ガラパゴス諸島はエクアドルの世界遺産!大自然の動物や行き方を紹介

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ガラパゴス諸島はエクアドルの世界遺産です。この記事では、ガラパゴス諸島にいる大自然の動物や植物、ガラパゴス諸島への行き方を紹介しました。さらに、世界遺産・ガラパゴス諸島にしか生息しないガラパゴスゾウガメについても詳しく紹介しています。

ガラパゴス諸島はエクアドルの世界遺産!大自然の動物や行き方を紹介

目次

  1. エクアドルの世界遺産「ガラパゴス諸島」について紹介!
  2. ガラパゴス諸島ってどんなところ?場所は?
  3. ガラパゴス諸島は大自然の宝庫!
  4. ガラパゴス諸島観光におすすめのシーズンと注意点
  5. ガラパゴス諸島への行き方
  6. ガラパゴス諸島の雄大な自然や動物を実際に見よう!

エクアドルの世界遺産「ガラパゴス諸島」について紹介!

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この記事では、エクアドルの世界遺産「ガラパゴス諸島」について紹介していきます。ガラパゴス諸島について興味があるという方は、ぜひこの記事を読んでガラパゴス諸島により詳しくなってください。

ガラパゴス諸島ってどんなところ?場所は?

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ガラパゴス諸島は、「ガラケー」の由来にもなっている諸島です。ガラパゴスは、エクアドルから西方約900kmの太平洋上に浮かぶ島々で、他の島との接触がなく隔離された状態の島となっています。

そのため、ガラパゴス諸島の中には、独自の進化を遂げた動物・植物が多く存在しています。ガラパゴス諸島は、スペイン語では動物の「カメ」の意味を持ちます。

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ガラパゴス諸島には名前がついている島は123もあり、イサベラ島、サンタ・クルス島、フェルナンディナ島、サン・サルバドル島、サン・クリストバル島などが有名です。

1978年には、ガラパゴス諸島は世界遺産の自然遺産に登録され、2001年にはガラパゴス海洋保護区を含めて世界遺産へと再登録されました。

ガラパゴス諸島は大自然の宝庫!

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ガラパゴス諸島は大自然の宝庫と言われています。ガラパゴスは他の島からもかなり離れているため、ガラパゴス諸島の中で生きている生物たちはそこでしか生きることはできません。

そのため、厳しい気象条件となった場合には動物や植物が他の場所では考えられない進化をすることもあります。そう言ったことから、ガラパゴス諸島は「生物進化の実験室」とも言われているのです。

野生の動物がたくさん!

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ガラバゴス諸島には、野生の動物がたくさんいます。特に有名なのが、ガラパゴスゾウガメです。ここからはガラパゴスゾウガメについて詳しく紹介していきます。

ガラパゴス ゾウガメ

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ガラパゴス諸島にいるガラパゴスゾウガメは、基本的には1種類とされています。ただ、ゾウガメの生息している場所によって、ガラパゴスゾウガメの甲羅の形が異なるなど、島ごとにそれぞれ15種類の亜種が存在していました。

しかし、現在はすでに15種類のうちの4種類が絶滅してしまったと言われています。絶滅してしまった理由は人間にありました。

1832年にエクアドル共和国がガラパゴス諸島の領有を宣言したことで、ガラパゴス諸島はエクアドルに所属することになりました。

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ガラパゴス諸島には人間が入ってくるようになり、ガラパゴスゾウガメが捕鯨船に売られることも多くなったのです。ガラパゴスゾウガメはとても捕まえやすく、食料としても使われていました。

しかし、ガラパゴスゾウガメは捕獲され続けてしまったため、どんどん減少していったのです。もちろん、乱獲する人間だけでなくガラパゴスゾウガメを保護しようとする人間たちもいました。

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1928年にはアメリカの自然保護学者が、乱獲され続けたガラパゴスゾウガメを絶滅の危機から救うために、ガラパゴス諸島を訪れて108匹のガラパゴスゾウガメを捕まえて、船に積んでフロリダやテキサスに連れていったのです。

このアメリカの自然保護学者は、ガラパゴスゾウガメを別の土地で繁殖させて、種の保存をしようとしたのです。しかし、この計画はうまくいかずに108匹のガラパゴスゾウガメはすべて死んでしまいました。

ガラパゴス ゾウガメ以外の固有種

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ガラパゴス諸島に住むガラパゴスゾウガメ以外の固有種は、ウミイグアナ・ガラパゴスペンギン・ガラパゴスアホウドリ・アカメカモメ・ヨウガンカモメ・ガラパゴスササゴイ・ガラパゴスノスリ・アオメバトがいます。

