ハワイでスカイダイビングを体験しよう!おすすめの会社や予約方法も紹介
ハワイは世界的に有名なスカイダイビングスポットであり、日本よりも安い料金でスカイダイビングに挑戦できます。ハワイのおすすめスカイダイビング会社や予約方法、万一の事故を防ぐために知っておくべき注意事項などをまとめてみました。
目次
ハワイのスカイダイビング
日本から飛行機でおよそ7時間。北アメリカ大陸西方の太平洋に浮かぶハワイは、ワイキキビーチやハナウマ湾などのマリンスポーツスポットとして人気のある観光リゾート地です。
その一方、ダイヤモンドヘッドやキラウエア火山など起伏に富んだ景観にも定評があり、スカイダイビングに参加するとハワイの絶景を楽しめる魅力もあります。
そこで今回は、ハワイでスカイダイビングを体験できるサービスや予約の仕方、注意点などをまとめてみました。スカイダイビングに興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
まずはスカイダイビングについて解説!
スカイダイビングという言葉は知っていても、具体的にどのようなアクティビティなのか知らない方もいることでしょう。
まずは、スカイダイビングの基本について解説していきます。
スカイダイビングとは
スカイダイビング(skydiving)とは、飛行機に乗って高度4,000メートル付近まで上昇し、そこからパラシュートを使って地上に降下するスポーツのことです。
セスナ機から飛び出してパラシュートを開くまでの時間は約40~50秒。パラシュートを開いてから地上に到着するまでは約3~4分。
比較的短時間で終了するアクティビティですが、最高速度は時速200km程度にまで上昇します。日常生活では味わえないスピードとスリルを体験できる魅力があり、世界中のエクストリームスポーツ愛好家の間で大人気です。
スカイダイビングの種類(コース)
スカイダイビング=レジャーというイメージが根強いですが、空中での身体操作技能を試す競技スポーツでもあります。
主に以下の表のような種類(競技コース)があり、1950年代からスカイダイビングの世界選手権が定期的に開催されています。
スカイダイビングの種類 | 競技内容 |
アキュレシーランディング | 空中でパラシュートをコントロールして、地上に置かれているターゲット付近にどれだけ正確に着地できるかを競う。 |
フォーメーションスカイダイビング | 数人のダイバーでチームを組み、降下中にどれだけ多くのフォーメーションを正確かつ迅速に作れるかを競う。 |
スカイサーフ | スカイダイビング用のサーフボードを足に取り付け、降下中にどれだけ華麗な演舞を披露できるかを競う。 |
キャノピーフォーメーション | パラシュートを開いた状態で、降下中にどれだけ正確な演舞を披露できるかを競う。 |
フリースタイル | カメラマンとペアで落下し、降下中にどれだけ華麗な演舞を披露できるかを競う。 |
スカイダイビングをするための条件
スカイダイビングは最大級のスリルと爽快感を体験できるスポーツですが、事故が発生してしまう危険性も伴います。
万が一の事故を防ぐために、スカイダイビングには以下の表のような条件・制限が設定されています。これらの条件をクリアしていないと、スカイダイビング体験コースを予約しても断られるかもしれません。ご注意ください。
事故を防ぐためにスカイダイビング体験の予約前に確認すべき事項 |
18歳以上で健康に問題がない。 |
24時間以内にスキューバダイビングをしていない。 |
体重が240ポンド(約108kg)以下である。 |
ハワイのスカイダイビングの魅力
海外では、アメリカのフロリダやオーストラリアのゴールドコーストなどがスカイダイビング体験スポットとして有名です。
しかし、ハワイやグアムなどのリゾート地も、それらのエリアに引けを取らないほど人気の高いスカイダイビングポイントです。
ここでは、ハワイでスカイダイビング体験サービスを予約するメリットを紹介していきます。
景色が壮大
ハワイでスカイダイビング体験サービスを利用する一つ目のメリットは、最高の眺めを一望できることです。
無限に広がる澄んだ青空と水平線。雄大な自然の力強さを感じる切り立った断崖。1,000メートル以上の上空から見下ろすハワイ諸島の景観は、街中を散策しているだけでは見られない究極の絶景です。
しかも、ハワイは晴天の多い地域であり、スカイダイビングが出来ないほど悪天候になることは滅多にありません。初心者の方は最初は不安を感じるかもしれませんが、ハワイ上空を舞っている時に「スカイダイビングを体験して本当に良かった」と心から思えるはずです。
価格が安い
ハワイでスカイダイビング体験サービスを利用する二つ目のメリットは、料金が安いことです。
日本国内でスカイダイビング体験サービスに予約すると、およそ4万円~5万円程度の費用がかかります。その点、ハワイなら2万円~3万円程度で予約可能であり、経済的にお得です。スカイダイビングで使用する専用機材のレンタル代がツアー料金に含まれていれば、もっと安く済む場合もあります。
料金が安くても、事故を防ぐための安全対策はバッチリ講じられているので心配いりません。コストパフォーマンスを重視する方にとって、ハワイのスカイダイビング体験サービスは非常に魅力的です。
ハワイのスカイダイビングの会社は2つ!
