潮干狩りに大洗サンビーチ(茨城)へ行こう!時期や時間・行き方など
三月末からシーズンになる潮干狩り。家族そろって楽しめる一大イベントです。茨城県にある大洗サンビーチは、たくさんの潮干狩りをする人が集まる、有名な場所です。今回は、大洗サンビーチで潮干狩りができる時期や時間帯、そして大洗サンビーチまでの行き方をご紹介します。
目次
大洗サンビーチは潮干狩りのおすすめスポット!
茨城県にある大洗サンビーチは、初夏の時期になると多くの人が集まって潮干狩りを楽しむスポットとなっています。今回は、大洗サンビーチで潮干狩りを楽しむためのおすすめ情報をピックアップします。
大洗サンビーチまでの行き方や、料金、そして潮干狩りのねらい目となるおすすめの時期や時間などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
大洗サンビーチってどんなところ?
最初に、大洗サンビーチとはどんな場所なのでしょうか。大洗サンビーチに潮干狩りに行く前に、大洗サンビーチの基本的な情報や車やバスでのアクセス方法をご紹介します。お出かけ前にチェックしてください。
茨城県にある海岸
大洗サンビーチは、茨城県にある海岸で、近くのエリアにはキャンプ場や海水浴場などもあります。しかも、第1、第2海水浴場などがあり、広い範囲の海岸となっているのでおすすめです。
遠浅のユニバーサルビーチになっていて、子供からシニアまで楽しめるようになっているので、お年寄りから子供まで、幅広い人達に愛される場所となっています。
大洗サンビーチの行き方
大洗サンビーチまでアクセスする方法として、車やバスの2通りのアクセス方法がおすすめな行き方となっています。早速、車と電車で大洗サンビーチまでのアクセス方法をご紹介します。
バスでのアクセス方法
鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の「大洗駅」からは、徒歩15分で大洗サンビーチに行くことができますが、その間、臨時バスがでていることがあります。タイミングなどをみながら、駅前から大洗サンビーチまで臨時バスを利用することをおすすめします。
また、「大洗駅」からは、大洗町コミュニティバスがでています。「大洗駅」からは、7バス停で「サンビーチ海岸」に到着します。このバスを利用して、楽々と大洗サンビーチに行くこともできます。帰りは、「サンビーチ海岸」から「大洗駅」まで戻ってくることができます。
車でのアクセス方法
車で行く場合には、まず北関東自動車道の東水戸道路の「水戸大洗IC」を目指してください。このインターチェンジを降りてから、国道51号線に乗ります。そこから車で約15分のところに、大洗サンビーチがあります。途中、大洗サンビーチまでの看板が出ているので、看板を見ながら運転すると、道に迷うことがありません。
また、休日やGWになると、多くの家族がこの大洗サンビーチの潮干狩りに出かけようとします。混雑や渋滞が予想されるので、早めの出発するなど、時間に余裕をもって行動することをおすすめします。
大洗サンビーチの基本情報
大洗サンビーチの基本情報をしっかりと頭にいれておきましょう。また、情報は更新されることがあるので、出かける前には、公式HPから最新の情報を取り入れたうえで、潮干狩りに行ってください。
大洗サンビーチまでの基本的な住所、そしてアクセス方法、加えて公式HPをご紹介します。地図でもチェックしてください。
住所 | 茨城県大洗町大貫町地先 |
アクセス | 関東東自動車道東水戸道路「水戸大洗IC」から車で約15分 |
公式HP |
大洗サンビーチの潮干狩りの概要
大洗サンビーチで潮干狩りをすることに決まったなら、潮干狩りの情報を集めましょう。潮干狩りにかかる料金や、潮干狩りで摂れる貝の種類、そして潮干狩りができるエリアをご紹介します。
潮干狩りの料金
潮干狩りの料金は、基本的に無料となっています。家族で無料で1日楽しめる場所なので、潮干狩りシーズンに何度も訪れる人もいるくらいです。
採れる貝の種類
