イギリスの有名なお菓子!伝統スイーツやケーキなどのデザートも紹介
イギリスは実は知られざるお菓子王国です!ティータイムを楽しむ文化があるため、伝統的に豊富なお菓子の種類があります。ここではイギリスに行ったらぜひ食べて欲しいおすすめのお菓子や、お土産にもぴったりな有名なお菓子を20種類紹介します。
目次
イギリスのお菓子で有名なものって何?
イギリスのお菓子というと、何を思い浮かべますか?
古い歴史を持つイギリス、実は知られざるお菓子王国なのです!
ティータイムを彩る美味しいお菓子がイギリスにはたくさんあります。
今回は旅先でぜひ食べたいお菓子、もちろんお土産にもぴったりなイギリスのお菓子を紹介します。
イギリスの有名なお菓子7選
イギリスでは誰もが知っている有名なお菓子がたくさんあります。
ここでは、お土産にもおすすめな有名なお菓子を7つ紹介!
スーパーマーケットや百貨店でも手に入るものばかりなので、ぜひチェックしてみてください。
1.キャドバリー
イギリスで最も有名と言っても過言ではないのが、キャドバリーのチョコレート!
エリザベス女王もご愛用されている、王室御用達のチョコレートメーカーです。
映画「チャーリーとチョコレート工場」のモデルにもなった200年以上の歴史を持つ老舗メーカーです。
王室御用達というと高価なイメージがありますが、お手頃価格でお土産にも大人気。
スーパーマーケットではナッツ入り、フルーツ入りなど様々な種類のキャドバリーのチョコレートを手にいれる事ができます。
2.マクビティ
日本でイギリスのお菓子というと、マクビティを思い浮かべる方も多いでしょう。
サクサクの食感とチョコレートのハーモニーがとっても美味しいと評判です。
ですがイギリスのマクビティは、日本のそれとは少し違った味わいがあります。
食感もお味も違いますので、ぜひ本場のマクビティを味わってみてください。
3.シャルボネル・エ・ウォーカー
英国王室御用達のチョコレートブランド、シャルボネル・エ・ウォーカー。
1875年の創業で、イギリスではハロッズやセルフリッジなどのデパートで手に入ります。
丸いトリュフ型のチョコレートで、シャンパンやイチゴ、ホワイトチョコレートなどたくさんの種類があります。
見た目も美しく、高級感あふれるパッケージでお土産に最適!
日本でも販売されていますが、価格は5,000円から1万円以上のものも…
イギリスでは1,000円程度から手に入るものもありますので大切な人のお土産にいかがでしょうか。
4.ジンジャーブレッド
「ジンジャーブレッド」という名前を聞いたことはありませんか?
イギリスを代表する伝統のお菓子のひとつ。
その名の通り、ショウガの味を効かせたクッキーで紅茶と共にサービスされる事が多いですね。
クリスマスには人の形をかたどったものが市販されています。
イギリスでは、地域ごとに様々なジンジャーブレッドがあるので、イギリス旅行の際にはぜひ探してみてください!
5.クリスマスプディング
イギリスのクリスマスに欠かせないのがクリスマスプディング。
ブランデーなどのお酒に漬け込んだドライフルーツがぎっしり詰まっていて、家庭では1ヶ月以上前から作るのがならわしです。
ヒイラギの枝と赤い実を飾って、見た目もクリスマスらしい伝統のお菓子です。
6.ジャファケーキ
ジャファケーキは柔らかいビスケット生地の上にオレンジジャムを乗せ、チョコレートでコーティングされたお菓子です。
イギリスでは子供から大人までみんな大好きな国民的なお菓子です。
なんとスポーツ栄養士もすすめるヘルシーなお菓子だとか。
イギリスのスーパーマーケットには必ずあって安価なので、ばらまき土産にもおすすめです!
7.ファッジ
ファッジは、見た目はキャラメルのようなお菓子ですが口に入れるとホロッとした食感が味わえるお菓子。
砂糖、牛乳、バターというシンプルな材料から作られるイギリス伝統のお菓子。
お味はとっても濃厚で、日本にはない食感とお土産にも人気です。
オレンジやチョコレート、アーモンドやイチジクなどのフレーバーファッジもたくさんあって選ぶのに迷ってしまいますよ!
