ふれーゆ裏の釣りのポイントは?駐車場や夜釣りのルアー・釣果も紹介
横浜の保養施設・ふれーゆの裏手にある遊歩道は、釣りスポットとして大人気です。多くの釣り人が夜釣りに訪れ、ブログ等で釣果を競い合っています。ふれーゆ裏のおすすめ釣りポイントや現地への行き方、ふれーゆ休館時に使える駐車場などをまとめました。
目次
ふれーゆでの釣りについて紹介!
神奈川県横浜市にある高齢者保養研修施設ふれーゆは、レストラン・多目的室・プールなど様々な設備を擁しており、地域の住民から大変親しまれている建物です。
同時に釣りポイントとしても有名で、ふれーゆの裏側にある海沿いの遊歩道は「ふれーゆ裏」と呼ばれ、多くの釣り仲間で賑わっています。
そこで今回は、ふれーゆ裏のおすすめ釣りポイントや釣れる魚、夜釣り時の注意点などをまとめました。横浜の釣りスポットをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。
ふれーゆ裏の釣りポイント
ふれーゆ裏は、正式には「末広水際線プロムナード」と呼ばれる遊歩道です。幅は約15メートル、長さ約680メートルの緑地帯で、2006年(平成18年)8月30日にオープンして以来たくさんの地域住民・観光旅行客に利用されています。
周りの人たちに迷惑をかけなければ、ふれーゆ裏で釣りを行っても構いません。海側に柵があって安全対策バッチリ。公共の場なので入場料金無料というメリットもあります。
ここでは、ふれーゆ裏のおすすめ釣りポイントについて解説していきます。
手前の釣り場
一つ目のふれーゆ裏のおすすめ釣りポイントは、駐車場を出てすぐの所にある「手前」の釣り場です。
鶴見川の河口に近く、様々な種類の魚を釣り上げられる絶好のスポットです。しかも駐車場にも近くて重い荷物を持ち運ぶ手間を省けるため、休日にはあっという間に釣り客で埋まります。
手前の釣り場に陣取るなら、早めにスタンバイしておいた方が良いでしょう。
中央の釣り場
二つ目のふれーゆ裏のおすすめ釣りポイントは、手前の釣り場から数百メートルほど進んだ所にある「中央」の釣り場です。
ちょうど遊歩道の角になっている場所は、潮の流れ的に魚を釣りやすいスポットです。休憩用のベンチがある上に、外灯もあって夜釣りにも向いています。
なお、ふれーゆ裏のベンチ周辺にゴミを捨てていく釣り人のマナーの悪さが問題視されています。地域の住民に迷惑をかけないように心がけてください。
奥の釣り場
三つ目のふれーゆ裏のおすすめ釣りポイントは、中央の釣り場からさらに数百メートルほど進んだ所にある「奥」の釣り場です。
海底の形状的に様々な種類の魚が集まりやすい穴場的スポットです。駐車場からだいぶ離れているため移動に手間がかかりますが、その分釣り人が少なくて集中しやすいメリットがあります。
自分の世界に没入したい方は、奥の釣り場で陣取ると良いでしょう。
ふれーゆの裏で釣れる魚・釣果とおすすめの釣り方
ふれーゆ裏の釣りポイントを利用している人たちの中には、SNS上で釣果を公開している方もいます。それらの投稿を見てみると、ふれーゆ裏では無料スポットとは思えないほど豊富な種類の魚を釣れることが分かります。
ここでは、ふれーゆ裏で釣れる魚の種類やおすすめの釣り方を紹介していきます。
季節別!釣れる魚一覧
ふれーゆ裏の釣りポイントは鶴見川の河口付近にあたるため、魚のエサであるプランクトンが繁殖しやすく、釣り人にとって理想的な環境です。
一年中様々な魚を釣り上げられますが、その種類を季節ごとに分類すると以下の表のようになります。釣ってみたい魚がある方は、四季を考慮してふれーゆ裏に行くと良いでしょう。
春(3月~5月頃) | アナゴ・シリヤケイカ・カレイなど |
夏(6月~8月頃) | イワシ・アジ・アナゴなど |
秋(9月~11月頃) | タチウオ・メジナ・チヌなど |
冬(12月~2月頃) | メバル・アイナメ・カサゴなど |
ウキ釣り
ウキ釣りとは、「ウキ」と呼ばれる楕円形の器具を使った釣り方法です。ウキ止めを結んで海中に垂らすと、ウキの反応で魚がエサに食いついたタイミングが分かります。
