なまこ石鹸の効果は?マレーシア土産におすすめのナマコ石鹸を紹介
マレーシア旅行のお土産におすすめしたいのが「なまこ石鹸」。「なまこ」というとグロテスクなイメージがありますが、見た目もかわいくてリーズナブルなのです。マレーシア人が昔から使ってきた「なまこ石鹸」には美容効果もあり、世界中からその効果が注目されているのです。
目次
マレーシアのお土産におすすめの「なまこ石鹸」について紹介!
なまこは日本でも昔から滋養強壮として食べられてきました。中国でも「海参」(海のニンジン)と言われ、漢方で使われてきました。
なまこには、カビを防ぐ効果もあり、水虫の治療薬にも含まれているのだそうです。マレーシアには、そんな万能薬のようななまこから造った石鹸があります。
年齢、男女問わず誰も使える石鹸はマレーシアのお土産に最適です。
なまこ石鹸の効果
マレーシアでも昔から「なまこオイル」が人々の生活の中にありました。切り傷、火傷、肌荒れなどにぬる万能オイルをして使用してきたのです。
また、マレーシアでは冷え性や産後、体に塗ると良いとも言われています。「なまこ石鹸」とは、このなまこのオイルを使用して作った石鹸なのです。
美容効果
傷や火傷だけではありません。なまこ石鹸には老化防止や老廃物除去の効果もあり、美容としても優れものなのです。
なまこ石鹸に使われるエキスには、エイジングケアで有名になったセラミドやコラーゲンや、ビタミンA・B2・B3、カルシウム・マグネシウムなどが豊富に含まれています。
老化防止にも老廃物除去にも役立つと言われる成分を豊富に含み、エイジングケアが期待できる優れものなのです。
保湿効果
更に、なまこ石鹸に使われるエキスには、セラミドやコラーゲンなどが含まれています。
肌にコンドロイチンに湿成分があるコンドロイチンはお肌にい潤いを与えてくれますし、サポニンが洗浄力をアップしてくれます。
アトピーの方も、小さな赤ちゃんでも安心して使えます。
なまこ石鹸の種類と選び方
なまこ石鹸と言っても、世界には約1.500種類のなまこが生息しています。なまこにも種類がたくさんあり、それぞれ違いがあります。
保湿効果や殺菌効果があるのは同じですが、「白なまこ」赤なまこ」「黒なまこ」と色がなまこがあります。
一体どんな違いがあるのでしょうか?
白なまこ石鹸
白なまこは、特にぬめりの成分が豊富です。コラーゲンがたっぷり含まれていて美容効果も期待できます。
マレーシアで一番多く見かける種類です。初めて使う方におすすめするのは、白なまこ石鹸です。
「白なまこ石鹸」はこんな方におすすめ
- コラーゲンが不足していると感じている方
- プルプルのお肌にしたい方
赤なまこ石鹸
赤なまこは捕獲量がすくないため、貴重な種類です。そんな赤なまこのエキスからつくる「赤なまこ」石鹸は大変貴重な石鹸なのです。
コラーゲンがたっぷり含まれているのは、白なまこ石鹸と同様ですが、アンチエイジング効果が期待されます。
「赤ナマコ石鹸」はこんな方におすすめ
- モチモチの肌になりたい方
黒なまこ石鹸
黒いなまこを使用しているということではなく、特定種のなまこから濃縮エキスをとって作ったなまこ石鹸のことです。
コラーゲンはもちろんですが、黒なまこ石鹸には「サポニン」と「セラミド」の成分量が多いのが特徴で、髪の毛に使うと効果が高いです。
もちろん、髪の毛だけでなくお肌にもとても良い成分です。
「黒なまこ石鹸」はこんな人におすすめ
- 肌の乾燥が気になる方
- 肌のハリがなくなってきた方
- 敏感肌の方
- アトピーの方
日本のなまこ石鹸との違い
日本ではなまこは食文化として定着してきました。なまこの効能を生かしたなまこ石鹸は日本各地でも作られています。
では、マレーシアと日本では、何が違うのでしょうか?
