タヒチのおすすめ観光スポット！治安や物価についても紹介

観光や新婚旅行でも人気の高いタヒチ。自然あふれる南国の楽園です。リゾート地として世界的に有名なタヒチには、おすすめの観光地がたくさんあります。タヒチを訪れたらぜひ行ってほしいおすすめの観光地を厳選してご紹介します。タヒチ観光の参考にしてみてください。

旅行で訪れる際、気になるのは治安です。世界的に治安の悪化が懸念されていますが、他人の治安はどうなっているのでしょうか。

タヒチとは、フランス領ポリネシアに属するタヒチ島のことで、世界中から観光客が押し寄せるリゾート地です。凶悪犯罪などはめったに起きません。世界的に見て、治安は良いと言えるでしょう。

しかし、人気の観光地は、スリや置き引きなどの軽犯罪が置きやすい場所ではあります。比較的治安が良いタヒチとはいえ、気の緩みは大敵です。最低限の注意は怠らないようにしましょう。深夜の一人歩きなども控えたほうが良いでしょう。

観光地にはありがちなことですが、他人の物価は割高です。レストランなら、朝食でも2000～3000円くらいはかかります。日本に比べると5割くらいは高いと思っておく必要があります。

ちなみに、タヒチの通過は「フレンチ・パシフィック・フラン」で、XPFまたはCFPと表記されます。2020年1月のレートは、1XPF＝1.01JPYくらいです。両替はタヒチでもできますが、レートはかなり悪くなるので、日本から観光に行く場合は、日本国内で両替して行くことをおすすめします。

美波太平洋に浮かぶ島、タヒチ島。日本からタヒチへ行くには、週に2回運航しているエアタヒチヌイか、日本航空（JAL）の直行便のを利用するか、オークランド乗り継ぎのニュージーランド航空を利用します。

所要時間は、往路と復路とでも変わってきますが、エアタヒチヌイの直行便で11時間ほど、オークランド経由のニュージーランド航空では、トランジットも含め、17時間ほどかかります。

料金は、直行便も乗り継ぎ便もそれほど変わりがないので、所要時間と体への負担を考えると直行便が便利ですが、直行便は毎日運航しているわけではないので注意が必要です。

ポリネシア諸島随一の大きさを誇るタヒチ島。たくさんの観光客で賑わうタヒチは、人気の観光スポットが目白押しです。たくさんある観光スポットの中から、タヒチに行ったら見過ごせない、おすすめの観光地を厳選して7か所ご紹介します。

太平洋で最も美しい場所の一つで、「太平洋の真珠」と呼ばれるボラボラ島。島の周囲をくるりと岩礁に囲まれ、透き通った、奇跡のように美しい海が迫ります。観光客の多くはハネムーンですが、スキューバダイビングの人気スポットでもあります。

水上バンガローがあるホテルや、遠浅で澄みきった海、真っ白い砂浜がハネムーンナーに人気のボラボラ島は、タヒチ島からは約260km離れた北西にあります。愛しい人と語らいながら、ひたすらのんびりゆっくり過ごしたい人にぴったりの、ロマンティックな場所です。

アクティブに過ごしたいアウトドア派には、マリンスポーツなどのアクティビティも豊富で、サメの餌付けができるシャーク・フィーディングは、ボラボラ島ならではの楽しみです。

島をぐるりと囲む砂浜と、島の中央にそびえる小高い山々。自然が満喫できるのが、モーレア島の魅力です。ボラボラ島に負けず劣らず、ハネムーンで人気ですが、水上バンガローのすぐ下に美しいサンゴ礁が広がっている場所もあり、小さな子ども連れの家族旅行でも、安心して海のアクティビティが楽しめます。

イルカと一緒に泳げるプログラムや、4WDを駆って絶景スポットを巡るドライブコースも人気です。よりアクティブに南国リゾートを楽しみたい人にぴったりの観光地になっています。

