アルマトイ観光のおすすめスポット！カザフスタン中心地の魅力を紹介

中東の国・カザフスタンについては、あまり馴染みがない人も多いでしょう。そんなカザフスタンの旧都市・アルマトイは、美しい自然と近代的な建築物が魅力的な観光地であり、カザフスタン旅行に行くなら外せないスポットとなっています。

カザフスタン旅行を検討している人にぜひ知って欲しい、アルマトイの観光名所の見どころやおすすめのスポットについてご紹介します。

アルマトイの観光名所をチェックする前に、まずはアルマトイがどんなところかをご紹介します。アルマトイはカザフスタンの南東部にある都市で、カザフスタンにおける経済・教育・文化の中心的な場所です。

キルギズ共和国と中国の国境沿いに近く、風光明美で美しい街並みが印象的です。また、中央アジア最高水準の世界都市としても知られておりヨーロッパからの観光客も多い場所で、1998年まではカザフスタンの首都でした。

カザフスタン唯一の百万都市で、カザフ国立大学をはじめとする高等教育機関も多い豊な都市です。

まずはカザフスタンのアルマトイ旅行に行くならぜひ足を運びたい定番の観光スポットをチェックしておきましょう。カザフスタンの中でも近代的で美しい街並みのアルマトイは、街中を散策するだけでも十分楽しむことができます。

日本とは大きく違う建築様式やアルマトイの文化に触れて旅の楽しい思い出をたくさん残してください。

カザフスタンのアルマトイで最も有名な観光地として人気があるのが、戦死者のために作られた「28人のパンフィロフ戦士公園」です。アルマトイ市街にあり、足を運びやすく地元の人々にも愛されているスポットです。

第二次世界大戦時にモスクワ防衛に参加して戦死したパンフィロフ将軍とその部下の兵士を称えるために作られた祈念公園であり、アルマトイでは結婚式の当日に新郎しのうが記念碑に花を捧げ記念撮影を行います。

この公園にはパンフィロフ将軍をはじめ12人の戦士のモニュメントが設置されていますので、アルマトイ旅行の記念撮影にぴったりでしょう。

20世紀初頭に建てられた教会である「ゼンコフ正教会」は、ロシア正教会の特徴であるカラフルな外観が印象的で、アルマトイの中でも特に人気がある観光スポットです。教会は５階建で大きく目立つので見つけやすいでしょう。

木造建築で、釘を1本も使われていないにもかかわらず耐震性に優れているところは、日本の木造建築に通じる部分があります。前に紹介した「28人のパンフィロフ戦士公園」の中にある教会なので、ぜひ足を運んでみてください。

写真映えするゼンコフ正教会の写真は、アルマトイ旅行の良い思い出になること間違いなしでしょう。

カザフスタンの伝統的な楽器を見学することができる博物館「カザフ民族楽器博物館」は、1908年に建てられました。歴史的な建造物なので、博物館の外観も見どころの一つと言えるでしょう。

展示されているカザフスタンの伝統的な楽器は、アルマトイの観光客向けレストランなどで実際に演奏を聞くことができるそうです。また、館内のショップではカザフスタンの楽器を使用した伝統音楽を収録したCDも販売されています。

お土産にもおすすめなので、アルマトイ観光のお土産に伝統音楽のCDはいかがでしょうか。

カザフスタンの都市・アルマトイには、見どころ満載のおすすめ観光スポットがたくさんあることをご存知でしょうか。ロシアやモンゴル、中国と接しているカザフスタンの中でもアルマトイは観光向けな場所が多いのが特徴です。

アルマトイの観光地には警備の警察官が常駐していることが多いので、治安は比較的安心できますが、万が一に備えて身分を証明できるパスポートなどは常に携帯して観光することをおすすめします。

アルマトイのおすすめ観光スポット「タムガリ渓谷」があります。このタムガリ渓谷は世界遺産にも登録されており、青銅器時代の岩絵が残っています。アルマトイ市内からは車で約3時間でアクセスすることができます。

岩絵は3500ヘクタールの広大な土地に、5000以上の岩絵があり、1日中見ていても全ての岩絵を見ることができないほどたくさんあります。美しい渓谷は岩絵だけではなく全て見応えがあり、思わずあちこちにカメラを向けてしまうでしょう。

アルマトイのおすすめ観光スポットとして人気なのが、「チャリンキャニオン国立公園」です。アルマトイ市内からは少し離れたところにある国立公園ですが、赤褐色の美しい岩の渓谷が続く場所です。

チャリンキャニオン国立公園へは、レンタカーで行くかツアーに参加する必要があります。ツアーは基本的にロシア語なので、ロシア語の翻訳ができる機器やスマホアプリを用意しておくことをおすすめします。

中央アジア最大規模の博物館が、カザフスタンのアルマトイにある「カザフスタン国立中央博物館」です。美しい青い屋根が印象的な建物で、非常にゴージャスなので外観を見るだけでも楽しむことができるでしょう。

カザフスタンの歴史や文化、自然についてが展示されておりカザフスタンについてを学ぶことができます。博物館内は写真撮影禁止ですので、様々な展示物はしっかりと目に焼き付けておくと良いでしょう。

アルマトイ最大の市場で、地元の人々はもちろん観光客も多く訪れるのが「中央バザール」です。日本ではあまり見かけない食材やスパイスを扱っており、見て回るだけでも十分楽しむことができるでしょう。

ドライフルーツやパンを購入して公園などでお手軽にランチを楽しむのもおすすめです。扱っている物の種類も多いので、中央バザールでお土産に買って帰れそうな物を探してみてはいかがでしょうか。

