ハワイの治安は安全?悪い?ホノルル旅行で犯罪など注意すべき点も紹介
ハワイは人気観光地であり、多くの観光客で賑わっています。ハネムーンで訪れたい場所でもあり、憧れを抱く人も多いでしょう。そこで心配すべきは治安です。ハワイの治安は安全と認識することができますが、注意点も多々あります。治安情報や安全な旅行のコツをまとめました!
目次
ハワイは安全?旅行前に知っておきたい治安状況
ハワイは、世界的に見ても治安が安定しています。そのため、旅行に訪れると、ハワイの安全さを実感することができるでしょう。しかし、ハワイでは銃を使った事件もあれば、観光客が巻き込まれたトラブルもあります。
安全の中に潜む危険があるのがハワイです。ハワイを旅行する人が多い一方で、トラブルの発生率が高まることも考えられます。
今回は、ハワイの治安や危険情報、安全に旅行するための秘訣などについて紹介します。観光客が遭いやすいトラブルは旅行前に把握しておきましょう!
ハワイとはどんな国?
ハワイは南国リゾートです。1つの国ではなく、アメリカ合衆国に属してるハワイ州がハワイです。8つのメイン島があり、ハワイ島、マウイ島、カウアイ島、ラナイ島、オアフ島、モロカイ島、カホオラウェ島、ニイハウ島に分かれています。
人口は130万人を超え、州都はホノルルで最大都市もホノルルです。ハワイ州に住む人の半数が無宗教であり、キリスト教や仏教、ユダヤ教などを信仰している人もいます。
ハワイはアメリカ合衆国ですが多民族でありアジア人も多くいます。中でも、日系人が多く、日本人移民も増えています。
ハワイの言語は?
ハワイでは、英語やハワイ語が使われます。英語の理解ができると困らないでしょう。また、日系人がいることから日本語が通じることもあります。ワイキキあたりでは、日本語が通じやすいでしょう。
英語が主に使われてもハワイ語が飛び交うことがあります。例えば、こんにちはの「アロハ」やありがとうの「マハロ」おいしいの「オノ」などです。
ハワイの通貨は?
ハワイの通貨はアメリカドルです。2019年11月現在、1ドル約109円です。アメリカドルは、世界情勢に左右されやすい特徴があります。大統領の発言やGDPの発表などで変動が起きることがあります。
ハワイでは、チップの文化があるので、サービスを受けたときにチップの支払いがあることを覚えておきましょう。アメリカドルは、日本国内でも両替が可能です。
ハワイは治安が良くて安全?
2019年現在、外務省発表によるとハワイの治安は安定しています。危険レベルがついてる島はありません。そのため、治安が悪いとは言えず安全な旅行ができる可能性が高いでしょう。
ただ、ビーチが多いため高波などの災害には注意が必要です。また、治安が良いと言われながらも日本にいては遭遇しない犯罪も多々あります。
気をつけることで、事件に巻き込まれずに旅行できるので安全ですが、日本にいるときの気持で過ごしたり、リゾート地に来たときの興奮が続くと危険です。
ハワイで注意したい犯罪の多いエリア
全体的に安全と言われるハワイでも、犯罪発生率が高いエリアが存在しています。観光客が多く人気のエリアも含まれているため、どこで犯罪が発生しやすいのか把握しておきましょう。
ハワイに行く前に、ガイドブックやネット情報で行きたい場所をピックアップするときに、治安情報も合わせてチェックすることをおすすめします。
ワイキキやホノルルなど、ハワイでの観光スポットは多々あります。行きたい場所周辺の治安は見ておきましょう。特にワイキキやホノルル周辺の治安は要チェックです。
ワイキキ
ワイキキは、綺麗なビーチに誘われて観光客が密集しているエリアです。一見、安全しかないように感じますが、観光客狙いの強盗事件が多発しています。
また、ドラッグの売人や使用者もいます。さらには、写真撮影による詐欺にも注意してください。ハワイは全体的に治安維持に力を入れています。
観光名所のワイキキでさえ、強盗などの危険な犯罪があることは知っておくべきでしょう。拳銃をつきつけられた強盗などのように銃社会のアメリカを感じさせる部分もあります。
チャイナタウン
安全と言われるハワイの中でも、最も危険なエリアの1つと噂されるのがチャイナタウンです。中国系の在住者が多くいます。ここでは、ドラッグの売買が行われていて、目撃する観光客も少なくありません。