モーレア島は、タヒチ島からも近いので現地の人も多く、地元の人たちの生活を身近に感じられることも魅力の一つです。

周辺の島々を巡るのも、タヒチ観光の楽しみの一つですが、タヒチ島本当も、見どころが満載です。その中のでも人気なのが、トレッキングが楽しめるヴァイパヒの滝です。

ヴァイパヒの滝は、タヒチ本島の南側にあり、タヒチ観光の拠点、首都パペーテからで車で1時間ほど。2007年にオープンした自然公園「ヴァイハピ公園」の中にあります。

トレッキングとはいえ、ほとんど起伏のないなだらかな道がほとんどなので、体力に自信がない人でも美しい自然を満喫できます。

グレートバリアリーフを発見し、「オーストラリア開国の父」として知られる、イギリスの海軍士官であり、冒険家でもあった「キャプテン・クック」が建立した天文観測所跡が「ポイントビーナス」です。

金星の軌跡を観察するために建てられた白い天文所が、真っ青な空に向かって佇む姿は優美そのもの。自然に囲まれたタヒチで、人類の科学の歴史に触れる瞬間です。

「ポイントビーナス」は、フランス語では「ポワントヴェニュス」。タヒチ本島の東側海岸のポイントビーナス半島にあります。

地元の人々の生の暮らしを感じられるマルシェ（市場）も、観光には欠かせないポイントです。タヒチ島最大の都市、パペーテにあるマルシェは、毎日多くの地元の買い物客、観光客で賑わう活気あふれる市営市場です。

衛生的で整然とした市場内には、現地のみずみずしい食材が所狭しと並んでいます。南の島のマルシェというと、雑然として猥雑な雰囲気を思い浮かべるかもしれませんが、タヒチ島のパペーテ市営マルシェは、いい意味で予想を裏切ります。

現地ならでは珍しい食べ物や、新鮮な食材、タヒチならではの雑貨、お土産を探すなら、パペーテ市場がおすすめです。

タヒチはフォトスポットだらけといってもいいほど、インスタ映えする絶景ポイントがあちらこちらにありますが、とくにおすすめなのが、タヒチ島にある「パペーテの大聖堂」こと、ノートルダム大聖堂です。

ノートルダム大聖堂といえば、フランスが有名ですが、タヒチはフランス領であるため、ここタヒチ島にも、ローマカトリックの大聖堂が19世紀に建てられました。タヒチの大聖堂は、親しみやすい雰囲気でこぢんまりとした可愛らしい教会です。

窓に嵌った素朴なステンドグラスが、南国の日の光を浴びて、美しく輝いています。

古のころより聖なる島「ハバイキ」と呼ばれ、神聖なる土地として地元民に崇められているライアテア島。タヒチの歴史と昔から変わらぬ自然の風景を色濃く残す、野性味あふれる島です。タハア島へ渡る際の経由地として利用されることが多いですが、ライアテア島は、ほかの島にはない魅力がいっぱいのおすすめの島です。

ライアテア島では、タヒチでは珍しいジャングルクルーズを始め、乗馬などを楽しむことができます。また、ポリネシア人が最初住みついたと言われる島だけあって、タヒチの歴史を語る上では避けては通れない島になっています。

タヒチは、世界的に有名なバニラの生産地。香り高いタヒチのバニラは、お土産人気ナンバーワンです。とくにお菓子作りや趣味の女性には喜ばれること請け合いです。また、タヒチを愛した画家ゴーギャンの絵をモチーフにしたお土産や、ゴーギャンの絵をパッケージにあしらったお菓子やコーヒーなども気軽なお土産に人気です。

一生に一度は行ってみたいと、多くの人が望むほど美しいタヒチ。目を奪われるほど美しい風景の数々に、新婚旅行で訪れる人が多いというのもうなづけます。おすすめの見どころは、数え上げたらきりがないくらいたくさんありますが、ここだけは必見の超おすすめスポットを厳選してご紹介しました。

ぜひ、タヒチ観光の参考にしてみてください。