ハワイには、大手のスカイダイビング体験サービス会社が二つあります。どちらも多くの日本人観光旅行客から支持されていて、初心者の方でも気軽に予約可能です。
ここでは、ハワイのおすすめスカイダイビング体験ショップと予約方法を紹介していきます。
スカイダイブ・ハワイ
Skydive Hawaii(スカイダイブ・ハワイ)は、ホノルルから車で1時間ほどの場所にある老舗のスカイダイビング体験サービス会社です。
USPA公認の経験豊富なインストラクターが在籍しており、最高高度6,000メートルから降下可能。保険付スカイダイビングプランを提供していて、ハワイ州におけるスカイダイビングの無事故記録を更新し続けている信頼性があります。
ハワイでのタンデムスカイダイビング利用者数ナンバーワン。芸能人の中にも常連客がいるほどの人気で、実績で選びたい方におすすめの会社と言えるでしょう。
電話番号 | 体験スカイダイビングの申し込み:+1-808-551-7770 日本国内電話番号:050-5532-3986 |
受付時間 | 現地時間:6:30AM~6:30PM 日本時間:1:30AM~1:30PM |
公式URL |
日本語での電話予約に対応している他、公式ホームページからインターネット予約も可能です。
「保険付パッケージ」または「保険無しコース」の中から任意のサービスプラン・高度を選択。希望予約日・送迎場所・時間・代表者の個人情報等を入力して、クレジットカード(VISA, Master, AMEX, Discover)またはPayPal決済で料金を支払えば予約完了です。
パシフィック・スカイダイビング
Pacific Skydiving Center(パシフィック・スカイダイビングセンター)は、スカイダイブ・ハワイと並ぶほどの人気を誇るスカイダイビング体験サービス会社です。
スカイダイビング用の最新型セスナ機を保有しており、快適な環境で上空まで移動できます。最高高度14,000フィートから時速200km以上のスピードで降下。経験豊富なインストラクターが在籍しているので、事故対策の安全性も問題ありません。
料金がスカイダイブ・ハワイより若干安いのが特徴的。コストパフォーマンスで選びたい方におすすめの会社と言えるでしょう。
電話番号 | +1-808-946-4455 |
受付時間 | 現地時間:7:30AM~2:30PM 日本時間:2:30AM~9:30AM |
公式URL |
日本語での電話予約に対応している他、公式ホームページからインターネット予約も可能です。
代表者の氏名・住所・メールアドレス、スカイダイビングの希望日・参加人数などを入力して申込フォ―ムを送信した後、会社側から予約確定のメールが送られてきます。
料金は、スカイダイビング体験が終わった後で現地払い。現金またはクレジットカードが使えます。
ツアー代理店【ハワイVIP】での予約がおすすめ
格安オプショナルツアーを提供しているツアー代理店の「ハワイVIP」を経由すると、公式より安い料金でスカイダイビング体験サービスに予約できるメリットがあります。
スカイダイブ・ハワイの場合、公式ホームページから予約すると200ドル以上かかるコースでも、ハワイVIPのWebサイトから予約すれば約30%割引の150ドル程度になります。
予約料金が安くなっても、サービスの内容は全く同じです。浮いたお金をショッピング等に回せば、より効率的にハワイ観光旅行を楽しめることでしょう。
電話番号 | +1-808-922-5678 050-5532-5017 |
受付時間 | 現地時間:8:00AM~8:00PM 日本時間:3:00AM~3:00PM |
公式URL |
ハワイのスカイダイビングで知っておきたいこと
ハワイのスカイダイビング体験サービスに参加する際には、事故を避けるためにプロのインストラクターの指示に絶対に従ってください。素人が自分勝手な行動をとると、取り返しのつかない大事故につながる恐れがあります。
ここでは、スカイダイビング初心者が事前に知っておくべき注意事項について解説していきます。
カメラの持ち込みNG
一つ目の注意点は、カメラを持ち込まないことです。