他のエリアに比べて、物価が安いので観光でも人気があります。しかし、酔っ払っているホームレスも多く、ホームレスによるたかりも行われています。
夜は特に治安が悪いエリアになるので、夜間の出歩きはやめたほうがいいでしょう。
ダウンタウン
ビジネスの雰囲気が漂っているのがダウンタウンです。カメハメハ大王の像や、ハワイ出雲大社などがあり観光にも人気があります。しかし、ビジネス街なだけあって平日に比べると休日は人がいません。
ホームレスや物乞いをする人が出没したり、夜には酔っ払いもいるエリアです。昼と夜の雰囲気がまるで違うので、特に夜の治安には注意すべきエリアです。
さらにダウンタウンはギャングが集まる場所でもあり、銃を使った犯罪やナイフを使った犯罪などのように武器を使用したトラブルも多く起きています。
クヒオ通り
ワイキキにあるクヒオ通りは、現在は綺麗なレストランやホテルが立ち近代的なエリアの雰囲気を持っています。しかし、昔は夜の街のイメージが強く、お酒を提供するお店や異様な空気感のお店が多々ありました。
その影響で、現在でも夜になると危険があると言われています。場所によっては、昔の名残を残していたり人がいなかったりと賑わっている場所と治安の格差を感じるでしょう。
クヒオ通りは、夜間や一人歩きはしないようにしてください。また、細い道に迷わないようにも注意しましょう。
カラカウア通り
ワイキキのメイン通りなので何度も通るエリアでしょう。人も多く警察もいるため安全に見える通りでもあります。昼間は、警察の目や人の多さから犯罪が起きやすいとは言えません。
しかし、夜になるとスリやひったくりの犯罪が増えます。また、ホームレスがいたり、酔っ払いがいたりと治安が一気に悪くなったと感じるでしょう。
時には、売春婦や薬物も持った人物がいることもあります。また、募金詐欺も行われています。この募金詐欺には、昼でも注意してください。
カイルア
カイルアには、カイルアビーチやアメリカ1の美しさと言われるラニカイビーチがあります。このエリアで気をつけるべきことは、ビーチにおける窃盗です。
ビーチで遊んでいたところ、荷物を全て盗まれたり、サイクリング途中にひったくりに遭う被害が起きています。
カイルアは、高級住宅街があるため安全と思われていますが、ひったくりが多発しているので気をつけましょう。
タンタラスの丘
ハワイの景色を一望しようとやってくる観光客が多くいます。特に夜景が素晴らしく、ロマンチックで定評があります。ここでは、車で訪れる観光客が多いでしょう。
そのため、車上荒らしが多発しているのです。また、ナイフで脅す強盗被害に遭遇した観光客もいます。夜景メインで行きたい場所ですが、夜の治安がかなり不安視されています。
ハワイでの旅行者をターゲットにした犯罪
観光業が大事な収入源となるハワイでは、治安が比較的良く、日本人芸能人も多く訪れています。しかし、旅行者をターゲットに犯罪をする人物がいることも確かです。
ハワイの犯罪件数は増加傾向にあります。治安が悪いと評価されるとハワイを訪れる人が減るため、ハワイは治安に対する意識が高いと言えるでしょう。
それでも起きてしまう観光客を狙った犯罪の種類について紹介します。
強盗
ハワイの犯罪の中でも多いのが強盗です。街中で急にナイフをつきつけられて貴重品を奪われる強盗や深夜の路上で強盗に遭ったという日本人観光客もいます。
また、宿泊先のホテルまで尾行され、部屋に入ろうとしたところ一緒に入ってきた人から強盗されたり、ノックされたドアを開けたら強盗されたという被害もあります。
強盗の手口が1つではないので気をつけてください。また、田舎だけでなくホノルルやワイキキなどでも強盗は起きています。
暴行
観光中に声をかけられた男性についていったところ暴行を受けた日本人観光客がいます。
また、日本人家族が、公園のトイレに入ったところ暴行され、大きな怪我を負った事件もありました。男性が暴行されているのに気づいた女性がかけよると、女性も首を絞められたという危険な事件です。
さらに、ハワイで働く日本人女性が知人の未成年少年を暴行したという事件もありました。これは、未成年の少年が嘘をついていたものと言われています。このような形で暴行事件に巻き込まれた人もいます。
置き引き
ビーチに置いた荷物や、フードコートの座席確保に置いた荷物が置き引きの被害に遭ったという事件は多発しています。ホテル内でも油断は禁物で、いつの間にか置き引きされていることもあります。
