キューバを観光!ビーチなどおすすめスポット・モデルコースを紹介
キューバには、神秘的な世界遺産やビーチリゾートなど、魅力溢れる観光スポットがたくさんあります。楽しみ方がある一方で、観光地で何をすればいいのか迷ってしまいがち。自分だけの特別なキューバ旅行をプランニングしましょう。おすすめスポットやモデルコースを紹介します。
目次
キューバのおすすめ観光スポットを紹介!
キューバは、神秘的な世界遺産、カリビアンブルーのビーチリゾート、カラフルなクラシックカーなど街全体が魅力的な美しい街です。この記事では、キューバのおすすめ観光スポットを紹介していきます。
キューバのおすすめ観光スポット7選!【ハバナ編】
ここからは、キューバのおすすめ観光スポット7選!【ハバナ編】について紹介していきます。
のんびりしたい時におすすめ「コヒマル」
ハバナのダウンタウンから東へ約7㎞、車で行けばほんの数十分と近く、なにもないのどかな海辺の景色が広がります。
米国の著名な作家、アーネスト・ヘミングウェイはキューバを愛し、多くの作品をこの地で書き上げました。そのうちのひとつノーベル文学賞を受賞した「老人と海」。この作品の舞台となったのがこのコヒマルです。
コヒマルにある飲み屋へ通い、漁師たちとラム酒のカクテルを酌み交わしては世間話に花を咲かせ、呑み仲間の一人であるグレゴリオ船長から聞いた話をヒントに書き上げたといわれています。
住所 | Cojimar, La Habana del Este Cuba |
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料金 | 無料 市バスはどこまで乗っても 一回の乗車で1CUP=5円 |
アクセス | カリビアンホテルの右手のバス停から A58のバスに乗って20分 |
歴史の古い要塞「モロ要塞」
キューバのハバナにある美しく壮大な世界遺産のモロ要塞は、17世紀に海賊対策の要塞として建設されました。要塞の中に教会があったり展望台があったり、見どころ満載です。対岸にはハバナの街が広がります。
旧市街から、1955~1957年にかけて作られてた長さ733mの海底トンネルで運河を横断すると、左側に石造りの堅牢なモロ要塞が現れます。建築は、イタリア人エンジニアのフアン・バウティスタ・アントネッリによってデザインされました。
住所 | Castillo de Los Tres Santos Reyes Magos del Morro, Havana Cuba |
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電話番号 | +53 5 4112751 |
営業時間・定休日 | 9:30-20:00 無休 |
料金 | 大人 3USドル |
アクセス | 海底トンネルを通って 旧市街地からモロ要塞へ渡る タクシーを利用10~15CUC |
海岸沿いにある「マレコン通り」
キューバ人が愛する海岸通りです。クラシックカーのガブリオレをチャーターして、メキシコ湾を望むエル・マレコン通りをドライブしてみましょう。海沿いの絶好のビューポイントでもあります。波しぶきが道路までくることでも有名です。
走ってくるクラシックカーと海、そして古い建物のインスタ映え写真の撮影ができます。夜は多くの地元民が集って話したりしていて活気があるハバナを代表する「キューバ人の憩いの場」です。道が広いので、お散歩にぴったりです。
住所 | Centro and La Habana Vieja、 Malecón、La Habana |
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営業時間・定休日 | 24時間 |
料金 | 無料 |
アクセス | 新市街から旧市街のセントロ・アバーナ地区 (Centro Havbana)を結ぶ海岸沿いの通り |
塔からの街が眺められる「革命博物館」
貴重な資料がたくさんありキューバの革命の歴史を知ることができる博物館です。1959年の革命前まで大統領官邸として使われていました。館内には革命に関する写真や資料、武器などが展示されていて、革命の様子を知ることができます。
敷地内の広場には革命に使われた車や戦車に戦闘機もあり、弾丸の跡も見ることができ、立派な建物です。キューバ現体制を理解する上で外せない博物館。別館には革命の遺品があります。
住所 | Refugio Street 1, between Monserrate and Zulueta, Avenida Bélgica, La Habana 10600 キューバ |
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電話番号 | +53 7 8601524 |
営業時間・定休日 | 9:30~16:00 無休 |
料金 | 入場料8CUC |
アクセス | 旧市街地にある |
名物の葉巻を見学「パルタガス葉巻工場」
コイーバの歴史ある生産工場です。葉巻の生産に関する非常に興味深いものを見学することができ、作業場でのプロセスも見ることができるでしょう。残念ながら、写真を撮ることはできませんが、ツアー全体は楽しめます。
本物のハバナ葉巻が最初の段階から最後の段階までどのように作られているかを見てとても素敵な経験。シガーを吸うことは無い方でも、パルタガスの葉巻工場は魅力的に感じるでしょう。コイーバは革命後に始まったキューバの葉巻ブランドです。
住所 | y, Penalver, La Habana, キューバ |
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電話番号 | +53 7 8338060 |
営業時間・定休日 | 9:00~13:00 定休日:土・日 |
料金 | 10CUC |
アクセス | Avenida 20 de Mayo(5月20日通り)に面している |
休憩や食事におすすめ「ビエハ広場」
