終わらない葬式の家とは？茨城にある場所や由来･遺影の真相を紹介

地元では有名な心霊スポットとして知られる「終わらない葬式の家」は、普通の住宅の中にある廃墟です。地元住民もあまり近づかないという「終わらない葬式の家」とはどんな家なのでしょうか。

茨城県土浦市にある「終わらない葬式の家」は、噂によると昭和58年以降に廃墟になったのではないかと言われている心霊スポットです。常磐自動車道の桜土浦ICから車で約10分ほどのところにある廃墟で、住宅の中で一軒だけ異様な雰囲気を醸し出しています。

2階建ての大きな一軒家ですが、1階の入り口や窓には木板で外部からの侵入をふさいでいる様は、不法侵入者の防止のためなのかは不明ですが、不気味さを増幅させています。

かつては、住居だったのか別荘だったのかは分かりませんが、廃墟内に置かれている工芸品やブランコ、絵本や人形などを見るととても裕福な方が所有者だったのではないかと想像できます。

この「終わらない葬式の家」は、どのような場所でどのような恐怖体があるのかご紹介していきます。

茨城県の廃墟として有名な「終わらない葬式の家」は、霊を見た！とか、声を聴いた！などの心霊スポットとしての噂は少なく、廃墟として興味深いスポットと言えるでしょう。

茨城県土浦市にある「終わらない葬式の家」は、「権東の家」や「荒川沖の廃墟」とも呼ばれていますが、実際には荒川の中にある廃墟です。

「終わらない葬式の家」には、人気YouTubeｒのフィッシャーズも訪れていて、その時の動画をYouTubeにアップしています。その動画の中でも地元の方からの聞き込みをしていましたが、心霊スポットとしての噂話を聞くことができませんでした。

心霊スポットとして有名な「終わらない葬式の家」ですが、体験談があまりないという事はそれはそれで気味が悪いです。

しかし、フィッシャーズは、廃墟の中には入らずに外からの検証でしたが、「終わらない葬式の家」の内部を撮影したYouTube動画があり、見ていくと霊らしきものが映り込んだりしているものがいくつかありますので、心霊スポットとしては興味深いですね。

それでは、なぜ廃墟が「終わらない葬式の家」と呼ばれるようになったのかをご紹介します。

「終わらない葬式の家」と呼ばれる廃墟の2階には、かつて、黒いリボンがかかった老婆の遺影があったそうです。お葬式の最中に何かが起こり遺影を残したまま家人は姿を消してしまったという。

この老婆の遺影があるという事は、まだお葬式は続いていてこれからも終わることがない。という意味合いで「終わらない葬式の家」と呼ばれるようになりました。

とても不気味な名前ですね。

「終わらない葬式の家」の名前の由来になった遺影は、いつの頃からかなくなってしまったようです。家人が持ち帰ったのか、別の侵入者が持って行ったのかは不明ですが、現在は噂の遺影を見ることはできません。

その遺影の存在を示す証拠が何も残っていないのもミステリー感があり、心霊好きの人達の想像を駆り立てる要素が盛り込まれているのが、心霊スポットになりえる所以でしょう。

「終わらない葬式の家」の真相は、今のところ分かっていないのが実情です。しかし、廃墟に残された品々は、繊細な造りの工芸品や外国製の人形、そして一般社団法人「ジャパンケネルクラブ」（犬の血統書を発行している機関）のトロフィーなどから家人の裕福な生活が覗えます。

一体、この家で何があったのか、どうして廃墟になってしまったのか。とても興味深いスポットではあります。

「終わらない葬式の家」の噂の要因となった遺影は、葬式の最中であるという解釈のもとに成り立っています。しかし、その遺影が存在しない今となっては、噂の域を出ません。

遺影は本当にあったのか、もし、あったとしたら誰が持ち出したのか。もし、興味本位で赤の他人が持ち出したのなら、その遺影をどうしたのか。考えれば考えるほど謎が深まり不気味さが増します。

茨城県で知られる心霊スポット「終わらない葬式の家」は、2階建ての大きな一軒家ですが、今の持ち主が行方不明であるという噂があります。

他の廃墟となっている場所も、持ち主が不明のところが多くそのまま老朽化が進み、いつしか心霊スポットになってしまった。という流れが多いですが、中には持ち主が分かっているのに、解体費用が掛かるためそのまま放置されてしまったものもあります。

そのため、「終わらない葬式の家」の持ち主が分からないので行方不明として噂になってしまったといえます。もしかしたら、「終わらない葬式の家」の持ち主は、どこかに存在しているが、地元の方には知られていないだけなのかもしれませんね。

「終わらない葬式の家」の地元の人は、この場所で事故や事件があったという噂は知らないという方が多く、「終わらない葬式の家」にまつわるおどろおどろしい噂話はないといっていいでしょう。

「終わらない葬式の家」に関する事件・事故に関するものは、ほとんどと言っていいほど聞かれないので、その点は安心してもよろしいでしょう。

「終わらない葬式の家」を訪れると気分が悪くなるという噂がありますが、やはり廃墟には霊がつきやすいといわれますので、かつて「終わらない葬式の家」で事件や事故が起きていなかったとしても、霊が全く存在しないという保証はありません。

したがって、心霊スポットが苦手な人は、現場の雰囲気に飲み込まれ気分が悪くなることがあるでしょうし、霊感がある方が、何かを感じてしまうという事があるかもしれません。

したがって、「終わらない葬式の家」も興味本位で立ち入らないことをおすすめします。

茨城県の心霊スポット「終わらない葬式の家」に行ってみたい！という方がいるとしたら、いくつか注意していただきたいことがあります。

まず、「終わらない葬式の家」の周りには普通に生活をしている住民の方がいますので、深夜に訪れて騒いだりすることがないようにしてください。特に、複数で行かれるときには、住民の方への配慮をお願いします。

次に、「終わらない葬式の家」は、廃墟になって40年近くになります。そのため、老朽化も激しく建物の中に入るのはとても危険です。そして、中に勝手に入ることは不法侵入にもなりますので、外から見るだけにとどめるのが無難でしょう。

住民の方への配慮とご自身の身の安全を考えて行動してください。

茨城県にある心霊スポット「終わらない葬式の家」は、いかがでしたでしょうか。「終わらない葬式の家」にまつわる噂話も他の心霊スポットに比べると少なく、それがまた不気味だと言う人もいます。

しかし、廃墟には、真実かどうか不明な話が噂として広まりやすい傾向にあります。そこで、その噂が真実かどうかを確かめたくなる人間の心理を突いてしまうのです。

心霊スポットに興味のある人には興味深い「終わらない葬式の家」ですが、くれぐれも中には入らずに外から検証していただきたいです。

「終わらない葬式の家」は、霊現象に関する体験談はあまり聞きませんが、老朽化が進んだ廃墟のため床も柱ももろくなっています。そのため、いつ崩壊するか分からない状態ですので、危険な心霊スポットと言えるでしょう。

「終わらない葬式の家」に興味本位で行かれるときは、中には入らづに外からの検証を強くお勧めします。自身の身の安全のためにも気を付けてくださいね。