対馬の観光おすすめスポット！絶景･パワースポットやアクセス方法も

対馬（つしま）は、平地が少なく島土の約89％が山地で、各地に原生林があります。なかなかここでしか見られないおすすめスポットがたくさんありますので、紹介していきましょう。

この記事では、対馬で定番のおすすめスポットを紹介します。対馬を代表する有名な場所です。

対馬には、ツシマヤマネコがいます。対馬野生生物保護センターは、ツシマヤマネコなどの絶滅のおそれのある野生生物の保護や研究をしている施設です。生体や現状を説明し、理解や関心を深めてもらうための普及活動も行っています。

石屋根倉庫とは、対馬で産出される板状の石で屋根を作った高床式の建物のことです。主に小屋として倉庫の役割を担っております。板石を使って屋根を作る習俗がいつ頃から始まったのかは、あきらかではありませんが、瓦より堅固な石材が容易に得られる地方では、古くからあったのでしょう。

対馬の中央に広がる浅茅湾（あそうわん）は、全域が壱岐対馬国定公園に指定されています。外海よりも風や波の影響を受けにくいため、シーカヤックにもぴったりな場所です

複雑な入り江と無数の島々が織りなす典型的なリアス式海岸があります。たくさんの山が不規則に並び、海とのコントラストがきれいです。渡海船で観光してみましょう。

韓国まで近い位置ある対馬ですが、韓国の古代建築様式を取り入れた展望台からは、天候が良ければ韓国釜山市の街並みや美しい夜景も見ることができます。

この展望所は、地理的にも歴史的にも深い関係にある韓国の古代建築様式を取り入れました。展望所から見る釜山の夜景も魅力的に美しく、観光スポットとして人気があります。

こちらでは、対馬おすすめの歴史と関わっているスポットに注目して紹介します。

万松院（ばんしょういん）は、歴代の藩主の立派な墓が並び、日本三大墓地のひとつとして有名です。元和元年に宗家20代義成が父義智の冥福を祈って創建した寺で、以降は、菩提寺となりました。数度の火災により焼失したため今の本堂は明治12年に建造されたものです。

石段を上った場所に宗家一族の墓所である御霊屋があり、巨大な墓がずらりと立ち並び、日本3大墓地の1つです。墓所には樹齢1200年の万松院の大スギが3本あり、杉では対馬一の樹齢を誇っているもので国指定史跡です。 

鎖国時代も朝鮮半島との交流があった対馬藩の船着場です。久田川の河口には、入江がある、内部に四つの突堤と五つの船渠が作られました。「お船江」や「お船屋」と称しています。現在は5つのうち1つは埋め立てられています。

満潮の期間になると、木造の大船が出入できる程の広さや深さになって、干潮時には干上がります。江戸時代に海に面した各藩は、その藩船を格納する船屋がありましたが、現在これほど原形である場所は全国に無いでしょう。県指定史跡に指定です。  

享禄元年に、宗将盛によって築かれた城です。発掘・整備された「旧金石城庭園」などがあり、庭園は国指定名勝となっています。 享禄元年の内乱で「池の屋形」は炎上消失しました。

国分寺の東側に新しい屋形を築きました。それが「金石屋形」です。運動公園の地に残る城壁、城門の跡、庭園の池などの現在あるものは、平成2年に再建されたものです。 

こちらでは、対馬おすすめの観光スポットの中でも神社に関わっているパワースポットに注目して紹介します。 

海の女神・豊玉姫を祭る古社で、古くから竜宮伝説が残っています。本殿正面の5つの鳥居のうちの2つについては、海中に建ち、潮の干潮によってその様相を変えます。彦火火出見尊と豊玉姫命をまつっています。本殿の裏手は長崎県指定天然記念物で、広大な原生林です。海岸に聳える海鳥居の奥、海底には龍宮の門があるという伝説もあります。 

 海神神社は、神功皇后の旗八流を納めた地として八幡から対馬本宮とし、明治4年には海神神社と改称されました。周辺の木坂山（伊豆山）は原生林で「野鳥の森」となっています。また本殿前を通る「木坂野鳥の森」の遊歩道があり、野鳥を見ながら散策ができます。 

八幡宮神社は、天武天皇の命により清水山の麓に社殿を造営して八幡神を祭ってから始まると伝えられていますが、厳かな雰囲気に包まれている神社です。石段を登って行くと鳥居があり、その先に本殿があります。

質素な感じの建物ですが、境内全体がなんとなく厳かな感じがします。今はやりの言葉で言えば、まさにパワースポットでしょう。 

こちらでは、対馬のおすすめ観光スポットの中で絶景に注目して、素敵なビューが見れる人気のある場所を紹介します。 

日本有数のリアス式海岸である浅茅湾を一望することができる観光スポットとして人気のある展望台です。標高176mの位置にあり、浅茅湾の雄大な景観を360度見渡すことができます。浅茅湾では、真珠の養殖やクロマグロをはじめとする魚類の養殖が盛んです。条件が揃えば韓国の陸影を見ることもできます。

上見坂展望台は、厳原と美津島の町境にある展望台です。九州本土や韓国の山々が見えるのも国境の島だからです。入り江と島々のリアス式海岸が眼下に広がります。家族連れでも十分楽しめる場所で、暗い海に漁火がきらめく夏の夜は、ファンタジックで景観が見事です。

三宇田浜は、平成8年に「日本の渚・100選」の認定を受けた対馬でも人気がある海水浴場です。夏には多くの観光客が訪れ、対馬では珍しい、きめ細かい貝殻成分からなる天然の白砂が広がります。

ペンション・温泉施設・キャンプ場などが隣接し、夏を中心に島内外の海水浴客でいっぱいのスポットです。太陽の光を浴びるとエメラルドグリーンとなる海は、南国風で感動します。対馬では珍しい極めの細かい貝殻の天然白砂の浜です。

対馬の南端に位置する豆酘崎は、海蝕による断崖が特長で、対馬海峡と朝鮮海峡を分かつナイフのように突き出した岬になっており、先端部まで遊歩道が整備されています。海と空をつなぐ180度の水平線や古来より海の難所とした潮流、海に浮かぶ灯台など、見る者の心を解放させる光景が広がります。

対馬に行くなら、福岡経由が便利です。飛行機、高速船、フェリーの3つのルートになります。飛行機は、福岡空港または長崎空港から、対馬やまねこ空港へのアクセスです。

ANA全日空では、1日4往復し片道約30分で行くことができます。船を使う場合は、福岡博多港から厳原港または、比田勝港へのアクセスです。高速船なら2時間、フェリーなら5時間くらいかかりますが、夜行便があります。

対馬の見どころやおすすめの観光スポットを紹介しました。有名な場所ではありますが、このようにたくさんの観光ができる場所があるとは、知らなかった方もいるでしょう。ぜひ一度対馬を訪ねてみて下さい。