【テキサス】ダラスでおすすめの観光スポット12選！ショッピングや食事も！

アメリカの都市、ダラスの名前を一度は聞いたことはあると思います。現在日本企業の本社設置都市として選ばれることも多く、日本人に馴染み深くなってきました。

現在アメリカ国内でもビジネス面で注目され有名なダラス、お仕事関係で行かれる方も多いかもしれません。ここでは、そんなお仕事の合間に訪れていただきたい、ダラスのおすすめ観光スポット、食事、お土産購入場所をご紹介していきます。

  ダラスはアメリカの南部、メキシコと国境を接しているテキサス州の北部の都市です。テキサス州内では、最大都市ヒューストン、州都オースティンに次ぐ第3の都市と言われています。

以前は第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディがパレード中に射殺されたことで有名となってしまい、世界中にアメリカの汚点として、人々の記憶にその都市名が刻まれてしまいました。

ただし、現在はテクノロジーの中心都市として、ビジネス面で大きな発展を遂げている都市です。特にアメリカに進出している日本企業の最大手、自動車メーカーのトヨタが2014年に、北米本社をダラス近郊に移転すると発表し話題になりました。現在は重機で有名なクボタも本社をダラスに置いています。

 ダラスはアメリカ大陸の内陸部に位置するため、夏は暑く、冬は寒く、1年の中で温暖差が激しい都市となります。夏、特に6月から8月にかけては、40度を超える猛暑日が続くため、観光のために訪れるのであれば避けるべきです。

冬は最高気温が15度前後と日本の東京と同じくらいになりますので、おすすめは9月～10月、3月～5月です。この時期であれば最高気温も30度程度になるため過ごしやすくなります。

 ダラスはビジネス都市ということをお伝えしましたが、観光名所もあります。ダラスの観光スポットは、他のアメリカの都市とは異なり、ダウンタウンの見どころは一か所に集中しているため、散歩がてら徒歩での移動が可能です。

ダウンタウン以外の観光地はダラス近郊のため、移動には車が必要になります。数日観光に費やせるならば、1日はダウンタウン中心で徒歩、それ以外の日はレンタカーなどでまわるといいでしょう。

ダラスに限らず、テキサス州といえばお肉の品質が高いことで有名です。食事と言えばテキサスバーベキューもありますが、やはりお肉そのものの味を堪能するのであれば、是非ご賞味いただきたいのがステーキです。ダラスにもテキサスを代表するおすすめの有名店がありますので、後程ご紹介します。

それでは、まず最初にダラスのおすすめの観光地からご紹介していきます。ダラス中心地は歴史、自然、科学を学べる博物館が揃い、近郊に足を延ばせば１日遊べる観光地もあります。おすすめの観光地は以下となります。

ダラスの観光地の代表のみならず、ダラスという都市の象徴としても名高いのがリユニオンタワーです。棒の上に丸い球体の展望台がついており、ともかく独特な形をしています。ダラスの街全体を見渡せるスポットですので、ダラスが初めての方は是非最初に訪れることをお勧めします。

また、街全体を360度見渡せる展望台ですので、日中は市街地を眺め、夜は美しい夜景を楽しめます。夕日を見るのも一興です。美しい景色が見れる場所ですので、ダラスの人の間ではプロポーズする場所としても有名です。運が良ければアメリカ式の、男性が跪いてのロマンチックなプロポーズを目撃できるかもしれません。

ダラスといえばやはり一番有名なのが、第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディの暗殺事件です。このシックスフロア博物館は、ケネディ大統領の生涯やこの暗殺事件を取り扱った博物館になります。

ダラスに来たら誰もが立ち寄る場所です。名前の通り、建物の6階にあり、ケネディ大統領を暗殺した犯人とされる人物が、ここから射殺したと言われています。

また、この建物の前の道路には、バツ印がついています。このポイントこそが、ケネディ大統領が射殺された場所です。博物館とこの道路周辺は、現在緑が多く整えられた気持ちの良い場所で、世界史に名を残す大事件が起こった現場の悲惨感はありません。

