小樽総鎮守の住吉神社はパワースポット!御朱印・お守りやご利益を紹介
南小樽駅から徒歩8分の場所にある住吉神社は、小樽総鎮守のパワースポットとして有名です。御朱印やお守りだけでなく、どんど焼きなどの行事で様々なご利益を授かれます。今回は小樽総鎮守とされる住吉神社のご利益や例大祭について紹介します。
目次
小樽にあるパワースポットの「住吉神社」を紹介!
住吉神社は小樽の都市部から離れているにもかかわらず、毎年多くの参拝者で賑わっています。住吉神社には強い力が宿っているとされ、パワースポットとして得られるご利益も相当なものです。
2018年に鎮座150周年の節目を迎え、住吉神社は小樽総鎮守として更なる盛り上がりを見せています。今回は住吉神社の特徴や、例大祭などの見所について紹介しましょう。
小樽総鎮守「住吉神社」とはどんな神社?
住吉神社は1868年、小樽に創建された神社です。函館八幡宮の神主をしていた菊池重賢が1865年、住吉神をオタルナイとタカシマの総鎮守として迎えようと箱根奉行所に相談したのが始まりです。
そして1881年の遷座以来、何度も造成・改築を重ねる事で現在まで存続してきました。一時期は参道が工事中となっていましたが、現在は普通に参拝する事ができます。
住吉神社のご利益は?
住吉神社には安産や家内安全など、様々なご利益があると言われています。特に厄除けのご利益で訪れる人が多く、参拝のみならずお守りを購入する人までいるようです。
また参拝客の希望するご利益に応じて、様々な祈祷も行っています。より強いご利益やご加護を得たい場合には、祈祷の予約も検討してみて下さい。
小樽総鎮守 住吉神社の御朱印とお守りを紹介!
小樽総鎮守の住吉神社にはご利益が多く、御朱印やお守りも様々な種類が売られています。どちらも社務所内で手に入れる事ができ、値段もお手頃な設定です。
可愛らしいデザインのお守りも販売されているので、購入の際は参考にしてみて下さい。社務所も本殿と同じく豪華な造りなので、御朱印やお守りの購入も兼ねて足を運んでみるといいでしょう。
小樽総鎮守 住吉神社の御朱印
住吉神社の御朱印は、境内左手にある社務所で手に入ります。見た目は墨書きのシンプルなものですが、中央に押された「住吉神社」の印が非常に大きいのが印象的です。この御朱印は初穂料(300円前後)を支払えばいただけます。
限定の御朱印は置いていないものの、小樽総鎮守から強いご利益が得られると評判の様子です。社務所も本殿と同じく豪華な造りなので、参拝や御朱印の受け取りが済んだらそちらにも立ち寄ってみましょう。
小樽総鎮守 住吉神社のお守り
住吉神社のお守りは可愛らしい縁結び守りから夢叶うお守り、ペット守りなど色々な種類のお守りがあります。こちらも社務所で販売しており、1,000円以下で購入可能です。御朱印と併せて手に入れるのが好ましいでしょう。
特に子供お守りは可愛らしいイラスト付きで、女性から子供まで幅広い人気があります。社務所内には様々な種類のお守りが並べられているので、購入前にチェックしてみて下さい。
小樽総鎮守 住吉神社の例大祭とは?
小樽総鎮守の住吉神社では、どんど焼きや節分祭りなど1年を通して様々なイベントが行われています。特に例大祭というイベントでは、小樽市民は元より北海道内外問わず多くの人が見物に来る程の賑わいを見せています。
ここでは例大祭の内容や見所について解説していきましょう。例大祭について詳しくなる事で実際に足を運んでみたくなるかもしれません。どのイベントも毎年賑わっているので、住吉神社にお越しの際は参加してみて下さい。
北海道三大例祭の1つで小樽まつりとして有名
住吉神社の例大祭は北海道三大例祭の1つとされ、小樽市民からは親しみを込めて「小樽まつり」と呼ばれています。小樽では6月頃から頻繁にお祭りが行われ、 7月に行われる例大祭もその1つです。
北海道三大例祭の残り2つは水天宮と竜宮神社であり、住吉神社の例大祭はその最後を飾るべく行われます。盛況ぶりを一目見ようと、住吉神社に足を運ぶ人は実際多いです。その中には小樽市民のみならず、道内外から来た観光客も含まれます。
毎年7月14日から16日まで行われる
住吉神社の例大祭は、毎年7月14日から16日にかけての3日間で行われます。見物客が多く露店もたくさん並ぶため、例大祭の間は神社の周辺が親子連れで賑わいを見せるでしょう。
初めて来る場合でも問題なく楽しめるので、是非足を運んで下さい。ただし期間中は大変混み合うので、駐車場より電車など公共交通機関の利用をおすすめします。
例大祭の見どころは?
