上げるだけですが、この秋帆大滝は神社側から見る場合は上から見下ろせ、滝壺まで下りていくと真横から見る事ができます。
住所 | 宮城県仙台市太白区秋保町馬場 |
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アクセス | ・バスの場合 JR「仙台駅」より宮城交通バス「秋保大滝行き」祝言下車 ・車の場合 東北自動車道「仙台南IC」より30分 |
③イルミネーションが人気「定禅寺通」
仙台の冬の風物詩ともいわれる定禅寺通のイルミネーションは定番の観光スポットですが、ケヤキのアーチが続く700mの並木道は仙台開府から続く歴史ある道でもあります。昼間、仙台のシンボルロードをのんびりお散歩するのもおすすめです。
住所 | 宮城県仙台市青葉区国分町2-15 |
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アクセス | 仙台市営地下鉄南北線「勾当台公園駅」より徒歩4分 JR「仙台駅」より徒歩20分 |
冬の仙台でおすすめの観光スポット3選!【名所編】
続いては、仙台名所と言われる旅行中是非訪れてほしいおすすめの観光スポットを紹介します。
①のんびり一人旅行にもおすすめ「作並温泉」
歴代仙台藩主のかくし湯と伝えられる作並温泉は、肌にやさしい泉質と抱負な湯量が自慢の「美女づくりの湯」としても知られています。どこか懐かしい雰囲気が漂う山里の風景を眺めながら温泉に浸かったり、仙台の奥座敷めぐりをするのもおすすめです。
各温泉旅館では日帰り温泉が楽しめるように、温泉と食事・部屋での休憩がセットになったプランもあり、人気があります。仙台市街から車で30分の距離なので、旅行の日程がタイトなら日帰りでも楽しめておすすめです。
住所 | 作並温泉案内所 宮城県仙台市青葉区作並相ノ沢27 JR仙山線作並駅構内 |
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アクセス | ・電車の場合 JR「作並駅」より温泉旅館街まで車で5分 ・バスの場合 JR「仙台駅」より仙台市亭バスにて50分 ・車の場合 東北自動車道「仙台宮城IC」から国道48号線で25分 |
②伊達政宗の騎馬像が有名「青葉城址」
歴史好きに人気の伊達政宗が築城したとされる仙台城/青葉城があったとされる青葉城跡には、有名な伊達政宗像のほかに大きな石垣など白の面影を見ることができます。青葉山の一角なので地元仙台市民もよく訪れる絶景ポイントで、夜景はとくにきれいなのでおすすめです。
住所 | 宮城県仙台市青葉区天守台 |
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アクセス | JR「仙台駅」西口より「るーぷる仙台」にて「仙台城跡」下車 |
③雪化粧が美しい「松島」
松島は仙台市内ではありませんが、電車で1時間かからずに行ける日本三景です。自然が作り出した美しさ、伊達政宗ゆかりの建築物、そしてグルメと折角仙台まで旅行に来たのなら少し足を延ばして訪れたい絶景・グルメスポットです。
特に冬の松島の雪景色は厳かな雰囲気をたたえ、必見です。
住所 | 松島観光協会 宮城県宮城郡松島町字町内98-1 |
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アクセス | ・電車の場合 JR「仙台駅」より東北本線にて22分、「松島駅」下車 JR「仙台駅」より仙石線にて40分、「松島海岸駅」下車 ・車の場合 三陸自動車道「松島海岸IC」より12分 |
冬の仙台でおすすめの観光スポット3選!【子供に人気編】
仙台家族旅行におすすめの、子供が喜ぶ観光スポットの紹介です。
①アンパンマンの世界「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」
アンパンマンと仲間たちが繰り広げるステージやお散歩でのふれあい、体験型ミュージアムや文房具や洋服・雑貨のグッズ販売、限定フードとアンパンマン尽くしの子供にとっては夢の国なミュージアムです。
アンパンマンミュージアムは横浜のものが有名ですが、仙台のミュージアムには2017年にオープンした「バイキンひみつ基地」があり、大人気スポットになっています。
住所 | 宮城県仙台市宮城野区小田原山本丁101-14 |
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電話番号 | 022-298-8855 |
営業時間・定休日 | ・営業時間 ミュージアム:10:00~17:00 ショッピングモール:10:00~18:00 アンパンマン&ペコズキッチン:10:00~19:00 ※季節により変動あり ・定休日 元日、管内海藻・保守点検等の臨時休業あり |
料金 | ・ミュージアム入館 1才児~:1,600円+消費税 ・ショッピングモール 無料 |
駐車場の有無 | あり |
アクセス | ・電車の場合 JR「仙台駅」東口より徒歩9分 仙台市営地下鉄東西線「宮城野通駅」北1出口より徒歩7分 ・車の場合 東北自動車道「仙台宮城IC」より15分 |