シックスフロア博物館が入っている建物の通りを挟んだ向かい側には、公式グッズショップがあります。ケネディ大統領のポストカードなどもありますが、ジャックリーン夫人をイメージした香水など、お土産に嬉しいものも売っていますので、立ち寄ってみてもよいかと思います。

2012年と比較的新しい観光名所がぺロー自然科学博物館です。ダラスはアートにも実は力を入れており、その代表作ともいえるこちらの博物館は、なにより建物が個性的です。そして内部も11にわたる常設展示室があり、細胞学やロボット工学、考古学に気象学と見どころが満載で、1日かけて見学してもよい場所です。

なかでも1番目を引くのが巨大な恐竜の化石達です。ペロー自然科学博物館の目玉と言えます。自然科学博物館というと、やはり見てまわるだけ、という印象が強いですが、ここは是非お子様も一緒に訪れたいところです。

というのも、実際に自分で見て触って、体験できる設置物や、プログラムが多彩です。お子様の好奇心も存分に満足させてくれる場所でしょう。

テキサスは教育に力を入れている州として、アメリカ国内では有名です。ビジネスの中心地であると同時に、お子様がいて、教育に力を入れたいご家族も多く住んでいます。そのため、家族で楽しめる観光地も多くあります。お子様を連れて訪れたいおすすめをご紹介します。

ダウンタウンの高層ビル群の間、突如現れるジャングルのように緑あふれる入口こそ、ダラス世界水族館です。名前こそ「水族館」ですが、水族館を含め6のエリアに分けられており、鳥類、ほ乳類、爬虫類など小型の動物園が合わさったような場所で、見ごたえがあります。

また、予約をすれば動物への餌やり体験なども可能です。こちらもお子様は嬉しいでしょう。ただし、館内での食事が禁止ですので、食べ物は持ち込まないようにしましょう。 

こちらはダラスの郊外、アーリントンにある遊園地です。シックスフラッグスはアメリカ各地で遊園地を運営しています。

日本の遊園地とは違い、ともかく絶叫系アトラクションが多いです。スリルが大好きな方には是非体験していただきたい遊園地です。こちらの遊園地の名前はシックスフラッグスオーバーテキサスと言います。

実は、同じシックスフラッグスでも、シックスフラッグスハリケーンハーバーというすぐ近所に別の施設があります。

こちらはプールの遊園地です。ウォータースライダーはもちろん、大きなバケツから水が滝のように落ちてくるなど、アトラクションはもちろんのこと、小さなお子様でも楽しめるプールが充実しています。家族で来るのであれば、夏場はこちらをおすすめします。

ダラスに住む方々の憩いの場がこのダラスの植物園です。植物園というと温室があって、さまざまな植物があるイメージですが、こちらはどちらかというとともかく広い公園といった感じです。

ダラスの中心地からは距離があるため、車でないとアクセスが難しい場所ですが、天気のいい日にゆったり過ごせる場所です。ホワイトロック湖沿いにあるので、美しい湖も堪能できます。

季節ごとに園内に装飾が施されるのですが、一見の価値があるのがハロウィーンの時期とクリスマスの時期です。特にハロウィーンの時期はこれでもかというくらいに大量のかぼちゃを使ったアートを見ることができ、インスタ映えばっちりです。

そもそも美しい公園ですので、こちらは結婚式用のお写真を撮る方が多いです。園内で結婚式も挙げられるので、もしかしたら遭遇出来るかもしれません。

観光地を巡ったあとは、やはり楽しみたいのがお食事です。ダラス、もといテキサスに観光に来たのなら食べるべきものはやはりお肉です。ここではテキサスらしいステーキのお店、テックスメックス料理、そしてアメリカを代表するハンバーガーのおすすめ店をご紹介します。

すでに上述したように、テキサス州に来たなら是非ご賞味いただきたいのがお肉です。中でもステーキを楽しむならすすめなのがこのケニーズウッドファイヤードグリルです。ダラスの中心地からは離れていますが、観光客・地元客双方に人気のお店で、アメリカでは珍しく案内されるまで待つこともあります。

こちらのお店はランチとディナーでメニューが異なります。ランチは手軽に食べられるバーガー系がメインになりますので、ステーキを食べたいならばディナータイムに訪れましょう。外観はいかにもなアメリカのダイナー感がありますが、内装は落ち着いたシックな雰囲気のレストランで素敵です。 