しかも、釣り場の深さに合わせてウキ下を変えられるため、海底付近の魚まで広く狙えるメリットがあります。
初心者でも実践しやすい釣り方法であり、子供と一緒に釣りを楽しみたい時におすすめです。
ぶっこみ釣り
ぶっこみ釣りとは、ウキを使わずハリと中通しオモリだけを付けたリールを海中に垂らして魚が来るのを待つ釣り方です。竿の先が縦に大きく振れたら、リールを巻いて釣り上げます。
非常にシンプルな仕掛けで、同時に複数の竿をセットするやり方もあります。根気は必要ですが、初心者でも思わぬ大物を釣り上げられる可能性があります。
へチ釣り
ヘチ釣りとは、エサを付けたリールを釣り場のヘチ(縁)に落とす釣り方です。竿を投げる必要がないため、釣り経験のない初心者でも簡単に行えます。
釣り場の壁や障害物には藻が付着しており、様々な種類の魚が寄ってきます。手軽に大物を釣りたい方は、ぜひ試してみてください。
ルアー
ルアー釣りとは、「ルアー」という疑似餌を使って魚を誘う釣り方です。ルアーを海中に落とした後、ゆっくりと上下左右に動かしながらアタリを狙っていきます。
ルアーを動かすレンジやタイミングによって釣り上げられる魚の種類が異なり、どちらかと言えば上級者向きの高度なテクニックです。しかし、上手くなればなるほど釣果も向上するので、釣り好きな方はぜひ練習してみてください。
ふれーゆは夜釣りも大丈夫?注意点は?
ふれーゆ裏は公の遊歩道であり、営業時間などはありません。日没後も夜釣りを行っている方は少なくなく、特に連休前は多くの釣り人で賑わっています。
ここでは、ふれーゆ裏で夜釣りをする際の注意点や最低限守るべきマナーについて解説していきます。
ふれーゆで夜釣りする場合の注意点
ふれーゆ裏で夜釣りする際には、懐中電灯やヘッドライトなどの照明器具を用意しておきましょう。日没後のふれーゆ裏は真っ暗になるため、仕掛ポイントが分かりづらいだけでなく柵にぶつかって海中に落下してしまう恐れがあります。
外灯だけではあまりにも心もとないので、持参した明かりで周囲を照らしながら夜釣りを行うことが大切です。
また、ふれーゆ裏で長時間夜釣りをしたい方は、ホッカイロなどの防寒具も準備しておくべきです。
季節によって程度の差はありますが、日没後のふれーゆ裏は全身に鳥肌が立つほど気温が下がります。ふれーゆが閉館したら、近くにトイレが無いので尿意を催した時に困ります。
実際、ふれーゆ裏で夜釣りしている釣り人の中には、テントや寝袋を常備している方が珍しくありません。防寒具を装着していないと、夜釣り後に風邪をひいてしまうことでしょう。体調管理には十分注意してください。
ふれーゆ裏で釣りをする際に守るべきマナー
ふれーゆ裏にはたくさんの釣り人が集まるため、トラブルにならないよう最低限のルール・マナーを守る必要があります。
まず、ふれーゆ裏で釣りをする際には、竿を振りかぶって遠投する「投げ釣り」を行わないようにしてください。投げ釣りはれっきとした釣りのテクニックの一つですが、近くに人がいる時に行うとぶつかって怪我をさせてしまう危険性があります。
基本的に横浜市内では、投げ釣りが禁止されています。近場を狙う「ちょい投げ釣り」を行いましょう。
また、ふれーゆ裏に持ち込んだ飲食物や釣り道具関連のゴミは、終わった後で必ず自分で持ち帰ってください。
ふれーゆ裏で夜釣りをしている釣り人の中にはマナーの悪い方が多く、ゴミを放置して帰る連中の存在が社会問題化しています。
ふれーゆ裏の美観が著しく損なわれるようなら、将来的には行政がふれーゆ裏での釣り禁止に動く可能性もあります。ふれーゆ裏の釣りスポットは公道だということを忘れないようにしましょう。
ふれーゆ裏で夜釣りする際には、野生動物の存在にも注意してください。
夜釣りしている観光客の中には、遊び半分で犬やタヌキなどの動物にエサを与えている人がいるようです。そのため、人を恐れない野生動物が平気で食べ物を食い荒らしに来ます。