こうした、ガラパゴス諸島にしか生息しない固有種は、動物や生物に興味がある人たちを惹きつけています。

動物の生態が学べる「チャールズ・ダーウィン研究所」

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ガラパゴス諸島には、動物の生態が学べる「チャールズ・ダーウィン研究所」があります。チャールズ・ダーウィンは1859年に「種の起源」を発表したイギリスの生物学者です。

チャールズ・ダーウィンは1835年にガラパゴス諸島を数週間訪れたのですが、ガラパゴス諸島を訪れたことで生物や動物の進化に関する多くの着想を得たと言われています。

ダーウィンが「種の起源」を発表、本を出版してから100年目となった1959年にチャールズ・ダーウィン財団がガラパゴス諸島に「チャールズ・ダーウィン研究所」を設立しました。

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そして、1964年1月21日に「チャールズ・ダーウィン研究所」が発足したのです。この研究所には、5つの大きな目的があります。

1つ目が、生物の分布調査です。2つ目が絶滅の危機にある生物の増殖、3つ目が移入動物の撲滅、4つ目が島民の教育、5つ目が調査結果の国内外への配信となっています。

どれもがガラパゴス諸島の自然や動物を守るためのものです。実は、エクアドルは1934年にガラパゴス諸島の中にある14の島を動物保護地区に指定し、保護動物の捕獲を禁止することを決めています。

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ただ、この決定は植物や生物を保護することはできても、環境を保護するというところまでには至っておらず不十分でした。そのため、ガラパゴス諸島への入植者はどんどん増えてしまい、環境はどんどん崩れていっていました。

しかし、その間に生物学者や有識者たちが、ガラパゴス諸島を保護すべきだということで保護の動きが活発化していきました。

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そして、ユネスコもガラパゴス諸島の調査に乗り出し、ガラパゴス諸島の生物を取り巻く環境すべての保護を行うということが決定されたのです。

「チャールズ・ダーウィン研究所」の活動は、ガラパゴス諸島の保護活動に大きな影響を与えたと言われていて、多くの方に支持されています。

ガラパゴス諸島観光におすすめのシーズンと注意点

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ここからは、ガラパゴス諸島観光におすすめのシーズンと注意点について紹介していきます。

ガラパゴス諸島のベストシーズン

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ガラパゴス諸島のベストシーズンは、7月〜9月です。ガラパゴス諸島では、6月〜11月が乾季の季節となっていて7月〜9月が1年間で最も涼しく過ごしやすい時期となっています。

ガラパゴス諸島への入島料について

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ガラパゴス諸島は入島料がかかります。入島料は100ドルとなっていますが、今後入島料の値上げも予定にあるようです。

そのため、ガラパゴス諸島を観光したいという方は、最新の入島料を公式サイトなどでチェックするようにしてください。

ガラパゴス諸島での観光のルール

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ガラパゴス諸島での観光のルールは4つあります。

1つ目は、遊歩道を外れて歩かないことです。2つ目は、写真を撮るときはフラッシュをたかないことです。3つ目は動物には2m以上近付かないこと、4つ目は島にある全てのものを持ち帰らないことです。

ガラパゴス諸島を観光する際には、この4つのルールをしっかりと守るようにしてください。

ガラパゴス諸島への行き方

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日本からガラパゴス諸島への行き方ですが、日本からガラパゴス諸島までの直行便はありません。そのため、どこかを経由してガラパゴス諸島までいくというアクセス方法になります。

一般的な行き方は、アメリカの都市を経由してエクアドルの首都・キトにあるマリスカルスークレ国際空港に向かうというものです。所要時間は経由時間を含めて20〜25時間ほどかかります。

マリスカルスークレ国際空港から、ガラパゴス諸島にあるバルトラ島(空港)までの所要時間は3時間30分ほどです。かなりの長旅になることを覚悟してガラパゴス諸島に向かってください。

ガラパゴス諸島の雄大な自然や動物を実際に見よう!

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エクアドルの世界遺産・ガラパゴス諸島にいる動物や、ガラパゴス諸島の行き方について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

ガラパゴス諸島には固有種といって、ガラパゴス諸島にしか生息していない植物や動物がとても多くいます。ただ、ガラパゴス諸島の固有種であったガラパゴスゾウガメは乱獲されてしまっていた時期がありました。

現在では、「チャールズ・ダーウィン研究所」の活動のおかげで、ガラパゴス諸島の植物・生物は保護されています。ぜひ、ガラパゴス諸島にしかいない動物や植物を観光中にたくさん見てください。

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