"ヘルシンキ・ヴァンダー空港の乗り継ぎ(トランジット)時間は? "
日本から1番近いヨーロッパの空港、ヘルシンキ空港!日本からヘルシンキ間は、約10時間で行くことができます。空港が小さく、初めての方でもスムーズに乗り継ぎができるヘルシンキ空港です。おすすめのショップも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
フィンランドの空港「ヘルシンキ・ヴァンダー空港」について紹介
ヘルシンキ・ヴァンダー空港は、第1ターミナル「シェンゲン協定エリア」と第2ターミナル「シェンゲン協定非加盟国エリア」2つのエリアに分かれています。シェンゲン協定とは、加盟している国家間において出入国なしで国境を超えることを許可している協定です。
シェンゲン協定加盟国は、現在26か国です。日本は、シェンゲン協定非加盟国なので、ヘルシンキにて必ず出入国が必要になりますね。
シェンゲン協定エリア | ターミナル1 | ゲートNo5-31 | シェンゲン協定国発着便 |
---|---|---|---|
シェンゲン非協定エリア | ターミナル2 | ゲートNo32-55 | 非協定国発着便(日本発着便など) |
シェンゲン協定加盟国一覧
ベルギー | ドイツ | フランス | ルクセンブルク | オランダ |
スペイン | ポルトガル | イタリア | オーストリア | ギリシャ |
デンマーク | フィンランド | アイスランド | ノルウェー | スウェーデン |
チェコ | エストニア | ハンバリー | リトアニア | ラトビア |
マルタ | ポーランド | スロバキア | スロベニア | スイス |
リヒテンシュタイン |
ヘルシンキ・ヴァンダー空港の乗り継ぎ時間と流れについて
ヘルシンキヴァイダー空港には、たくさんの運航便が発着しています。日本→ヘルシンキ間は、フィンランド航空や日本航空など毎日運航しているので、空港内にはたくさんの日本人がいます。
それでは、乗り継ぎの流れを紹介します。
日本からヨーロッパ各地へ行く場合
それでは、日本からヘルシンキ空港乗り継ぎにてヨーロッパに行く場合の乗り継ぎ方法を説明します。分かりやすい空港なので、初めての方でもスムーズに乗り継ぎができます!
日本発着便は、ターミナル2に到着します。荷物検査と入国審査では、パスポートと航空券が必要です。
- 降機(徒歩・またはバスにてターミナル建物へ移動)
- 「Transfer」の表示に沿って進む
- 荷物検査※液体物は、100㎖以上は持ち込み禁止
- 次のフライトのゲートNoを確認
- 入国審査※有人カウンターもしくは自動化ゲートを利用(日本のパスポートでICチップが入っているもののみ)
- 搭乗
最低乗り継ぎ時間
なんと、最低の乗り継ぎ時間は40分です!ヘルシンキ・ヴァンダー空港は小さく移動がしやすいことが1番の理由です。
最低の乗り継ぎ時間は40分ですが、心配な方やお買い物したい方は乗り継ぎ時間を1時間や2時間前にしましょう。
ヨーロッパ各地から日本へ行く場合
それでは、ヨーロッパ各地から日本へ行く場合の流れを紹介します。日本からヨーロッパへ行く流れとは、少し違うので事前に確認しておきましょう!
- 降機(徒歩・またはバスにてターミナル建物へ移動)
- 次のフライトのゲートNoを確認
- 出国審査※有人カウンターもしくは自動化ゲートを利用(混雑していることが多い)
- モニターにて再度、ゲート確認
- 搭乗
「日本→ヘルシンキ」と「ヘルシンキ→日本」とでは、1つ違いがありますね。それは、「ヘルシンキ→日本」の際には、セキュリティーチェックが無いことです!