病原菌を抱えている野生動物に噛まれたり引っ掻かれたりすると、どのような病気が発症するか分かりません。野生動物には絶対に近づかない、万一接触してしまったら病院で検査を受けることを徹底してください。
ふれーゆへのアクセス方法
ふれーゆ裏の釣りポイントは、高齢者保養研修施設ふれーゆのサービスとは一切関係ありません。しかし場所が近いので、まずはふれーゆを目印にして出発すると釣りポイントまで簡単にたどり着けます。
ここでは、ふれーゆへのアクセス方法について紹介していきます。
施設名 | ふれーゆ |
所在地 | 神奈川県横浜市鶴見区末広町1-15-2 |
電話番号 | 045-521-1010 |
営業時間 | 4月~9月:9:00~21:00 10月~3月:9:00~20:00 |
定休日 | 毎月第2火曜日(7月・8月を除く) |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL | http://fure-yu.jp/ |
公共交通機関を利用する場合
電車とバスを乗り継いでいけば、ふれーゆ裏の釣りポイントまで簡単に到着できます。
まず、JR京浜東北線「鶴見駅」または京浜急行線「京急鶴見駅」で下車し、出口を出てバスターミナルに向かってください。バス乗り場8番から「川崎鶴見臨港バス」鶴08系統ふれーゆ行きに乗車し、15分ほどで終点ふれーゆに着きます。
バスを降りたら、ふれーゆ裏の釣りポイントまで徒歩で移動しましょう。
車で行く場合
自動車を使う場合は、首都高速「生麦IC」または「汐入IC」で下り、弁天町交差点をふれーゆ方面へ向かってください。
海の方向に進めば、沿岸付近にふれーゆが見えてきます。順路がよく分からない時は、カーナビを使うと良いでしょう。
駐車場について
ふれーゆ裏の釣りポイントまで自動車で行く場合、車はふれーゆの駐車場に止められます。
本来、ふれーゆの駐車場はふれーゆの施設を利用する方のために用意されたものですが、お金を払えば釣り目的で来た方でも利用可能です。
比較的料金も安いので、長時間停車しても金銭的負担は微々たるものです。車で来た方は、ふれーゆの駐車場を使わせてもらいましょう。
所在地 | 神奈川県横浜市鶴見区末広町1-15-2 |
電話番号 | 045-521-1010 |
営業時間・定休日 | 4月~9月:9:00~21:00 10月~3月:9:00~20:00 ※毎月第2火曜日(7月・8月を除く) および年末年始は休館日で駐車場も利用不可 |
料金 | ・最初の2時間:1時間につき200円(大型車両は600円) ・2時間を超えた場合:30分につき100円(大型車両は300円) |
収容台数 | 250台 |
なお、ふれーゆの休館日や営業時間外になると駐車場も閉まってしまうため、路上駐車している方が少なくありません。
しかし、ふれーゆ裏の遊歩道での路上駐車は交通違反であり、警察に見つかれば10,000円以上の罰金を取られる可能性があります。
ふれーゆの駐車場を利用できない場合は、若干遠くなりますが最寄りの「リパーク新横浜駐車場」をおすすめします。24時間営業の駐車場なので、夜釣りも安心です。
所在地 | 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目25ー4 |
電話番号 | 0120-115-076 |
営業時間・定休日 | 24時間営業 |
料金 | ・8:00~22:00:20分につき100円 ・22:00~8:00:90分につき100円 ・最大料金:入庫後24時間以内800円 |
収容台数 | 251台 |
ふれーゆ裏の釣りポイントをチェックしよう
今回は、ふれーゆ裏のおすすめ釣りポイントや現地へのアクセス方法などを紹介いたしました。
京浜港に面しているふれーゆ裏の遊歩道は、季節に応じて多彩な魚と出会える絶好の釣りポイントです。入場料金等を支払う必要もなく、家族や友達と釣りをしたい時に大変重宝します。
趣味に興じているとテンションが上がってしまうのは当然ですが、公の場での迷惑行為は厳禁です。ルールやマナーを守って、ふれーゆ裏でのんびり釣りを楽しみましょう。