②海の生き物のショーやふれあい「仙台うみの杜水族館」
圧巻のイルカショーや飼育員とのやりとりが楽しいアシカのショー、巨大な鯉への餌やりなど子供も大人も楽しめる水族館です。ただ眺めるだけではなく、三陸の特徴や素潜り量・養殖などの水産業の紹介や体験型展示など、工夫が随所にみられます。
見落としがちですが、展示エリアの天井には金網の通路があり、運が良ければニホンリスがかわいらしくトコトコ歩く姿が見えます。
三陸の海を切り抜いたような圧巻の水槽は幅14m、推進7.5mという巨大水槽です。屋根のない構造になっているため、自然の太陽光がそのまま降り注ぎ、生き物たちの本来の色鮮やかな姿が見られます。
住所 | 宮城県仙台市宮城野区中野4-6 |
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電話番号 | 022-355-2228 |
営業時間・定休日 | ・営業時間 通常:9:00~17:00 夏休み期間:9:00~21:00 お盆期間:8:00~21:00 ・定休日 なし |
料金 | ・水族館入館券(個人) 大人(18才以上):2,200円 中・高校生(12~18才):1,600円 小学生(6~12才):1,100円 幼児(4~未就学児):600円 シニア(65才以上):1,600円 |
駐車場の有無 | あり |
アクセス | ・公共機関利用の場合 JR仙石船「中野栄駅」より徒歩15分 仙台市営地下鉄東西線「荒井駅」より ミヤコーバス(多賀城駅前行き)にて18分 ・無料シャトルバスの場合 JR仙石船「中野栄駅」~「仙台うみの杜水族館」約10分 ・車の場合 仙台東部道路「仙台港IC」より5分 東北自動車道「仙台南IC」より20分 JR「仙台駅」より国道45号線または産業道路経由で25分 |
③綺麗なプラネタリウム「仙台市天文台」
1955年に開台し、仙台市民に親しまれてきた天文台です。展示室・プラネタリウム、そして日本国内屈指の大きさを誇る光景1.3mの「ひとみ望遠鏡」があります。17等星という暗い星まで観測可能なひとみ望遠鏡は、毎週土曜日の夜には一般向けに天体観望会も開催されています。
観光で仙台市天文台を訪れたなら、忘れてはいけないのがミュージアムショップで買える「アースキャンディ」です。2015年夏にSNSで火が付き、入荷した400個が即日完売になるほどの人気となりました。2020年になってもいまだ人気は衰えず、このアースキャンディを買うために天文台を訪れる観光客もいるほどです。
住所 | 宮城県仙台市若葉区錦ケ丘6-29-32 |
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電話番号 | 022-391-1300 |
営業時間・定休日 | ・営業時間 月~金・日曜日、祝日:9:00~17:00 土曜日:9:00~21:30 ・定休日 水曜日、第3火曜日(祝休日の場合は翌平日が休館) 年末年始(12月29日~1月3日) |
料金 | ・展示室(個人) 一般:610円 高校生:350円 小・中学生:250円 ・プラネタリウム(個人・1回分) 一般:610円 高校生:350円 小・中学生:250円 ・セット券(個人・展示室+プラネタリウム1回分) 一般:1,000円 高校生:610円 小・中学生:400円 天体観望会(個人) 一般・高校生:200円 小・中学生:100円 ※小学校未就学児は無料 |
駐車場の有無 | あり |
アクセス | ・バスの場合 愛子観光バス・仙台市営バス「錦ケ丘行き」にて 「天文台入口」下車、徒歩5分 タケヤ交通「秋保・川崎 仙台西部ライナー」にて 「仙台市天文台」下車すぐ ・車の場合 JR「仙台駅」より30分 東北自動車道「仙台宮城IC」より国道48号線経由で10分 |
冬の仙台でおすすめの観光スポット3選!【グルメ編】
旅行では観光地を巡るだけでなく、ご当地グルメを味わうのも醍醐味であり楽しみの一つです。仙台にも有名な牛タンやずんだ餅、B級グルメなどおすすめご当地グルメがたくさんあります。
①名物牛タン焼きの老舗店「旨味太助」
仙台名物牛タン焼発祥の店「元祖 味太郎」(創業昭和23年)の味を引き継ぐ分店です。昭和レトロな雰囲気が何ともいえない店内で食べる肉厚な炭火焼き牛タンはジューシーで麦飯とテールスープのセットは病みつきになる人続出の逸品です。
ランチからディナーまで通しで営業しているので、行列が嫌なら14時から16時頃に行くと待たずにテーブルにつけます。
住所 | 宮城県仙台市青葉区国分町2-11-11 千松島ビル1F |
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電話番号 | 022-262-2539 |
営業時間・定休日 | ・営業時間 11:30~22:00 ・定休日 月曜日 |
予算 | ランチ:1,000円~2,000円 ディナー:1,000円~2,000円 |
駐車場の有無 | なし |