黄金なまこ石鹸
なまこの種類がたくさんあるように、マレーシアのなまこは日本のなまこと種類が違います。マレーシアのなまこは日本のなまこよりも少し黄色いのが特徴です。
マレーシアのランカウイ島のなまこ石鹸は「黄金なまこ石鹸」と呼ばれています。それだけではありません。マレーシアでは、ナマコをココナッツオイルで煮込んで、万能薬として使っていました。
そのナマコオイルを石鹸にしたものなのです。ココナッツもまた、健康、美容、殺菌効果がたくさんある優れものです。マレーシアのなまこ石鹸は、なまこに加えてココナッツの成分がたっぷり含まれているのです。
なまこ石鹸の使い方
肌にも優しくて効果が期待できるなまこ石鹸。他の石鹸と同じように使用して大丈夫です。ただし、なまこ石鹸は泡立ちが悪い特徴があります。
おすすめの洗い方と注意点をご紹介します。
おすすめの洗い方と注意点
普通の石鹸と比べて泡立ちが悪いなまこ石鹸。スポンジやネットを利用してきめ細かい泡をたてて使うのがおすすめです。
泡をしっかり立てることで、お肌への負担も減り、保湿効果が高まりますよ。
また、なまこ石鹸は水に溶けやすい性質があります。湿度の高い浴室に置きっぱなしにすると、石鹸の減りが早くなるので、浴室の外に出しておくのが良いでしょう。
なまこ石鹸は汚れ落としにもおすすめ?
洗浄力の高いなまこの洗浄料は、お肌や頭皮のみならず、洗濯や掃除にも効果があります。
泡立てた石鹸を布やコットンなどに含ませて、お風呂の汚れている場所や汚れたシャツの襟元などにつけ置きしておくと効果が出ますよ。
自然のものなので、石油系洗剤であらったように真っ白になるわけではありません。でも、安心して使えるので、赤ちゃんの肌着洗いなどにも最適ですね。
なまこ石鹸の値段
「なまこ石鹸」がマレーシア旅行のお土産として人気の理由の1つに値段があります。現地では200円~400円程度で購入できるのです。
この位の価格ならば、たくさん買って会社の人たちに配ることもできますよね。お店によっては、買えば買うほど単価を安くしてくれるところもあります。
見た目も可愛くて優れものの石鹸ですから、喜ばれること間違いなしです。
日本でも購入できる
マレーシアのなまこ石鹸を日本でも購入するができます。しかし、現地で300円前後だったものが、1500円以上と実に5倍近い値段になってしまうのが難点です。
マレーシアのなまこ石鹸を使ってみたいけど、マレーシアになかなか行けないという方には朗報ですね。
なまこ石鹸が売っているおすすめのお店
なまこ石鹸はマレーシアのどこでも手に入れることができます。特にお土産品としての人気が高いので、観光客が訪れる場所に置かれていることが多いのです。
その中でも特におすすめのお店を紹介します。
手作業で作られた「Natural Batik Village(ナチュラル・バティック・ビレッジ)」
名前の通り、バティックを作る工場と、バティック体験もできます。なまこ石鹸だけではなく、バティック商品もたくさんあり、バティックについて学ぶこともできる場所です。
ここで作られたバティックに包まれたなまこ石鹸を買うことができますよ。クアラルンプールより値段が安いのも魅力です。
クアンタンとは
マレー半島西側にある、バハン州の州都がクアンタンです。発展している西海岸と比べると、まだ素朴な田舎の景色や自然が残っている土地です。東海岸の主要都市となっています。
クアンタンからクアラトレンガヌにかけて、リゾートホテルが建っています。クアラルンプールから車で約4時間ほどで行けますし、クアンタンに空港もあります。
綺麗な海とマレーシアの歴史を体験できる地域です。
住所 | Kampung Cengal Lempung, 26100 Balok, Pahang, Malaysia |
電話番号 | +60 9-544 7335 |
営業時間 | 10:00~19:00(日~土) ※マレーシアの祝日は変更になる可能性があります。 |
定休日 | テキスト |
なまこ石けんの老舗「Nirmala Sari(ニルマラ・サリ)」
マレーシアの首都、クアラルンプールのチャイナタウンにあります。昔の市場を改装して作った、「ハンディクラフトマーケット」は、建物の中に工芸品などを扱うお店がたくさんあり、観光客が必ず訪れる場所といっても過言ではありません。