市場では気軽に試食もさせてくれますのでぜひ試してみて!
8.カップケーキ
カップケーキがイギリスの伝統のお菓子だと知っていましたか?
カラフルなクリームがたっぷり乗ったカップケーキがイギリスではたくさん市販されています。
元々は子供用のお菓子として作られていたもの。
イギリスのケーキ屋さんのカウンターには色鮮やかなカップケーキがたくさん並んでいて、見ているだけでもワクワクしちゃいます。
イギリスの伝統的なお菓子10選
ここからは、イギリスの伝統的なお菓子を10点紹介します。
家庭で作られてきたものや、古くから国民に愛されているお菓子もたくさん。
カフェなどで食べれるものもありますので、チェックしてみてください!
1.トライフル
イギリスの伝統的な華やかなお菓子の代表がトライフルです。
スポンジケーキ、フルーツ、ジャム、生クリームなどを重ねて作るパフェのようなデザートです。
日本のパフェと違いイギリスの家庭では大きなボウルに大胆に作って取り分けていただきます。
イギリスの伝統的なママの味でもあるのですね。
2.スコーン&クロテッドクリーム
日本のパン屋さんでも見かけるスコーンは、スコットランドで16世紀に生まれました。
中がしっとりしていて重みがある、パンのようなお菓子ですよね。
イギリスでは牛乳を煮詰めて作る、さっぱりとしてフレッシュなクロテッドクリームやジャムと一緒に食べるのが一般的。
パブやカフェでは、「クリームティー」という紅茶とスコーンのセットが提供されるなど国民に愛されているお菓子です。
3.ビクトリア・スポンジケーキ
ビクトリア・スポンジケーキは、テイータイムには欠かせないケーキ。
パウンドケーキのようにしっかりしていて、どっしりとした食感と味わいが楽しめます。
バター、小麦粉、砂糖、卵の分量がほぼ同じで作られるため、濃厚な味に仕上がるとか!
ジャムやクリームを挟むのが一般的で、「サンドイッチケーキ」とも呼ばれてアウタヌーンティーの定番お菓子です。
4.キャロットケーキ
日本でもキャロットケーキを手作りされる方も多いですが、イギリスのキャロットケーキはとにかくこれでもか!とばかりに人参を入れます。
イギリスでは中世から人参をスイーツに使うのが一般的でした。
甘味料のない時代に、糖分を多く含む人参はデザートを作るために重宝されていたようですね。
ベジタリアンやヴィーガンの人でも食べられるスイーツとして支持されている、ヘルシースイーツです。
5.ショートブレッド
ショートブレッドはイギリスを代表するお菓子。
スコットランド発祥のバターたっぷりのビスケットで、ほろほろとした食感が特徴です。
200年以上の歴史があるとも言われており、テイータイムには欠かせない一口サイズのお菓子です。
小麦粉、砂糖、バターとシンプルな材料で作られるショートブレッドは素朴な味わいでクセになる人続出!
日持ちするのでお土産にも最適です。
6.アップルクランブル
アップルクランブルは、イギリスの家庭料理。
キャラメルりんごのタルトの上にサクサクのビスケットを乗せて作るアップルクランブルは、サクサク&しっとりの食感とりんごの甘酸っぱさが絶妙な味わいです。
イギリスのりんごの品種は加熱に向いており、りんごが美味しい秋から冬の季節のデザートとして定番。
出来立て熱々のアップルクランブルに、バニラアイスを乗せて食べるのが定番です。
7.スポッテッド・ディック
スポッテッド・ディックは、ドライフルーツを使った蒸しパンのようなもの。
バターの代わりにスエットという牛脂のようなものを使って作られます。
安価でお腹いっぱいにできるため、元々は庶民の食べ物。
温かいスポッテッド・ディックに温かいカスタードクリームをかけていただきます。
ドライフルーツ好きに、特におすすめのお菓子です。
8.フラップジャック
フラップジャックは、イギリスの子供達の定番お菓子。
オートミールで作られるシンプルなシリアルバーです。
「健康おやつ」「栄養満点」というイメージですが、材料にはバターやシロップがたっぷり!
