福江島観光の見どころ！長崎五島列島の人気スポットのグルメや宿泊も

五島列島「福江島」の観光スポットを紹介していきます。五島列島はユネスコ世界遺産にもなっており、その中でも最大の島である福江島は観光スポットも満載です。福江島に訪れたら訪れるべきおすすめの観光スポットや人気のグルメなどをこの記事で紹介していきます。

長崎県の五島列島は100ｋｍに浮かぶ140の島々から成り立っており、その中の南西端に位置する福江島は、五島列島の中で最も大きい島となります。江戸時代にはキリスト教を布教しており、多くのキリスト教徒が隠れるように生活をしていました。

隠れキリシタンと呼ばれた人々が過ごした集落には、美しい教会が建てられ、現在では観光スポットとして訪れることができるようになっています。

また、島々を囲むコバルトブルーの海は透明度が高く、ダイビングやシュノーケンリ、カヌー体験などのマリンスポーツを楽しめることもできる。

長崎の美しい島、福江島おすすめの見どころについて紹介していきます。ゆったりとした時間を過ごしたい人に人気の高浜ビーチや映画のロケ地になった場所など紹介していきます。

福江島の北西にある「高浜ビーチ」は白い砂浜が美しく、日本一美しいビーチともいわれています。その美しさから「新観光百選」、「日本渚百選」、「日本の道百選」、「海水浴場百選」にも選ばれました。

全国的にも有名な高浜ビーチは夏に多くの観光客が訪れ賑わいます。駐車場や休憩所、更衣室にシャワー室と海水浴利用するのに嬉しい設備が整っているほか、バナナボートやシュノーケリングなどのマインアクティビティを楽しむことができます。

江戸時代の名残を残す武家屋敷通りは、市街地にある福江城址の近くにあり 、江戸時代当時に建てられた武家屋敷の姿とほぼ変わらず見ることができます。「こぼれ石」といわれる丸い石が積み重なった石垣は、外敵の侵入を防ぎ、合戦の際に敵に投げる「つぶて」の役割をしていました。

また、武家屋敷通りには「福江江戸武家屋敷通り ふるさと館」があり、城下町の模型や写真パネルの展示がされていて、かつての福江城下町のことを知ることができます。

福江島西端の大瀬崎にある「大瀬崎灯台」は五島列島を代表する観光地の一つです。白亜の灯台1879年(明治12年)に英国人の”R・プラトン”氏によって設計されました。現在立っている灯台は1971年に修復がされたものですが、美しい灯台の姿は変わらず、インスタなどのドロジェニックスポットとして人気を集めています。

大瀬崎灯台は現在も役割を果たしており、灯台の灯りは約22ｋｍ先まで届くとされ日本でも屈指の灯台です。大瀬崎灯台は美しい夕陽が見れるスポットとしても有名で、福江島を訪れたら東シナ海に沈む夕陽はぜひ見るべき景色といえるでしょう。

福江島は江戸時代からたつ教会など、おすすめの観光スポットが満載です。その中でもおすすめの観光スポットを厳選して紹介していきます。

堂崎天主堂(どうざきてんしゅどう)は、五島列島に初めて建てられた天主堂です。五島列島の信仰の中心的な存在として役割を果たしていた堂崎天主堂は、長崎で殉職した26聖人の1人”ヨハネ五島”を記念して建てられた教会です。

ゴシック様式の赤レンガで建てられた教会は美しく、教会内には隠れキリシタンの歴史を展示する資料館があります。

教会の前には約6000年前に作られたとされる縄文時代の堂崎遺跡もあり、天主堂の見学のみではなく堂崎遺跡もぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

水ノ浦教会は、禁教令解禁後に建てられた教会の一つです。水ノ浦の入り江を望む丘に建っている白亜の教会は、1938年に老朽化のため鉄川与助氏の設計によって建て直されました。現在の教会は木造教会として五島列島最大の大きさとなっています。天井がコウモリ天井になっており、美しい色のステンドグラスが特徴的です。

教会の内部はもちろんですが、教会の裏手には隠れキリシタンが閉じ込められていた牢屋や聖ヨハネ五島の像もあり、かつてのキリシタンの受難の歴史を感じることができます。

水ノ浦教会の尖塔は青空にのびるように建っている美しい風景の美しさを写真に収めようと観光客も多く訪れています。

井持浦教会は、1895年(明治28年)にフランス人宣教師ペルー神父によって建てられました。五島島列島で初めてのロマネスク様式のレンガ造りの教会で、建てられた当時には井持浦集落以外にも、小舟を2時間以上も濃いで通う人々もたくさんいました。

日本初のルルドとされる井持浦教会は聖母出現の地フランスのルルドを模したもので、信徒たちが五島列島から岩石を集め祈りの場であるルルドの霊泉を完成させました。

フランスから取り寄せたルルドの奇跡の泉水が注がられ、洞窟には聖母マリア像も納められました。今でも全国から多くの巡礼者が訪れる信仰が厚い場所となっています。

鬼岳天文台(おんだけてんもんだい)は、空気が澄み切った五島列島の立地を活かし、島を訪れる人に美しい星空を見て欲しいという思いからオープンされました。口径60センチメートルのニュートン式反射望遠鏡は九州でも有数なもので、迫力ある星空をみることができます。