近代的で色鮮やかな建物が多いアルマトイ市内ですが、街を少し出ると美しい自然を満喫することができます。カザフスタンの豊な自然を堪能できる絶景スポットで、ぜひ旅の思い出を作ってください。

アルマトイは基本的に日本と同じように夏は暑く冬は寒い気候ですので、絶景スポットを目指す場合は、旅行に行く季節に合わせた服装を準備するようにしましょう。

キルギスとの国境近くにある「コルサイ湖」は、標高２０００mの高地にあるアルマトイの絶景スポットです。エメラルドグリーンの美しい湖はまさに絶景で、アルマトイへ観光に行くなら必ず足を運びたいスポットでしょう。

観光客にも人気があり、毎日多くのツアー客で賑わっています。コルサイ湖の周りをトレッキングしながらのんびり観光するのも人気なので、ぜひ美しい景色と高地の澄んだ空気を体いっぱいに感じてみてください。

アルマトイの絶景観光スポットとして多くの観光客が訪れるのが、「アルトゥン・エメリ国立自然公園」です。ここにはカザフスタンの絶滅危惧種に指定されている希少な動植物が生息しています。

見所の一つとなっている「シンギング・ドゥーン（歌う砂丘）」は、強い風が吹くと低い音が鳴る砂丘で、世界的にも珍しい場所です。移動中やトレッキング中に珍しい動植物に遭遇することができる可能性も高いおすすめポイントです。

ただ、個人でアルトゥン・エメリ国立自然公園へ行くのは難しいので、観光ツアーに参加してガイドと一緒に周ることをおすすめします。

アルマトイの市街地からロープウェイに乗って小高い丘に上がったところにあるコクトベは、アルマトイの景色を一望することができる絶景スポットであり、観光客に人気の観光地です。地元市民の憩いの場にもなっており、休日には多くの人が集まります。

レストランや売店はもちろん、遊園地や動物園のような施設もあるので、子供連れで訪れても飽きることなく楽しめるでしょう。遊園地や動物園は別途料金がかかりますのでホームページで価格を確認してから行くことをおすすめします。

海外旅行の時にぜひチェックしたいのが滞在するホテルです。カザフスタンの中でも特に観光地として人気のアルマトイには観光におすすめのホテルがいくつかありますが、その中でもおすすめの3つをご紹介します。

アルマトイはカザフスタンの中でも経済的に裕福な地域なので、日本人観光客でも満足できるキレイな観光ホテルがあります。旅行の場合も安心して宿を探すことができるでしょう。

アルマトイにある5つ星ホテルが「Rixos Almaty Hotel(リクソス・アルマトイ・ホテル)」です。アルマトイ市街の中心部にあり、アクセスしやすいので初めてアルマトイへ行く人におすすめのホテルと言えるでしょう。

5つ星ホテルだけに、館内はWiFi完備・プールやスパもあります。24時間営業のバーやラウンジもありますから、ついつい夜更かししてしまいたくなる海外旅行の夜にもぴったりです。

ショッピングモールが入った建物にあるデザイナーズホテルが「Kazakhstan Hotel(カザフスタンホテル)」です。ホテルの25階にあるバーからはアルマトイの美しい街並みを堪能することができるでしょう。

ホテルの室内はデザイナーズホテルというだけあってお洒落で落ち着ける空間になっています。ホテル内は無料WiFi完備、ビューティーサロンや24時間営業のレストランもあります。

アルマトイで安い宿を探したいバックパッカーにおすすめなのが、「European Backpacker's Hostel(ヨーロピアン・バックパッカーズ・ホステル)」です。高級感のある観光ホテルではなく、より地元感を味わえるホテルになっています。

シャワーやトイレ、キッチンなど必要な設備はしっかり整っていますので「寝れる場所があれば良い」という人には満足でしょう。ただ、知らない人と相部屋になる可能性もありますので注意が必要です。

カザフスタンのアルマトイは近年日本人にも人気になっている観光地ですが、そもそもカザフスタンの場所や行き方をよく知らない人も多いでしょう。ここではアルマイトへのアクセス方法をご紹介します。

日本からアルマトイまでのアクセス方法をチェックして、旅行の計画を立てるときの参考にしてみてください。

アルマトイへ行くには、まず日本からカザフスタンのアルマトイ国際空港へ行く必要があります。2020年3月現在、日本からアルマトイ国際空港への直行便はありませんので、カザフスタン以外の国で飛行機の乗り継ぎをする必要があります。

乗り継ぎが可能なのは、韓国の仁川国際空港や北京首都空港、バンコク・スワンナプーム空港などがあります。経由地にもよりますが、乗り継ぎを経て日本から約12時間〜18時間でアルマトイ国際空港へ行くことができます。

カザフスタンのアルマトイ国際空港は、アルマトイ市内から少し離れた場所にあります。アルマトイ空港からアルマトイ市内までのアクセス方法はタクシーかバスです。

空港をでたらタクシー乗り場がありますので、「Official Taxi」と書かれたカウンターでタクシーを手配しましょう。オフィシャルではない白タクの場合は料金を余分に取られてしまう可能性があるので注意が必要です。

また、バスは空港敷地内に乗り場がありません。ターミナルビルから駐車場出口へ向かい、大通りを200mほど進んだところにバス停がありますのでそこから市内行きのバスに乗りましょう。

アルマトイはカザフスタンの中でも特に観光スポットが多くおすすめの場所です。まだまだ日本では知名度が低く観光に訪れる人も少ないアルマトイですが、美しい自然や街並みを楽しむことができるでしょう。

魅力あふれるアルマトイ観光で、ぜひ一生に一度の旅の思い出を作ってみてください。