新日本海フェリーで新潟から小樽(北海道)へ!予約方法や料金・時間など紹介
新潟から小樽への移動といえば飛行機のイメージが強いですが、実は新日本海フェリーがおすすめ。飛行機とは一味違う海の旅を楽しむことができる人気の航路です。そこで今回はそんな新日本海フェリーについて詳しくまとめました。新潟-小樽間の料金や予約方法をご紹介します。
目次
新潟・小樽(北海道)の移動は新日本海フェリーがおすすめ!
北海道への移動といえば飛行機での移動が一般的ですが、実はフェリーでも可能なことをご存知ですか?特に新潟からの北海道・小樽への移動には新日本海フェリーがおすすめ。いつもとは違う海の旅を楽しみながら北海道へ向かうことができます。
そこで今回はそんな新日本海フェリーについて詳しく調べてみました。新日本海フェリーのおすすめポイントや予約方法・料金など様々な特徴についてご紹介していますので是非最後までチェックしてみてください。
新日本海フェリーの魅力
ではさっそくですが、新日本海フェリーについて見ていきましょう。まず最初にご紹介したいのは新日本海フェリーの魅力。フェリーは主に移動手段として使用されるものですが、それだけではもったいない魅力あふれる乗り物なんです。
車や電車・バスとは違った魅力がたっぷり詰まっていて、その楽しさの虜になる人もたくさん。そこで新日本海フェリーの船にはどんな施設があるのかチェックしてみましょう。
快適な客室
新日本海フェリーでも最初のおすすめポイントは「快適な客室」です。小型船しか利用した人はあまりイメージがわかないと思いますが、新日本海フェリーの客室はまさにホテルそのもの。様々な対応の客室が用意されています。
低価格で利用できる2段ベッド大部屋タイプから、贅沢な時間を過ごせるスイートタイプまで幅広く取り揃えられています。また洋室だけではなく和室もあるので小さな子供がいるファミリー層やシニア層にも安心。
旅の予算や利用シーンに応じて部屋を使い分けることができます。もちろんどのお部屋も清潔で快適に利用できるので、ゆったりと船の旅を満喫することができおすすめです。
構内の施設が充実
続いておすすめしたいポイントは新日本海フェリー内にある施設です。大勢のお客さんを乗せて走る船の中には海の旅を楽しく過ごすことができる施設がいっぱい。
長時間の移動を感じさせない様々な工夫が施されています。今回はその中でも特に人気のある、おすすめの施設をご紹介していきましょう。
カフェ
まず最初にご紹介するのはカフェ。こちらのカフェではコーヒーや朝食、ソフトクリームなどの食事をいただけるようになっています。
ゆっくりと時間を過ごしたいときや、カフェタイムの休憩にもぴったり。季節によっては営業していないこともありますので、利用の際には注意しましょう。
オープンデッキ
続いておすすめしたいのはオープンデッキ。こちらは船の後方に位置している場所で、海風を感じながらクルージングを楽しむことができます。
昼間の青空の美しさはもちろん、夕暮れの赤色に染まる海や星を眺めながらのクルージングもおすすめ。海の旅ならではの楽しみ方ができる施設です。
チルドレンルーム
続いておすすめするのはチルドレンルームです。こちらは文字通り子供が遊ぶためのスペース。ヤドカリやクジラ・タコなどが描かれている可愛いお部屋で思い切り遊ぶことができます。
クッション性のある壁や絨毯など、安全面には配慮されていますが子供だけでの利用は不可。使用するときには保護者の方が必ず同伴するようにしましょう。
大浴場
続いておすすめしたいのは大浴場。船内にある大浴場には大きな窓があり、雄大な海原を眺めながらお風呂を楽しむことができる贅沢な施設です。また大浴場だけでなはく露天風呂やサウナもあるという本格仕様。
脱衣室のロッカーを使用するのには100円が必要になりますが、乗船中なら何度使用しても無料。電車や飛行機では体験できない充実の設備です。
グルメな食事も人気
また新日本海フェリーでは美味しい食事も人気。海を眺めながらゆったりと食事を楽しむことができるレストランと特別な日に利用したいグリルの2種類のお店があります。
