桜えびの旬の時期は？静岡･駿河湾名物の桜えびが美味しいお店も紹介

海の宝石と呼ばれている桜えびの美味しく食べれる旬の時期やお店などを紹介します。

世界的にも珍しい生き物といわれているのが、静岡県駿河湾でしか水揚げされない「桜えび」です。深海に生息している4センチほどのえびで、名前の通り桜色（ピンク）をしています。

干した桜えびの色が桜の花に似ているところからと春の旬の時期によく水揚げされるので、名前が付けられたといわれています。一番の特徴は、体長の3倍もある長いヒゲです。

旬の桜えびは美と健康のための栄養の宝庫です。殻ごと食べられるのでカルシウムもたくさん摂れるのと食物繊維が豊富なので知らない内に美しく健康になっています。

カルシウムは体の体調を整える役割があり、積極的に食べたい食品です。

桜えびの旬は春と秋の年2回です。春は3月中旬から6月初旬まで、秋は10月下旬から12月下旬まで静岡県の駿河湾でのみ水揚げされています。

駿河湾の近接にある東京湾や相模灘にも桜えびが生息しているのですが、桜えびの漁業許可を静岡県だけが認められているので駿河湾の桜えびの水揚げが100％です。

海の宝石といわれている桜えびを水揚げしてるのは静岡県の駿河湾だけです。駿河湾で旬の桜えびの水揚げできる主な漁港を紹介します。

日本の静岡県駿河湾でしか水揚げされない貴重な桜えびは大井川、安部川、富士川の清流が駿河湾に流れ込み場所に桜えびは生息しています。普段は水深約300メートルほどの深海に生息していますが、夜だけ餌を食べに水深20～60メートルまで上がってくるところを漁師は夜を狙って漁をしています。

駿河湾にある漁港をみていきましょう。

由比漁港で桜えびの漁が始まったのは、元は由比漁港ではアジ漁が主でしたが、網が深く潜ってしまって偶然にも大量の桜えびが獲れたことに始まったといわれています。現在の桜えび漁は資源保護によって作業方法の制限が設けられています。

漁業方法ですが2隻がペアを組んで水深20～50メートル辺りに引き漁を行い、夜に浮かんでくる特性を活かした群れを追う漁です。おかげで今日美味しい桜えびをいただくことが可能になりました。

今では静岡県外でも生の桜えびを食べることができますが、やはり現地で新鮮な桜えびを由比漁港で食べてみてはいかがでしょうか。

由比漁港に次いで沼津漁港でも桜えびの水揚げが行われています。静岡県でしか獲れない貴重な食材の桜えびは、漁港に併設された食堂で美味しいいただくことが可能です。

由比では釜揚げしらすとコラボした「由比丼」が人気ですが、沼津漁港では生きた活きの良い桜えびを特性のタレに付け込んだ桜えびの沖漬け「沼津丼」が評判で想像以上に桜えびが堪能できるといわれています。

静岡の由比港と焼津の大井川の港でも桜えびの水揚げが行わています。焼津大井川漁港で水揚げしたばかりの新鮮な桜えびが食べれるように2018年に5月10日に漁港直営の食堂がオープンしました。

とこよりも桜えびの漁場が近いとう利点を活かした鮮度が良いしらすと桜えびがコラボした丼が美味しいと人気があります。

桜えびは丸ごと食べられるのでそのまま色々な料理に使うことでき、カルシウムや食物繊維が豊富なのでトッピングとしても食べることが可能です。旬の桜えびの美味しいおすすめの食べ方を紹介します