ドライフルーツやナッツが入ったもの、チョコレートコーティングなど種類も豊富にありますのでお土産にもぴったりです。
9.レモン・ドリズル・ケーキ
イギリスのティータイムの定番ケーキ、レモン・ドリズル・ケーキ。
焼きあがったパウンドケーキに、温かいうちにレモンシロップをたっぷりと含ませて作ります。
そのため、レモンの風味と酸味がしっかりとしみ込んでさっぱりとした味わいになります。
日本人にもファンが多い、イギリス伝統のケーキです。
10.ライス・プディング
ライス・プディングは、お米をミルクと砂糖で甘く煮たものです。
ミルク粥のようなもので、イギリスではシナモンやはちみつと一緒にいただきます。
日本人にとってはお米は主食のイメージですが、あくまでもデザート。
スーパーやコーヒーショップでもデザートの定番としてたくさん提供されています。
イギリス旅行でおすすめのお菓子のお土産3選
イギリスのお菓子はイギリス旅行のお土産におすすめです。
ここでは有名で定番のお土産を3点紹介します。
大切な人へのお土産にも最適ですよ!
1.Churchill’S(チャーチル)のクリームトフィー
イギリスのお土産といえばチャーチル缶!というほど有名なお菓子ですね。
チャーチルの代名詞ともなっているメリーゴーランドのブリキ缶は、世界中のコレクターをも魅了しています。
中にはクリームトフィがたっぷり詰められています。
トフィはキャラメルのような一口サイズのお菓子で、口に入れると滑らかに溶けて甘さが広がります。
カフェタイムにぴったりのお菓子です。
百貨店やお土産やさんで手に入りますのでチェックしてみてください。
2.Walkers(ウォーカーズ)のショートブレッド
Walkersのショートブレッドは日本でもたくさん市販されていますので、食べた事がある!という方もいらっしゃるかもしれませんね。
もちろん、イギリスのスーパーマーケットや百貨店、お土産やさんにもたくさんWalkersのショートブレッドは並んでいます。
お土産におすすめなのは、パッケージが豊富な点。
缶入りや小分け、日本では手に入らない季節ごとのパッケージのものがたくさん出ています。
もちろん、日本で購入するよりもお安いので自分へのお土産に買いだめるのもおすすめです。
3.Tunnock’S(タンノック)のティーケーキ
スーパーマーケットでも手軽に手に入るお土産として人気なのが、タンノックのティーケーキ。
ビスケット生地の上にマシュマロを乗せてチョコレートコーティングされた、日本でいるエンゼルパイのようなお菓子です。
直径5㎝くらいの大きさで、ティータイムにぴったり。
まさにイギリス土産!といった感じのレトロなパッケージもお土産におすすめのポイントです。
日本でイギリスのお菓子が買える所
イギリスのお菓子、ぜひ食べてみたい!
でもイギリスに行くなんて、なかなかチャンスがない…という人のために日本でもイギリスのお菓子が買える場所をご案内します。
カルディ
全国に400店舗以上を展開する、カルディコーヒーファーム。
輸入食品を探す時はカルディに行く!という方も多いでしょう。
Walkersのショートブレッドやジンジャークッキーなど、イギリスのクッキーやお菓子の取り扱いがあります。
イギリス限定の缶に入ったものが発売されることもありますのでチェックしてみてください。
ネット通販
これが欲しい!と決まったものがある人は、ネット通販がおすすめ。
イギリスのお菓子やお土産を取り扱っているネットショップは多数ありますので、検索してみましょう。
色々取り寄せて、食べ比べてみるのもおすすめです。
ティータイムにおすすめのイギリスのお菓子を試してみよう!
イギリスは、ティータイムを楽しむ文化があるためお菓子の歴史が長く豊富な種類があります。
百貨店で選ぶ高級お菓子はもちろん、スーパーマーケットにも安くて美味しいお菓子がいっぱいありますのでぜひチェックしてみてください。
紅茶と一緒にいただけば優雅なティータイムを味わうことができますよ。