大洗サンビーチで摂れる貝の種類も様々です。主な貝としては、「はまぐり」「ほっきがい」「こたまがい」となっています。どれも焼いて食べるとおいしい貝なので、見逃せません。
ただし、「はまぐり」と「こたまがい」においては3cm以下、「ほっきがい」は7センチ以下の採集は禁止されています。貝の大きさに気を付けて潮干狩りをしましょう。
潮干狩りが可能な区域
大洗サンビーチで潮干狩りが可能な区域は、第1、第2サンビーチとなっています。それより南側は、保護区域となっていて、禁漁地域になっています。この南側での潮干狩りはできません。大洗サンビーチは「潮干狩り場」として特別に整備された観光地ではないので、採取できるエリアに制限があることになります。
潮干狩りに夢中になって、どんどん移動していき、大洗サンビーチの第1、第2サンビーチのエリアから超えないように注意してください。大洗サンビーチの第3エリアは禁漁区です。
大洗サンビーチの潮干狩りの時期と時間
大洗サンビーチで潮干狩りができるおすすめのシーズンはいつからでしょうか。各潮干狩りができるエリアによって異なるので、せっかく出かけたのに、大洗サンビーチの潮干狩りはまだやっていなかったということのないようにしたいものです。
続くところで、大洗サンビーチで決められているルールを見てみましょう。潮干狩りができるおすすめの時期と時間帯をピックアップします。
潮干狩りの時期
一般に潮干狩りは3月から6月に楽しめますが、大洗サンビーチで潮干狩りができるのは、4月中旬から6月末となっています。大洗サンビーチでは、きちんとした潮干狩りはいつからという指定日がないので、4月中旬の時期で潮干狩りに出かける前に、必ずHPでチェックしてください。
潮干狩りの時間
潮干狩りに適している時間は、潮が引いて、水位が下がった干潮の時です。日にちによって干潮時期が違ってきますので、目当ての潮干狩りの場所のカレンダーを入手することをおすすめします。
また、潮干狩りは干潮の前後2時間、合計4時間ほどの時間が楽しめる時間となっています。
潮干狩りにおすすめの時期と時間は?
潮干狩りにおすすめの時間は、干潮時の前後1時間くらいとなっています。最も適しているのは、大潮の日の前後で、この時期になると潮干狩りがしやすくなっています。
大洗サンビーチは、観光地である「潮干狩り場」ではないので、干潮の時間や潮位などは、気象庁の潮位表を見て、各自決めるようになっています。大洗サンビーチでは、一般の潮干狩りができるエリアより、少し遅い潮干狩りの開始となっているので、他の場所が潮干狩りをやっているから、というような行動はおすすめできません。
大洗サンビーチの潮干狩りのルール
多くの人が訪れる大洗サンビーチの潮干狩りなので、マナーを守ることは大切です。1人でもマナーを守らないと、貝が絶滅したり、周りの人が迷惑を被ることになります。大洗サンビーチで決められたルールを守って、気持ちよく潮干狩りをしましょう。潮干狩りの際に使える道具や禁止事項などを説明します。
採れる貝の量
潮干狩りの際に、1人が大量に貝を撮ってしまうことがないように、摂れる貝の量が制限されています。大洗サンビーチで1人が摂って良い貝の楼は1日1kgまでとされてます。それ以上の貝を摂ったり、持ち帰ったりすることは禁止されているので気をつけてください。
使用する道具
使用する道具にも制限があります。大洗サンビーチでは使用できる道具は、幅が20cm未満で、柄の長さが50cm未満、そして爪の長さが5cm未満と決まっています。
大型の道具を使って、一度にガッツリと貝を採集することなどは禁止されています。潮干狩りはみんなのものなので、ルールにのっとった道具を使って楽しみましょう。
その他禁止事項
大洗サンビーチでは、1人でエリアを占領したりせずに、多くの人と一緒に楽しむことを目的としています。マナーを守って、それぞれが許された範囲内で行動したり、潮干狩りをするようにしましょう。
また、大洗サンビーチの駐車場やトイレなどもマナーのある使い方をすることで、次の人が気持ちよく利用できるようにしておきましょう。
大洗サンビーチの潮干狩り豆知識
