お菓子横丁(小江戸・川越)でおすすめの駄菓子屋や食べ歩きグルメを紹介
お菓子横丁は埼玉県川越市にある昔ながらの菓子屋が軒を連ねるスポット。キラキラ光るガラス入り石畳や蔵造の街並みが印象的で、まるで江戸時代にタイムスリップした気分で楽しめる場所です。そんなお菓子横丁でおすすめの駄菓子屋と、食べ歩きしたいグルメを紹介していきます。
目次
小江戸川越のお菓子横丁について紹介!
川越にある人気スポットであるお菓子横丁について、見どころや魅力をたっぷりと紹介していきます。昔ながらのレトロな雰囲気は幼い頃の記憶を蘇らせ、大人も子供の気分で楽しめる素敵な場所です。事前にどんなお店や駄菓子が用意されているのかをチェックしてみましょう。
お菓子横丁ってどんなところ?
お菓子横丁は江戸時代を彷彿とさせる小江戸川越に存在する、老舗菓子屋が集結したスポットです。小江戸風景が印象的な場所ですが、お菓子横丁が誕生したのは明治初期の頃だそうです。
昭和時代には菓子屋が70店舗以上ありましたが現在はだいぶ少なくなり、約20店舗ほど軒を連ねています。当時は江戸っ子が好む気取ったお菓子ではなく、素朴なお菓子を中心に扱っている点が特徴です。人情味溢れるお菓子横丁は、喧騒から離れてホッとできる場所です。
お菓子横丁でおすすめの駄菓子屋さん
まずは、お菓子横丁にある駄菓子屋さんのなかでも、必ず立ち寄りたいおすすめのお店を3店舗紹介していきます。どのお店も歴史が深く、長い間地元の方や訪れた人々に幸せを与えてきた名店です。お菓子横丁を楽しむうえで欠かせないお店を言っても過言ではありません。
懐かしい駄菓子が並ぶ「松本製菓」
お菓子横丁の一番奥に位置する「松本製菓」は、創業当時から変わらない手作りお菓子を販売する駄菓子屋さんです。店内や店先には様々な種類のお菓子が並んでいますが、すべて機械などを使用せず手作りで作られています。
べっ甲飴・ニッキ飴・はっか飴・ふ菓子など、懐かしさを感じる素朴なお菓子が購入できます。なかでも特に有名な商品が「むぎ棒」と「ふ菓子」です。
「むぎ棒」は麦と水飴のみを使ったとてもシンプルな駄菓子となっています。気取らず飾り気のないお菓子を展開するというお菓子横丁のコンセプトに相応しい一品です。「ふ菓子」は長さのあるロングなビジュアルば印象的で、珍しい焼き芋味が購入できます。
住所 | 埼玉県越谷市元町2-11-4 |
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電話番号 | 049-222-2337 |
営業時間・定休日 | 10:00~16:00 不定休 |
平均予算 | ランチ:1,000円 ディナー:1,000円 |
アクセス | 本川越駅から徒歩約15分 |
公式URL |
元祖長い麩菓子を売っている「松陸製菓」
お菓子横丁のなかでも特に知名度の高い「松陸製菓」は、江戸時代から歴史を重ねる老舗菓子店です。無添加と手作りにこだわりを持っており、お店で販売している10種類以上のお菓子を職人の手で手作りしています。
芋を使ったお菓子や華やかな絵柄の細工飴など、魅力的なお菓子がいくつもあります。なかでも一番おすすめの駄菓子は、お店の看板商品である「元祖日本一なが~いふ菓子」です。
長さは95cmと80cmがあり、フレーバーはシンプルな黒糖味です。贈り物に良い箔入りバージョンなども販売されています。
住所 | 埼玉県川越市元町2-11-6 |
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電話番号 | 049-222-1577 |
営業時間・定休日 | 9:00~19:00 月曜日 |
平均予算 | ランチ:1,000円 |
アクセス | 本川越駅から徒歩約15分 |
公式URL |
量り売りもしている「江戸屋」
「江戸屋」は昔ながらの駄菓子屋らしい、飴の量り売りをしている人気のお店です。店内には色とりどりの昔懐かし駄菓子が並んでいます。その数約300種類もあり、優柔不断ではない方でも商品選びに迷ってしまうほどです。
一番人気は名物である量り売り飴です。可愛い色使いのカラフルな飴や金平糖を自分の好きな分だけ選び、量りにかけて重さ分を支払います。他にも懐かしい駄菓子がたくさんあるため、子供はもちろん大人からも評判のお店です。
住所 | 埼玉県川越市元町2-7-1 |
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電話番号 | 049-223-0602 |
営業時間・定休日 | 9:30~18:00 無休 |
平均予算 | ランチ:1,000円 |
アクセス | 本川越駅から徒歩約15分 |
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お菓子横丁でおすすめの食べ歩きグルメ
お菓子横丁はお土産用の駄菓子はもちろん、その場で食べられる食べ歩きグルメも豊富です。店先で作り出来立てのグルメを手渡してくれるお店が多いため、お団子やたいやきなどの美味しいグルメを食べながら散策してみましょう。
川越ベーカリー楽楽の「お味噌のパン」
駄菓子がメインのお菓子横丁ですが、なかにはオリジナルパンを販売するお店もあります。その人気店が川越ベーカリー楽楽で、数あるパンのなかでもおすすめは「お味噌のパン」です。
