蘇州(中国)の観光スポットランキング!世界遺産やおすすめスポットを紹介
中国・蘇州は東洋のヴェネツィアとも呼ばれている観光地です。この記事では、中国・蘇州の観光スポットを紹介していきます。世界遺産やおすすめスポット、食べ歩きを楽しめる場所や東洋のピサの斜塔を見ることができる場所を紹介したので、ぜひチェックしてください。
中国の蘇州でおすすめの観光スポットを紹介!
中国の蘇州は、「東洋のヴェネツィア」とも呼ばれている都市で、水の都として有名です。この記事では、中国の蘇州でおすすめの観光スポットを紹介します。
蘇州の観光スポットランキングTOP7
ここからは、蘇州の観光スポットランキングTOP7を紹介していきます。
第7位.蘇州最古のランドマーク「北寺塔」
蘇州の観光スポットランキング第7位は、蘇州最古のランドマーク「北寺塔」です。「北寺塔」は正式名称を「報恩寺」というのですが、寺院内の塔・北寺塔が有名なので日本では北寺塔と呼ばれています。
「北寺塔」の歴史はかなり古く、蘇州で建てられた建物の中で一番古い建物となっています。呉の孫権が母の邸宅として建立したのが始まりです。
塔の塔身は瓦造りとなっていて、1~6層までは南宋時代に建てられたもので、7層から上は明代に作られたと言われています。塔には登ることができ、市内を一望できます。ぜひ、「北寺塔」に登ってみてください。
住所 | 蘇州市人民路652号 |
電話番号 | 021-6753-1197 |
営業時間・定休日 | 7:30〜17:00 年中無休 |
料金 | 25元 |
アクセス | 蘇州駅からタクシーで5分 |
公式URL | なし |
第6位.除夜の鐘が有名「寒山寺」
蘇州の観光スポットランキング第6位は、除夜の鐘が有名な「寒山寺」です。「寒山寺」は蘇州の市中心部から西へ20分ほど車を走らせたところにあります。「寒山寺」は、かつては中国の十大名寺の一つとなっていました。
「寒山寺」は、502~519年に創建されたと言われている寺院で、唐代の詩人だった張継が詠んだ 「楓橋夜泊」 という詩によって有名になりました。現在の建物は、清の時代に再建されたものとなっています。
「寒山寺」は日本人観光客が多い観光スポットで、境内には張継の詩碑・大殿・鐘楼・蔵経楼があります。入場料と別料金にはなりますが除夜の鐘を鳴らすこともできます。
住所 | 蘇州市楓橋路24号 |
電話番号 | (0512)6552 5161 |
営業時間・定休日 | 8:00〜16:30 |
料金 | 20元 |
アクセス | 蘇州地下鉄1号線 「西環路」駅3号出口を出て 徒歩約20分 |
公式URL |
第5位.雑貨巡りや食べ歩きにおすすめ!「山塘街」
蘇州の観光スポットランキング第5位は、雑貨巡りや食べ歩きにおすすめの「山塘街(さんとうがい)」です。山塘街は運河に沿って古き良き蘇州の風情を再現している観光スポットで、石畳の両側には赤いランタンを掲げたお店が並んでいます。
山塘街では、肉まんやおでんなどを色々と食べ歩きすることができます。夕暮れ時に暗くなっていく山塘街を食べ歩きしながら歩くのはとても楽しいのでおすすめです。また、山塘街の運河は遊覧船があり55元で乗ることができます。
運河には遊覧船以外にも小舟に乗っている人がいます。さらに、運河沿いで楽器を演奏している人などもいて、とても楽しめます。運河沿いは夜になるとライトアップされて、とても素敵なのでぜひ夜まで楽しんでみてください。
住所 | 姑蘇区山塘街 |
電話番号 | 67236980 |
営業時間・定休日 | 8:30~17:00 |
料金 | 山塘街・商会博物館は無料 |
アクセス | 軌道交通2号線「山塘街」 遊覧船は8:00〜21:00の間、 15~30分に1便 所要約30分で料金は55元 |
公式URL |
第4位.蘇州の庭園で2番目に広い「留園」
蘇州の観光スポットランキング第4位は、蘇州の庭園で2番目に広い「留園」です。留園は中国の四つの名園の一つで、紀元1593年(明代万歴二十一年)に作られました。太僕寺の少卿の徐秦時の庭園で、その時は東園と呼ばれていました。
留園は蘇州第2の規模を誇る庭園で、楼閣が建つ東園・自然の風景をとりいれた西園・池が中心の中園・田園風景を再現した北園を楽しむことができます。
特に「太湖石」には太湖から引き上げられたという穴がたくさん空いた奇石があり、江南一の名石といわれています。中国三大太湖石の一つのに数えられている奇石を、ぜひ見てみてください。
住所 | 姑蘇区留園路338号 |