レストランでは定食から単品料理まで幅広いメニューを取り揃えており、カジュアルな雰囲気の中で食事を楽しむことができます。中には北海道の名産品を使用したものもあり、到着前から北海道気分を味わうことができると好評です。
またグリルでは本格的なコース料理を楽しむことが可能。いつもよりワンランク上の特別な料理をクルージングしながら堪能することができます。
こちらの利用は事前予約制になっており、インターネットからか、乗船日当日のターミナル窓口にて予約を受け付けています。乗船後に利用したくなった場合でも受け付けしてもらえませんので、グリルを利用したい人は必ず予約を忘れないように気をつけましょう。
新日本海フェリーの新潟・小樽間の料金と時間
では続いては、新日本海フェリーの新潟・小樽間の料金と時間を見ていきましょう。旅行するにおいて重要なポイントである料金と移動時間。どちらも限りあるものなので、しっかりと把握しておかないとうまくスケジュールが回りません。
北海道まで新日本海フェリーで移動する場合と、他の交通手段の場合のメリット・デメリットを比較して、自分に合った方法で旅行を楽しみましょう。
料金
まずは新日本海フェリーに乗船する場合の料金をチェックしてみましょう。新潟から小樽までの運賃は利用する時期と部屋のタイプによって大きく異なります。複雑な料金体系なので以下の表にまとめますが、随時公式HPを確認してください。
また小学生の旅客運賃は大人の半額。小学校就学前の幼児は大人1名につき1名無料なので注意しましょう。
期間A | 新潟→小樽 | 2020年6月1日~7月16日 8月23日~9月17日 9月23日~12月31日 | 小樽→新潟 | 2020年6月1日~7月16日 8月23日~9月17日 9月23日~12月31日 |
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期間B | 新潟→小樽 | 2020年7月17日~8月3日 8月14日~8月22日 9月18日~9月22日 | 小樽→新潟 | 2020年7月17日~8月6日 8月17日~8月22日 9月18日~9月22日 |
期間C | 新潟→小樽 | 2020年8月4日~8月13日 | 小樽→新潟 | 2020年8月7日~8月16日 |
船室 | ツーリストC | ツーリストA | ツーリストS | ステートA (インサイド) | ステートA | デラックスA | スイート |
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期間A | 7,200円 | 9,500円 | 11,100円 | 15,200円 | 16,300円 |
23,100円 | 39,900円 |
期間B | 7,820円 |
10,180円 | 13,310円 | 17,690円 | 18,820円 | 26,070円 | 43,120円 |
期間C | 11,100円 | 14,510円 | 17,710円 | 23,860円 | 25,390円 | 32,120円 | 43,120円 |
所要時間
続いて確認したいのは所要時間です。新潟から小樽へと向かう北行きの航路は新潟発12:00、小樽着が翌日の4:30の運行スケジュールになっています。基本的には火曜日から日曜までの間運行していますが、運休日もありますので公式HPを確認するようにしましょう。
予約方法
続いて確認したいのは予約方法です。新日本海フェリーの予約はご乗船の3ヶ月前の同日午前9時から受付が可能。インターネット予約・電話予約・旅行会社からの3種類の予約方法がありますので、自分に合った方法を利用しましょう。
また妊娠中の方や重症病者の方などは付添い人が必要になることもあります。書類の提出が必要なこともありますので、当てはまる方は事前に申し出るようにしましょう。
新日本海フェリー・新潟と小樽を行き来する船舶は2種類!
