サムハラ神社は怖いと評判?危険な噂や参拝方法・ご利益ついても紹介
賑やかな大阪の街にひっそりとたたずむ「サムハラ神社」は、日本でも有数の強力なパワースポットとして注目されています。だからこそ、この場所が怖いとか危険などという噂もありますが、これは本当なのでしょうか。サムハラ神社にまつわる怖い噂とご利益についてご紹介します。
大阪「サムハラ神社」の怖い噂を調査!
大阪にあるサムハラ神社は、地元の人たちだけではなく、全国からもたくさんの参拝客が訪れる注目のスポットです。
パワースポットとしても知られ、境内に入ると不思議な空気や力、怖いような雰囲気を感じるという人も多く、だからこそ怖い噂もチラホラ聞こえてきます。
ここでは、大阪市にあるサムハラ神社にまつわる怖い噂についてご紹介します。
サムハラ神社はパワースポット!
大阪の繁華街からほど近い場所にあるサムハラ神社は、パワースポットとして全国的に名の知れた場所です。
感の強い人であれば、神社の鳥居を遠くから見ただけ、あるいは境内に足を踏み入れた途端に、何か不思議な空気に包まれたような感覚を覚えると言われ、怖いと感じる人もいるそうです。
正しい姿勢で参拝しないと危険?
大阪にあるサムハラ神社でのお参りは、背筋を伸ばした正しい姿勢で行うことが大切です。背筋を曲げていたり、斜めに傾いたりしているような悪い姿勢では、神様に失礼にあたり、ご利益を十分に受けられないかもしれません。
また、サムハラ神社の御祭神は、この世が天と地に分かれた時に初めに現れた3人の神であり、尊い存在です。だからこそ、きちんとした姿勢でお参りをするのが礼儀でしょう。
なぜ怖いという噂が立つのか
サムハラ神社に「怖い」という噂が立つのは、そのご利益が強力だからかもしれません。ツイッターなどのSNSを見ると、実際にご利益を授かった方をいくつも見つけることができ、参拝に訪れたたくさんの人が不思議な力を感じていることが、怖いという感覚につながっているのでしょう。
人は、目に見えないものを怖いと感じます。強力なご利益や、境内に入った時に感じる空気など、どれもハッキリと見ることができないからこそ「怖い」という噂が立ちやすいのかもしれません。
サムハラ神社の怖い噂
サムハラ神社には、怖い噂がたくさん囁かれています。そこでここでは、サムハラ神社にまつわる怖い噂についてピックアップしました。
指輪を正しく扱っていないと不幸になる?
サムハラ神社には、御神環という指輪型のお守りがあります。この御神環は、年に数日しか授かることができない貴重なもので、いつも身につけておくことで災いをよけたり、服を招く強いご利益があると言われています。
しかし、御利益が大きいからこそ正しく取り扱うことが必要で、もしも雑に扱ってしまった場合は不幸になると言われ、怖いと噂されているようです。
神様からの授かりものだからこそ、大切に取り扱い、正しく保管することが必要なのです。
神社以外で購入した
サムハラ神社の御神環は、年に数日の限られた日にしか授かることができず、入荷予定日も未定。しかも数量限定のプレミア品です。
あまりの人気に、最近ではインターネットなどで高値で販売する人がおり、問題視されています。実際にオークションサイトやフリーマーケットアプリなどを見てみると、御神環が出品されていることも。
しかし、神社以外の方法で授かると、何か怖いことが起こるかもしれないと言われています。
御神環に触れると、触れた人の「念」がつくと言われてます。インターネットなどで購入すると、御神環を手に入れた人や配送に関わった人など、自分の手元に届くまでに多くの人が指輪に触れ、たくさんの念がつきます。
また、他人が手に入れたものですから、どのように取り扱われているかわかりません。ものすごく雑に扱われていたとすれば、ご利益が受けられない可能性もあり、もしかすると何か怖いと思うようなことが起きるかもしれません。
結局、御神環は、自分で手に入れなければ意味がありません。もし、ネットなどで購入することができても、目に見えない怖い思いに自分が苦しめられることになってしまうでしょう。
サイズの合わない指輪をつけている
サムハラ神社でいただくことのできる「御神環」は、サイズが合わなければご利益を授かることができないと言われています。
指輪にはいくつかサイズがあり、0号から29号くらいまでランダムに配られます。その時にどの指輪が授与されるかわからないので、自分にピッタリのサイズに巡り合えた時はとてもラッキーです。
せっかく御神環を手に入れることができたとしても、サイズの合わないものであれば、ご縁がなかったということ。万が一落としてしまった場合、粗末にしてしまったような自責の念に駆られ、怖いとか不吉だと感じるようになるかもしれません。
自分に合わない指輪であれば神社に返納しましょう。
自分の利益だけを考える人は不幸になる?
