帯広神社の御朱印やお守りが人気!話題のシマエナガみくじも紹介
北海道の開拓三神を祀っている帯広神社は、最近愛らしいシマエナガのおみくじで話題となりました。今回は、見どころたっぷりの帯広神社の御朱印やお守り、斬新なおみくじなどを中心に、その由緒やご利益、人気イベントまで詳しく紹介しましょう。
目次
北海道の帯広神社を紹介!
原始的な自然のパワーに圧倒される、魅力的なパワースポットが多数ある北海道。そんな北海道の帯広市には、地域の開拓の歴史と縁の深い帯広神社があります。
北海道でしか見られない希少な野鳥「シマエナガ」をモチーフにした、愛らしいお守りやクラシカルな御朱印などで人気が高まっているのです。今回は、そんな帯広神社について、大人気のシマエナガお守りや御朱印などを中心に、取り上げていきたいと思います。
帯広神社に興味がある人は、ぜひじっくり確認してください。
帯広神社とは?
北海道帯広市の魅力的なパワースポット「帯広神社」に行ったことが無い人は、どのようなパワースポットなのか気になるでしょう。そこで、以下では帯広神社の由緒やご利益などについて、細かく紹介します。
帯広神社の御祭神とご由緒
北海道の帯広神社は、北海道の開拓が本格始動した明治42年に建設された神社です。北海道に移り住んだ開拓団「晩成社」が、祭祀を行っていた場所に、社を建てて「帯広神社」と名付けたとされています。
その数年後、北海道の開拓に尽力した偉人間宮林蔵を祀る北海道神宮のから分霊を受け、位の高い県社に認定されたのです。そんな帯広神社では、北海道の開拓を支えた3柱の神を祀っています。
北海道の広大な地全体を守護する大国魂神と、北海道開拓を司る大那牟遅神、酒造と医薬を司る少彦名神の3柱の神です。これらの神々は北海道神宮でも、大切に祀られています。
帯広神社のご利益
北海道の開拓神の3柱が揃っている豪華なパワースポット帯広神社では、多種多様なご利益を受けられるとされています。開拓三神を礼拝すれば、商売繁盛や健康運向上などのご利益に与ることができるでしょう。
また、帯広神社は帯広市の北東の方角に位置しています。北東の方角は災厄に見舞われやすい「鬼門」の方角とされているため、帯広神社には厄除けや方位除けのご利益もあると信じられているのです。
さらに、帯広神社は帯広市内の物流や交通を支えている国道38号線沿いにあります。そのため、交通安全のご利益もあるとされており、交通安全祈願に訪れる参拝客も多数いるのです。
帯広神社のおみくじ「シマエナガみくじ」が大人気!
帯広神社では、地元北海道に生息する豊かな動植物をテーマにした、斬新なおみくじやお守りを販売しています。
以下では、パワースポット好きやインスタグラマーなどの間で話題となっている、帯広神社の大人気おみくじ「シマエナガみくじ」に迫っていきましよう。
シマエナガみくじとは?
帯広神社のある北海道には、たまらなく愛らしい姿から「雪の妖精」と呼ばれる鳥「シマエナガ」が生息しています。北海道でしか確認されていないシマエナガは、スズメの約半分ほどの体重の小さな鳥で、冬になるとまるで雪玉のような白く丸い姿となるのです。
旭山記念公園や北海道中のハイキングコースなどで、古くから姿を見せていた鳥で、最近ではネット上でもその可愛らしい姿で話題となりました。シマエナガは、帯広神社でも秋と春の季節にまれに見かけられます。
そんな帯広神社の境内では、シマエナガの愛らしい姿を立体的に表現した、「シマエナガみくじ」を販売しているのです。つぶらな瞳のシマエナガが少し首を傾げている小さい置物におみくじが入っており、初穂料は500円となっています。
ちなみに、シマエナガは3月下旬あたりから夏毛に生え変わり始め、はっきりとした縞模様が体全体に出てきます。そのため、真っ白なシマエナガを北海道で実際に見たい場合は、早めに北海道に訪れるようにしましょう。
鮭みくじもおすすめ!