アルマス広場から南に4ブロックほど行った所にあるビエハ広場は、16世紀に作られた歴史ある広場のひとつです。アーケードにはテラス付きのレストランやカフェがあり、キューバの雰囲気を満たしてくれて楽しいです。
数メートル先の周辺の通りには、古い宮殿や住居に他の素晴らしいホテルがあります。ハバナの地球文化、飲み物、ヤシの木、サルサ、音楽、歴史の最高の場所として、美しく手入れの行き届いた広場です。周りにはカフェやバーがあります。
住所 | San Ignacio, La Habana, キューバ |
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営業時間・定休日 | ビエハ広場自体は無休24時間 周辺店舗については各店舗による |
料金 | 広場は無料 |
アクセス | 旧市街エリアにある広場 アルマス広場から南に4ブロックほど行った所 |
貴重な資料がたくさん「ヘミングウェイ博物館」
作家アーネスト・ヘミングウェイがキューバで暮らした住居が「フィンカ・ビヒア」。コヒマルの陸地側、サンフランシスコ・デ・パウラの丘の上に建ち、現在は「ヘミングウェイ博物館」として、公開されています。
1940年代には、使用人9人、猫52匹、犬16匹、鳩300羽、牛3頭、そして妻一人がいたといわれている場所です。「老人と海」が有名ですが「誰がために鐘は鳴る」や「海流のなかの島々」等の傑作は、ここで執筆されました。
住所 | Finca La Vigia, San Francisco de Paula Cuba |
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電話番号 | +53 76 910809 |
営業時間・定休日 | 9:00-16:00 (日曜日は9:00-12:00) 火曜定休 |
料金 | 入館料3CUC(約350円) |
アクセス | ハバナ市街の南郊外の少し高台にある ハサン・フランススコ・デ・パウラの 閑静な住宅地にある 中心地からタクシーで30分から40分 |
キューバのおすすめ観光スポット4選!【その他編】
ここからは、キューバのおすすめ観光スポット4選!【その他編】について紹介していきます。
大自然を感じたい時に「ビニャーレス渓谷」
世界文化遺産で、ハバナから約122km、ピナール・デル・リオから約30kmにあるビニャーレスの街の北に広がるオルガノス山脈にある渓谷です。ハバナから日帰り2時間位で行けます。素晴らしい景観が楽しめるでしょう。
眼下に農園が広がるビニャーレス渓谷の壮大な景色は、息をのむようだといわれ、キューバに来た観光客がよく訪れる場所です。天気が良い場合は特に景色は素晴らしいです。
住所 | キューバ |
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営業時間・定休日 | 24時間営業 月曜日:6:00~17:30 |
料金 | ツアーによる |
アクセス | ハバナ市内から オプショナルツアーを利用となる |
インスタ映えにおすすめ「トリニダ」
トリニダは、スペイン植民地時代から時が止まっているような美しい町並みが見どころです。町全体が世界遺産にも登録されており、サトウキビ取引と奴隷売買の中心地だった19世紀の繁栄を象徴する農園主の邸宅や町並みはそのまま残されています。
ヨーロッパを感じさせる石畳に、コロニアル調のカラフルな建物が連なり、観光客にも大人気のフォトジェニックな街並みがトリニダーの魅力のひとつでしょう。キューバの硬貨のモデルにもなっています。
住所 | キューバ |
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営業時間・定休日 | 24時間 |
料金 | 入場料は無し 各箇所によりかかる |
アクセス | ハバナより335Km(約5時間) ハバナやバラデロからは現地のオプショナルツアー シエンフエゴスがセットになったツアーが一般的 |
美しい建築物が多い「シエンフェゴスの都市歴史地区」
シエンフエーゴスは、キューバの中央部南岸にある都市で、シエンフエーゴス州の州都です。砂糖やコーヒー、タバコ、皮革などの輸出を担う港町でもあり、関連企業が町を支えています。シエンフエゴスとは「百の炎」という意味です。
ホセ・マルテイ広場を中心にした旧市街には、繁栄時代のフェラール宮殿やサン・ロレンソ学院、市庁舎などの建造物が保存されています。旧市街は2005年に「シエンフエゴスの都市的歴史地区」として、世界文化遺産に登録されました。
住所 | キューバの中央部南岸 |
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営業時間・定休日 | 街なので各箇所による |
料金 | 街の入場は無料 かかる料金は各箇所による |
アクセス | トリニダからシエンフエゴスまで タクシーで移動 タクシーでは料金は10CUC |
キューバの美しいビーチ「バラデロ」
遠浅で穏やかな海。時間が経つのを忘れるくらい眺めていられます。ホテルのプライベートビーチだけでなく、市街地のビーチも静かで本当にきれいでした。青い空に白い砂浜の透明度の高い美しい海で、砂浜からすぐのところで魚が見られます。
また、日中もよいですが、サンセットも最高です。近くのホテルに滞在して利用するといいでしょう。悪名高きギャング、アル・カポーネはかつて海岸沿いにあるこのリゾートを頻繁に訪れていたという有名な場所です。
住所 | キューバ |
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営業時間・定休日 | ビーチは24時間 |
料金 | ビーチは無料 バスはハバナから10CUCくらい 半島周遊は1日5CUC |
アクセス | ハバナから少し距離のあるバスで向かう 細長く突き出た海岸でマイアミに面している 現地のオプショナルツアーで行く ハバナからバスの所要時間は3時間くらい |
キューバのおすすめ観光モデルコース!