値段は、なまこ石鹸が1つRM20、なまこクリームがRM50ですが、たくさん買うと安くしてもらう事ができますよ。
KLセントラルマーケット
最寄り駅は、MTRのPasarSeni駅で、駅から見える距離にあります。他にもボー・ティーやサバ・ティーの店キーホルダーなどの工芸品を扱う店もあるので、お土産探しには最適です。
建物内はエアコンが効いていて、カフェやフードコートが併設されています。お土産を買った後に涼しい中で休憩もできますよ。
住所 | Central Market, Dg19, Jalan Hang Kasturi, City Centre, 56100 Kuala Lumpur, Makaysia |
電話番号 | +60 3-2094 2444 |
営業時間 | 10:00~21:30※マレーシアの祝日は変更になる可能性があります。 |
定休日 | なし |
公式サイト | Nirmala Sari |
種類豊富な「Pisang Langkawi(ピサン・ランカウイ)」
日本人オーナーが経営するお店です。ピサン・ランカウイ(ランカウイのバナナ)という店舗名で、ランカウイ島にあります。
以前は市街地から離れていましたが、中心部のクアに移転したためアクセスもしやすくなりました。
なまこ石鹸だけではなく、なまこ製品が充実しているお店です。また、お土産用に包まれたバティックのクオリティも高いです。
また、 様々な香りのバリエーションがあるのも人気の秘訣。”ローズ"や"無香料"の他にも人気が高い”プルメリア”。柑橘系のハーブ”レモングラス”。トロピカルフルーツの香りの”アイランドフルーツ”の5種類が用意されています。
商品名や商品の説明が日本語で書いてあるので、買い物もしやすいですよ。
ランカウイ島
マレー半島の北西に位置するランカウイ島は、綺麗な海とタックスヘイブンの島として、マレーシア人にも人気が高い島です。
開発が進む一番大きな島を始め、周辺にある98の島々を含めてランカウイ島と呼びます。この島はいくつもの伝説があり、伝説の島とも呼ばれています。
ランカウイ空港を利用するほか、ペナン島やケダ州のプルリスからも船が出ています。なんと、このランカウイ島からは、タイのリぺ島に渡れる国際船も出ているのです。
住所 | 47, Jalan Pandak Mayah 5, Taman Bendang Baru, 07000 Langkawi, Kedah, Malaysia |
電話番号 | +60 12-332 6606 |
営業時間 | 9:00~18:00 ※マレーシアの祝日は変更になる可能性があります。 |
定休日 | 金曜日 |
無添加無香料の「Gaya Minami(ガヤ・ミナミ)」
こちらもランカウイにある日本人女性が経営するお店で、「Fuuka Villa」というホテルの敷地内にあります。
市街地から少し離れていますが、お値段もリーズナブル。箱入りのなまこ石鹸が8RM、バティックで包まれたものが9RMです。
このお店のなまこ石鹸は「無添加」なのが特徴です。泡立ちも他のなまこ石鹸と比べると良いですよ。午前中は営業していないので注意してください。
住所 | FUUKA VILLA Lot 13, Seksyen 4, Jalan Teluk Baru,Kg Tasik Anak,07000 Kedah,Malaysia |
電話番号 | +60 4-955 1133 |
営業時間 | 12:00~20:00 ※ ※マレーシアの祝日は変更になる可能性があります。 |
定休日 | 金曜日 |
公式サイト | Gaya Minami |
なまこ石鹸の保存方法と注意点
高温多湿に弱いなまこ石鹸。気温が高い場所や湿度が高い場所では、すぐに溶けてしまいます。開封後は、できるだけ涼しくて湿度のない場所に置くようにしましょう。
環境にも人にもやさしいなまこ石鹸
なまこは古くから各地で重宝されてきた優れものです。昔の人の知恵はすごいですね。その伝統を受け継ぎ、今もマレーシアで作られているなまこ石鹸。
お肌にも人体にも、環境にも優しい石鹸です。マレーシア旅行に行ったら、おすすめのお土産品です。
ぜひ試してみてくださいね。