帯広神社では、抜群に可愛らしい「シマエナガみくじ」だけでなく、ユーモラスなオリジナルみくじ「鮭みくじ」も販売しています。北海道十勝の海の幸の代表「サケ」をモチーフにした、立体的なおみくじです。
ゆるい雰囲気のある独特のサケの顔や鱗の模様は、老若男女から好かれています。帯広神社の境内で販売されており、初穂料は約300円です。
サケのお腹部分には、北海道のご当地みくじ「えぞみくじ」が入っています。運勢の説明書きが全て北海道弁になっているという、ユニークなおみくじです。また、おみくじには幸運を呼ぶ北海道名物と北海道名所も記載されています。
帯広神社の御朱印とおすすめのお守りを紹介!
個性豊かなおみくじで注目を浴びている帯広神社には、魅力的な御朱印やお守りも多数用意されています。以下では、帯広神社でぜひゲットしたい、御朱印と人気のお守りを具体的に紹介しましょう。
帯広神社の御朱印や人気のお守りに興味関心がある人は、ぜひ以下の情報に注目してください。
帯広神社の御朱印と御朱印帳
帯広神社では、通常の御朱印と夏限定の御朱印を授与しています。初穂料は約300円です。中央に力強く神社名と神社印が記されている通常の御朱印からは、眺めているだけで温かいパワーを貰えるでしょう。
また、夏限定のレアな御朱印は、七夕の笹と笹飾り、夏詣と記された人型のカラフルな印が入るデザインとなっています。涼しげなパステルカラーが華やかな、人気の御朱印です。
ちなみに、御朱印と一緒にシマエナガの千社札シールも貰えます。また、帯広神社では、シマエナガと雪の結晶がデザインされたキュートな御朱印帳を購入できるのです。初穂料は約1,500円となっています。
御朱印と御朱印帳は社務所で手に入れることができ、受付時間は9時から17時までです。
お祝いにおすすめ「しあわせ結び守り」
帯広神社のおすすめお守りには、「しあわせ結び守り」が挙げられます。夫婦円満のご利益が得られる夫婦守りで、花嫁の白無垢と花婿の紋付袴をイメージしたデザインとなっているのです。
結婚祝いのプレゼントにぴったりと話題となっているお守りで、初穂料はセットで約1,000円となっています。社務所で気軽に購入できるので、ぜひゲットしてみてください。
しあわせの黄色いお守り「幸福まもり」
明るい黄色の「幸福まもり」も、帯広神社で人気の高いお守りの1つです。
帯広神社の三つ巴紋と福寿草の花が豪華に刺繍されているうお守りで、全体が黄金色となっています。見ているだけで元気を貰える可愛いお守りで、「幸せを引き寄せる黄色いお守り」として、地元住民からも愛されています。
刺繍のメインモチーフとなっている福寿草の花は、幸福をもたらす花と考えられているため、花好きな人へのお土産にもおすすめです。社務所で販売されており、初穂料は約400円となっています。
縁結び絵馬「かつらぶみ」も人気!
