瀬戸内海の観光におすすめの島！四国旅行で離島巡りの見どころも紹介

瀬戸内海には、おすすめの観光スポットを含んだ観光できる離島がたくさんあります。今回は、瀬戸内海に浮かぶ島々の中から、ユニークなアートで有名になっている離島や、美味しいグルメで注目されている離島、そして動物や自然と触れ合うことができる人気の離島をピックアップします。

瀬戸内海のそれぞれの離島の特徴を知って、好みの離島に観光に出かけてみましょう。お出かけ前に、離島までのアクセス方法やおすすめ観光スポットを確認してください。

瀬戸内海の特徴は、「閉鎖性海域」になっていて、人が住みつつも、自然に恵まれ、温暖な気候になっています。瀬戸内海の穏やかな気候を生かして、柑橘系の農作物を育てたり、美味しい魚をいただける場所として観光客に人気になっています。

瀬戸内海に浮かぶ島の総数は727あると言われているので、多島海であることが分かります。そのうちの有人島は約150です。離島それぞれが独特の特徴を持っています。

瀬戸内海の離島では、3年に1度「ART SETOUCHI」が開かれています。アートを通して、地域の活力を取り戻そうというコンセプトから始まったものです。

そのかいがあって、島の中にはアートを重視した、ユニークなオブジェがある離島があります。まず、瀬戸内海にあるアートなおすすめの観光できる離島をご紹介します。

直島 （なおしま） の「宮浦港」に到着すると、すぐ目に入ってくるのは「赤いかぼちゃ」のオブジェです。大きなオブジェでユニークなので、目の前で写真を撮ってインスタ映えを狙ってください。多くの観光客が狙っているアートのひとつです。

「豊島」（てしま）にも、たくさんのユニークなアートがあります。また、豊島唐櫃（からと）アーティストと建築家のコラボで建てられた「豊島美術館」があります。美術館の建物自体も見ものです。

「女木港」の防波堤に設置してある300羽のカモメからなる「カモメの駐車場」は、ユニークなアートとして観光客の間で有名で、インスタ映えスポットになっています。カモメがずらりと並んでいるように見えますし、風が吹くといっせいに方向を変えるように工夫されているのも人気の理由となっています。

この女木港には、鬼ヶ島伝説も残っています。鬼が両手を広げたような外観の待合所になっている「鬼ヶ島おにの館」は、島の総合案内所となっています。

日本灯台50選に選ばれている「男木島灯台」がある島です。映画の舞台になった場所だけあって、今でも多くの観光客がおずれるおすすめのスポットです。

また、島のあちらこちらには、ユニークなアートが点在しています。点在しているアート作品に触れながら、男木交流館にも足を運んでみましょう。素敵な景色の中に佇む、素敵なアートが見られます。

瀬戸内海の中にある離島の中でも、グルメで有名になっている離島もあります。ここでは、瀬戸内海の温暖な気候を生かして作る農作物や果物、そして有名グルメのある離島をご紹介します。

瀬戸内海の中でも最大の島である「淡路島」は、多くの人が一度は耳にしたことのある島です。淡路島で有名になっているのグルメは「玉ねぎ」です。名産の玉ねぎを使った「オニオンビーフバーガー」などが有名になっています。

美しい海を見ながら、ゆっくりと美味しい玉ねぎ料理をいただくこともできますし、お持ち帰りもできるので、忘れないようにしましょう。

食材の宝庫である「小豆島」は、国内にある船でしか渡れない離島の中で最大の人口を有する島です。小豆島の中には、たくさんのおすすめ観光スポットがありますが、グルメも見逃すことができません。

小豆島の名産品であるオリーブは、国内オリーブ生産量の95％以上をのなっているといわています。島の斜面にはたくさんのオリーブが広がっていて、海外を感じさせる景色も小豆島の特徴です。

小豆島に足を向けたなら、高級国産品である小豆島産オリーブオイルを買って帰りましょう。また、オリーブの収穫時期である10月～11月には、「オリーブ収穫祭」を開催しているので、その時期は小豆島の離島に足を運ぶといいことがたくさん待っています。

のんびりと島を旅行しながら、美味しいレモンにも出会える離島、それが「生口島」（いくちしま）です。自転車で約3時間で島を一周できるほどの小さな島の中には、レモンの木がたくさんあり、レモン生産で有名になっていることから、別名レモンの島として有名になっています。

