チミケップ湖の心霊情報！心霊スポットと噂される理由や心霊現象を紹介

「チミケップ湖」という名称から、外国の湖かと思う人も多いのではないでしょうか。でも、チミケップ湖は北海道にある湖なんです。自然に囲まれた美しい湖で、夏にはキャンプや釣りに訪れる人も多い、人気の観光スポットです。

でも実は、知る人ぞ知る、怖い心霊スポットでもあります。

では、心霊スポットであるチミケップ湖とは、どういう場所なのでしょうか。心霊スポットとしてだけではなく、観光スポットとしても、チミケップ湖についてご紹介していきたいと思います。

チミケップ湖は、北海道東部の津別町にある湖です。約一千年前の地殻変動によってできた、といわれています。

特に夏には、キャンプや釣りができることから、多くの人が訪れる人気の観光地。魅力たっぷりなチミケップ湖ですが、数々の心霊現象が起きていて、心霊スポットとしても知られています。

ヒメマスは北海道の原産魚です。今でも北海道では、高級魚として人気があります。焼くと身が締まり、旨味が強い魚です。北海道内だけで流通している魚なので、北海道以外に住んでいる人には馴染みが無く、名前も知らない人も多いのではないでしょうか。

チミケップ湖と阿寒湖が原産地で、自然に分布しています。そのほか、摩周湖や洞爺湖など、道内のいくつかの湖に移植されています。釣りの解禁日には、大勢の人が押し寄せるほど、人気の魚です。

チミケップ湖の周辺は、自然豊かな観光スポットとしても人気です。人工的な開発が行われていないので、ありのままの雄大な自然を、間近に感じることができます。

そのため、ほかでは見かけないような野鳥がいて、野鳥観察にもおすすめの場所です。天然記念物に指定されているクマゲラもいるので、運が良いと出会えるかもしれません。

また、近くには鹿鳴の滝があり、岩肌をなめらかに滑る水の美しさは、思わず息を飲むほどです。この辺りは、北海道のエゾシカの三大生息地のひとつ。野生のエゾシカを見ることができます。鹿鳴の滝だけではなく、姉妹滝といわれている山彦の滝もあります。こちらにも、ぜひ足を運んでみてください。 

四季折々の自然が楽しめるチミケップ湖は、どの季節に訪れても美しい自然を楽しめます。

自然が豊かで動物や植物にも恵まれた、観光スポットであるチミケップ湖ですが、心霊現象が起きることでも知られています。

では、チミケップ湖ではどのような心霊現象が起こるのでしょうか。ここまでご紹介した観光スポットとしての魅力を覆してしまいそうな、怖い心霊現象の数々を、ひとつずつご紹介していきたいと思います。

チミケップ湖の心霊現象で、最も多くの目撃報告があるものが、「湖面から伸びる無数の手」です。突然湖面に無数の手が現れたかと思うと、モヤのようにすーっと消えていきます。

目撃した人は、ただその様子を見たというだけで、何かの被害に遭ったわけではありません。でも湖面から手が現れて消えていく、という心霊現象に、言い知れぬ恐怖を感じたことは間違いありません。

湖の外から、湖面に現れる無数の手を目撃した人たちは、その手で何かをされるわけではありませんでした。でも、湖で泳ぐと、湖の中に引きずり込まれるといわれています。

危険な雰囲気が漂う湖であれば、そのような噂が出るのも納得できるでしょう。でも、チミケップ湖は、遊泳可能な湖です。自然の中に静かに佇む湖は、ここだけ時間が止まっているような不思議な感覚を覚えます。とてもキレイな風景なので、夏だと泳ぎたくなるのも無理はありません。

無数の手に足を掴まれて、湖の中に引きずり込まれた、という話もあります。これは、先にご紹介した、湖面に現れる手と関係があるのではないでしょうか。真相はわかりませんが、チミケップ湖で泳ぐのはとても危険なようです。

湖面に手が現れるだけでなく、人影が見える、という心霊現象の報告が多いことも有名です。はっきりと人影が見えるわけではなく、ぼんやりとしているようです。岸から離れた湖面に現れ、ゆっくりと消えていきます。

湖の水面に人がいて、そのまま見えなくなる、などということは常識的に考えてもあり得ないことです。はっきりとは見えていないことからも、何かの見間違いということも否定はできません。でも、多くの目撃情報があることからも、見間違いではないと思われます。

湖面に現れる、無数の手と人影。これらも何かの関係があるのでしょうか。チミケップ湖では、これらの心霊現象のほかにも、風のない時に急に大きな波が押し寄せたこともあります。この時は岸にいた人のひとりが、湖に近づいたタイミングで起きたために大きな恐怖に襲われたそうです。偶然なのか、近づいた人を狙った心霊現象なのか、真相は不明です。

普段は怖い雰囲気など何もなく、自然が美しいチミケップ湖が、心霊スポットといわれる理由は何でしょうか。

実は、自然に囲まれた人気の観光スポットでありながら、裏の顔を持っている場所なのです。では、その裏の顔とはどのようなものなのか、ご紹介していきたいと思います。

チミケップ湖は、入水自殺の名所として知られています。最近はかなり少なくなっているようですが、昔は多くの人がここで自らの命を絶ったのです。

人生を終わらせようと考えた人が、なぜチミケップ湖を選んだのかはわかりません。悲壮感が感じられる場所でもなく、簡単に命を絶てる雰囲気があるわけでもない。それなのに、なぜ自殺の名所となってしまったのか、真相は謎に包まれています。

自然に囲まれた美しい場所でありながら、ほかの湖ほど観光客も多くはありません。人生の最後を過ごすのにピッタリな場所、と思ったのでしょうか。湖に向かって、たくさんのお地蔵さまが建てられています。ここで命を絶った人を弔うためのものです。

チミケップ湖は、水難事故が多いといわれています。キャンプをすると、湖で泳ぎたくなりますし、カヌーで釣りも楽しみたくなります。

しかし、ここは海水浴場ではないので、ライフセーバーがいません。人気の場所ですが、まだまだ穴場です。一度に多くの人が集まるわけではありません。水難事故が起きても、ほかの人に気付かれず、救助も期待できません。

交通事故も少なくありません。湖沿いに道路がありますが、ガードレールがありません。昼間でも十分に注意が必要ですが、夜の運転は本当に危険です。

水難事故や交通事故で亡くなった人の霊が、心霊現象を起こしているという人もいます。また、心霊現象によって、水難事故や交通事故が起きるという人もいう説もあります。

道外からチミケップ湖へのアクセスは、女満別空港から車で行く方法がおすすめです。空港を出発し、1時間ほどでチミケップ湖へ到着します。

また、北見市内から行く場合には、チミケップ湖までは車で約30分です。道道27号線を走っていると、「チミケップ湖」の道路標識があるので、標識に従って進んでください。

電車やバスなど、公共の交通機関でのアクセス方法が無く、車で行くのがマストです。チミケップ湖に着くまでも、景色を楽しめる場所がたくさんあるので、ドライブを満喫してください。景色の美しさに目を奪われて、事故を起こさないよう、安全運転でお願いします。

とにかく自然がキレイな場所です。心霊スポットには近づきたくない、という人も、ここは心霊スポット的な独特の雰囲気はないので、気にせず景色を楽しんではいかがでしょうか。

ここでご紹介した心霊現象は、真相は謎です。すべて真実だったとしても、湖に近づかず、景色を眺めるだけなら怖い思いをすることは無いはずです。せっかくの自然なので、ぜひ、十分に気をつけて、チミケップ湖へ足を運んでみてはいかがでしょうか。