勝沼(山梨)の観光スポット！おすすめ名所･日帰り観光についても紹介

今や山梨県はぶどうの収穫量日本一ですが、その中でも勝沼は江戸時代からぶどう生産に取り組んできたぶどうのメッカでもあります。勝沼で収穫したぶどうを利用したワイナリーがたくさんあり、勝沼ブランドとして有名になっています。

勝沼はワイン好きにはたまらない観光地です。たくさんの勝沼ワイナリーをはしごして、飲み比べてみるのはいかがでしょうか。ワイナリーでは醸造過程の見学ができる施設もあり、出来立てワインの試飲はより美味しさが増すと言われています。

勝沼は、ワイナリーがメイン観光スポットになります。おすすめのワイナリー5選をご紹介します。ぜひ自分好みのワインを見つけてみましょう。

マイズワイン勝沼ワイナリーは山梨県内最大のワイナリーです。1962年に誕生し、山梨県内で最大の生産量を誇っています。ワインに関する様々な資料を展示するワインミュージアム、熟成中の樽に入ったワインが見られる地下セラー、マイズワインの映像が見られるビデオルーム、工場を見学できます。

最新の設備や技術を駆使して、ワイン生産を行っていますが、同時にワイン造りの歴史にも触れられ、新旧が共存している施設です。最後に立ち寄る勝沼ワイナリーショップでは、多くの種類の試飲が楽しめるので、好みの味を見つけて、ワインをお土産に買いましょう。

原茂ワインは創業1924年のワイナリーです。「原茂」という不思議なネーミングは、昔、原と呼ばれる地名であったことと、代々茂左衛門を襲名していたことから、頭文字をとって原茂となったそうです。

山梨の代表品種「甲州」を中心として、シャルドネ・メルロ・ヤマソーヴィニオンなどの品種を栽培しています。自社畑・契約畑合わせて広大な畑を所有しており、年間生産量は50klを誇ります。

母屋を改装して、1階をワインショップ・2階をカフェとして営業しています。ワイン工場見学の後、ゆっくり勝沼での時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

グレイスワインは1923年創業のワイナリーです。ブドウの栽培に最も力を注いでおり、メルロ・シャルドネなどの欧州系品種と山梨を代表する品種甲州の垣根栽培に取り組んでいます。近年は、甲州の本格的輸出を開始しており、世界に日本のワインを広める一翼を担っています。

ワイナリー内サロンで、ワインの試飲と販売を行っており、ワインの歴史を聞きながら、ほぼ全てのワインをグラスで試飲できるようになっています。 

白百合醸造は創業1938年のワイナリーです。ヨーロッパに負けない高品質なワインを目指しています。白百合醸造ではぶどう栽培からワイン造りまで一貫して取り組んでいます。

ワイナリーツアーはバラエティーに富んだツアーを用意しています。ぶどう畑・ワインタンク・樽セラー・工場などの見学に試飲が付いた定番ツアーから、ぶどう踏み体験、ワインボトル詰め・オリジナルラベル作り体験、農作業体験まで、通常のワイナリーではない体験がたくさんあります。

ファミリーやカップル、友達同士で楽しめるワイナリーなので、白百合醸造でワイン三昧・ぶどう三昧の休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

甲州市勝沼ぶどうの丘は360度ぶどう畑に囲まれたぶどうワインのサンクチュアリで、勝沼を代表する観光スポットです。敷地内には宿泊施設・飲食店・バーベキュー施設・温泉・ワインカーヴなどがある複合施設になっており、楽しみ方がたくさんあります。

地下ワインカーヴでは200種類のワインを試飲できます。展望ワインレストランは甲府盆地を見渡せるレストランで、ディナーでは百万ドルの夜景が見られます。勝沼ワインを引き立たせる料理と一緒に、ワインディナーを楽しんでみましょう。

山梨はぶどうの栽培日本一なので、勝沼にもぶどう畑がたくさんあります。勝沼ワイナリーの原料であるぶどうを、まずは味わってみる観光はいかがでしょうか。家族でぶどう狩りを楽しめるおすすめぶどう観光農園をご紹介します。

古寿園はぶどう狩りと食事を楽しめる施設です。ぶどう狩りは8月中旬～11月にやっており、季節ごとに様々な種類のぶどうを用意しています。40分食べ放題プランと好きなぶどうを選んで切り、かごに詰めた重さで量り売りするプランがあります。

食事はぶどうの棚下で、山梨名物のほうとうや富士山の溶岩を利用した溶岩焼きバーベキューを楽しめます。古寿園で採れたベリーＡや甲州といった品種を絞って作った古寿園オリジナルワインも販売しており、貴重なワインとしておすすめです。

勝沼グレパークはぶどう狩りを楽しむことに重きを置いたぶどう農園です。時間無制限で食べ放題なのが大きな特徴です。2つのドーム式農園内でぶどう狩りを行うため、雨の日でも安心して楽しめます。

ワイナリーやぶどう農園以外でも勝沼では楽しめる観光スポットがあります。ワイナリー・ぶどう狩りと一緒に立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。

葡萄工房ワイングラス館の1階のショップでは、世界各国から集めた約200種類のワイングランを販売しています。ワイングラスのみならず、天然石を使ったアクセサリーや勝沼ワインもあります。2階は葡萄ミュージアムになっており、葡萄に関する作品やワインラベルが展示されています。

ガラスに絵を描いたり、アクセサリーを作成できたりする体験工房を併設しているので、親子で訪れて、体験にチャレンジするのもおすすめです。

ハーブ庭園旅日記は大庭園に約200種類のハーブと季節の花が咲く観光スポットです。春にはチューリップ、夏はひまわり、秋はコスモスと季節を代表する花が楽しめます。

ハーブ石鹸づくりやキャンドルづくりなどの体験イベントも行っているので、家族で楽しめます。併設しているカフェではテラス席で花を見ながらゆっくりと過ごせ、天然温泉の足湯も人気があります。

勝沼は東京から日帰り観光が可能です。勝沼観光の拠点となる勝沼ぶどう郷駅へは、東京駅から中央線で約2時間～2時間半で行けるので、朝早く出発すれば、勝沼で丸一日遊べるでしょう。車では、約2時間あれば到着するので十分楽しめます。

はとバスなどの日帰り観光バスツアーも人気です。勝沼はワイナリー見学を中心とした観光プランが人気で、勝沼内の複数施設を効率よく回れるのでおすすめです。

勝沼はぶどう好き、ワイン好きには欠かせないスポットであることをご紹介してきました。勝沼は東京からはアクセスが良く近いので、週末日帰りでも十分楽しめる場所です。ぶどう・ワイン三昧の贅沢な週末を過ごしてみるのはいかがでしょうか。