帯広神社の象徴的植物である桂の葉を、可愛らしいハート型の絵馬にした「かつらぶみ」も、帯広神社の人気アイテムです。絵馬には葉脈も印刷されており、本物の葉に願い事を書いているような風流な気分に浸れるでしょう。
縁結びのご利益がある絵馬なので、ぜひ恋人同士や夫婦で「かつらぶみ」を吊るしてみてください。また、5月から10月の満月が出る時期には、レアなピンクカラーの「かつらぶみ」が販売されています。
短時間で売り切れてしまうほど人気のレア「かつらぶみ」なので、気になる人はぜひしっかり発売時期を確認しておきましょう。
帯広神社の見どころ
素敵な御朱印やおみくじ、お守りなどでインスタグラマーからも人気の高い帯広神社。そんな帯広神社には、御朱印やお守り以外の見どころも充実しています。以下では、帯広神社の見どころである花手水やどんど焼きなどを紹介しましょう。
秋に開催するお祭り
帯広神社では、毎年秋の時期に例大祭が行われています。9月23日から25日の3日間に渡って開催される「例祭宵宮祭」と「例祭本祭」、「神輿渡御還御祭」は、帯広神社の鎮座した日を祝う秋祭りです。
午後からスタートする宵宮では、終盤に地元の伝統舞踊である「浦安の舞」が奉納されます。また、2日目の賑やかな本祭りが終わると、豪華な御神輿を周辺住民が担ぎ、町内を練り歩くのです。
境内では出店や骨董市が開かれ、昔ながらの長閑な秋祭りを楽しめます。
期間限定の花手水
帯広神社の手水舎では、毎年初夏の時期に期間限定で「花手水」というイベントが行われます。手水舎に置かれている手水鉢に、色とりどりの菊やガーベラなどの花を浮かべるという雅なイベントです。
参拝客が1人1つずつ花を手水鉢に入れていく毎に、どんどん華やかになっていく手水舎には、風鈴も多数吊るされます。水に浮かぶカラフルな花々と、風鈴の澄み切った涼やかな音から、癒されることができるでしょう。
花手水は京都の神社仏閣から全国に広まったイベントです。帯広神社の花手水は、6月下旬から7月上旬の間の短い期間に行われるイベントなので、見逃さないように注意してください。
どんど焼きも開催
北海道屈指のパワースポット帯広神社の見どころには、毎年1月15日に催されている「どんど焼き」も挙げられます。年末年始の慌ただしさが落ち着いた時期に、正月飾りや1年使ったお札、お守りを神聖な炎で炊き上げるという行事です。
正式名称は「古神札焼納祭」とされており、地元の人々が多く集まる定番の人気行事です。雪が積もった境内の広い場所で、ダイナミックに行われるお焚き上げを眺めながら、お世話になったお守りやお札、正月飾りに思いを馳せることができるでしょう。
また、境内には昔ながらの出店もあるので、のんびりした気分も満喫できます。地域の人々と気軽に触れ合えるイベントでもあるので、観光中にもぜひ参加してみてください。
帯広神社へのアクセス
帯広神社には、様々なアクセス方法があるので、自分に合うアクセス方法を選びましょう。以下では、帯広神社に最短でアクセスできるおすすめのルートを、しっかり確認していきたいと思います。
最寄り駅が帯広駅の帯広神社は、帯広駅から徒歩約27分の位置にあります。車やタクシーを使った場合の所要時間の目安は約8分です。車で十勝帯広空港からアクセスする場合の平均所要時間は、約32分となっています。
帯広駅からは、神社直通の十勝バスも発着しており、バスを使用した場合はバス停「帯広神社前」で下車してください。
札幌駅から帯広神社にアクセスしたい場合は、「特急あおぞら」か「特急とかち」に乗車し、最寄り駅の帯広駅を目指しましょう。この場合の帯広駅までの平均所要時間は約150分です。
また、帯広神社は国道38号線沿いにある十勝支庁の目の前に鎮座しているので、車で移動する場合は国道38号線を通ることをおすすめします。さらに、帯広神社の南側には、広い専用駐車場があるので、ぜひ活用してください。
帯広駅から徒歩移動する場合は、まず十勝川公園を目指して進みます。大通りの若葉通に出たら、まっすぐ直進し続けると、帯広神社に迷わず辿り着けるでしょう。
住所 | 北海道帯広市東3条南2-1 |
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電話番号 | 0155-23-3955 |
拝観時間 | 4月から9月5:00~18:00 10月と3月5:30~17:30 11月から2月6:00~17:00 不定休 |
アクセス | 帯広駅から車で約8分 |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL |
帯広神社へ参拝に行こう!
今回は、北海道開拓の歴史と深い縁がある帯広神社の、大人気シマエナガみくじや御朱印、お守りなどについて紹介しました。お守りや話題のおみくじ、御朱印だけでなく、エレガントな花手水や迫力のあるどんど焼きなどのイベントの数々も魅力的な帯広神社。
北海道の神社のパワースポットに行ってみたい人は、ぜひ帯広神社への参拝を考えてみてください。