ブダペスト(ハンガリー)を観光!おすすめのスポットやグルメを紹介
ハンガリーの首都・ブダペストは観光スポットがたくさんあります。この記事では、ブダペストのおすすめ観光スポットやグルメを紹介しました。ブダペストを観光する際の注意点についても詳しく紹介したのでぜひチェックしてみてください。
目次
ハンガリーの首都「ブダペスト」について紹介!
ハンガリーはヨーロッパとアジアが合わさったような独特の雰囲気がある国として知られています。この記事では、ハンガリーの首都「ブダペスト」のおすすめ観光スポットについて詳しく紹介してきます。
ブダペストでおすすめの観光スポット【ブダ地区】
ハンガリーの首都「ブダペスト」は、街の中心をドナウ川が南北に流れています。このドナウ川を挟んで、西のブダ地区と東のペスト地区に分かれています。
ここからは、ブダペストでおすすめの観光スポット・ブダ地区について紹介していきます。
特徴的なデザインの「漁夫の砦」
漁夫の砦は、ハンガリーの首都ブダペストの西に位置するネオゴシック様式の砦です。1895〜1902年に、漁業組合によって建設された漁夫の砦は、ブダ城を守る目的で建設ました。
緊急時には、漁師たちもブダ城を守るという役割を担っていたことから、「漁夫の砦」と呼ばれるようになったとのことです。
砦部分のみ有料となっていて、入場料は800HUFです。砦に入りたい場合は、チケットを購入して入るようにしてください。
住所 | Budapest, Szentháromság tér, 1014 ハンガリー |
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電話番号 | +36 1 458 3030 |
営業時間・定休日 | 9:00〜23:00 |
料金 | 砦部分の入場料:800HUF |
アクセス | Batthyány tér(バッチャーニ広場)駅から 徒歩10~15分 |
公式URL |
世界遺産に登録されている「ブダ城(ブダ王宮)」
ブダ城(ブダ王宮)は、1987年に世界遺産に登録されたお城です。実は、ブダ城はこれまでに何度も破壊と修復を繰り返してきました。元々は木造の城壁だったのですが、1241年にモンゴル軍の攻撃で破壊されてしまいました。
そのため、ベーラ4世は周りの国の侵略から自国を守るための要塞として石造で再建し、14世紀にはラヨシュ1世によってゴシック様式の王宮へと変貌を遂げました。
しかし、16世紀にオスマン帝国軍の攻撃・侵略によってブダ城は壊滅的な被害を受け、瓦礫となってしまったのです。
破壊されたブダ城は、18世紀にハプスブルク家の支配下で再建され、この時にはバロック様式への改造が行われました。19世紀半ばには火災が発生し、第一次世界大戦や第二次世界大戦でも大規模な被害を受けてしまいます。
しかし、またしても1980年代に修復工事が行われ、現在のブダ城となりました。ブダ城はこのように破壊と再生の歴史を歩んできたため、ゴシック様式からバロック様式まで、様々な建築様式が用いられています。
現在のブダ城の内部には複数の博物館があり、中央には国立美術館が、南側にはブダペスト歴史博物館が、反対側にはセーチェ二国立図書館があります。観光の際には、博物館や美術館もぜひチェックしてみてください。
住所 | Budapest, Szent György tér 2, 1014 ハンガリー |
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電話番号 | +36 1 458 3000 |
営業時間・定休日 | 10:00〜18:00 定休日は月曜日 入場は17時まで |
料金 | 1800HUF |
アクセス | Batthyány tér(バッチャーニ広場)駅から 徒歩10~15分 |
公式URL |
ステンドグラスは必見!「マーチャーシュ教会」
マーチャーシュ教会は、13世紀にベーラ4世によって建てられた教会です。戴冠式や政治的行事が行われてきた教会で、オスマントルコによってモスクに改築された歴史を持っています。
マーチャーシュ教会はとても美しい装飾が施されていて、特にステンドグラスは必見です。観光の際には、マーチャーシュ教会のステンドグラスを見てみてください。
