フランスの治安は悪い?旅行や観光での危険度や注意点も紹介

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フランスは世界的有名都市でもあり、お洒落の国のイメージもあるため人気が高く旅行者も多く訪れます。ビジネスで訪れる人もいるでしょう。フランスは治安が良い国と思われがちですが実際はどうでしょうか。フランスの治安や危険度などについてまとめました!

フランスの治安は悪い?旅行や観光での危険度や注意点も紹介

目次

  1. フランス旅行の前に知っておきたい治安状況
  2. フランスとはどんな国?
  3. 外務省発表によるフランスの危険度
  4. フランスの都市別の治安状況
  5. フランスでの観光客をターゲットにした犯罪
  6. フランス旅行をする際の注意点
  7. フランスの治安に注意した旅行をしよう!

フランス旅行の前に知っておきたい治安状況

france
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フランスには、ヴェルサイユ宮殿、モンサンミッシャル、シャルトル大聖堂などとても多くの世界遺産があります。美しい街並みにお洒落な雰囲気、可愛いお菓子などたくさんの魅力を持つフランスは日本人も絶賛する国です。

元大統領が親日家であったり、フランスの国民にも親日家が多いため日本人はフランスを観光しやすいでしょう。しかし、フランスにも危険が潜んでいたり注意しなければならないこともあります。治安が悪いと言われる地域もあるでしょう。

今回は、旅行や観光に大人気のフランスの治安や、注意点などについて紹介します!

フランスとはどんな国?

フランス
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「フランス共和国」は、首都がパリで最大都市もパリの世界的に有名な国です。人口は約6700万人です。国民の7割近くがカトリックでノートルダム大聖堂など有名な教会もあります。現在は移民の関係でイスラム教徒も増えています。

芸術の国のイメージが強く、クロード・モネやウジェーヌ・ドラクロワなどの有名な画家が何人も誕生しています。

さらには、ファッションにも多くの影響を与えており、ココ・シャネル、イヴ・サンローラン、クリスチャン・ディオールなどの有名デザイナーを輩出した国です。パリコレクションという世界的な有名ファッションショーも行われています。

フランスの言語

フランス
PourquoiPas

フランスでは、フランス語が使われていますが、アルザス語やコルシカ語などの地域後が多数見られる国です。しかし、主にフランス語が使われており、観光もフランス語ができたほうがいいでしょう。

しかし、観光地では英語が通じることもあります。簡単な英語なら通じることが多いため、フランスを旅行する上で英語が分かると便利でしょう。

フランスの通貨

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フランスの通貨は「ユーロ」です。2019年12月現在のユーロは、1ユーロ約120円ほどです。ユーロは日本でも両替可能です。外貨の中でも使い慣れている人も多いでしょう。

ちなみに、フランスはチップの義務はありません。そのため、サービスを受けるたびに毎回チップを渡す必要はないのです。しかし、良いサービスだったと思ったときにはチップを渡すと喜ばれます。

外務省発表によるフランスの危険度

危険
QuinceMedia

2019年12月現在、危険性がないと発表されています。フランスには危険レベルはついていません。しかし、クリスマスマーケットにおける盗難被害には注意するように勧告されています。

また、フランスでは、スリやひったくりが多発しています。置き引きも例外ではありません。強盗や詐欺の被害も起きています。

旅行や観光ができるかという基準で考えると治安は不安視されていません。しかし、小さなトラブルが起きることは多々あるので注意は必要です。

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デモに注意

デモ
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フランスでは、デモが頻繁に行われることがあります。デモは、予定されているものもあれば、予定外のものもあります。デモが発生すると、暴動になる危険性もあるので注意してください。

マクロン政権へのデモなどでデモ隊と警察がぶつかりパリで放火事件が起きたこともあります。「ジレジョーヌ」という「黄色いベストデモ」というものが起き危険が生じました。

また、小規模なデモが起きることもあるので、十分な注意が必要です。人が集まっていると思ったらデモ隊の可能性もあります。

フランスの都市別の治安状況

フランス
TheDigitalArtist

フランスには、世界的に有名な都市もいくつかあり、観光名所もとても多く行きたい場所を絞るのが難しいでしょう。フランス全土を見ると治安は悪くありません。

しかし、都市別に確認すると、フランスの中では治安が悪い場所もあります。都市別の治安を紹介するので、治安が良いのか悪いのか、どんな犯罪が起きやすいのかを見ておきましょう。