日本人被害者も多く、気を緩めているところを狙われたのでしょう。治安が悪いという話の前に、観光客の危機感が薄れたところで起きている事件でもあります。
車上荒らし
レンタカーで観光に行き、車の中に貴重品を置いたままにしていたところ金品が盗まれたという被害があります。駐車場に停めている間に狙われているのです。
また、ホノルルにはアラモアナショッピングセンターがあります。観光客で溢れていますが、ここで購入したブランド品などの高価な商品を車に入れておくと車上荒らしに遭うことがあります。
さらには、トランクに貴重品を入れているところを見られ、車を離れると荒らされて盗まれたという事件も起きています。
女性への性犯罪
治安が悪いと思えないハワイでは、女性に対する性犯罪が起きています。セクハラ被害があったり、無理矢理飲酒を勧められて相手のアパートに連れていかれて強姦された被害もあります。
また、連絡先をしつこく聞いてきた挙句に体を触られた人もいます。性犯罪だけでなく、日本人女性を狙った結婚詐欺もあります。結婚詐欺の多くが金品を狙っているものです。
ハワイへ旅行する際の注意点
ハワイは治安が悪いエリアもありながら、多くの場所で安全に楽しむことができます。ただ、治安が悪い場所やホノルルなどの都市で犯罪が起きているのも事実です。
ハワイは、一度だけではなく何度も訪れたい楽園のイメージもありませんか?何度来ても良いリゾート地だと感じるためにも、ハワイを旅行するときの注意点を把握しましょう!
親切な人を信用しない
陽気な雰囲気もあり、ノリが良いハワイの人々には心も次第に開いてくるものです。しかし、親切そうに近づきながら犯罪のタイミングを狙っている人もいます。暴行や強姦などの犯罪に巻き込まれることがあるので相手を信用しないでください。
女性の単独行動や、女性だけの行動をしている場合は、現地の男性が色んな目的で話しかけてくることもあるでしょう。女性は特に相手に心を許さないことです。
荷物から目を離さない
ハワイに行くと、治安が悪いとはなかなか感じないでしょう。むしろ、日本人も多いので安心してしまうはずです。そのため、日本にいるときのように荷物への警戒心が薄れます。
どこに行くにも、必ず荷物と一緒に行動してください。貴重品を入れたバッグとは特に離れないようにしましょう。
車に荷物を置かない
車上荒らしの被害が多発しているハワイでは、ホノルルのスーパーで車上荒らしに遭ったとか、ビーチパークやハイキングスポットで車上荒らしに遭ったという被害があります。
車上荒らしの対策は、とにかく車に荷物を残さないことです。ショッピングで荷物が多くなった場合は一度ホテルに戻って全ての荷物をホテル内の安全な場所に持っていくべきです。
ホノルルのダイアモンドヘッド付近で車上荒らしに遭った日本人もいます。どこでも車上荒らしがあると思いましょう。ハワイでは、車の中を安全な場所と思わないことです。
夜は出歩かない
夜になるとハワイは治安が悪いと感じることが多くなります。最近のハワイは、ホームレスが増えていることも懸念されています。
夜はホームレスやギャング、犯罪者などがウロついています。夜に出歩いている観光客はトラブルに巻き込まれることがあるでしょう。
女性は集団でも夜のハワイはウロつかないことをおすすめします。性犯罪で狙われる可能性があります。
女性は一人で行動しない
ハワイでも女性の一人行動は危険です。一人でいると目立ちますし、声をかけやすいと思われます。実際には、女性の一人行動を見ることもあるでしょう。
しかし、日本人女性で仲良くなった現地の夫婦についてくと監禁された挙句に強姦までされたという事件も起きています。一人行動はしないことに加えて、誰かについていかないことも肝に銘じましょう。
ビーチや公園の公共トイレに注意
ビーチや公園のトイレでは、現地の人が違法薬物をしている可能性があります。その現場に遭遇したために暴行を受けた事件がありました。
公衆トイレは危険なので使わずに、ホテルのトイレやレストランやカフェのトイレを使いましょう。
ハワイの治安を把握して楽しい旅行にしよう!
ハワイは、芸能人や富裕層が別荘を購入するぐらい過ごしやすい場所です。治安も比較的良く、日本語が通じやすいことから、ハワイでの不自由さはそんなに感じないでしょう。
しかし、ハワイでは治安が悪いエリアも凶悪な犯罪も起きています。安心しきった旅行ではなく、注意力を高めた上での楽しい旅行にしてください。