どんなことにも言えますが、自分の利益ばかりを優先すると後で痛いしっぺ返しを食らうものです。
神社ではお願い事をするのではなく「いつもありがとうございます」など、感謝の気持ちをもってお参りをすることが参拝の常識。サムハラ神社でももちろん、同じように感謝を込めてお参りしましょう。
お願い事をして欲ばったからと言って怖いことが起こるわけではありませんが、サムハラ神社に祀られている神様に失礼です。
邪な気持ちで参拝すると霊に取り憑かれる?
サムハラ神社の御祭神は、天上の高天原に初めて生まれたとされる三人の神でした。
そのうちの1人の 高御産巣日神 (たかみむすび)は、よこしまな気持ちを持ったものにだけ当たる弓矢を持ち、実際に悪い心を持つ者の命を奪ったという神話があります。
このことから、邪心を持って参拝するとご利益が受けられないばかりか、何か予測のできない不吉で怖いことが起こるかもしれないと言われ、そのことが「怖い」という噂につながっているのです。
写真にオーブが写り込む?
サムハラ神社で写真を撮るとオーブが映り込むことがあるという怖い噂があります。オーブとは、写真に写り込んだ霊魂のこと。白い光が丸くいくつも空中を漂っているように見えるのが特徴です。
神社に祀られているのは神であり仏ではないので、そもそも霊魂が漂うということ自体がおかしな気もします。しかしなにせ、得体のしれぬ強力なパワーがあると言われる大阪のサムハラ神社では、特異なことが起こっても不思議ではなく、怖いことが起こるかもしれないと恐れられているのです。
単なる光の映り込みなのか、何か良くない怖いものなのか、真相が定かではないからこそ怖いと言われています。
境内での写真撮影は控えたほうがいい
神社の境内での写真撮影は、あまり好ましいものではありません。なぜなら、神社の境内は神様の住まいだから。七五三や結婚式など慶事での記念写真であれば問題ありませんが、それ以外であればむやみやたらと写真を撮らない方がいいでしょう。
最近、大阪のサムハラ神社がSNSで話題になっていることもあり、境内で写真撮影をする人が後を絶ちません。他の参拝者の邪魔になったり、本殿を覗き込むようにして内部を撮ったりなど、マナー違反をする人も多くいます。
パワースポットと呼ばれるサムハラ神社には、「正しい姿勢や作法でお参りをしなければ何が起こるかわからない」という怖い噂があるので、SNSにアップしたいがための写真撮影であればやめた方がいいかもしれません。
『八つ墓村』と関係のある神社だった?
サムハラ神社の奥宮は岡山県津山市の外れにひっそりと鎮座します。
津山市にあるサムハラ神社の奥宮の周りが、残虐な殺人事件が連続して起こる小説「八つ墓村」の舞台となったところではないかと言われています。
津山事件がもとになった「八つ墓村」
小説「八つ墓村」はフィクションですが、津山市のサムハラ神社のすぐ近くにある部落で起きた「津山事件」をもとに作られたと言われています。
一夜にして30人も殺されてしまったこの怖い事件の直前、サムハラ神社は弾圧によって破壊され無残な姿になってしまいました。
そのことに神様たちが怒ってこのような凄惨「津山事件」を引き起こしたのではないかと言われています。
サムハラ神社のご利益は?