潮干狩りに行く際に、ちょっとした知識を持っておくだけで、楽しみ方がずいぶん変わってきます。多くの人は、潮干狩りにどんな物を持っていっているのでしょうか。また、貝の摂り方にコツはあるのでしょうか。
次に、あると便利な持ち物や、潮干狩りのコツ、そして貝の持ち帰り方法をご紹介します。思ってもみなかった持ち物や潮干狩りの方法があるはずです。早速見てみましょう。
あると便利な持ち物
干狩りに行く際に、家族や仲間と行くのであれば、100均グッズが多いに役に立ちます。必ず持って行きたいものは、軍手や熊手などの潮干狩りの道具、そして貝を入れる網やバケツです。
それ以外にも、帽子やサングラス、そして日焼け止めクリームや飲み物までは思いつくかもしれませんが、これだけでは意外な落とし穴があります。
あると便利なものとして、バンドエイドがあります。万が一、怪我をしてしまった場合に、きれいな水がない場合があるので、とりあえずバンドエイドで傷口を保護する必要があります。
またジップロックは多いに役立ちます。スマホやカメラの防水対策となるからです。潮干狩りの最中に連絡が来て、電話をとろうと思ったら水の中に落としてしまったという人は少なくありません。
加えて、ペットボトル入りのお水が便利です。潮干狩りの最中に給水もできますし、手足を洗うための水として使うこともできますが、本来の目的は空のペットボトルです。潮干狩りをして摂れた貝を持ち帰る際に、海水を入れて持ち帰ることができるからです。
保冷時やクーラーボックスもあれば便利です。お弁当などの食べ物を入れておけますし、空になったクーラーボックスは、貝を入れて帰ることもできるからです。併せて、子供たちがいるなら、レジャーシートもあれば便利です。
潮干狩りのコツ
潮干狩りにもコツがあります。同じ場所で潮干狩りをしているのに、なかなか貝が摂れない人と、ザックリと摂れる人がいるのは、コツを知っているか、知らないかの違いにかかってきます。
まず、だれかが掘った後の場所には、もう貝はいないということです。同じ場所を一生懸命掘っても、貝は撮れません。誰もいないエリアを探して、まずそこに向かうようにしましょう。
本当に短時間で多くの貝を摂る人は、1つのコツを知っています。それは、近場ではなく、深いところや浅いところが交互になっている場所を探して、そこを集中的に掘るということです。沖の方まで歩いて行ってみましょう。
海水が大体「モモ」あたりまでくる場所で、一度掘ってみて、そこから貝が出てくるようであればヒットしていることになります。少しきつい姿勢になりますが、短時間で効率よく貝をゲットすることができます。
貝の持ち帰り方
大洗サンビーチでは、貝を持ち帰ることができるのは、1人1日1kgまでです。でも、この1kgもかなりの重さになるので、効率よく持ち帰りたいところです。
そこで活躍するのが「網」です。網があれば、水気を切ってしまうことができ、貝だけをもって帰ることができます。また、水洗いすることで、余分な泥も一緒に落とすことができ、本当に必要な貝だけをもって帰ることができます。
網がない場合やなくしてしまった時には、役立ちグッズのジップロックを使いましょう。熊手などを使ってジップロックに穴をあけると、そこから余分な海水や泥をとることができます。
またジップロックはジップすることで、貝がこぼれなくなるので、持ち帰りの際に便利です。
また、大洗サンビーチでは、1人1日1kgのお持ち帰りと決まっていて、その量を持って帰ったとしても、貝が死んでいたという残念な結果になった人もいることでしょう。
ここからは潮干狩りの名人がしている技ですが、現場で貝の音を聞いてみることをおすすめします。貝同士を両手で打ち付けて、カチカチと高い音が鳴る貝だけを採取するようにしましょう。この高い音が鳴る貝は生きています。反対にコンコンと低い音が鳴る貝は死んでいます。そのような貝を持ち帰っても、食べることはできません。
大洗サンビーチへ潮干狩りに出かけよう!
大勢で楽しめる大洗サンビーチの情報をご紹介しました。潮干狩りに出かける前に、必ず大洗サンビーチの最新情報や、干潮時間などを調べてから出かけてください。きっと皆でたのしめることでしょう。