瀬戸内海の離島、「向島」（むかいしま）でも、島独自のオリジナルグルメがあります。それは「イチジク」です。季節になると、「海辺のイチジク園」で甘いイチジクの食べ放題があっています。口の中でプチプチにはじけるイチジクを思いっきりほおばることができます。

また、向島には海に繋がる道や、のどかな風景など、心安らぐ景色がたくさんあります。美味しいイチジクを食べて、のんびりと時間を過ごしたい人におすすめです。

瀬戸内海の離島の中でも、動物に会える島もあります。猫やウサギなど、その島ならではの動物がたくさん待っています。動物好きの人は必見です。おすすめの瀬戸内海にある離島をご紹介します。

佐柳島は「飛び猫」で有名になっている島です。その名前の通り、海の防波堤や民家の屋根の上をぴょんぴょんと飛びながら移動する猫たちがたくさんいます。空飛ぶ猫として、多くの人がシャッターチャンスを狙って待っていますし、猫たちがぴょんぴょんと飛びながら移動を始めると、多くの歓声が上がったりします。

猫好きの人で、インスタ映えスポットを探している人におすすめの離島です。一度は足を運んでください。

瀬戸内海に離島「大久野島」（おおくのしま）は、周囲約4kmという小さな島ですが、この島には「ウサギ」が700匹以上生息しています。通称「ウサギ島」とも言われている大久野島は、年間を通してたくさんの動物好きの観光客が集まっています。

島のあちらこちらをぴょんぴょんと飛び跳ねるウサギを目にしながら、癒しを得ることができますし、インスタにアップする写真を撮ることもできます。かつて毒ガス工場の島として知られてきた大久野島ですが、今では人に癒しを与える島へと変化しています。

瀬戸内海に浮かぶアートの島として有名になった「犬島」（いぬじま）のあちらこちらにも、おしゃれでモダンなアートが点在しています。犬島の人気はそれだけではありません。実は「犬島」でありながら「猫島」でもあるのです。

犬島のあちらこちらに猫がいるので、猫の姿に癒されたい人は、この離島にも足を向けてみてください。すぐに愛らしい猫たちを見つけることができることでしょう。

次にご紹介するのは、瀬戸内海の離島にあって、大自然が素晴らしいことで多くの観光客に愛されている離島です。絶景スポットであったり、昔にタイムスリップしたかのような錯覚になれる景色がある離島なので、インスタ映え間違いありません。

まるでハワイに来たかのような気分になれる「周防大島」（すおうおおしま）も見逃すことができません。ハワイとの歴史上結びつきがあることから、ハワイの文化や風習をうけついでいる島です。本格的なハワイの気分を味わえる場所もあります。

まるでハワイのようなビジターセンターやレストランやカフェだけでなく、離島の中のショップでは、ハワイの商品も購入できるようになっています。

「大崎下島」（おおさきしもじま）は、6島によって構成されている離島のひとつとなっています。この大崎下島は、漁業やみかんが有名な島ですが、近年はノスタルジックな昔の時代の古き良き風景が見られる島として人気が集まってきています。

島の中の「御手洗の街並み」は、重要伝統建築物群保存地区に指定されている場所で、江戸時代や大正時代に建てられた古い建築物が集まっていて、古い時代の名残があります。このノスタルジックな光景をゆっくりと見て回るだけでも、十分に楽しむことができます。

「六島」（むしま）は、瀬戸内海の中にある友人島のひとつで、岡山県の最南端に位置しています。灯台が岡山県で初めて設置された場所となっていて、その有名な灯台周辺を散策できるようになっています。

水仙の花の時期になると、六島のあたり一面は白く色づき、水仙の良い香りで包まれます。この時期には、多くの観光客が六島を訪れることになります。

島のシンボルとなっている、樹齢1,200年の大楠をひと目見ようと、フェリーで観光客が訪れる「志々島」も、おすすめの観光離島です。大楠は見ごたえがあるので、しっかり時間をとり分けておきましょう。

また、空気が澄んでいれば、瀬戸大橋を遠目に見ることも可能です。小さい島なので、ゆっくりと散策ができます。

瀬戸内海の離島で、有名なアートがある離島、美味しいグルメがある離島などをご紹介しました。まだ行ったことがない離島があれば、ぜひ足を向けてみてください。素晴らしい思い出を作ることができます。