電話番号 | 65337903 |
営業時間・定休日 | 3月21日~10月31日: 7:30~17:30 7:30~17:00 |
料金 | 6月・11~3月:45元 |
アクセス | 軌道交通2号線「石路」 游1、317、933路バス「留園」 蘇州駅からタクシーで10分 |
公式URL |
第3位.蘇州古典園林で最大の広さ「拙政園」
蘇州の観光スポットランキング第3位は、蘇州古典園林で最大の広さを持つ「拙政園」です。「拙政園」は蘇州四大庭園の一つで、1521年ごろに高官・王献臣が失脚したのちに大宏寺に造られました。
拙政園という名前は、晋時代の詩人・潘岳の作品「閑居賦」の一説にある「拙者之為政」に由来しています。これは「愚か者が政治をつかさどる」という意味です。
拙政園は水辺・建物・自然を楽しめる場所です。面積の70%を大小の池や堀が占める拙政園の観光をぜひ楽しんでください。
住所 | 姑蘇区東北街178号 |
電話番号 | 67537002 |
営業時間・定休日 | 3月1日~11月15日: 7:30~17:30 11月16日~2月末日: 7:30~17:00 |
料金 | 6月・11~3月:70元 ※要パスポート提示 |
アクセス | 地下鉄4号線「北寺塔」 游1、游2、游5、202路バス 「蘇州博物館(拙政園/獅子林)」 |
公式URL |
第2位.ノスタルジックな雰囲気漂う「平江路」
蘇州の観光スポットランキング第2位は、ノスタルジックな雰囲気漂う「平江路」です。
「平江路」は、石畳の道に沿って運河が続く場所です。南北1.6キロメートルにわたる地区で、南宋時代の絵図にも描かれています。
13世紀には、現在の「平江路」と同じような風景だったと言われています。美味しい食べ物屋さん・おしゃれなカフェ・雑貨屋さんがあるので、ぜひ「平江路」の観光を楽しんでください。
住所 | 蘇州市平江路 |
電話番号 | なし |
営業時間・定休日 | 24時間 |
料金 | 無料 |
アクセス | 蘇州地下鉄1号線「相門」駅 3号出口を出て右手の 干将東路を右に3分 |
公式URL | なし |
第1位.東洋のピサの斜塔がある「虎丘」
蘇州の観光スポットランキング第1位は、東洋のピサの斜塔がある「虎丘」です。
虎丘は、春秋時代の呉の王「闔閭」が葬られた小高い丘で、闔閭の子・夫差が闔閭を虎丘に埋葬しました。葬儀の3日後に、墓の上に白虎がうずくまっていたという伝説があり、虎丘という名前になりました。
虎丘には高さは47.7メートルの仏塔・雲岩寺塔があり、明代以降は地盤沈下によって傾き始めていて現在では3度59分傾いています。塔内には鮮やかな絵が描かれているので、ぜひチェックしてみてください。
住所 | 江蘇省蘇州市虎丘門内8号 |
電話番号 | 65323488 |
営業時間・定休日 |
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料金 |
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アクセス | 游1、游2バス「虎丘首末」 |
公式URL |
蘇州は世界遺産がたくさん!
蘇州には世界遺産がたくさんあります。ここまでも、蘇州の世界遺産になっている観光スポットについて紹介してきましたが、平江路歴史地区の大運河も世界遺産となっています。
運河の上に浮かぶ小舟も平江路ならではの風景なので、蘇州を観光する際はこちらもぜひチェックしてみてください。
蘇州観光におすすめのグルメ
蘇州観光する際におすすめのグルメですが、蘇州料理グルメといえば松鼠桂魚(そんそけつぎょ)です。
松鼠桂魚とは、丸揚げした淡水ハタに甘酢あんかけを絡めて食べるもので、蘇州の代表的な料理です。ぜひ、蘇州で松鼠桂魚を食べてみてください。
蘇州への行き方
日本から蘇州への行き方は、まず上海に行くことになります。上海についたのであれば、そこから蘇州までは高速鉄道・直通バス・日帰りツアーなどの行き方があります。
高速鉄道と直通バスは両方とも3時間弱かかります。料金は高速鉄道が700円ほど、直通バスが1300円ほどとなっていて高速鉄道の方が安いです。
旅費を安く抑えたいという方には、高速鉄道を使用することをおすすめします。
蘇州の観光を楽しもう!
中国・蘇州の観光スポットを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。ぜひ、蘇州の観光を楽しんでください。