横浜駅周辺の本屋！種類豊富な品揃えの大型書店や営業時間を紹介

横浜駅はJR東日本、東急電鉄、みなとみらい線、京急線、相鉄線、横浜市営地下鉄のターミナル駅として今も進化し続けている駅です。2020年に新たに開業した、JR横浜駅西口直結の「JR横浜タワー」も話題を呼んでいます。

連日多くのビジネスマンや学生、親子連れが行き交う横浜駅は、知的好奇心を満たしてくれる本屋さんが沢山存在します。今回は横浜駅周辺の本屋を紹介していきましょう。

有隣堂は、横浜駅西口の地下街で50年以上も営業している書店です。2015年に「有隣堂横浜駅西口ジョイナス店」と店名を改めて今に至ります。

横浜西口ジョイナス店では、暮らしの本や最新情報が集まるコーナー、文庫や新書･専門書籍を中心にしたコーナー、豊かな感性を育む絵本を始めとするDo!Kidsのコーナーとに分けられ、各々が本との対話を楽しめる空間作りがなされています。

少しの時間だけと立ち寄ったつもりが、ついつい長居してしまう、そんな空間と居心地の良さが「有隣堂横浜西口ジョイナス店」にはあります。

長らくダイアモンド店の名称で親しまれて来た有隣堂ですが、2015年12月のリニューアルオープン時に店名を横浜駅西口ジョイナス店に変更しました。

有隣堂横浜駅西口ジョイナス店には、コミックコーナーの隣に、スターウォーズとマーベルコミックのヒーローたちのグッズを販売するコーナーができました。映画が封切りになる度にファンが押しかけてきています。

フェアやイベントを常に開催し、本だけでなく文具や雑貨も充実している有隣堂の店舗が｢ルミネ横浜店」です。

ルミネ横浜店の6階に位置し、広い空間に美しく配置された本や雑貨と過ごせる時間は、まさに至福のひと時になることでしょう。

ママやお子様が楽しめる企画にも定評があります。絵本に精通している目利きが選び抜いた絵本です。手に取ってみれば考え抜いた選択のありがたみを感じられます。

ルミネは横浜駅の東口のスタート地点に当たりますので、ルミネの有隣堂で本を見たら、次にはそごうの紀伊国屋横浜店にはしごをしてみても面白いです。

新宿に本店を構える、言わずと知れた書店の大御所である「紀伊國屋」が、横浜駅東口にある「横浜そごう」の7階にあります。児童書のコーナーからは、窓の外に横浜らしい風景が広がり、海も見えます。

本に夢中になるお子様達の傍らで、大人がしばし時を忘れて海を眺められるように、とのお店側の配慮が窺えます。まさに、隠れたビュースポットなのです。

店内は600坪と広く、雑誌からコミック、文芸書、社会科学、自然科学、医学書まで様々な書籍を取り揃えています。足を踏み入れたら、なかなか帰れないかも知れません。

窓から眺められる横浜港は、時間によってその表情が変わるので、本を手にしてときどき外を眺めてみるという贅沢な時間を過ごすことができます。この景色を見られるだけでも紀伊国屋横浜店に来た甲斐があるというものです。

横浜駅から直結している相鉄ジョイナスの階にあるのが、リブロ横浜ジョイナス店です。横浜駅がリニューアルオープンするとさらに利便性が増します。明るい雰囲気の店内は、スペースはそれほど広くはないですが、書店員が選んだ納得の本が並んでいます。

JR横浜駅の南口改札内にある、便利な本屋と言えば「BOOK EXPRESS横浜南口店」です。立ち読みも気楽に出来るよう、雑誌は立ち読み用が用意されています。

ちょっとした電車の待ち時間などに利用するのに、とても便利な本屋と言えるでしょう。店舗のスペースは広くはないので、どうしても品数には限度があります。

スペースがない分、人気の書籍をワゴンで提供し見つけやすくしたり、品揃えを充実させるなど、お店側の努力が随所に感じられる本屋です。

横浜駅の東口は、西口方面とは異なり海が近くに見えるので開放的な雰囲気に浸れます。やはりヨコハマは港街なのだと実感できる瞬間です。

丸善は明治2年(1869年)に誕生した歴史ある企業です。創業者の早矢仕有的(はやしゆうてき)は、医師として成功を収めた人でもあります。

早矢仕有的は福沢諭吉の教えに心を動かされ、明治の日本において、国益を取り戻すためには事業を起こすことであると決意し、丸善を創業しました。丸善が紹介、提供した当時の人々への文化的貢献は、計り知れないものがあります。

当時の西洋文化･文物の紹介において、書籍に始まり、万年筆、タイプライター、リキュールなどがあります。丸善は、まさに新しい時代にあった物を輸入し、日本人に紹介していったのです。

横浜で創業した丸善は、現在横浜駅周辺の「みなとみらい」の東急スクエア1に店舗を構えています。蔵書数は30万冊ある大型の書店です。300坪のゆったりした店舗なので、訪れたなら、良書に囲まれた良き時間を過ごせることでしょう。

くまざわ書店は、店舗数第3位を誇る書店です。2020年に2月にランドマークプラザ5階から2階へと移動し、より立ち寄りやすくなりました。ビジネス書から児童書、新刊に文具と、店舗はコンパクトながら、各種充実の品揃えを誇ります。

みなとみらい地区は、横浜駅東口から歩いても行けます。現在、新しいビルが次々と建設されていますので、今後新しい本屋が出現してくる可能性も大きいです。

電子書籍が増えてきたとはいえ、本屋へ行って実際に本を手にとって眺めてみると、著者の息づかいが聞こえてきそうです。さらにページを手でめくりながら、時々前の箇所に立ち戻って読み返すことで、理解が深まります。

横浜には幸い良質な書籍を大量に並べている本屋がいくつもあります。このような本屋に足を運ぶことで、知的生活に浸ることができるのです。

明治時代以来、文明開化の中で常に新しい文化を取り入れて発展してきた横浜だけに、本を愛する人達が書店を訪れて新しい発見に胸を躍らせているのです。今日の文化に接するために横浜の本屋へ出かけてみましょう。