アクセス | JR「仙台駅」より徒歩15分 仙台市営地下鉄東西線「青葉一番町駅」北1出口より徒歩10分 仙台市営地下鉄南北線「勾当台公園駅」公園出口2より徒歩3分 仙台市営地下鉄南北線「広瀬通駅」西5出口より徒歩6分 「仙台三越」より徒歩2分 |
公式URL |
②セリ鍋が人気の居酒屋「佗び助」
冬の仙台名物「せり鍋」を食べるなら侘び助が一番と誰もが口を揃えて言う、古民家風の落ち着いた雰囲気の居酒屋です。仙台のせり鍋はセリの根っこまで食べるのが特徴ですが、お店によって味付けに工夫がなされています。
佗び助のセリは太くて風味がよく、鴨肉のうまみが溶け込んだ絶品鍋です。女将との会話も楽しい佗び助は人気店のため、予約をおすすめします。
住所 | 宮城県仙台市青葉区立町6-16 |
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電話番号 | 022-217-8455 |
営業時間・定休日 | ・営業時間 月~金曜日:17:00~23:00 土曜日:17:00~22:00 ・定休日 日曜日(日・月が連休の場合、日曜営業月曜休み) |
予算 | 5,000円~6,000円 |
駐車場の有無 | あり |
アクセス | 仙台市営地下鉄東西線「大町西公園駅」東1出口より徒歩5分 仙台市営地下鉄南北線「勾当台公園駅」公園出口2より徒歩10分 仙台市営地下鉄東西線「青葉通一番町駅」北1出口より徒歩11分 |
公式URL |
③冬でも人気のずんだシェイク「ずんだ茶寮仙台駅西口店」
宮城県仙台地方の伝統食である「ずんだ餅」ですが、ずんだを使ったアレンジメニューとして、すでに仙台名物となっているのが「すんだシェイク」です。夏にしか収穫できないずんだ豆のつぶつぶ感が楽しいすんだシェイクはバニラシェイクがベースのスタンダードと豆乳ベースのすんだシェイク ソイがあります。
住所 | 宮城県仙台市青葉区中央1-1-1 JR仙台駅3F |
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電話番号 | 022-715-1081 |
営業時間・定休日 | ・営業時間 (喫茶)9:00~21:00 ・定休日 なし |
予算 | 1,000円 |
駐車場の有無 | なし |
アクセス | JR「仙台駅」西口より徒歩1分(仙台駅構内) |
公式URL |
冬の仙台は寒い?気温やおすすめの服装について
仙台は東北地方にあるので、冬になると雪がたくさん降り積もり、とても寒いというイメージがあります。実際のところ冬の仙台は寒いのか、また、冬の仙台を観光する際のおすすめの服装についても紹介していきます。
仙台の冬の気温について
仙台は東北地方でも、年間を通じて寒暖の差もそれほど激しくなく、比較的穏やかな気候の土地です。夏に真夏日になることがほとんどなく、冬は最高気温が0℃未満の真冬日になることはまれで、ほとんどありません。
気温\月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 |
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最高気温(℃) | 13.7 | 8.4 | 5.3 | 5.9 |
最低気温(℃) | 5.2 | 0.9 | -1.7 | -1.5 |
平均気温(℃) | 9.4 | 4.5 | 1.6 | 2 |
1981年から2010年までの気温の統計を見てみると、1月と2月の最低気温がマイナスにはなるものの、雪が降っても15cm以上の積雪になる日もほんの数日ですので、仙台に関しては、東北=豪雪地帯とは程遠く、東京の冷え込む日と同じくらいの寒さと言えばイメージも湧きやすいでしょう。
観光におすすめの服装
仙台が東北地方の中で比較的温暖だとはいえ、旅行で観光地を巡る際には外に長時間いることも多くなります。そのため首元・足元の冷えを防ぐようにマフラーやストール、明日でのタイツや靴下で防寒しましょう。
冬の仙台観光おすすめ1日モデルコース!
週末を利用した1泊2日の旅行なら、午前中のうちに青葉城跡から仙台市内を眺め、仙台朝市か名物の牛タンでお腹を満たし、秋保温泉まで足を延ばしてみましょう。そのまま秋保温泉で1泊するのも、日帰り温泉コースを利用して仙台市内までもどり、夜景を楽しむのも良いでしょう。
翌日は天文台でインスタ映えのキャンディーを仕入れ、水族館でイルカやアザラシと触れ合ったあと、仙台朝市や駅周辺でお土産を物色しつつ地元グルメを楽しめば、新幹線の時間ぎりぎりまで仙台を満喫できます。最後はずんだシェイクを手に新幹線に乗って帰りましょう。
家族旅行で小さな子供が一緒の場合は、初日に水族館のあとに天文台で星を観察したり青葉城跡から夜景を見て、2日目はアンパンマンこどもミュージアムの順に観光すれば帰りの新幹線や車ではぐっすり寝てくれるでしょう。
冬の仙台観光で名所やグルメを楽しもう!
杜の都仙台は豊かな自然と海の幸・山の幸に恵まれた魅力と歴史のある土地です。アクセスも簡単なので、週末を利用して家族や友達、恋人同士で訪れてみてはいかがでしょうか。