なので、出発空港にて、液体物を気にせず購入することができます。ヘルシンキ空港の出国審査にて、待つことが多いですが、状況を見ながら有人カウンターもしくは自動化ゲートのどちらが良いか選びましょう。
最低乗り継ぎ時間
最低乗り継ぎ時間は、40分です。ただ、ヨーロッパ発の便は出発が遅れることが多いので、1時間~1時間半の前のフライトをおすすめします。
ヘルシンキ・ヴァンダー空港で乗り継ぐ時のポイント
それでは、空港での乗り継ぎ時をスムーズにできるように事前にポイントを頭に入れておきましょう!注意点も紹介するので、出発前に参考にしてくださいね。
出発する空港で乗り継ぎの搭乗券が受け取れる
日本の出発空港にて、「日本→ヘルシンキ」の航空券、そして「ヘルシンキ→目的地」、合計2枚の航空券を受け取ることが可能です。乗り継ぎの空港にて搭乗券を発行してもらう手間が省けますね。
チェックイン時に、2枚の航空券が発行されているか確認をしましょう。
※使用する航空会社が、違う場合は「日本→ヘルシンキ」の航空券しか受け取れないことがあります。航空会社が違う場合は、使用する航空会社に事前に連絡を取り確認をしましょう。
預けた荷物は引き取る必要なし
空港に到着して、面倒なのが預けた荷物の受け取りですね。海外の空港だと、預けた荷物がターンテーブルに届くまで、30分ほど待つことも多いです。
ですが、ヘルシンキ空港に乗り継ぎ時に、預けた荷物は受け取る必要がないです!なので、預けた荷物は気にせずに乗り継ぎをすることができます。
※出発空港でのチェックイン時に、念のため荷物はそのまま目的地に行くのか確認をしましょう。
機内で乗り継ぎ便の出発ゲートの確認ができる
ヘルシンキ空港に到着する前に、機内のモニターにてヘルシンキ発のフライトのゲート一覧が表示されます。このモニター表示は、到着する前のみになるのでヘルシンキ空港に着陸準備のアナウンスが流れた頃に、モニターを確認しましょう。
※ただし、出発ゲートが変わることもあるためヘルシンキ空港に到着したら、空港のモニターにて再度出発ゲートを確認しましょう。
乗り継ぎのフライトに間に合わないかも!
ヘルシンキ空港に予定している時間より到着が遅れている場合は、飛行機の中で焦ってしまいますね。そんな時は、まず機内にいるフライトアテンダントに乗り継ぎがあることを伝えておきましょう!
次のフライトに、遅れている情報を伝えてくれる場合があります。そして、到着したらセキュリティーを受ける場所にいるスタッフに乗り継ぎ時間がないことを伝えましょう。
時間がない場合は、優先してセキュリティーチェック、そして入国審査を受けることが可能です。
ヘルシンキ空港にあるおすすめショップ
空港での楽しみの1つは、お買い物ですね。ヘルシンキ・ヴァイダー空港にはフィンランド発の可愛いブランドショップが多いです。
これからヘルシンキ空港にあるおすすめのショップを紹介します。お買い物を楽しみたい場合は、乗り継ぎ時間を2時間ほど取ることをおすすめします。
人気ブランド「marimekko(マリメッコ)」
フィンランドの有名ブランド、「marimekko(マリメッコ)」!1951年、創業者アルミ・ラティアによってつくられたマリメッコは、世界中で人気です。
フィンランド語で、「マリちゃんのドレス」という意味の可愛い名前です。日本でも購入出来ますが、フィンランドだと安く購入できるのでマリメッコファンにおすすめです。
空港には、2店舗あります。シェンゲン協定エリアの方が広く商品も多いのでゲートNo27付近にあるマリメッコがおすすめです。
場所 | 営業時間 | ホームページ | |
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マリメッコ(シェンゲン協定エリア) | ゲートNo27付近 | 5:00-23:00 /(土曜日のみ)5:00-21:00 | |
マリメッコ(シェンゲン非協定エリア) | ゲートNo40付近 | 6:30-23:30 |
フィンランドのお土産におすすめ「FineFood(ファインフード)」
フィンランド産の美味しいスモークサーモンや、可愛いムーミンのお菓子グッズを購入することができる「FineFood(ファインフード)」!ムーミンの絵が描かれた缶に入ったクッキーが置いてあり、大人気商品の1つです。
また雑貨やお菓子以外にも、可愛い食器やマグネットなどの雑貨も販売しているので、欲しいものが必ず見つかる場所です。空港には、3店舗ありますがゲートNo29付近にあるファインフードが1番大きくおすすめです。
ファインフード(シェンゲン協定エリア) | 場所 | 営業時間 | ホームページ |
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ファインフード(シェンゲン協定エリア) | ゲートNo29付近 | 5:00-23:00 / (土曜日のみ)5:00-21:00 | |