パン生地に秩父味噌を練りこんだ味噌風味の和風パンです。北海道産のこだわり小麦粉に餅粉をブレンドしていることもあり、もっちりとふわふわの食感を楽しむことができます。また、表面には味噌風味のクッキー生地を重ねているため、外側はサクッとしています。
住所 | 埼玉県川越市元町2-10-13 |
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電話番号 | 049-257-7200 |
営業時間・定休日 | 7:30~17:30 月曜日 |
平均予算 | ランチ:1,000円 |
アクセス | 本川越駅から徒歩約15分 |
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かわしま屋の「たい焼き」
かわしま屋はお菓子横丁で唯一のたいやき屋さんです。かわしま屋の「たい焼き」は、生地が分厚くしっとりとした食感で食べ応えがあります。表面はカリッ中はしっとりの、2つの食感を楽しめる一品です。
なかの餡は定番のつぶあん・くりーむ・チョコレートの他に、芋あん・ゴマあん・チーズなどがあります。お土産としてはもちろん、店先などで手軽に食べられることから「たい焼き」は人気の食べ歩きグルメです。
住所 | 埼玉県川越市元町2-7-6 |
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電話番号 | 049-224-1636 |
営業時間・定休日 | 10:00~17:00 月曜日 |
平均予算 | ランチ:1,000円 |
アクセス | 本川越駅から徒歩約15分 |
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稲葉屋本舗の「紫芋まんじゅう」
「稲葉屋本舗」は昭和13年に誕生したアットホームな雰囲気の老舗菓子屋です。駄菓子や和菓子など幅広いジャンルの商品を扱っていますが、食べ歩きにおすすめのグルメはお饅頭です。
自家製の「紫芋まんじゅう」は紫芋をふんだんに使用した、ほっこりとする一品に仕上がっています。白い薄皮の生地のなかに色鮮やかな紫芋餡がたっぷりと詰まっており、優しい味わいです。
住所 | 埼玉県川越市元町2-7-6 |
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電話番号 | 049-222-2513 |
営業時間・定休日 | 9:00~19:00 不定休 |
平均予算 | ランチ:1,000円 |
アクセス | 本川越駅から徒歩約15分 |
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雷神堂の「大判煎餅」
関東地方をメインに店舗を展開している雷神堂は、美味しいおせんべいが食べられるお店です。店先で店主が網の上でおせんべいを焼いているため、焼き立てのおせんべいを食べ歩きできます。
いろんな種類のおせんべいがありますが、人気の商品は名物の「大判煎餅」です。その名の通りおせんべいのサイズが大判になっており、とても食べ応えがあります。醤油・納豆・黒胡椒・チーズなど、味のラインナップも豊富です。
住所 | 埼玉県川越市元町2-7-6 |
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電話番号 | 049-226-6910 |
営業時間・定休日 | 9:00~19:00 月曜日 |
平均予算 | ランチ:1,000円 |
アクセス | 本川越駅から徒歩約15分 |
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都屋の「焼きだんご」
お菓子横丁の団子屋都屋で販売されている「焼きだんご」も人気の食べ歩きグルメです。1本50円という安さで、手軽に美味しいお団子を食べることができます。味付けはシンプルな醤油味ですが、焼いているため香ばしさもプラスされています。
みたらし団子のような甘いタレではないため、サラッと食べられる一品です。噛み応えのある団子を使用しているため、小ぶりながら食べ応えがあります。お菓子横丁には複数の団子屋があり、食べ比べてみるのもおすすめです。
住所 | 埼玉県川越市元町2-3-16 |
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電話番号 | 049-222-1988 |
営業時間・定休日 | 10:00~17:00 月曜日 |
平均予算 | ランチ:1,000円 |
アクセス | 本川越駅から徒歩約15分 |
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和楽花音の「たこせん」
和楽花音は蕎麦やうどんなどの食事メニューや甘味系を販売しているお店です。食べ歩きグルメとして販売している「たこせん」は、土曜・日曜・祝日のみ販売されています。えびせんでたこ焼きをサンドしたユーモア溢れる食べ歩きグルメです。
店先で焼いた焼き立てのたこ焼きをサンドするため、熱々で美味しい一品です。お好みでソースやマヨネーズをかけることもできます。
住所 | 埼玉県川越市元町2-9-19 |