獲れたて新鮮な桜えびはプリプリっとしていて甘くて美味しいです。刺身で食べるときは桜えびの長いヒゲを取るようにしましょう。

そのまま食べると長いヒゲが喉に刺さったり、口の中でヒゲが残ってしまったりします。生で桜えびを食べる時は長いヒゲを取ることをおすすめです。

そのまま食べても甘くて美味しいですが、定番の醤油を少しだけつけて美味しくいただくけます。

簡単なヒゲを取る方法ですが、ボールに桜えびと水を入れます。割り箸なでグルグルかき混ぜると勝手にヒゲが取れていきます。

割り箸にヒゲが付いてくるので、ヒゲが無くなるまで続けてください。ヒゲが取れたら水気を切ります。簡単にヒゲが取れるので、クセになりそうです。

実際に飲食店でも同じような方法でヒゲを取っているところもあるので、実践してみてください。

桜えびのかき揚げはサクサクとして食感が楽しい食べ物です。桜えびのかき揚げは焦がさないようにカラッと揚げるよにしましょう。

天ぷら粉は冷蔵庫で冷やし冷水でまゼて衣を作ります。温度が高いとグルテンがもったりするので注意し、粘度は薄い衣にするのがポイントです。

桜えびと一緒に薄くスライスしたレンコンを入れると、レンコンがアクセントになって、より一層食感が楽しめます。

出し汁を作り、沸騰させます。ご飯はざるに入れて流水で洗ってぬめりを取って水切りし、桜えびとご飯を入れてさらに沸騰させます。溶き玉子を入れ玉子が固まってきたら溶き、細かく切った青ねぎを加えてできあがりです。

静岡県駿河湾由比で獲れた桜えびを美味しく食べさせてくれるお店を紹介します。

眺めの良い高台からは駿河湾や伊豆半島が見え、由比徳さんの桜えび料理を楽しむことができます。人気は由比の特産物の桜えびのかき揚げや釜揚げが人気です。

駿河湾で獲れた新鮮な魚の刺身定食、桜えびのかき揚げと刺身が一緒に食べれる定食など美味しいと評判のお店で常にお客様で賑わっています。予約なしでも入ることが可能です。

サクサクの桜えびのかき揚げの他、丼やうどんなどの麺類を提供しています。由比漁港にあるので近隣のお客さんや週末には県外からも桜えびを堪能しようとたくさんの方が由比漁港に来られます。

土日は昼間のランチ時には行列ができるほどの繁盛ぶりです。由比漁港の海の幸をぜひ楽しんでください。

駿河湾で獲れた桜えびの料理専門店で、獲れたての桜えびをかき揚げを乗せた手打ち蕎麦は絶品と人気のお店です。注文があってから桜えびを上げ始めるので、衣は薄くサクサク感と桜えびのプリプリ感を一度に楽しむことができます。

桜えびをごはんの中に惜しみなくたくさん入っている「桜えび茶屋定食」は大人気のメニューです。蕎麦の出汁にも桜えびの濃厚な味がにじみ出て、格別の美味しさがあると好評です。

ぜひ自家製の蕎麦と桜えびを堪能してください。

静岡県駿河湾にある由比の郷土料理が食べられるお店で、桜えびを使った料理が楽しめます。鮮度が命の桜えびを贅沢に使った郷土料理は人気です。

由比漁港で水揚げされた桜えびは鮮度を保ち注文が入るとすぐに調理され、提供されます。美味しい桜えび料理の美味しさに終始笑顔で包まれることでしょう。

素朴であたたかみのある玉鉾で駿河湾由比で獲れた桜えびを堪能してください。

静岡県駿河湾で獲れた桜えびを定食にし、リーズナブルに提供しているお店です。サクサクの桜えびおかき揚げがのった蕎麦は人気のメニューになります。

「食堂さくら屋」から「ごはん屋さくら」に移転して改名しました。駅からすぐという利点からかいつも旬の時期には桜えびを求めて、お客様で賑わっています。

桜えびとしらすを一緒に食べる丼は美味しいと好評です。

生のままだと桜えびはすぐに傷んでしまうので、綺麗に割り箸でヒゲを取り除きそのまま冷凍します。冷凍した桜えびを解凍する時は、氷水解凍がおすすめの方法です。

氷水の中に冷凍した桜えびの入ったフリーザーバックをそのまま入れて30分ほど待ちます。必ず氷水で解凍するようにいてください。水の温度を上げてしまうと美味しさが損なわれてしまうので注意が必要です。

マイナス18度がおすすめの冷凍温度になります。

静岡県の駿河湾だけでしか水揚げされない貴重な桜えびには、年に2回も旬があります。春と秋に駿河湾・由比に行けば、プリプリのピンクの桜えびが食べられる、なんて幸せなんでしょうか。

お刺身から釜揚げ、サクサクするかき揚げなど想像するだけで、お腹が空いてきますね。まだこれから旬を迎える桜えびを楽しむために、静岡県の駿河湾にある由比で美味しい桜えびを食べに行きませんか！