パリ

パリ
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パリでは、声をかけてきて荷物を盗むスリやひったくりが多発しています。急に多くの人に取り囲まれたり、何かしらで気を引いて荷物を奪うトラブルもあります。また、地下鉄に乗っているときのスリ被害も多いでしょう。

パリでは、強盗やクレジットカードの被害、偽警官による詐欺も勃発しています。注意しなければならないのは、メトロやバスを使うときです。ルーブル美術館や凱旋門などの有名観光地でも注意しましょう。

他にも、シャンゼリゼ通りやオペラ座の周辺など路上においてひったくりなどの窃盗が行われています。パリは世界的都市ですが、治安が悪いと感じることもあるでしょう。

サン・ドニ

サンドニ
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サン・ドニ大聖堂などがありますが、ここは治安が悪いと言われています。何度もフランスを訪れている人も治安が悪いためにサン・ドニには近づかないと言います。

サン・ドニは、フランス内でもかなり犯罪率が高いでしょう。「スタッド・ド・フランス」というスタジアムがありますが、ここではパリ同時多発テロの第一波が起きました。

サン・ドニは、移民や難民が多く治安が悪い場所として有名です。

リール

リール
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リールは国内でも都市化が進んでいる場所です。治安は比較的良好です。他のヨーロッパちと近い位置にあるため、ヨーロッパからの観光客も多いでしょう。

アートの日や音楽の日などはとても盛り上がります。しかし、これらの行事があるときには人が多くなるのでスリや置き引きなどの被害には注意してください。また、アジア人への差別もあるので暴言を吐かれる可能性があります。

明るいときは治安も安定していますが、夜間になると治安が悪いと感じることもあるでしょう。リールは昼間に楽しむ場所にしてください。

マルセイユ

マルセイユ
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マルセイユも有名な都市ですが、ここは移民が多いことで有名です。失業率が高く、貧困者が多いため治安は悪いでしょう。ホームレスもたくさんいます。スリやひったくり、物乞いなどに遭遇することがあるでしょう。

また、マルセイユの罠というATMでクレジットカードを抜けなくする窃盗があります。さらには麻薬使用者や睡眠薬強盗などもあるので危険です。

治安が悪いとずっと言われている都市ですが、フランスの経済情勢が悪いことから、より治安の悪さがアップしています。

モンペリエ

モンペリエ
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交通の便が改善され、行きやすくなったモンペリエは昼間は治安に対する不安がないでしょう。モンペリエにはモンペリエの凱旋門などもあり小さな街ではあるものの見どころ豊富です。

ただ、夜になると治安が悪い場所も増えます。移民が多い場所で貧困者もいるため物乞いをする人物に遭遇しやすいでしょう。モンペリエは、今後の治安も不安視されています。

昼間に訪れて、夜になる前に違う場所に移動してください。

ニース

ニース
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ニースはテロが起きたことがあり治安が悪いイメージを持つものです。警察のパトロールがテロにより多くなっているため、日常的に治安が悪いとは言えないものの、やはり危険性はあるでしょう。

テロ意外にも、スリやひったくりも起きています。昼間の治安はまずまずですが、夜は酔っ払いやドラッグ中毒の人、売春する人が増えます。強盗事件も起きています。

ここは、デモが行われることもあります。穏やかな場所にも感じますが、急にスイッチが入ったように治安が悪いと感じるようになることもあるでしょう。

リヨン

リヨン
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パリの次の都市と言われています。都市部のわりには治安が比較的安定しています。パリに比べると治安が良いと感じるでしょう。しかし、スリや置き引きは起きています。

スマホを触っていると、スっとスマホを抜かれて持っていかれた被害もあります。特にギヨチエという地区では、移民が多く物乞いや窃盗などが起きています。

リヨンは治安が良いと言われてはいるものの、リヨンの中でも危険なところがあるので把握しておきましょう。

ナント

ナント
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フランス人に人気が高い都市です。観光客も比較的多く賑わっているので治安がとても悪い地域ではありません。しかし、スリなどの被害は多発しています。

ただ、ナントで注意したいのはデモです。中心部ではデモがよく起きているので注意しましょう。また、ここは若者が多く、モラルのない若者による被害もあります。

特に夜になると酔っ払いによる喧嘩も起きているので注意してください。

フランスでの観光客をターゲットにした犯罪

犯罪
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フランスには観光客が多く訪れる分、観光客が被害に遭う犯罪も多発しています。日本人が狙われた犯罪もあります。観光客が被害に遭うことが多い犯罪を紹介します。

スリ

財布
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ショルダーバックなどのチャックを閉めていたにも関わらず、開けられて財布を盗まれるという被害があります。大きな都市や利用者が多い駅では、スリ集団による犯罪もあります。