住吉神社の例大祭における最大の見所は、 北海道から集まった約200人の担ぎ手による「百貫神輿御幸渡御」です。「木遣歌」が響く中で拍子木を合図に神輿を担ぐ姿は圧巻の一言です。
住吉神社の急な階段や露店などを抜け、周辺を練り歩く姿には見物客の姿も多く見られます。担ぎ手から見物客まで一体となって迎える盛り上がりのピークは大変素晴らしく、これだけでも足を運ぶ価値があると言えるでしょう。
小樽総鎮守 住吉神社でその他におすすめの行事・お祭り5選!
小樽総鎮守の住吉神社には例大祭のみならず、他にもいくつかの行事やお祭りが行われています。その中でもおすすめな注目行事を5つ紹介しましょう。
周囲には露店が並んでいる事も多いので、そこで買ったものを飲み食いしながら楽しむ事もできます。小樽旅行を楽しむにはおすすめなイベントと言えるでしょう。
第一鳥居脇公園内で行われる「どんど焼き」
住吉神社など北海道の神社では、年の初めにどんど焼きを行う場所が多いです。住吉神社では1月7日~8日の2日間にどんど焼きを行い、正月飾りや古札を炊き上げる事で厄払いをします。
周辺にはどんど焼きの特設会場や露店も並び、雪が積もる寒い日にもかかわらず多くの参拝者が訪れています。1年の初めにはどんど焼きでしっかりと厄払いし、その年を健康に過ごせるようにしましょう。
節分の日に行われる「節分厄祓祭」
住吉神社では2月3日の節分に厄祓祭を行います。厄払いの御祈祷は午前9時から午後5時半頃まで受け付けており、お守りや破魔矢、お神酒や福豆を授かれます。
この時期は春節で小樽旅行に来る人が多く、そのまま厄払いを受ける人も何人か見られます。また午後4時からは豆撒き神事が行われており、こちらは無料で誰でも気軽に参加できるのが魅力的です。
インスタ映えにピッタリ「花手水」
住吉神社で7月から8月の夏頃にかけて行われる行事が花手水です。お清めの際に使う手水に無数の花弁を浮かべ、その美しい光景を眺める事ができます。
現在は新型コロナウイルスの影響もあって手水は禁止されていますが、花手水の美しい見た目はインスタグラムで全国的な話題となっています。小樽総鎮守の住吉神社にお越しの際は、1枚撮影していってはいかがでしょうか?
稲玉守りが配布される「秋季大祭」
通称「秋まつり」と呼ばれる住吉神社の行事の1つで、参加者には五穀豊穣を祈るための稲玉守りが配布されます。神社の境内を神輿が練り歩く姿も圧巻です。
秋季大祭は毎年10月14日から16日の3日間にかけて行われます。境内の両側には北海道街商協同組合によるフリーマーケットも開かれ、かなりの賑わいを見せています。
年に2回行われる厄払い「大祓式」
毎年6月30日と12月31日、上半期と下半期それぞれの締めくくりとして行われる役晴らしの神事です。半年間の罪や穢れを神様に祓ってもらい、次の半年間が皆健康に過ごせるように祈ります。
住吉神社では境内で茅の輪くぐりという神事を行い、参拝者がその輪の間をくぐる事で厄払いは完了です。初めて訪れる人は茅の輪くぐりの方法がわからないという場合も多いので、事前に調べておいた方がいいでしょう。
小樽総鎮守 住吉神社の基本情報とアクセス
小樽総鎮守の住吉神社には駐車場が社殿の側に6ヶ所用意されていますが、混雑を考えるなら電車やバスなどの公共交通機関で行く方が便利です。最寄り駅のJR南小樽駅にはロータリーやコンビニもあります。
住吉神社の駐車場では70台まで無料で停められますが、例大祭や初詣になると駐車場を利用する人達の車で大変混み合います。台数が少なめな駐車場もあるので、車でお越しの際は事前に確認してから来場するようにしましょう。
バスで行く場合は最寄りの「住吉神社前」で下車すれば、徒歩1分で住吉神社に到着します。タクシーだとやや値段はかかるものの、目的地のすぐそばまで送ってもらえるのがメリットです。
住所 | 北海道小樽市住ノ江2-5 |
電話番号 | 0134-23-0785 |
営業時間・定休日 | 9:00~18:00 |
アクセス | JR南小樽駅より徒歩8分 |
駐車場の有無 | なし |
公式URL |
小樽の見所を紹介!