様々な設備を備えたフェリーを多数保有している新日本海フェリー。新潟・小樽感を運行している船舶はその中の2種類になります。そこでここからはその2種類の船について詳しく見ていきましょう。
新日本海フェリー「らべんだあ・あざれあ」の概要
新日本海フェリーで新潟・小樽感を運行しているフェリーはらべんだあとあざれあの2種類になります。北海道らしいかわいい名前がつけられているこの2つの船。それぞれの船はどんな船なのか概要をチェックしてみましょう。
定員 | 600名 |
---|---|
全長 | 197.5m |
総トン数 | 14,214トン |
航海速力 | 25ノット |
車両積載台数 | トラック/150台・乗用車/22台 |
新日本海フェリー「新潟フェリーターミナル」の詳細
「らべんだあ」と「あざれあ」が発着するターミナルである「新潟フェリーターミナル」。新潟港(山の下埠頭)にある施設で多くの人が利用しています。そんな新潟フェリーターミナルの詳細について確認してみましょう。
新潟フェリーターミナルへのアクセス
新潟フェリーターミナルまで車でアクセスする場合は、 日本海東北自動車道・新潟亀田I.Cが最寄となります。新潟亀田I.Cを出た後は、村上・新潟空港方面へ向かい、 国道49号線を経由して約7.5km・約30分で到着です。
電車でのアクセスならばJR新潟駅が最寄駅。そこから約4km、タクシーなら約15分ほどで到着です。駅からは連絡バスも出ているので、利用する場合は新潟駅前万代口より北葉町行き(新日本海フェリー経由)に乗車してください。所要時間は約15分、料金は大人210円、小人110円です。
新潟フェリーターミナルの基本情報
続いては新潟フェリーターミナルの基本情報を確認しておきましょう。
住所 | 〒950-0044 新潟県新潟市東区古湊町 2番20号 山の下埠頭 |
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電話番号 | (025)273-2171 |
営業時間・定休日 | 【営業時間】 月曜日:9:00~23:05 火〜土曜日:8:00~23:05 日曜日:8:00~17:00 【定休日】 年中無休 |
アクセス | JR新潟駅より約4km、車で約15分 |
駐車場の有無 | あり |
公式URL |
新日本海フェリー「小樽フェリーターミナル」の詳細
続いては目的地である北海道・小樽のフェリーターミナルについて見ておきましょう。新潟からの航路の終点は小樽フェリーターミナル。いよいよ北海道へと上陸です。北海道の旅の始まりとなるこの場所はどんな場所なのか確認しておきましょう。
小樽フェリーターミナルへのアクセス
まずは小樽フェリーターミナルまでのアクセス方法をチェックしてみましょう。車でのアクセスの場合は、札樽自動車道・小樽I.Cより臨港線を経由して約1.2km、約3分でアクセスできる港です。電車の場合は、JR小樽駅より約2.8km、JR小樽築港駅より約1.8kmの場所になります。
新潟のターミナルと同じように駅からは連絡バスが出ており、北海道中央バス・ぱるて築港線(JR小樽築港駅経由)を利用すれば約30分で到着。乗車口はJR小樽駅前バスターミナル4番のりば、料金は 大人240円、小人120円となっていますので帰りに利用しましょう。
小樽フェリーターミナルの基本情報
では最後に北海道・小樽フェリーターミナルの基本情報をチェックしておきましょう。
住所 | 〒047-0008 北海道小樽市築港7番2号勝納埠頭 |
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電話番号 | (0134)22-6191 |
営業時間・定休日 | 【営業時間】 3:30~23:30 【定休日】 年中無休 |
アクセス | JR小樽駅より約2.8km、車で約10分 JR小樽築港駅より約1.8km、車で約5分 |
駐車場の有無 | あり |
公式URL |
新日本海フェリーで新潟・小樽を行き来しよう!
今回は北海道・小樽まで海の旅を楽しむことができる新日本海フェリーについてご紹介しました。新潟・小樽間を運行している「らべんだあ」と「あざれあ」の2種類の船舶。移動手段としてだけはなく、旅を楽しむための施設がたくさんある船だということがわかりました。
ゆっくりと時間を過ごせるカフェや美味しい食事を楽しむことができるレストラン。特別な日のランチやディナーを彩ってくれるグリルに開放感あふれる大浴場など、その設備は多彩。日頃の喧騒から離れてゆっくりとした時間を過ごすことができます。
また子供連れのファミリーに嬉しいチルドレンルームや開放感を味わうことができるオープンデッキなど遊び心のある施設もいっぱい。新潟から北海道までの長い船旅でも気分転換にリフレッシュすることが可能です。
新潟ー小樽間を移動しながらも旅行気分を盛り上げてくれる新日本海フェリーの船舶。乗船料金や運行期間などをしっかりと確認して、条件に合う時にはぜひ利用してみてください。いつもとは一味違う旅を楽しめます。