旅の計画を立てるなら、まずは3つのエリアに分けて、自分だけの特別なキューバ旅行をプランニングしてみましょう。ハバナ・バラデロ・トリニダです。ハバナの場合は、キューバで有名なヘミングウェイとチェゲバラのゆかりのある場所を訪ねてみてもいいです。
今回紹介した場所がおすすめコースですが、①コヒマルでヘミングウェイの像や利用していたレストランに行ったあと、港近くの②モロ要塞を見学する③そのあと、クラシックカーに乗ってマレコン通りを走り抜けます。
④革命博物館とその近くにある⑤パルタガス葉巻工場を見学します⑥最後はヘミングウェイ博物館でゆったりとヘミングウェイを偲んでみるというコースはいかかでしょうか。バラデロ・トリニダは、旅の日数があればあるほど回ることができます。
キューバ観光の日数や予算は?
ここからは、キューバ観光に必要な日数や予算について紹介していきます。
キューバ観光旅行に必要な予算・費用
キューバ観光を楽しむためには、まず予算の計画をする必要があります。旅行の予算は、時期や日数、訪問エリアや滞在ホテルのグレードフライトとホテルがセットなパッケージツアーがおすすめです。自分好みにアレンジしましょう。
日本からキューバへの直行便がないため、キューバへ行くのは、カナダまたはメキシコ経由で行くのが一般的です。航空会社によって往復で十万円から数十万円ほどの費用がかかります。
なお、ホテルには2つのタイプがあり、観光客向けの高級ホテルやリゾートホテルか、カサと呼ばれる民泊です。ある程度のサービスや質を求めるならホテル、キューバらしい体験をしたいならカサです。宿泊場所によって費用がかわります。
キューバ観光旅行に必要な日数
日数の目安ですが、ハバナまでは直行便がないため、現地でゆったり過ごすためには少なくとも5日間は欲しいです。 弾丸旅行の場合は、限られた時間で有意義な旅ができるよう、事前にしっかり計画しておきましょう。
6日間あれば、1都市をゆっくり観光することが可能です。クラシックーカーのオープンカーでハバナを巡る1日ツアーなども取り入れて、ハバナを攻略しましょう。7日間の日数であれば、リゾート地など複数の都市を周遊できるでしょう。
キューバの観光スポットの治安は?
あまり知られていないですが、実はキューバは比較的「治安の良い国」とされています。「チェ・ゲバラ」や「キューバ革命」の印象が強いことから、何となく治安が悪そうと思われている国ですが、キューバの治安は比較的安全です。
ただし、日本でもそうですが、観光客を狙ったスリ、置き引き、両替詐欺などの軽犯罪はあります。そのため、最低限の注意が必要です。夜間のひとり歩きを避ける、高価なものを身に着けないなどの基本的な注意点は守りましょう。
観光するならキューバに行ってみよう!
キューバの魅力溢れる観光スポットやモデルコースを紹介しました。遺跡巡りや街散策、大自然を満喫できるキューバの奥深さを感じていただけたでしょう。カラフルなクラシックカーにコロニアルな建築物も素敵です。
「キューバでこんな旅をしてみたい!」という自分だけのテーマを自由に考えて、それに合った行き先やプランを考えてみてはいかがでしょうか。ぜひ観光するなら、キューバに行ってみましょう。