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電話番号 | 049-225-5952 |
営業時間・定休日 | 10:00~17:00 月曜日 |
平均予算 | ランチ:1,000円 |
アクセス | 本川越駅から徒歩約15分 |
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たんぽぽの「お好み焼き」
お菓子横丁にあるたんぽぽでは、お好み焼きをテイクアウトできます。食べ歩きしやすいようにお好み焼きを半分に折り畳み、専用の紙で包んでくれます。クレープのように薄い生地の上に、エビ・イカ・紅ショウガ・麺などを乗せて半分に折り畳まれています。
具材などはとてもシンプルですが、ソースとマヨネーズの味も相まって、お腹の空いたお腹にガツンと響いてくれる一品です。
住所 | 埼玉県川越市元町2-7-1 |
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電話番号 | 049-222-6655 |
営業時間・定休日 | 11:00~16:00 水曜日 |
平均予算 | ランチ:1,000円 |
アクセス | 本川越駅から徒歩約15分 |
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浜ちゃんの「芋スティック」
お菓子横丁の入り口付近に位置する浜ちゃんは、焼きそば・味噌おでん・いもスティックの3メニューで勝負するお店です。食べ歩きグルメにおすすめの一品は「いもスティック」です。
さつまいもを細長いスティック状にカットし、カリッと焼き上げています。さつまいもは川越で採れた紅あかと小芋を使用しており、味付けはシンプルに塩のみです。そのため、さついまいもの甘味が際立っています。
住所 | 埼玉県川越市元町2-10-9 |
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電話番号 | 049-2222-4950 |
営業時間・定休日 | 10:30~17:00 月曜日 |
平均予算 | ランチ:1,000円 |
アクセス | 本川越駅から徒歩約15分 |
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お菓子横丁でおすすめのランチ
お菓子横丁のおすすめ駄菓子屋と食べ歩きグルメをチェックしたところで、次にお菓子横丁付近でおすすめのランチ店を見ていきましょう。お菓子屋横丁には食べ歩きグルメがありますが、おやつ程度のものが多いです。
しっかりとお腹を満たしたい方は周辺の飲食店を利用してみましょう。
国産うなぎが味わえる「WASHOKU大穀」
新川岸駅から徒歩で5分ほどの場所にある「Washoku大穀」は、お寿司や蕎麦などの和食料理全般を扱っています。特に人気の高いうなぎ料理は、注文を受けてからうなぎをさばき始めるため新鮮で美味しいと評判です。
貴重な国産うなぎを使ったうな重やひつまぶしなど、贅沢なランチを楽しみたいときにおすすめのお店です。
住所 | 埼玉県川越市砂新田東裏103 |
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電話番号 | 049-244-8895 |
営業時間・定休日 | 11:00~21:00 無休 |
平均予算 | ランチ:2,000円 ディナー:3,000円 |
アクセス | 新川岸駅から徒歩約5分 |
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蕎麦や甘味が味わえる「クマ甚」
「クマ甚」はお菓子横丁から徒歩2分ほどで行ける距離にあります。お蕎麦と甘味をメインに扱うお店で、落ち着いた雰囲気のなか食事をしたい方におすすめです。全国各地から取り寄せたこだわりの食材を使ったお蕎麦は格別です。
あんみつ・最中アイス・ぜんざい・わらび餅など、和スイーツが勢揃いしています。クマの形をした可愛い最中はインスタ映えする人気の一品です。
住所 | 埼玉県川越市元町2-9-24 |
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電話番号 | 049-224-5055 |
営業時間・定休日 | 11:00~21:00 水曜日 |
平均予算 | ランチ:2,000円 ディナー:3,000円 |
アクセス | 本川越駅から徒歩約15分 |
公式URL |
お菓子横丁へのアクセス方法
最寄りの駅は西武新宿線の本川越駅で、お菓子横丁までは約15分の距離です。東武東上線とJR川越線が通っている川越駅からもアクセスできますが、徒歩では30分近くかかってしまうため、タクシーでの移動をおすすめします。
お菓子横丁の近くにはバス停もあるためバスでのアクセスもしやすいのでおすすめです。駅から小江戸巡回バスに乗り、菓子屋横丁バス停で下車しましょう。バス停からは歩いて1分ほどで到着するため、一番楽に移動できます。
お菓子横丁で駄菓子や食べ歩きを満喫しよう!
お菓子横丁のおすすめ駄菓子屋と食べ歩きグルメをたっぷりと紹介してきました。小江戸が楽しめる数少ないスポットのため、川越を訪れる際はぜひ立ち寄っていてください。人情味溢れる懐かしの街並みを雰囲気が味わえます。