渡嘉敷島のおすすめ観光情報！沖縄本島からの行き方や人気のビーチも

国内リゾート観光地として人気の沖縄県の中でもここ数年特に人気を集めているのが、沖縄本島からフェリーであっという間に行くことができる渡嘉敷島です。旅行雑誌で特集が組まれるほど人気がある渡嘉敷島には魅力がたくさん詰まっています。

今回は沖縄旅行の中でも特に人気がある渡嘉敷島について、おすすめの観光スポットやビーチをまとめてご紹介します。渡嘉敷島で美味しい沖縄料理を食べることができる飲食店もぜひチェックしてみてください。

渡嘉敷島のおすすめの観光スポットをチェックする前に、まずは渡嘉敷島がどのような場所なのか基本情報をご紹介します。渡嘉敷島は渡嘉敷島を含む14の島々からなる「慶良間諸島」の一つで、慶良間諸島の中で一番大きな島です。

自然豊かな渡嘉敷島は那覇市の西にあり、本島の港からフェリーで行くことができます。冬になるとザトウクジラが繁殖のためにやってくることからホエールウォッチングの名所としても知られています。

夏場の海はまさに「ケラマブルー」で、鮮やかな熱帯魚やウミガメに出会うことができる沖縄県の中でも屈指の絶景を楽しむことができます。

渡嘉敷島は沖縄県の離島で、那覇市の西の海上にあります。島には飛行場が無く、基本的な移動手段はフェリーと高速艇で、アクセスは比較的簡単です。ここからは渡嘉敷島へのアクセス方法をご紹介します。

渡嘉敷島は人気の観光地なので、スムーズに移動することができるようにフェリーや高速艇を予約する場合のポイントも合わせてチェックしておきましょう。

沖縄本島から渡嘉敷島への移動手段として最も一般的なのがフェリーです。渡嘉敷島までのフェリーが出ているのは沖縄県那覇市にある泊港です。泊港から渡嘉敷港までは1日1便で、所要時間は約70分です。

爽やかな潮風を感じながらのんびりフェリーの旅を楽しみたい人におすすめの移動方法です。大人は往復3210円、子供は往復1610円と費用もリーズナブルです。

予約は渡嘉敷村船舶課那覇連絡事務所に電話予約するか、WEB予約ができます。予約は2ヶ月先まで可能です。連休や夏休みなどのハイシーズンは予約が取れない可能性も高いので、予定が決まったらすぐに予約をしましょう。

沖縄本島から渡嘉敷島までの移動手段2つ目は高速艇です。フェリーと同じく那覇市の泊港から出ています。高速艇の場合は1日2便で、所要時間は約35分です。

ただ、ゴールデンウィークや旅行客が増える7月から8月にかけては1日３便に増便して多くの人が利用します。料金は大人往復4810円、子供往復2410とフェリーよりは割高ですが移動時間を少しでも短くしたい人は高速艇がおすすめです。

高速艇の場合は揺れが大きいので、船酔いをする可能性がある人は酔い止めの薬を飲んでから乗船してください。

フェリーと高速艇の運行については毎朝8時に「渡嘉敷フェリーポータルサイト」にアップされます。もしフェリーや高速艇を利用する日の天候が不安定な場合は、朝8時にサイトをチェックして運行状況を確認してください。

渡嘉敷島の島内にもタクシーや路線バスがありますが、基本的にはレンタカーやレンタバイクを利用することをおすすめします。渡嘉敷島は小さな島ですが、歩いて移動するには暑いのでレンタカーやレンタバイクが必要なのです。

レンタカーもレンタバイクもハイシーズンにはあっという間に予約でいっぱいになってしまいますので、渡嘉敷島へ行くことが決まったら早めに予約をしてください。

渡嘉敷島を含む慶良間列島は、国立公園にも指定されているほど美しい自然が残っており、特に海は「ケラマブルー」と言われるほど世界的にも美しいです。

そんなケラマブルーの海を思う存分楽しむことができるビーチが、渡嘉敷島にはたくさんあります。ここでは渡嘉敷島のおすすめビーチをご紹介します。青い海と白い砂浜で心も体もリラックスさせましょう。

大きな弧を描くように約800mも続く美しい真っ白な砂浜が印象的な「阿波連ビーチ」は、渡嘉敷島観光の中でも特に人気が高いビーチです。沖縄本島と比べても別格の美しいケラマブルーの海は文句のつけようもありません。

波と風が作り出した天然の岩のアーチは写真映えすること間違いなしですし、砂浜には美しいサンゴや貝殻もあります。

阿波連ビーチの周辺にはマリンショップも多いので、シュノーケリンググッズやパラソル、ビーチチェアの貸し出しも行われています。

とかしくビーチは、シュノーケリングやダイビングスポットとしても人気があるビーチです。とかしくビーチにはウミガメが棲息しており、運が良ければ食事をしに浅瀬にやってくる姿を見ることができるでしょう。

シュノーケリングをしていたら運が良ければウミガメと一緒に泳ぐことができるかもしれません。阿波連ビーチよりも波が穏やかなので、子供連れでも泳ぎやすいのが特徴です。

阿波連ビーチやトカシクビーチよりもプライベート感が強いのが、阿波連の集落から近いヒナクシビーチです。ガイドブックにもあまり載っていないので、知る人ぞ知る穴場スポットです。

キャンプは禁止されていますので、テントを張ることはできませんが水道やトイレが完備されていますので海水浴にはぴったりでしょう。島の東側にあるビーチなので、朝日が登るのが美しく写真スポットとしてもおすすめです。