自分のカメラでスカイダイビング中の光景を撮影したがる方がいますが、時速200km以上のスピードで降下している最中に素人が被写体を正確に撮影するのは至難の業です。また、カメラが吹き飛んで体に当たったりパラシュートを損傷させたりしてしまったら、大事故につながります。
プロのカメラマンが一緒にジャンプして撮影を代行してくれるので、個人のカメラやGoProなどの機材を持ち込むのは控えてください。
チップが必要
二つ目の注意点は、スタッフにチップを渡すことです。
アメリカ領土であるハワイにはチップ文化があり、サービス業従事者に仕事をしてもらった際にはチップを渡すのがマナーです。
スカイダイビング体験が終わったら、担当のインストラクターやカメラマンに"Thank you."(ありがとう)と伝えて20~30ドル程度の現金を手渡してください。なお、参加料金がチップ代込みの場合は、無理に払わなくても大丈夫です。
酔う可能性がある
三つ目の注意点は、前もって酔い止めを飲んでおくことです。
セスナ機からジャンプした後のフリーフォール中は、下から強烈な風にあおられて体が浮いているような心地よい感覚になります。しかし、パラシュートが開いてゆっくり降下している最中には、体が左右に揺れ続けて不快感を覚える方が少なくありません。
乗り物酔いしやすい方は、セスナ機の搭乗前に酔い止め薬を飲んでおいてください。降下中にゲロを吐いてしまったら、目も当てられない大惨事になることでしょう。
ハワイでのスカイダイビング、事故は大丈夫?
多くの日本人観光旅行客がスカイダイビングを敬遠している最大の理由は、事故リスクの問題でしょう。スカイダイビング体験サービス会社は、事故が起こらないように万全の態勢で営業していますが、それでも不慮の事故が起きてしまう確率は0%ではありません。
ここでは、ハワイのスカイダイビング中に事故に遭う可能性や保険の詳細について紹介していきます。
死亡事故は極めて少ない
過去にハワイで起きたスカイダイビング中の事故をひもといてみると、数年に1回程度の割合で死亡事故が起きていることが分かります。
しかし、ハワイでは一年間に何十万人もの方々がスカイダイビングに参加しています。その中でのごく少数の事故であり、確率的に言えば極めて稀な事例です。
在籍インストラクターは、パラシュートが開かなかった場合を含め、あらゆる事故シチュエーションを想定した訓練を積んでいます。ルールを守って参加していれば、スカイダイビングの危険性を過度に恐れる必要はありません。
ハワイでスカイダイビングの 死亡事故が発生した時期 | 事故の概要 |
2019年6月21日 | ビーチキングエアーが離陸直後に墜落。 搭乗していた11名全員が死亡。 |
2016年10月22日 | 急激なターンをした際に木に激突して死亡。 |
2016年5月23日 | セスナ206が離陸直後に墜落。 搭乗していた5名全員が死亡。 |
2011年7月10日 | 空中でダイバー同士が衝突。 1名が気絶し、そのまま落下して死亡。 |
2009年10月12日 | 降下中にパラシュートが開かず、 そのまま池へ落下し死亡。 |
保険についての注意点
スカイダイビングは危険性を伴うアクティビティであり、通常の旅行保険にはスカイダイビング時の事故に関する保険が付いていません。ただし、特別料金を支払うことで、スカイダイビングに関する保証を追加できる場合があります。(保険会社によって対応は異なる。)
また、スカイダイブ・ハワイのように、保険付きのスカイダイビングプランを提供している所もあります。
死亡事故発生時の補償金額は、10,000ドル~20,000ドル(約200万円)前後。家族のいる方には、事前にスカイダイビングの保険に加入しておくことをおすすめします。
ハワイでスカイダイビングを楽しもう!
今回は、ハワイのスカイダイビングの魅力やおすすめの会社、予約時の注意点などを紹介いたしました。
高度数千メートルの上空から降下するスカイダイビングには、日常生活の中では決して体験できない最上級のスリルがあります。ハワイを訪れた際には、ぜひ一度スカイダイビングに挑戦してみてください。