グラストンベリーはイギリス最大のパワースポット！行き方や見どころを紹介

イギリス最大のパワースポットであると言われている「グラストンベリー」。そのパワースポットの不思議な力を求めて世界中からたくさんの人が訪れています。そこで今回はそんなグラストンベリーについて調べてみました。

観光地として人気のスポットだけではく、パワースポットとしての役割を持っている場所ばかりですので、イギリスへ行く予定がある方はぜひチェックしておきましょう。

まずはグラストンベリーがどんな町なのかご紹介しましょう。グラストンベリーはイギリス・イングランド南西部にある小さな都市です。大都市であるロンドンからは4時間ほどの距離に位置しているので、旅行の場合は日程の確保が必要です。

グラストンベリーに住んでいる人は約9,000人と少なく、町は閑静で落ち着いた雰囲気になっています。羊などの放牧が盛んであたり一面に牧草が生い茂っており、自然豊かな景色を楽しむことができる素敵な町です。

都会の喧騒から離れたい時や、のんびりと時間を贅沢に使うのにぴったり。ゆったりと時が流れているので日頃の忙しさを忘れさせてくれます。

そんな落ち着いた町であるグラストンベリーですが、あることで有名な町でもあります。それは音楽のイベント「グラストンベリー・フェスティバル」です。

グラストンベリーフェスティバルは世界最大の野外ロックフェス。音楽好きの人々が世界中から１８万人も集まります。このフェスは３日間行われ、その間だけはいつも静かなグラストンベリーも賑やかな町に。

自然の中で楽しむ音楽フェスは、コンサートやライブとは違って開放感が味わえるので最高。好きな音楽を聴きながら、綺麗な景色を眺めて贅沢な時間を過ごせるフェスになっています。

音楽ファンの間では知名度が高いグラストンベリーですが、それ以外ではあまり知名度はありません。しかし最近グラストンベリーがイギリス最大のパワースポットであると噂になり、次第に有名になってきました。

ヨーロッパ屈指のパワースポットであるセント・マイケルズ・ラインというものがあるのですが、このライン状には一直線に強い力を秘めたパワースポットが並んでいます。そして、その中の一つがグラストンベリーです。

グラストンベリーのパワーの源の中には、大天使ミカエルの力が影響していると考えられているものも。そのほかにも、キリストやアーサー王など、様々な有名人物がこのパワースポットに力を及ぼしていると言われています。

ではそんな強い力を持つグラストンベリーの見どころをご紹介していきましょう。パワースポットとしてだけではなく、観光地としても魅力的なグラストンベリーですが、それぞれの場所には昔から語り継がれている秘話があります。

そこでここではグラストンベリーに行ったら訪れたいおすすめの場所と、そこに関係する秘話についてまとめました。場所にまつわる神話を知っておくことで、より深くグラストンベリーを楽しむことができますので、ぜひチェックしておきましょう。

まず最初にご紹介するのは「グラストンベリー・トー」です。こちらはグラストンベリーの町の中でも最も人気のあるスポット。小高い丘の上には屋根のない旧聖ミカエル教会が立っており、神秘的な雰囲気を纏っています。

実際に丘の上まで登ることができるのですが、そこからは町の風景を見下ろすことができ絵画のような美しさを実際に見ることができます。訪れる時間によっても町の表情が変わりますので、何度でも訪れたい場所です。

さらにこのグラストンベリー・トーは有名なアーサー王伝説に登場する「アヴァロン」だという言い伝えがあります。このアヴァロンという島は妖精王グインの国への入り口とされている島。そんな不思議な言い伝えが残っている貴重なパワースポットです。

また、12世紀末にはアーサー王とグィネヴィア王妃の遺体とされる骨や棺がグラストンベリー修道院長らによって頂上から発掘されたそう。その後、修道院に埋葬されたと言われていますが真実は謎のまま。不思議に包まれている場所です。

続いてのパワースポットは最も古い教会だと言われている「グラストンベリー修道院跡」です。こちらはグラストンベリーの中心部にある教会。大きくて立派な教会だったようですが、現在は廃墟になっています。

このグラストンベリー修道院跡は、地上で確認できる教会の中で最も古くに建てられた教会だと言われており、マリアヨセフが聖杯を持って訪れた場所であるという言い伝えがあります。世界で最古の教会はここでしか見られないので、是非行ってみたいところ。

また、こちらのグラストンベリー修道院跡も先ほどと同じようにアーサー伝説の名残があります。アーサー王の墓があったとされている場所でもありますので、是非その目でみてみてください。

続いてのパワースポットは不思議な泉「チャリス・ウェル」です。こちらの泉は日本語で「聖なる井戸」という意味を持つ神聖な場所。この泉の奥深くには、キリストが最後の晩餐で使用した聖杯が埋められているのだとか。

その聖杯の影響からか泉の水は枯れることなく湧き続け、なんと2000年以上もその状態が続いているのだとか。科学的に考えれば信じられない話ですが、実際に起きていることなので、不思議としか言いようがありません。

その不思議な出来事も相まって、長い年月の間地元の方々からも大切に守られています。今でも自然と共和しながら存在感を放っている素敵な場所ですので、観光の際には行ってみたい場所です。

ここまではグラストンベリーのおすすめスポットについてご紹介してきました。魅力的な場所がたくさんあるグラストンベリー。話を聞いていると実際に行ってみたくなりませんか？そこでここではそんなグラストンベリーまでの行き方をご紹介します。

まずはイギリスの中心であるロンドンからのアクセス方法。まずはPaddington Station から Bristol Temple Meads を目指しましょう。当日でもチケットを購入することはできますが、日程が決まっている場合はネットで事前に手配しておく方がお得です。

Bristol Temple Meadsに到着したら、次はGlastonbury(Town Hall)を目指しましょう。駅の出口を直進すると、町の大通りに出ます。その通りを左に進んでいくとバス停がありますので、そちらを利用しましょう。

グラストンベリーまではこのバスで1時間半と長い道のりになりますが、町の景色がどんどん自然の風景に変わっていくので見ていても飽きないはず。普段ではなかなかできないですが、旅行の時くらいのんびりと移動時間を楽しみましょう。

今回はイギリスにある小さな町「グラストンベリー」についてご紹介しました。普段は放牧が盛んな物静かな町ですが、有名なロックフェスである「グラストンベリー・フェスティバル」開催の地であるなど、ギャップが大きい町であることがわかりました。

また、ヨーロッパ屈指のパワースポットであるセント・マイケルズ・ラインに位置しているグラストンベリー。イギリスのアーサー伝説やキリストなどにまつわる神話が多く、不思議なパワーを感じられる場所が多数ありました。

そんなスピリチュアルなパワーを秘めているパワースポットがたくさんあるグラストンベリー。日本からは距離がありますが、訪れてみる価値は十分にあります。ロンドンなどの都市部だけではなく、グラストンベリーにもぜひ一度足を伸ばしてみてください。