鹿児島のドライブおすすめスポット!デートや観光におすすめのコースも紹介

鹿児島は海にも山にも、自然を楽しめるスポットが豊富です。また、天孫降臨の地として知られる鹿児島には、神話にまつわるパワースポットや、歴史的にも興味深い観光スポットも多く存在します。

そんな鹿児島でドライブをするなら、どこがおすすめなのでしょうか。鹿児島のドライブで立ち寄りたい、魅力的なスポットを紹介します。

鹿児島市街地からアクセスのよい、鹿児島の代表的なドライブスポットを紹介します。

鹿児島といえば、街のすぐそばにたたずむ桜島を思い浮かべる人も多いでしょう。鹿児島市からわずか4㎞の距離にある桜島は、過去には年間1,000回の噴火を記録したこともあり、今でも活動を続ける火山です。

桜島の島内には噴火口を間近で見られる展望所や、噴火で埋もれた神社の鳥居、火山にまつわる博物館など、自然のパワーを感じられるスポットが点在します。

鹿児島市からフェリーで行けるほか、大隅半島方面からは車で島に渡ることもでき、ドライブスポットとしておすすめです。

薩摩半島の南部に位置する知覧エリアには、第二次世界大戦中は特攻隊の出撃基地があり、多くの隊員が爆弾を抱えて飛び立って行きました。

知覧特攻平和会館では、特攻隊にまつわる遺品や零戦の展示から、戦争当時の様子を学ぶことができます。

薩摩半島の先端に位置し、南国の空気が漂う公園です。公園内には亜熱帯の植物が広がり、まるでジャングルのような雰囲気が魅力。オランウータンやカラフルなインコなど、南国の動物たちとも触れ合えます。

公園の向こうには東シナ海が広がり、遠くは屋久島まで見渡すことができるため、眺めを楽しみながら散策するのもおすすめです。

ダイナミックな活火山に、入り組んだ海岸線。雄大な自然を感じられる鹿児島は、ドライブには最適のエリアといえるでしょう。思い切り自然を味わえるドライブスポットを紹介します。

天孫降臨の地として語りつがれる霧島にあり、南九州でも有数のパワースポットとして、多くの人が訪れるスポットです。日本神話で皇室の祖先と伝えられる「ニニギノミコト」が祀られ、境内にはご利益のあるパワースポットが点在します。

深い森と本殿の朱色のコントラストが美しく、その神秘的な外観も魅力のひとつです。

平成百景にも選ばれた曽木の滝は、力強い景観が魅力のスポットです。火砕流により作られた曽木の滝は滝幅が210mにもなり「東洋のナイアガラ」とも呼ばれています。

周辺は公園として整備され、遊具や飲食店もあり、家族連れにもおすすめです。桜や紅葉の時期にはイベントも行われます。

そびえる断崖とエメラルドグリーンの滝つぼが美しいスポット。大河ドラマ『西郷どん』のオープニングに登場したことでも話題になりました。

滝つぼまでは、1.2㎞の遊歩道を散策しながら向かいます。起伏のある遊歩道なので、歩きやすい靴で訪れるようにしましょう。

桜島や霧島など全国的に有名な活火山がある鹿児島は、温泉の数もトップクラス。源泉の数は日本2位を誇ります。ドライブを満喫したら、温泉で疲れを癒しましょう。

鹿児島で温泉に行くなら、名物の「砂むし風呂」を体験してみましょう。「東洋のハワイ」とも呼ばれる指宿は、古くは江戸時代から砂むし風呂の名所として知られてきました。

砂むし風呂はデトックス効果や冷え性改善効果が高く、その温泉効果は、普通の温泉の3~4倍ともいわれています。

「砂楽」は海岸に湧き出る温泉を利用した砂むし風呂が、波打ち際で体験できるスポットです。波打ち際のほか、半屋外のスペースもあり、雨の日でも本格的な砂むし風呂を楽しむことができます。

源泉が近くの「紫尾(しび)神社」から自然に湧き出ているという、神秘的な温泉です。神社の付近に数カ所の入浴施設や旅館があるのみの紫尾エリアは、知る人ぞ知る温泉地といえるでしょう。

硫黄泉でつるっとした湯ざわりをしていることから「美肌の湯」としても人気の紫尾温泉。お湯が濁っている日は「神様が入浴した日」として、縁起がいいという言い伝えもあります。

ドライブでは、途中に立ち寄る道の駅やみやげ物店も楽しみのひとつ。鹿児島のドライブで立ち寄りたいスポットを紹介します。

錦江湾に面した「国道220号線」沿いにあり、桜島、大隅半島方面へのドライブで立ち寄りやすいスポットです。

桜島にほど近く、海沿いの遊歩道からは錦江湾ごしの桜島を眺めることができます。温泉や日本最大級の足湯もあり、ドライブの疲れを癒すのにぴったり。

ご当地食材を使った食事メニューも豊富なので、鹿児島のグルメを楽しみたい人にもおすすめです。

「薩摩富士」とも呼ばれる開聞岳を臨む、自然豊かな公園です。公園内には蕎麦店や売店もあり、休憩スポットとしても利用できます。遊具のほかゴーカートやミニゴルフなども楽しめるので、家族づれのドライブにおすすめです。

鹿児島は西側の薩摩半島と東側の大隅半島に大きく分けられます。エリアごとにドライブコースや観光スポットをチェックしておくと、効率よくドライブを楽しむことができるでしょう。

薩摩半島の南端、海沿いを走る「国道226号線」の観光スポットをめぐるドライブコースです。南さつま町から指宿にかけてのエリアは「南さつま海道八景」や開聞岳など、絶景スポットが豊富。景色が楽しめる展望台も点在しています。

南さつまエリアのリアス式海岸や開聞岳を、色々な角度から眺めてみましょう。

国道226号線は知覧方面や指宿の温泉街にもアクセスがいいため、合わせて温泉や歴史を楽しむのもおすすめです。

桜島港を中心に歩いて観光もできる桜島ですが、車と一緒に島へ渡れば、よりたくさんの名所を回ることができるでしょう。

桜島は外周を走る県道を使い、ぐるりと1周しても1時間足らず。ポイントをおさえておけば、半日で観光することもできます。

桜島ビジターセンターをはじめ、徒歩だと行きづらい黒神埋没鳥居や湯之平展望所、有村溶岩展望所などをめぐるのもおすすめです。

大隅半島をドライブするなら、鹿児島空港方面から南下して大隅半島南端の「佐多岬」へ行くコースがおすすめです。

大隅半島西側の「国道220号線」「国道269号線」を通ると、桜島や錦江湾を眺めながらドライブが楽しめます。

道の駅たるみずや雄川の滝、鹿屋航空基地史料館などの観光スポットを巡りながら、本土最南端の佐多岬を目指しましょう。

鹿児島でドライブにおすすめのスポットを紹介しました。温泉地も豊富な鹿児島なら、長距離のドライブもがんばれてしまいそうです。

迫力ある自然や絶景スポットが豊富な鹿児島を、ドライブで満喫しましょう。