永平寺(福井)を観光!周辺のおすすめスポットやグルメを紹介
福井にある永平寺は、700年以上の歴史を持つお寺です。この記事では、福井にある永平寺の見どころについて詳しく紹介しました。永平寺周辺のおすすめスポットや福井県のグルメについても紹介したので、ぜひチェックしてみてください。
福井の永平寺や周辺の観光スポットを紹介!
福井の永平寺は、フランスの旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で二つ星を獲得したことのあるお寺です。
この記事では、福井の永平寺や周辺の観光スポットについて紹介していきます。
永平寺の観光スポットや見どころ
ここからは、永平寺の観光スポットや見どころについて紹介していきます。
美しい日本画が埋め込まれた「傘松閣」
「傘松閣」は別名「天井絵の大広間」と言って、美しい日本画が天井に埋め込まれている場所です。「傘松閣」では、ある5枚の絵を探して、願いを込めて祈りを捧げると願いが叶うと言われています。
探す絵は、栗鼠(りす)・唐獅子(口を開けている青獅子)・唐獅子(口を閉じている白獅子)・夫婦円満の鯉(2匹の白い鯉)・天まで昇るめでたい絵柄の鯉(黒い鯉)です。
ぜひ、永平寺を観光する際は、「傘松閣」でこれらの5枚の絵を探して願いを込めて祈りを捧げてみてください。
仏が祀られている「仏殿」
仏が祀られている「仏殿」は、永平寺の観光をする際には必ず拝観してみてください。仏殿は、明治35年に改築された建物です。仏殿の中央には曹洞宗のご本尊・お釈迦様が祀られています。
永平寺の仏殿は、屋根が二重になっているのが特徴です。これはとても珍しく、中国宋時代の様式となっています。屋根についてもチェックしてみてください。
四天王が祀られている「山門」
永平寺の中で一番古い建物となっている「山門」には、四天王が祀られています。先ほど説明した仏殿の館内から見える景色で中央あたりに見える建物が「山門」です。
「山門」の両側には仏教の守護神である四天王が祀られています。
右側に「家庭厳峻 不容陸老従真門入(かていげんしゅんりくろうのしんもんよりいるをゆるさず)」と、左側には「鎖鑰放閑 遮莫善財進一歩来(さやくほうかんさもあらばあれぜんざいのいっぽをすすめきたるに)」と掲げられています。
階上には釈迦如来像・五百羅漢が安置されています。
永平寺周辺のおすすめ観光スポット
ここからは、永平寺周辺のおすすめ観光スポットについて紹介していきます。永平寺周辺にも見どころがあるので、ぜひ観光スポットをチェックしてください。
永平寺の奥にある「寂光苑」
永平寺の奥にある「寂光苑」は、永平寺を参拝した後・観光した後にぜひ寄ると良い場所です。
「寂光苑」は唐門から川に沿ったところにあり、道中には玲瓏(れいろう)の滝が有ります。ここで滝を眺めながら一息つくのもおすすめです。
苑内には、曹洞宗の開祖・道元の像が祀られています。寂照の鐘(じゃくしょうのかね)と呼ばれる鐘楼を打つこともできます。1人2回打つことができるので、ぜひ打ってみてください。
住所 | 〒910-1228 福井県吉田郡永平寺町志比5-15 志比 |
電話番号 | 0776-63-3102 |
営業時間・定休日 | 8:30〜17:00 |
料金 | 無料 |
アクセス | JR「福井駅」東口から 「永平寺ライナー」で約30分 えちぜん鉄道「永平寺口駅」から 京福バスで約13分「永平寺(門前)」 バス停下車 徒歩7分 |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL |
永平寺の末寺「天龍寺」と「芭蕉塚」
永平寺の末寺「天龍寺」と「芭蕉塚」もおすすめです。天龍寺は、松岡の初代藩主松平昌勝公が祖母の死後に祖母への敬愛の情を表すために建立したお寺です。
元禄2年には「奥の細道」で有名な松尾芭蕉も訪れ、天龍寺に立ち寄った際に贈答句を送りました。芭蕉塚には、「物書て扇引き裂く余波哉」の句碑があります。
明治維新と共に後援者を失ってしまったため1977年まで無人でしたが、現在では坐禅の道場として世界中から多くの人が訪れています。毎月19日〜25日まで摂心が行われ、毎週土曜日の午後7時から土曜参禅会を開催しています。
住所 | 〒910-1133 福井県吉田郡永平寺町松岡春日1丁目64 |