マーチャーシュ教会に入る際は、短パンやミニスカート・ノースリーブなどの露出が高い格好では入らないようにしましょう。また、カメラは持込可ですがフラッシュや三脚の使用はNGです。男性は教会内部で帽子をかぶらないようにしてください。
住所 | Budapest, Szentháromság tér 2, 1014 ハンガリー |
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電話番号 | +36 1 355 5657 |
営業時間・定休日 | 月曜日〜金曜日 9:00〜17:00 土曜日 9:00〜13:00 日曜日 13:00〜17:00 |
料金 | 大人:1500HUF 子供・学生:1000HUF シニア・60才以上:1000HUF 6歳以下の子供は無料 |
アクセス | ブダ城から徒歩15分 ケーブルカー終点から徒歩 10分 セールカールマーン広場駅 (Széll Kálmán tér)から0.5km 城バス10分 |
公式URL |
ブダ地区とペスト地区を結ぶ「セーチェニ鎖橋」
ブダ地区とペスト地区を結ぶ「セーチェニ鎖橋」もおすすめ観光スポットです。
セーチェニ鎖橋は、ウィリアム・ティアニー・クラークが設計した、19 世紀の有名な吊り橋です。夜はライトアップされるので、ぜひライトアップされたセーチェニ鎖橋も見てみることをおすすめします。
住所 | Budapest, Széchenyi Lánchíd, 1051 ハンガリー |
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電話番号 | なし |
営業時間・定休日 | 24時間 |
料金 | 無料 |
アクセス | ブダ城から徒歩10分 |
公式URL |
ブダペストでおすすめの観光スポット【ペスト地区】
ここからは、ブダペストでおすすめの観光スポット・ペスト地区について紹介していきます。
歴史ある美術品が展示されている「ハンガリー国会議事堂」
「ハンガリー国会議事堂」には歴史ある美術品が展示されています。外観がとても美しい事で有名なハンガリー国会議事堂ですが、内装もとても豪華です。
国会議事堂正面の大階段の天井画はとても綺麗なので、観光の際にはぜひチェックして見てください。
また、フレスコ画・ゴブラン織などの美術品、さらには王冠も見ることができるのでこちらもぜひチェックしてください。
住所 | Budapest, Kossuth Lajos tér 1-3, 1055 ハンガリー |
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電話番号 | +36 1 441 4000 |
営業時間・定休日 | 月曜日〜金曜日 8:00〜18:00 土曜日〜日曜日 8:00〜16:00 |
料金 | 6700HUF |
アクセス | kossuth lajos tér (コシュート・ラヨシュ広場)駅からすぐ |
公式URL |
ブダペストの景色を一望できる「聖イシュトヴァーン大聖堂」
「聖イシュトヴァーン大聖堂」は、ブダペストの景色を一望できるネオ・ルネサンス様式の教会です。ブダペストで最も大きな教会の聖イシュトヴァーン大聖堂の内部を見学するには、200HUFの寄付金が必要です。
主祭壇には、「ハンガリー建国の父」とも言われているイシュトヴァーン1世の聖遺物である「右手のミイラ」が保管されていて、誰でも見学することができます。
住所 | Budapest, Szent István tér 1, 1051 ハンガリー |
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電話番号 | +36 1 311 0839 |
営業時間・定休日 |
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料金 | 内部の見学には 200HUFの寄付金が必要 |
アクセス | セーチェーニ鎖橋から徒歩10分 |
公式URL |
ショッピングが楽しめる「ブダペスト中央市場」
「ブダペスト中央市場」はショッピングが楽しめる観光スポットです。ブダペストで最も大きな市場のブダペスト中央市場の1階は、ハンガリーの伝統的な食材が並んでいます。
何も買わなくとも見ているだけでも楽しいので、ぜひブダペスト中央市場を観光してみてください。