ファインフード(シェンゲン協定エリア) | ゲートNo19付近 | 5:00-23:00 / (土曜日のみ)5:00-21:00 | |
ファインフード(シェンゲン非協定エリア) | ゲートNo37-39付近 | 6:30-23:30 |
免税店「Duty Free(デューティ フリー)」
有名ブランドの化粧品などを販売している「Duty Free(デューティ フリー)」!好きなブランドの化粧品やお酒などを購入することができます。
チョコレート好きな方におすすめなのが、フィンランド発のチョコレート「Fazer(ファッツェル)」です。海外のチョコレートは、日本人にとって甘すぎることが多いですが、ファッツェルチョコレートは、程よい甘さでまろやかなので日本人のお土産にとても人気です。
場所 | 営業時間 | ホームページ | |
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Duty Free(シェンゲン協定エリア) | ゲートNo13付近 | 5:00-20:30 / (水)5:00-21:00 / (金)5:00-21:3 / (土)5:00-19:00
| |
Duty Free(シェンゲン協定エリア) | ゲートNo22付近 | 5:00-23:00 / (土)5:00-20:30 | |
Duty Free(シェンゲン非協定エリア) | ゲートNo40付近 | 6:30-23:30 |
ヘルシンキ空港から市内へ行く方法
ヘルシンキ・ヴァンダー空港にて乗り継ぎ時間がある場合は、市内へ観光に行くことができますね。空港から市内まで移動がしやすく、最短で30分で行くことができます。
フィンランド・ヘルシンキには、ヘルシンキ大聖堂やフィンランド国立美術館など観光も楽しめる場所です。これから、ヘルシンキ・ヴァイダー空港からヘルシンキ中央駅までの行き方を紹介します。
電車をバスで行く方法を紹介するので、どちらが良いか参考にしましょう。
電車で行く場合
2015年、ヘルシンキ・ヴァイダー空港からヘルシンキ中央駅間の電車が開通しました。乗り換えもなく、直通で行けるので初めてでも分かりやすいです。
電車を使うメリットは、料金が安く所要時間も約30分と短いところです。日本の電車より分かりやすいので、スムーズに使用することができます。
電車を使うデメリットは、到着ロビーからホームまで約5分歩くことです。なので、スーツケースや大きい荷物を持ちながら移動しなければいけません。
それでは、ヘルシンキ・ヴァイダー空港からヘルシンキ中央駅までの電車の流れを紹介します。
- 到着ロビーにて「Railway Station」という表示に沿って歩く(約5分)
- 「HSL」と書かれた水色のチケット販売機にて、乗車券を購入する
- 英語を選択
- 1日券の場合、Singl Ticket を選択し、支払い(4.60Euro)
- 1日券の場合、Day Ticket を選択→日数選択→支払い(1日券 / 12Euro)
- ホームにて乗車
- 日本の様に改札はないので、チケットを購入したらそのまま電車に乗りましょう
バスで行く場合
それでは、バスで行く方法を紹介します。フィンエアーが運行しているフィンエアーシティーバスは、空港からヘルシンキ中央駅間を行き来しているバスです。
バスを使うメリットは、到着ロビーからバス出発ホームまで近いことと、スーツケースはバスの荷物置き場に置けるので荷物の心配をしないことです。そしてのんびり景色を見ながら、市内へ行くことができます。
バスを使うデメリットは、料金が電車に比べ高いことです。また、通常だと約30分で到着しますが、道路状況により時間がかかることがあります。
それでは、フィンエアーバスに乗車する流れを紹介します。事前に乗車券をオンラインにて購入できるので、バスに乗車するという方は、オンラインにて購入しましょう。
オンライン購入の場合は、1回券が10セントですが安く購入できます。
オンライン購入:フィンエアーシティーバス オンライン購入
ルート確認:フィンエアーシティーバス ルート
- ターミナル2の到着ロビー出てすぐのバス停へ
- バス乗り場「10番」にてバスを待つ / 行き先に「CITY BUS」と表示
- バスが来たら、運転手に乗車料金を支払う
- 1回券 6.90Euro / 往復券 12.60Euro (0-6歳は無料 / 6-16歳は、半額)
ヘルシンキ空港での乗り換えはこれで安心!
ヘルシンキ・ヴァイダー空港の乗り継ぎについて紹介しました。これを読んで空港へ行けば、スムーズに乗り継ぎができます。
空港にあるフィンランド発の可愛いお土産を探したり、時間がある場合は空港だけではなくヘルシンキ市内観光を楽しめますね。
ヘルシンキ・ヴァイダー空港での滞在を楽しみましょう!