テニアン島はサイパンから日帰りで行ける！行き方やおすすめスポットを紹介

サイパン旅行におすすめなのが「テニアン島」です。この記事では、テニアン島の魅力やサイパンからテアニン島への行き方・観光スポットについて詳しく紹介していきます。

ここからは、テニアン島がどんなところなのかについて詳しく説明していきます。

テニアン島はサイパンから南西約5kmの場所にあります。人口は約3500人で面積は101平方キロメートルとなっています。

テニアン島の大きさは、日本でいうと日本の伊豆諸島北部に位置する伊豆大島と同じくらいです。

テニアン島の魅力は、なんといっても自然あふれる島というところです。テニアン島は大地のほとんどが緑で覆われていて、ゆったりとした時間が流れています。

海の透明度の高さも世界屈指のものとなっていて、多くのダイバーを魅了しています。

テニアン島へは日帰りツアーがおすすめです。というのも、テニアン島はとても魅力的な島ですが、小さな島なので観光スポットと言えるような場所は他の場所と比べて多くありません。

ただ、自然あふれるとても魅力的な島なので、自然を堪能したいという方は日帰りツアーではなくテニアン島に宿泊するのもおすすめです。

テニアン島への行き方ですが、日本からのテニアン島へは直行便がありません。そのため、行き方としてはサイパンを経由して行くこととなります。サイパンからテニアン島ヘは､スターマリアナス航空が運航しています。 

サイパンからテニアン島までの所要時間は約10分と、とても早く着きます。1日に12往復運航しているので、飛行機を待ちくたびれてしまうと言うこともありません。

搭乗は国内線ターミナルからで、国内線ターミナルはサイパン国際空港の隣にあるので、行き方は難しくありません。チェックインの際にはパスポートの提示を求められるので、すぐにパスポートを出せるようにしておくことをおすすめします。

ここからは、テニアン島でおすすめの観光スポットを紹介していきます。

テニアン島には、ドライブが楽しめる「ブロードウェイ」という道があります。この「ブロードウェイ」という名前は、テニアン島がニューヨークのマンハッタン島の形に似ていることからつけられました。

「ブロードウェイ」は南北にまっすぐ伸びている11キロの道です。車で走っていると、どこまでも続いているのではないかという錯覚を覚える方も多いです。

「ブロードウェイ」は1945年8月6日に広島に投下された原爆を、ノースフィールド飛行場に運び込む時に使用された道でもあります。原爆が広島に投下される11日前、1945年7月26日のことでした。

そういったことも考えながら、ぜひテニアン島の「ブロードウェイ」の道を走ってみてください。「ブロードウェイ」からの景色は絶景です。

「タガビーチ」はテニアンブルーが堪能できるビーチです。テニアンの海は、サイパンよりも綺麗と言われていて、タガビーチはテニアン島で一番美しいビーチとされています。

タガビーチは、9世紀頃に誕生した古代タガ王朝のプライベートビーチだったと伝えられています。テニアンブルーの海と白砂が広がるタガビーチは、その美しさからテレビCMによく使用されていました。

タガビーチは海水浴場としては整備されていないので、注意してください。満ち潮の時間帯には砂浜は無くなってしまうので、満潮の前に行くことをおすすめします。

「ブローホール」は迫力満点の観光スポットです。海水の柱が勢いよく噴き上がる場所で、テニアン島で特に有名な観光スポットとなっています。

海水の柱が勢いよく噴き上がる理由は、サンゴ礁でできた岩場の一部が浸食されているためです。その場所が裂け目のようになっているので、そこから水が勢いよく噴き出して海水の柱ができるのです。

ブローホールのある場所はかなりゴツゴツした岩場になっているので、歩く場合は転んだりしないように注意してください。日によってあまり水が噴き出さない時もあり、満潮や波が高い時の方が勢いよく水が噴き出ます。

「タガ遺跡」はテニアン島の中でもっとも謎に包まれた遺跡です。タガ遺跡は、サンホセ村中心部から徒歩5分のサンホセ公園にある遺跡です。

タガ遺跡の中には、ラッテ・ストーンとも呼ばれる高さ5メートル以上にもなるタガ・ストーンがあります。これらの巨大な石柱は、古代チャモロ人の伝説の支配者だったタガ王が造ったと言われています。

ただ、タガ王がラッテ・ストーンを作った理由は、現在も謎のままです。また、テニアン島だけでなくグアムなどにもラッテ・ストーンが残されているのですが、テニアン島のラッテ・ストーンが最大となっています。

「オールドサンホセ教会鐘楼」は、テニアン島唯一の教会・サンホセ教会の庭に建てられた鐘楼（ベルタワー）です。この鐘楼は、17世紀末スペイン統治時代の面影を残していて、高さは20メートルほどです。

「オールドサンホセ教会鐘楼」は、サンホセ村のどこからでも見ることができ、村のシンボルとされています。「オールドサンホセ教会鐘楼」は戦争や風化によってかなり傷んでいて、少し傾いています。

しかし、それを住民が修理をしてオリジナルの状態で大切に保存し続けています。現在も鐘楼としての役目を果たしていて、鐘楼に取り付けられたスピーカーから住民の結婚案内などを流すこともあるようです。

• 実は、テニアン島には住吉神社（天仁安神社）という神社があります。住吉神社（天仁安神社）は、第一次世界大戦後にテニアン島が日本に統治されていた時代に創建された神社です。
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• 住吉神社（天仁安神社）は太平洋戦争中に破壊されてしまいましたがが、戦後に再建されました。鳥居は昔のままで残っています。
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• 参道の階段にある小さな祠の後ろには、人が1人が入れるくらいの塹壕があります。ぜひ、こちらもチェックしてみてください。

テニアン島のおすすめグルメは、「J.C. Cafe」で食べることができる地元料理です。「J.C. Cafe」ではチャモロバーガーなども食べることができ、チャモロバーガーを注文した際には高さ15センチを超えるその大きさに驚くことでしょう。

その他にも、チャモロチャーハン・サンドイッチセット・オムレットセット・ホットケーキなども美味しくておすすめです。どの料理も日本人好みの味付けになっているので、ぜひ「J.C. Cafe」で食事を楽しんでください。

サイパンから日帰りで行けるテニアン島への行き方や、おすすめ観光スポットを紹介してきましたがいかがだったでしょうか。テニアン島は魅力的な島なので、ぜひ観光を楽しんでください。