鬼岳天文台には、天体観測室のほか100インチのスクリーンで星座に関するビデオ放映を行っている研修室などの設備も充実しているので、宇宙について詳しくなれる魅力的な場所です。天文台への入館は完全予約制となっているので訪れる際には予約を忘れずにしましょう。

【料金】大人：300円、高校生：230円、中小学生：160円

美しい海に囲まれた五島列島には美味しい海の幸が味わえる人気のグルメスポットが満載です。福江島を訪れたらこれから紹介する、おすすめグルメスポットにぜひ立ち寄ってみてください。

いけす割烹 心誠は五島列島近海でとれる新鮮な食材を使用した料理を提供していきます。五島列島近海で獲れる新鮮な魚以外にも、五島牛や五島うどんなど色々な食を味わいという人におすすめです。

店内はテーブル席、カウンター、座敷といった席があるのでファミリーで訪れてもゆっくりと食事をすることができます。ランチタイムでは定食や丼ぶりものが中心ですが、夜には定食以外にも妻子未料理やコース料理なども注文することが可能となっています。

心誠で特におすすめの料理が、マグロやイカ、ホタテなどがこんもり盛られた”海鮮ちらし丼”と心誠名物の刺身や天ぷら、焼き魚などがぎっしりと詰まった”びっくり弁当”です。

ランチもディナーでも来店ができメニューも豊富なので島民からも親しまれている店となっています。

NEW パンドラは井持浦天主堂から車で1分ほどで行くことが出来る、長崎県認定の「地産地消こだわりの店」です。お店の見た目はファミレスのような雰囲気ですが、地産地消にこだわっている店なだけありメニューにもさまざまなこだわりがあります。

日本三大うどんの一つ「五島うどん」や、名物のうつぼ料理、タレが効いた鯛の刺身を乗せお茶をかけて食べる「鯛茶漬け」などが味わえるほか、ランチで食べれる定食は五島名物が満載となっているので井持浦天主堂へ行ったあとのランチに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

福江島観光に訪れたら日帰りで長崎市内のホテルに宿泊もよいですが、美しい景色をみることができる福江島に宿泊してみてはいかがでしょうか。普段の忙しさを忘れゆったりとした時間を過ごすことができ、癒されること間違いないことでしょう。

五島コンカナホテルは、鬼岳のふもとにあるホテルです。その広さは約2万坪という広さの中には、ホテル以外にも天然温泉や極上のリラクゼージョン施設、純五島産のワインが楽しめる「五島ワイナリー」があります。

自然を体感し、太陽の光に包まれて、幼いころに戻ったようにひろびろとおもむくままにに過ごしてほしいというコンセプトのコンカナホテルは、五島島でも上質なリラクゼーションを体感することができます。

福江港から徒歩7分と便利なロケーションにある「福江島カンパーナホテル」は、最上階に鬼岳と五島灘を望むことが出来る展望大浴場があり、夜景と温泉に癒されることができます。客室からは西海国立公園の海や自然を眺めることができ、美しい景色に旅の疲れを癒すことが出来ます。 

ホテル内にある、食事処「椿茶屋」では、囲炉裏端で新鮮な海の幸など五島の郷土料理を味わうことができます。

島の宿 ごとう屋は、リーズナブルな価格で安らぎを提供するとコンセプトとした島の宿です。部屋の種類は、シングル、ツイン、ファミリールームとあるので、一人旅でもファミリーでの旅でも利用することが可能です。

部屋によっては、風呂なしの部屋があるためその場合は大浴場を利用することとなりますので、利用する時に個室風呂を利用したい場合は注意して予約をしましょう。また、素泊まりの宿となるため食事は外で食べることになります。夕食や翌日の朝食を食べる場所も予め決めておくとよいでしょう。

ここでは、福江島へのアクセス方法について紹介をしていきます、福江島には長崎県などからの湾岸道路などがないため、フェリーや飛行機で向かい観光することになります。

福江島へのアクセスの方法の一つがフェリーでのアクセスとなります。フェリーでは、佐多保港から福江港まで高速船で約2時間、長崎港から福江港までは高速船で約1時間50分、フェリーでは約3時間30分です。博多港から行く場合はフェリーで約8時間30分でのアクセスとなります。

飛行機で福江島にアクセスする場合は、各地から福岡空港もしくは長崎空港へまずは行くことになります。福岡空港から五島つばき空港までは約40分、長崎空港から五島つばき空港へは所要時間約30分となります。

福江島は五島内で一番大きい島なので効率良く各観光スポットを回る場合はレンタカーがおすすめです。五島市では電気自動車をレンタカーに導入しており、レンタルする時にはガソリン車から電気自動車かを選ぶことができます。

島内には路線バスもありますが、本数が多くないので免許を持ってない人や車の運転が苦手な人はタクシーや観光ツアーを利用することをおすすめします。

福江島は、世界遺産にも登録されている五島列島最大の島であり、自然豊かな景色と、美しい教会や江戸時代からの歴史などを感じることができる見どころが多い観光スポットです。普段ゆっくりできないという人は福江島を訪れて観光をして、喧騒を忘れた時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。