スリは、いつ被害に遭ったか分からないほど一瞬で行われることもあります。時には、ホテルに戻るまでなくなっていることに気づかなかった人もいるほどです。

置き引き

荷物
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小銭をバラまいて気を引いているところで荷物を奪うとか、ホテルのレストランで置いていた荷物を盗むなどの置き引きも多発しています。

また、自分の席の自分の足元に荷物を置いていたのに、気づいたら盗まれたという事件もあります。置き引きもいつの間にかされることが多いでしょう。

ひったくり

バッグ
Free-Photos

バイクによるひったくりが多く、歩いてるところバイクに乗った人にひったくられた人がいます。また、車を運転しているときにバイクに乗った人がドアを開けて荷物を奪ったという事件もあります。

ひったくりをされたときに、引きずられて怪我をした観光客もいるので、ひったくりはとても危険です。

強盗・睡眠薬強盗

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空港から目的地にタクシーで向かっているところ窓ガラスを割られて強盗されたなどのように強引に荷物を奪われる事件に遭遇した人もいます。

他にも、チョコレートに睡眠薬を入れられて意識がなくなり金品を奪われたという睡眠薬強盗も多くなっています。知らない人から、飲み物や食べ物を貰い、それを口にすることで起きている事件なので注意しましょう。

偽警察官

警察
Alexas_Fotos

窃盗の1つですが、偽警官が近づいてきて荷物検査をされます。そのときに財布からお金を抜き取られるという犯罪がフランスでは多くなっています。

フランスでの偽警官は、グループで行動しており、複数人から取り囲まれて犯行に及ばれることが多いでしょう。

フランス旅行をする際の注意点

注意
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殺人が多発しているとか、凶悪犯罪ばかりが起きているわけではないため、フランスは安心して旅行することができる国の1つです。

しかし、旅行するときには必要な注意もあるので紹介します。

危ない場所には近寄らない

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TheDigitalArtist

フランスには、夜間になると危険な場所やデモが行われているために近づかないほうがいい場所があります。また、移民が多く貧困が問題視されている地域もあるでしょう。

最初から危ないと分かっている場所には自ら近づかないようにしてください。

人の多い場所に注意

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JESHOOTS-com

人気がいない場所はとても危険なので、人が多い場所で観光するのはおすすめです。しかし、観光客を狙ったスリなどが多発しているのも事実です。

人が多い場所では、荷物をしっかり持って盗まれないようにしましょう。

親し気に話しかける人は相手にしない

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Peggy_Marco

睡眠薬強盗や、クレジットカードの被害に遭わないためには、話しかけてくる人への警戒心を持つことです。親しくなると、何かしらの問題に巻き込まれる可能性があります。

女性の単独行動の場合は、道を尋ねるふりをして車の中に連れ込もうとされることもあり危険です。フランスに慣れている人は、話しかけられても無視したり断るときはしっかり断っているので参考にしてください。

ホテル内でも油断しない

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Pexels

ホテルはセキュリティがあると思う日本人が多いですが、置き引きが多発しています。ホテル内のレストランを使うときにも荷物は手から離してはいけません。

チェックインやチェックアウトのときにも荷物に気を配り、何度も荷物を目で確認する素振りをして周りにいるであろう窃盗犯への注意を高めましょう。

銀行内のATMを使う

ATM
Peggy_Marco

フランスのATMには、仕掛けがされていることがあります。カードを入れて抜けなくし、助けるふりをして暗証番号を聞き出し、目の前でカードを抜く素振りをしてくれますが結果的に抜けません。

その場を離れたときにカードを抜かれ使われるという被害があります。そのため、銀行にあるセキュリティ万全のATMを使用してください。

女性1人で行動する際は細心の注意

旅行
Pexels

フランスでは、女性が一人で旅行をしている姿も多々見かけます。パリではお買い物を楽しむこともあるでしょう。しかし、女性一人の行動は犯罪に遭いやすく、性的暴行の被害者になっている人もいます。

特に旧市街では女性が狙われています。また、アジア人女性が狙われることが多いので日本人女性の単独行動はかなりの注意が必要でしょう。

フランスの治安に注意した旅行をしよう!

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slakarvounis Unsplash

フランスを旅行すると決めたら、行きたい場所が多く日数が足りないと思うこともあるでしょう。そのため、細かい旅行プランを立てて無駄のない旅行にしたいという気持ちも高まります。

行きたいところに行くのは良いのですが、その際に、その都市の治安もチェックしてください!

他の国の治安もチェックしよう!

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