津山市にあるサムハラ神社の奥宮が創建されたのは、昭和10年。洞のある場所はもっと昔から信仰されていたようですが、いつごろからというのは定かではありません。
岡山県津山市で生まれた田中富三郎という人物が、古くから信仰されている洞のあった地元にサムハラ神社を創建し、昭和36年に現在の大阪市立売堀に遷移されました。
サムハラ神社はさまざまなご利益のある神社で、創建者の田中氏も実際に素晴らしいご利益を授かっていると言われます。具体的にどんなご利益があるかについてご紹介します。
厄除け
サムハラ神社を創建した田中氏は、自らが日清・日露戦争に行く時にサムハラ神社の護符を持っていきましたが、大きなけがをすることがなく無事生還。
さらに、第二次世界大戦に行った人たちも同じように無事に帰ってきた人が多かったことから、「弾除け」のご利益があると言われるようになりました。
現代では、それが転じて「厄除け」のご利益があるとされています。
延命長寿・無病息災
サムハラ神社には「延命長寿」のご利益もあります。いつまでも健康で長生きすることができ、たとえ何かが起こったとしてもそれを乗り越えられるパワーを授かることができるでしょう。
健康面に不安がある人にもおすすめの神社です。
他にもさまざまなご利益が
サムハラ神社はほかにも、金運や仕事運、恋愛運などあらゆる運を上げてくれる「運気上昇」のご利益があると言われています。
これは、サムハラ神社のご祭神が、この世に天と地が生まれた時に初めに現れた三人の神だからで、万事に対するあらゆるパワーを持っているから。
「最近うまくいかないな」とか「心が弱っているな」などと感じているのであれば、悩んでいる問題に光が見えてくるかもしれません。
サムハラ神社での正しい参拝方法
サムハラ神社へお参りをするのなら、ぜひ正しい方法で参拝しましょう。ここでは、神社でお参りをする時の基本的な作法や心構えを紹介します。
鳥居の前で一礼する
神社は神様の住まいです。ですから、鳥居をくぐる前にはきちんと頭を下げてお辞儀し、立ち入らせていただくことへの許しを請い、あいさつをしましょう。
鳥居の前に立ったらまず身なりを整え、深く一礼します。この時、帽子やマスクは外して、顔がしっかりと見える状態にしてからするのが理想です。
参道の中央は通らない
参道の中央は、神様が通る道です。ですから、中央を歩くのは神様に対して失礼にあたるのでやめましょう。
参道を歩く時は両端のどちらかに寄って歩いてください。
神様は、神殿の中から訪れる参拝客のことを見ていると言われています。まっすぐ顔を上げて進みましょう。
手水舎で清める
お参りをする前に、まずは身を清めます。神社に入るとすぐに手水屋があるので、手と口を清めましょう。
柄杓を右手に持って水を汲んで左手にかけ、そのあと持ち替えて右手にも同じように書けます。
次に、再び右手に柄杓を持って、左の手のひらに水を受け、口をすすぎます。水を受けた左手をすすぎ、柄杓を立てるようにして柄に水を流したら完了。柄杓は元の位置にキレイに戻しましょう。
参拝する
お参りをする前に、まずはお賽銭を入れましょう。賽銭箱に子是非を勢いよく投げつけるのではなく、そっと優しく投げ入れるようにしてください。
参拝の基本は「二礼二拍手一礼」です。鈴を鳴らし、神様への感謝と尊敬を込め、腰を深く曲げて二回礼をします。
その後、大きく手を二回鳴らしますが、この時は右手を少し引いたように両手をずらして合わせるのが作法。最後に参拝のお礼を込めて一礼します。
お守りや御朱印は参拝後に!
お守りや御朱印をいただくのは、先にお参りをしてからにしましょう。
神様に先にご挨拶をしてからいただくのが礼儀です。
サムハラ神社のご利益は?
サムハラ神社の周辺にはいくつかの地下鉄駅があるのでアクセスしやすいでしょう。梅田や心斎橋からも訪れやすく、心斎橋からも近いので、観光ついでにお参りをするということもおすすめです。
周辺には駐車場がありません。路上駐車はトラブルのもとになるので、車で訪れるのなら必ず周辺の有料駐車場を利用してください
所在地 | 大阪府大阪市西区立売堀2丁目5−26 |
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アクセス | 大阪メトロ中央線・千日前線「阿波座」から徒歩約5分 大阪メトロ長堀鶴見緑地線「西大橋」から徒歩約8分 |
駐車場 | なし 周辺の有料駐車場をご利用ください |
ご利益 | 無傷無病、延命長寿 、厄除けなど |
パワーチャージしたい人はぜひ訪れて
大阪にあるサムハラ神社にはたくさんの怖い噂がありましたが、その真偽は不確かで、誰かがきちんと確認したわけではありません。
多くの怖い噂が立ってしまうのは、サムハラ神社が強力なパワースポットだから。お参りをした後に「何か目に見えない不思議な力」を強く感じている人が多いからこそ、いろいろな怖い噂話がささやかれているのでしょう。
きちんと作法を守って参拝すれば何も怖いことはなく、むしろ素晴らしいご利益のある神社なので、ぜひ正しい方法で、神様への敬意を払ってお参りをしてください。