渡嘉敷島には美しいビーチがありますが、観光できるスポットは海だけではありません。渡嘉敷島の魅力を思う存分感じとることができるおすすめの観光スポットをチェックしてみましょう。

沖縄本島にはない、のんびりとした時間が流れる渡嘉敷島を満喫できる観光スポットで心も体もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。写真映えする場所も多いのでカメラ好きにもおすすめです。

渡嘉敷島の美しい海を高いところから堪能したいなら、とかしくビーチと阿波連ビーチの間にある森林公園の中にある展望台です。島の中では高台にあるので、しっかりと周りを見渡すことができるでしょう。

2月〜3月にはケラマツツジが咲き乱れ、運が良ければザトウクジラの姿を見ることができます。渡嘉敷島観光に行くなら照山展望台は絶対に外せません。

ただ、頂上の展望台までは階段も多いので夏場は展望台まで行くのが大変です。しかし、頂上からの絶景は大変な道を進んでもぜひ見たいケラマブルーなので、目で見て写真に撮って渡嘉敷島観光の思い出にしてください。

渡嘉敷島の観光スポットとして若者を中心に人気なのが、阿波連ビーチにあるトンネル岩です。波と風が自然に作り出した石のアーチで、アーチの中で写真を撮影するのも良しアーチの上に座って写真を撮るのもおすすめです。

写真を撮影するなら、海の色が濃い午前中の時間帯がおすすめです。人工的に作られたものではないだけに、自然の雄大さと長い時間をかけて作られた特別感を感じることができるでしょう。

渡嘉敷島の南端にある「阿波連岬」は、阿波連の集落からは離れたところにありますが隠れた絶景スポットとしてファンには人気があります。ホテルや飲食店がある集落からは遠いのでレンタカーを利用して行くのがおすすめです。

慶良間諸島国立公園の石碑がある広場は芝がひかれており、ピクニックをするのも良いでしょう。美しい景色を眺めながらお散歩するだけで、心も体もリラックスすることができる阿波連園地は最高の観光地です。

渡嘉敷島観光で外せないのが、美味しい沖縄料理を食べることができるおすすめのグルメスポットです。渡嘉敷島にはおしゃれなカフェはもちろん、沖縄料理を食べることができる食堂もありますので、お好みの場所を見つけるのもおすすめです。

美味しい沖縄料理を食べて、のんびりとした時間を過ごす贅沢な旅をしてみてはいかがでしょうか。島内の飲食店ではお弁当を販売しているところも多いので、お弁当を持ってビーチや展望台でピクニックを楽しむのも良いでしょう。

カレーやタコライス、沖縄そばなど様々なメニューを揃えているのが阿波連ビーチからすぐのところにあるダイニングカフェ「オクトパスガーデン」です。阿波連ビーチで海水浴を楽しんでそのままランチを食べにくる観光客も多いです。

２階にはテラス席もあり、暑い沖縄の日差しで疲れた体を冷たいドリンクで冷やしながら心地よい潮風を感じることもできます。

定番の沖縄そばはもちろん、オリオンビールも飲むことができるのが渡嘉敷島の「喰呑屋バラック」です。店内は木材で作られたテーブルや椅子が置かれ温かみを感じることができます。

渡嘉敷島にきたら必ず立ち寄るというリピーターも多い評判のお店なので、どこで食事をしたら良いか迷った場合はぜひ「喰呑屋バラック」へ足を運んでみてください。

渡嘉敷島の海の幸を味わうことができるのが、「漁師食堂かなろあ」です。新鮮な海の幸を使った料理は、地元の人にも愛されています。魚介料理はもちろん、ガッツリ食べることができる丼物もあります。

また、お弁当も販売していますので渡嘉敷島に到着してすぐ腹ごしらえをすることもできます。店内での食事もお弁当もおすすめです。

沖縄県那覇市からフェリーや高速艇で気軽に足を運ことができる渡嘉敷島ですが、フェリーと高速艇の便数が少ないので、日帰りでは渡嘉敷島の魅力を十分に感じることができない可能性があります。

そこでおすすめなのが、渡嘉敷島の宿泊施設を利用して渡嘉敷島をのんびり観光する方法です。渡嘉敷島はホテルや民宿も多く宿泊施設が充実していますから、ぜひ泊まりで渡嘉敷島の魅力を感じてください。

全7室のプライベートホテルは、都会では味わうことができない特別な空間が広がっています。慶良間諸島唯一のリゾートホテルで、スパやレストランも充実していますので心も体もリラックスすることができるでしょう。

美しい海をバックにリゾートウェディングを挙げることもできますので、新婚旅行にもぴったりのリゾートホテルです。子供の宿泊には年齢制限がありますので、大人の落ち着いた空間がお好みの人はぜひ利用してみてください。

とかしくマリンビレッジは、とかしくビーチの目の前にあるオーシャンビューのホテルです。全５６室の中には和室と洋室があり、家族連れはもちろん友達同士でも泊まることができるでしょう。

宿を予約すればフェリーが到着する渡嘉敷港まで送迎してくれますから、予約時に送迎が必要な場合は伝えておくのがポイントです。美しいとかしくビーチを眺めながら食事ができるレストランもおすすめポイントの一つです。

渡嘉敷島は沖縄本島からすぐに足を運ぶことができる離島ですが、本当とは別格の美しさとのんびり流れる時間を体験することができます。とにかくのんびり過ごしたい人におすすめの渡嘉敷島は、年間を通して美しい海を眺めることができます。

沖縄旅行を考えている人は、ぜひ渡嘉敷島まで足を伸ばしてみてください。