電話番号 | 0776-61-0471 |
営業時間・定休日 | 記載なし 年中無休 |
料金 | 無料 |
アクセス | 松岡駅から徒歩で約10分 |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL |
道元禅師ゆかりの寺「吉峰寺」
道元禅師ゆかりの寺「吉峰寺」は、道元禅師が大本山永平寺に移られる前に修行されたお寺として有名です。
境内は大きな杉に囲まれていて、とても厳かな空気が漂っています。参道入口から続くつづら折りの山道は、徹通和尚が道元禅師に粥を供するために通ったということで、「徹通坂」と呼ばれています。
路傍には三十三観音像が安置されていて、三十三観音像に手を合わせるだけで心が落ち着いていきます。ぜひ、「吉峰寺」にも足を運んでみてください。
住所 | 〒910-1304 福井県吉田郡永平寺町吉峰35-2 |
電話番号 | 0776-64-2536 |
営業時間・定休日 | 9:00~17:00 |
料金 | 無料 |
アクセス | えちぜん鉄道越前竹原駅から 徒歩30分 北陸自動車道福井北ICから 車で40分 |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL |
永平寺観光でおすすめのグルメ
ここからは、永平寺観光でおすすめのグルメについて紹介していきます。
越前おろしそば
「越前おろしそば」は、福井県の嶺北地方でよく食べられているそばです。1601年に現在の越前市の領主としてやってきた本田富正が、京都の伏見から蕎麦職人・金子権左衛門をつれてきたことがはじまりとされています。
本田富正は、城下の人々に災害や戦の時に備えることのできる食料としてそばの栽培を奨励しました。さらに、より健康的になるようにそばと大根おろしを一緒に食べることを考えたのが「越前おろしそば」の由来とされています。
「越前おろしそば」は、そばの香りと大根おろしの辛味が鼻に抜けていって、とても美味しいです。ぜひ、「越前おろしそば」を食べてみてください。
ソースカツ丼
ソースカツ丼は、福井県のB級グルメとして知られています。名前の通り、ソースがかかったカツがご飯の上に乗っているという食べ物です。
とてもシンプルな食べ物ですが、福井県のソースカツ丼店ではお店ごとにいろいろな特色があって、ソースカツ丼のお店を食べ歩く人もいます。
福井県へ行ったのであれば、ぜひソースカツ丼を食べてみてください。
永平寺へのアクセス方法
永平寺へのアクセス方法について説明していきます。永平寺へのアクセスは、バス・永平寺ライナーを使うのが便利です。永平寺ライナーは、福井駅東口と永平寺の間を走っているバスです。
永平寺ライナーは平日7便運行していて、土・日・祝日・年末年始は8便運行しています。永平寺ライナーの終点が永平寺となっています。
バスの乗車券はチケットセンターで購入することができ、運賃は片道720円です。乗車時間は30分くらいです。ぜひ、永平寺まで永平寺ライナーを利用してください。
住所 | 〒910-1228 福井県吉田郡永平寺町志比5-15 大本山永平寺 |
電話番号 | 0776-63-3102 |
営業時間・定休日 | 8:30〜17:00 |
料金 | 中学生以上:500円 小学生:200円 写経1名:拝観料+1000円 |
アクセス | 福井駅東口から永平寺ライナーに乗って およそ30分 |
駐車場の有無 | 町営駐車場等あり |
公式URL |
福井にある永平寺へ行こう!
福井の永平寺や周辺の観光スポットについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。福井の永平寺は、フランスの旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で二つ星を獲得したことがあるお寺です。
永平寺は、美しい日本画が埋め込まれた「傘松閣」が有名で、「傘松閣」で5枚の絵を探して願いを込めて祈りを捧げると願いが叶うと言われています。永平寺へ行った際にはぜひ絵を探してみてください。
また、永平寺の末寺「天龍寺」には「芭蕉塚」と言って、元禄2年に松尾芭蕉が天龍寺を訪れた際に送った贈答句「物書て扇引き裂く余波哉」の句碑があります。ぜひ、福井にある永平寺を観光してください。