テキサス州はメキシコと国境を接しているため、メキシコからの移民も多く、メキシコ料理も好んで食べられています。特にテキサスのメキシコ料理はアメリカの食事と融合し、テックスメックスと呼ばれます。

このテックスメックス料理を堪能できるのがベルベット・タコです。その名の通り、豊富な創作系タコス料理の食事を楽しむことが出来ます。

1つ1つは5ドル以下で、更に肉系からシーフード、ベジタリアンと種類も豊富で選ぶのも楽しいです。ダラス周辺には、ベルベット・タコの店舗が6つあります。アクセスしやすいところで言えば、ダラス中心地より北側のアップタウンにある店舗です。基本的に郊外に店舗があるので駐車場が完備されています。

アメリカの食事の代表といえばハンバーガーですが、ここテキサスのハンバーガーで有名なのがロデオ・ゴートです。ダラス周辺では、ダラス、フォートワースとプレイノの3か所に店舗を構えています。地元客に愛されているハンバーガー屋さんで、牛肉を使ったパティのハンバーガーが人気です。

ダラス内にある店舗は中心地より車で10分程度の場所にあり、窓もほとんどなくコンクリート打ちっぱなしの建物で、本当に店舗かと思ういで立ちですが、内部は広く、カウンター席でゆっくりビールを飲みながら過ごせる場所です。

観光、食事、ときたらやはりお土産とショッピングはかかせません。博物館などに併設された公式グッズショップのものをお土産にしてもいいですが、やはり現地でのショッピングもしたいものです。

ここではなんでも揃う超大型ショッピングモール、おしゃれな１点物の掘り出し物が手に入るエリア、そしてテキサスらしいお土産が購入できる場所の３か所をご紹介します。

ダラスの中で一番人気のショッピングモールがノースパークセンターです。アメリカらしい、ともかく巨大なショッピングモールで、ラグジュアリーブランドからファストファッションブランド、キッチン用品などなんでも揃っています。

アメリカを代表するブランド、メイシーズや女性に大人気でまだ日本未上陸のビクトリアシークレットも入っています。

自分のショッピングにも、ついでにアメリカの有名ブランドのお土産などは、このショッピングモールを訪れるだけで事足りるでしょう。

ダラスの中で小さなセンスのいいセレクトショップが立ち並ぶ場所があり、それがダラス中心地から川を挟んだ向かい側のオーククリフにある、ビショップ・アーツ・ディストリクトです。60以上のお店やレストラン、バーやカフェが立ち並ぶエリアで、散策しながら見てまわれるエリアです。

セレクトショップが多いので、量販店では手に入らない1点物を見つけることが出来ます。特にインテリア関連の可愛いお店があり、テキサスらしい西部劇に出てくるようなものから、現代アートを模したものまで、いろんな掘り出し物が見つかります。

カフェも多いので、途中休憩を入れながらゆっくり見て回り、お土産探しをするのがおすすめです。

テキサスと聞いてイメージするカウボーイに会える場所がフォートワースストックヤードです。ダラスから車で1時間ほど、ダラスとの中間にあるダラスフォートワース国際空港からは車で30分ほどの距離にあります。

メインストリートが1本あるだけの小さな街ですが、テキサスらしい西部劇に出てくるような建物が軒を連ねる歴史的な地区です。

カウボーイハットやブーツ、テキサスらしいお土産を買うならここがベストです。長い角が特徴のロングホーン牛と写真を撮ることもできます（有料）。ステーキハウス、BBQのレストランやバーもあり、テキサスらしさを存分に味わうことが出来ます。

お買い物や食事はもちろんのこと、ここには本場のロデオを見られるコロシアムもあります。お土産以外にも、観光地として訪れる価値がある場所です。

いかがでしたでしょうか。ビジネス都市として有名なダラスですが、実は観光から食事、ショッピング、お土産探しまで存分に楽しめる場所がたくさんあります。ダラスを訪れる機会がありましたら、是非滞在期間を延ばして、ダラスの観光に出かけてみてはいかがでしょうか。