住所 | Budapest, Vámház krt. 1-3, 1093 ハンガリー |
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電話番号 | +36 1 366 3300 |
営業時間・定休日 | 月曜日 6:00〜17:00 火曜日〜金曜日 6:00〜18:00 土曜日 6:00〜15:00 定休日は日曜日 |
料金 | 無料 |
アクセス | Fővám tér駅からすぐ |
公式URL |
ブダペスト観光におすすめのグルメ
ここからは、ブダペスト観光におすすめのグルメを紹介していきます。
ランゴシュ
ランゴシュは、ハンガリーの伝統的な揚げパンです。一年中販売されている揚げパンなのですが、夏になると食べたくなるというハンガリー人が多いようです。
ランゴシュを食べるのにおすすめなお店は、Álom lángos (アーロム ランゴシュ) です。ぜひ、ハンガリー観光の際にはランゴシュを食べてみてください。
グヤーシュ
グヤーシュはハンガリー発祥の料理で、肉のパプリカ煮込み料理です。
人参・玉ねぎ・じゃがいも・パプリカなど、野菜をしっかり食べることができて体もしっかり温まるので、ハンガリー人は冬にグヤーシュをたくさん食べます。
冬にハンガリー・ブダペストを観光するという方は、ぜひグヤーシュを食べてください。
ブダペストを観光する時の注意点
ここからは、ブダペストを観光する時の注意点についてお伝えしていきます。
ブダペストの通貨
ハンガリー・ブダペストの通貨ですが、実はハンガリーはEUには加盟しているものの通過はユーロを使用していません。ハンガリーはユーロではなく、独自の通貨である「フォリント(HUF)」を使用しています。
ハンガリー・ブタペストで使われている紙幣と硬貨についてですが、硬貨の最小単位から説明すると、5HUF・10HUF・20HUF・50HUF・100HUFとなっています。
そして、紙幣は200HUF、500HUF、1000HUF、2000HUF、5000HUF、10000HUF、20000HUFの7種類が流通しています。
ハンガリーでは、以前は1HUFや2HUFの硬貨がありましたが、現在は使用されていません。そのため、98HUFのような金額になると100HUFに繰り上げとなります。逆に97HUFは、95HUFに繰り下げとなります。
ブダペストで支払いをする場合はこうした点に注意してください。
ブダペストの物価
ブダペストの物価ですが、ブダペストは他のヨーロッパ諸国と比べて物価は安いです。お買い物もしやすいので、何かお目当の商品を見つけた場合はぜひ購入してみてください。
ブダペストで英語は通じる?
ブダペストで英語は通じるのかどうかですが、若い人には英語は通じやすく、お年寄りには英語は通じにくいです。ハンガリーの公用語はハンガリー語で、第二次世界大戦後には外国語としてロシア語が教えられていました。
ただ、若者はインターネットなどの影響もあり、日常会話程度の英語であれば話せるという人が多いのです。そのため、お年寄りは英語よりロシア語に詳しく、英語が話せる人は若者に多くなっています。
EU諸国の中で、ハンガリーが一番英語を話せる・理解できる人が少ないというデータもあるようですが、日本よりは英語ができる人が多いです。簡単な英語であれば通じることがほとんどなので、ぜひ英語で話しかけてみてください。
ブダペストへのアクセス方法
ハンガリーの首都・ブダペストへのアクセス方法についてお伝えしていきます。日本からブダペストへは2020年3月現在、直行便は運行していません。
そのため、日本からブダペストまでアクセスするには、ヨーロッパの主要都市を経由してブタペストにあるリスト・フェレンツ国際空港へ行くという方法が一般的となっています。リスト・フェレンツ国際空港は、2011年3月にフェリヘジ国際空港から改名しました。
日本からブタペストへの所要時間は、およそ14〜19時間となっています。東京からリスト・フェレンツ国際空港まで行くのにかかる料金は、安い月であれば往復で5万円前後です。高い月は7万円以上かかることもあります。
ブダペスト(ハンガリー)観光を満喫しよう!
ブダペストのおすすめ観光スポットについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。ぜひ、ブダペスト観光を満喫してください。