小樽の街は明治から大正期にかけて近代化による波で大いに繁栄し、その後は貿易港やニシン漁の拠点として栄えていきました。現在もその面影を色濃く残し、ノスタルジックな観光スポットとして注目を集めています。
ここでは小樽旅行におすすめな観光名所を紹介していきます。住吉神社と併せて訪れる事で、小樽旅行はより充実したものになるでしょう。実際に足を運ぶ前にこれらの情報についてもチェックしてみて下さい。
小樽運河
明治時代に北海道開拓の玄関口として、小樽港から水路の近くまで入って行けるように作られた水路です。海岸の沖合を埋立てて造られているので、緩やかに湾曲している形となっています。
運河沿いの倉庫はほぼ当時のままで、小樽一の写真撮影スポットとしても注目されています。北海道開拓の歴史を感じるにはおすすめの観光スポットです。
住所 | 北海道小樽市港町5 |
アクセス | JR小樽駅より徒歩約8分 |
おたる水族館
北海道にある水族館の中でも、特に自然との共存率が高い場所です。館内には本館、イルカスタジアム、海獣公園の3ヶ所があり、遊園地も併設されているので小さい子供でも楽しめます。
特に海獣公園は海を仕切る程の豪快さと広さが自慢で、アザラシやトドが悠々と暮らす姿が見所です。限りなく自然に近い環境でエネルギッシュに過ごす海獣達の姿は、見る者を圧倒させます。
住所 | 北海道小樽市祝津3-303 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
アクセス | JR小樽駅より路線バス「おたる水族館」行きで約25分 |
小樽オルゴール堂
ノスタルジックなムードが漂う小樽の街にピッタリな建物です。ドアをくぐるとたくさんのオルゴールが並ぶ光景に遭遇し、歴史の詰まったジオラマやアンティークなオルゴールなども展示されているので見応えがあります。
建物の前には珍しい蒸気時計も設置されており、本館の他にも2号館や手作り体験遊工房も含めて計6店舗があります。全体のクラシックな雰囲気から見て聴いて楽しめる観光スポットです。
住所 | 北海道小樽市住吉町4-1 |
営業時間 | 9:00~18:00(7月から9月は19:00まで) |
アクセス | JR南小樽駅より徒歩約5分 |
北海道小樽 伊勢鮨
昭和42年(1967年)創業の老舗店であり、2012年にはミシュランの一つ星も獲得している有名な寿司屋です。小樽港から水揚げされた旬のネタを使い、地元民や観光客で連日賑わっています。
北海道の旬のネタを集めた「北海握り」など、醤油を付けなくても味わえる一手間や絶妙な味わいが魅力です。スッキリした店内で小樽の旬の食材による寿司を楽しめるのが魅力的で、全国の地酒なども取り揃えており、美食の時間を満喫できるでしょう。
住所 | 北海道小樽市稲穂3-15-3 |
営業時間・定休日 | 11:30〜15:00(L.O.14:30)、17:00〜21:00(L.O.20:30) |
アクセス | JR小樽駅より徒歩約7分 |
小樽総鎮守の住吉神社で厄払いしよう!
小樽総鎮守の住吉神社は毎年多くの参拝者で賑わっています。パワースポットとして強いご利益が得られると言われているので、お守りや御朱印目当てで足を運ぶ人も多いです。
どんど焼きや節分祭りなどのイベントも定期的に行っており、時期によってはそれらに参加して楽しめるかもしれません。住吉神社でしっかり厄払いを済ませ、今後の人生を健やかに過ごせるようにしましょう。